updated: 2024
社員旅行の面白い企画21選!目的・効果・ポイントも紹介
「社員旅行って、ひと昔前の社内イベントじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、社員旅行は社内イベントとして根強い人気を誇っています。
産労総合研究所の「2020年 社内イベント・社員旅行等に関する調査」によると、社員旅行を実施している企業の割合は27.8%と余暇・レク行事の中では最も実施率の高い社内イベントです。新型コロナウイルス感染症や景気などの影響を受けて、一時整理・縮小した企業もあるかもしれませんが、社会情勢が落ち着いてきた今、改めて社員旅行の実施を検討しているところも多いのではないでしょうか。
チーム力やエンゲージメントを高める機会でもある社員旅行ですが、その意義がうまく理解してもらえず「会社の人と旅行にいきたくない」と考える人も少なくないようです。「社員旅行の幹事になったけど、社員が参加してくれるか不安」とお悩みの幹事の方も多いのではないでしょうか。
社員旅行に意義を感じてもらうためには、明確な目的を決めて、それを社員に共有する必要があります。そして、目的に沿った企画を立てることで、社員の満足度をアップさせることができるのです。
この記事では、社員旅行の目的や効果と、それぞれの目的に合った面白い企画、幹事さんがすべきこと、企画のポイントを紹介していきます。
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社員旅行の目的とは
社員旅行の目的は各企業によって様々ですが、明確に定めておくことでブレずに企画内容に反映できます。ここでは、4つの目的をご紹介します。
コミュニケーションの活性化
社員旅行では、職場とは違う環境にいるため、会話のきっかけを作りやすいでしょう。複数の部署を交えての交流会やレクリエーションを実施すれば、業務ではあまり関わらない人や他部署の人とも話す機会もでき、普段の仕事での業務連携もしやすくなります。
チームビルディング
最近の社員旅行のトレンドとなっているのが、「チームビルディング」を目的とした社員旅行です。チームビルディングとは、メンバーそれぞれが能力や個性を発揮し、チームとして最大限の成果を出すことを目指す取り組みのことです。
ただ目的地に行って観光するだけでなく、チーム制のアクティビティやゲームの時間を設けることで、チームビルディングの形成が期待できます。社員旅行におすすめのアクティビティはこの記事の後半でも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
人材育成
社員旅行に研修やトレーニングを盛り込むことで、人材育成をすることもできます。いつもとは違う環境に身を置くことで、参加者には集中力を維持してもらいながら研修に取り組んでもらえます。旅行先の施設なども生かせればアクティブな要素を盛り込むこともできるでしょう。
楽しみつつも何か学びを得られる社員旅行にしたいと考えている場合、研修やトレーニングを盛り込んだ社員旅行を実施するのも一つの手です。
健康増進・リフレッシュ
毎日の仕事から離れのびのびと過ごすことで、社員にリフレッシュの機会を与えるのも、社員旅行の目的の一つです。思い切って遠くの地に足を伸ばすことで、仕事とのメリハリをつけることができます。
くつろげる雰囲気の社員旅行にするには、旅行先の選定も重要です。人が殺到するような有名観光地ではなく、キャンプやバーベキューなどの自然を感じられるアクティビティを行ったり、体を動かすスポーツ大会を実施したりするのがおすすめです。
社員旅行の効果
社員旅行を行うことで、どんな効果が得られるのでしょうか。
社員同士の相互理解
長い時間を共にする社員旅行では、コミュニケーションをとる機会が多くなります。活発な交流を通して、これまで気がつかなかった上司や同僚、部下の新たな一面がみられることも。
コミュニケーションを円滑にし、互いをよく理解することは、業務の効率化にも繋がります。例えば、よくコミュニケーションをとっている間柄であれば、お互いの仕事の状況を確認してスムーズに仕事を依頼できるでしょう。また、相手の得意不得意を知っていれば、それに合わせた仕事を割り振ることができます。
帰属意識の醸成
社員旅行を行うことで、非日常な楽しい思い出を仲間と共有でき、組織への帰属意識が高まります。帰属意識が強くなると、「一緒に働く仲間や会社のために頑張ろう」という気持ちが芽生え、モチベーションがアップします。また、自分の仕事だけでなく他の人や会社全体の利益を考えた仕事ができるようになるでしょう。
普段の業務への還元
研修やチームビルディングアクティビティなどを社員旅行に組み込んだ際に得られるのが、学びを普段の業務に還元できるという効果です。会社の一大イベントである社員旅行と研修・アクティビティを結びつけることで、学んだことが印象に残りやすくなります。社員旅行中に学んだことをそのまま普段の業務に活かすことができるので、「楽しい」だけで終わらない、満足度の高い社員旅行となるでしょう。
人材定着
満足度の高い社員旅行を実施することで、愛社精神が養われます。「この会社が好き」という思いは働くモチベーションになるので、離職を防ぐ効果があります。また、海外での社員旅行やユニークな企画を取り入れた社員旅行を実施すれば、求職者に対しても「社員のことを大事にしてくれる企業」という印象を持たせることができます。社員旅行は、採用活動における大きなアピールポイントにもなるのです。
息抜きになる
ここまでは主に会社にとっての効果を紹介してきましたが、参加する社員が一番実感しやすい効果は、「気分転換ができる」ということです。社員旅行を企画する際は、つい目的や予算のことで頭がいっぱいになりがちですが、「どうすれば社員が楽しめるか」という視座も忘れないようにしましょう。
社員旅行に「行きたくない」理由とは?
ご紹介したように、さまざまなプラスの効果が期待できる社員旅行ですが、実際は、社員旅行に「行きたくない」と感じている人も少なくないようです。その理由は人それぞれですが、たとえば以下のような声がよく聞かれます。
- 会社の人と旅行に行きたくない
- 団体行動が苦手
- そもそも旅行が好きではない
- 宴会や余興がつらい
- せっかくの休日が潰れるのがもったいない
このように、社員旅行にネガティブなイメージを持っている人もいます。日程は土日祝を避ける、自由時間も多めにとるなど、社員旅行にメリットを感じてもらえるよう工夫してみましょう。
先ほどご紹介した産労総合研究所の「2020年 社内イベント・社員旅行等に関する調査」によると、社内旅行の参加率を向上させるために、行動内容を充実させたり(60.0%)、事前にアンケートを取ったり(47.5%)、コースを多様化したり(42.5%)、工夫を凝らしている企業が多いようです。
目的別!社員旅行におすすめの面白い企画
ここでは、先ほど紹介した社員旅行の目的別に、社員旅行におすすめの企画をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
コミュニケーション活性化
謎解き脱出ゲーム
謎解き脱出ゲームは、参加者が物語の主人公になりきり、チームメンバーと協力して謎を解いていくゲームです。謎をすべて解ききって脱出成功するには、チームワークが必要不可欠。コミュニケーションが自然と活発になるゲームです。
<謎解き脱出ゲームの特徴>
- 世間でも人気の脱出ゲームを社内研修として取り入れられる
- 協力や役割分担、リーダーシップが必要となり、自然なチームビルディング効果
- 比較的狭いスペースでも実施可能
株式会社IKUSAでは、様々なパッケージプランをご用意。戦国をテーマとしたチーム対抗戦の謎解き「燃え盛る本能寺からの脱出」や謎解きが苦手な人でも楽しめる「ある会議室からの脱出」、さらにはオリジナルのストーリーを制作するカスタムパッケージもあります。ご希望に応じて難易度や実施時間の調整も可能です。
オフサイトミーティング
オフサイトミーティングは、オフィスとは違った環境で行うミーティングのことです。普段と異なる環境に身を置いてリラックスした状態になり、率直な意見が生まれやすく、発言しやすくなります。また、環境を変えることは気持ちを切り替えることにも繋がり、集中力が増すと言われています。オフサイトミーティングをきっかけに風通しの良い関係性の構築を期待できます。
クイズ大会
あるテーマに沿ったクイズを出題し、チームで正解数を競うゲームです。規模の小さい会社であれば、社内メンバーにアンケートをとり、それを題材にしたクイズを実施すると盛り上がるでしょう。チームで話し合って答えを出すので、自然に会話を促せる企画です。豪華な景品を用意すれば、参加意欲もアップします。
ヒラメキクエスト
株式会社IKUSAが提供するヒラメキクエストは、旅行先の土地で謎解きを楽しめる周遊謎解きアクティビティです。LINEから送られてくる様々なミッションを、チームで協力してクリアしていきます。クエストの内容は、指定された地点へ移動する「体力の試練」、謎解きを行う「知力の試練」、チームで写真撮影を行う「協力の試練」の3種類。謎解きに挑戦しているうちに観光も楽しめるので、社員旅行とのシナジーは絶大です!
<ヒラメキクエストの特徴>
- 観光しながら取り組めるアクティビティをしたい
- 社員同士の交流を深めたい
- 健康増進につながるイベントを企画したい
大人気の「宝探し」をパッケージ化し、安価で導入できるよう工夫が凝らされたプランです。旅行先ならではのイベントとして企画すれば、コミュニケーション活性化が期待できるでしょう。
ご当地格付けバトル
株式会社IKUSAの提供する「ご当地格付けバトル」は、旅行先の名産品・グルメを味わいながら、一流の品を当てるゲームが楽しめる体験型アクティビティです。
ホテル、旅館の宴会場でも基本的には実施可能で、全員が一体となって楽しめるため宴会の余興にもぴったりです。プロのMCによる進行や、テレビでお馴染みの降格演出などで宴会を盛り上げます。
<ご当地格付けバトルの特徴>
- 旅行先だからこそ楽しめるゲーム内容
- 進行も企画も、経験豊富なプロにお任せできる
例えば旅行先が北海道であれば、一流は「毛がに」、ドボンは「カニカマ」など、その土地にちなんだ内容でゲームが進むので進むので旅行気分も高まります。社員同士のチームビルディングや関係構築につながる社員旅行の宴会企画をご検討中の方は、ぜひお問合せください。
キングオブラスベガス
キングオブラスベガスは、ルーレット、ブラックジャック、バカラ、ポーカーを楽しめる企業向け出張カジノイベントです。
多くの方はやったことのないであろうカジノゲームを、プロのMCとディーラーが分かりやすく進行します。初心者の方でも、もちろんお楽しみいただけます。弁護士監修の下でゲームを作成しているので、安心してご参加ください。
<キングオブラスベガスの特徴>
- 本格的な小道具や豊富なオプションサービスで雰囲気を演出
- 目的に合わせて選べる2つのプラン
キングオブラスベガスは日本全国どこでも開催が可能です。旅行先の特別な雰囲気の中、普段はなかなかできないゲームをすれば、記憶に残る大切な思い出ができるでしょう。
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チームビルディング
チャンバラ合戦
株式会社IKUSAが提供するチャンバラ合戦は、スポンジ製の刀を使って腕についたボールを落としあう、合戦アクティビティ。勝利の鍵は戦略とチームワークで、年齢や性別、体力差に関係なく誰でも楽しむことができます。チーム内の作戦会議である「軍議」と「合戦」を繰り返すことでPDCAサイクルを体感できる、チームビルディングにぴったりのアクティビティです。
チャンバラ合戦はこれまで多くの企業様の社員旅行でご活用いただいてきました。ここでは2つの事例をご紹介します。
まずご紹介するのが、愛知県の明治村でチャンバラ合戦を行ったコンサルティングファーム、アタックスグループ様の事例です。社員旅行の一環として、「社員同士の交流を図りたい」「PDCAサイクルを学び、日々の業務にも活かせるのではないか」という理由から、チャンバラ合戦を実施いただきました。
文化財である明治村の無声堂で行われたチャンバラ合戦は、大盛り上がり!
続いては、佐賀県・唐津にてチャンバラ合戦を行った三興バルブ継手株式会社様の事例をご紹介します。社員旅行1日目に、呼子にて名産のイカを堪能したのち、チームビルディングを目的としたチャンバラ合戦を行いました。当日はあいにくの雨でしたが、室内でも実施できるチャンバラ合戦なら天気に左右されず安心して楽しめるので心配ご無用。
会場となったのはホテルの宴会場。オリジナルののぼりや陣羽織・BGMもご用意させていただき、会場の雰囲気は戦国さながらです。
思いきり体を動かせるアクティビティを、皆さん楽しんでいらっしゃいました。
無人島社員旅行
無人島に宿泊をするというサバイバル要素たっぷりの社員旅行企画です。無人島で生活するために、テントをたてる、食材を調理するなど、それぞれのメンバーが自分のできることを考えて行動する中で、非日常を味わいながらも自然と協調性や団結力が育まれていきます。。チームで話し合ってさまざまな決めていくことで、チームとしての一体感が感じられるでしょう。
無人島と言うと絶海の孤島をイメージしてしまいますが、都市部からのアクセスがよい場所もあります。大自然に囲まれて、社員の心身リラックスにもつながります。
謎パ
株式会社IKUSAが提供する「謎パ」とは、謎解きとパズルを組み合わせた、全員協力必須のゲームです。チーム全体が一つとなってゲームクリアを目指す構成となっているので、ゲームを通して一体感を醸成して全員で達成感を味わえる仕組みとなっています。
参加者にはそれぞれバラバラの問題が配られます。同じ謎のカケラを持っている人を探して組み合わせてゲームを進めていくので、部署や年齢を超えたコミュニケーションを自然と促せるのもポイントです。
<謎パの特徴>
- 参加者全員が交流できるイベントになる
- リモートワーク等で希薄化したコミュニケーションを改善したい
- オンライン、リアル、どちらでも開催可能
会社に合わせたオリジナルミッションを盛り込むこともできます。会社あるあるなど身近なネタを入れることで、より会場を盛り上げることもできるでしょう。
メカナゾ
株式会社IKUSAが提供する「メカナゾ」。アタッシュケースに込められた仕掛けや時限爆弾など、リアルに作られた謎を参加者が手を動かして解き明かしていく謎解き型脱出ゲームです。
緊張感ある空間からチームで力を合わせて脱出を図るシチュエーションを通して、チーム内の結束を自然と強めることができます。まるで自分が映画の主人公になったような没入感がまさに非日常の時間。参加者の思い出に残る研修とできるでしょう。
<メカナゾの特徴>
- 老若男女参加できる
- こだわりの世界観など、エンターテイメント要素がある楽しい研修にできる
狭いスペースでも実施できるので、旅行先の小宴会場や大部屋などでも実施可能です。新入社員からベテランまで、世代や部署を超えて楽しめる研修をお考えの方におすすめです。
雪合戦
季節や旅行先の条件が整えば、雪合戦もチームビルディングには最適なイベントです。大人になってからは雪まみれになった記憶が久しいという方も多いのではないでしょうか。
研修として行うのであれば、チーム制で雪合戦を行いましょう。守りと攻め、どこに誰を配置するかの役割分担や戦略会議を通じたPDCAサイクルの練習など、実務に活かせる経験が積めます。雪合戦という非日常感やゲーム感の中で、同僚の意外な側面を見ることもでき、参加者同士の深い交流や意外な適性の発見につながるでしょう。
リアル探偵チームビルディング
株式会社IKUSAが提供している「リアル探偵チームビルディング」も、チームビルディングにはうってつけの企画です。謎解きゲームの要素に、「参加者間の壁を取り除く」ための手法として考案された「ジグソー法」を取り入れたイベントで、参加者同士の協力や教え合いの中で学びを進めると同時に、参加者同士の距離を縮め絆を強くする狙いがあります。
<リアル探偵チームビルディングの特徴>
- 大勢でコミュニケーションが取れるコンテンツ
- 論理性や情報分析をテーマとしている
研修を通してコミュニケーションの活性化を図りながら、大勢での議論を行うことで各人がリーダーシップやファシリテーションを学べる内容となっています。
人材育成
海外視察旅行
もし長期間を確保できるのであれば、海外まで足を伸ばし見てみるのはいかがでしょうか?業界の最先端が海外にあるのであれば、そこを訪れることで知見を広げ、ビジネスへ活かすことができます。
例えばIT系の企業であれば、聖地であるシリコンバレーで現地セミナーなどに参加することで、世界における自分たちの立ち位置を理解できるかもしれません。自社工場が海外にある企業であれば、現地を視察することで国内では得られない気づきが得られるはずです。何より社外の環境に身を置くことで刺激を受け、仕事へのモチベーションもグッとアップすることでしょう。
体験型合戦研修IKUSA
スポンジの刀で相手の命を落としあう合戦アクティビティ「チャンバラ合戦–戦IKUSA-」を、より研修向けに特化したアクティビティです。
体験型合戦研修IKUSAの中でも特におすすめなのが、「築城フェイズ」と「城攻めフェイズ」に分かれてゲームが進行する「城攻め」プラン。各チームに配布される小判を元手に材料を購入し、城を組み立てていきます。築城ができたら合戦を行い、勝利するとまた新たな小判をゲット。築城と合戦を繰り返す中で、戦略の立て方やチームワークの大切さが学べます。
また各チームに一人軍師(進行役)がつき、研修後フィードバックがもらえます。客観的な視点が入ることで自分や仲間の強みや弱みを知ることができ、普段の業務にも活かせます。
サバ研
株式会社IKUSAが提供する「サバ研」とは、サバイバルゲームとOODA LOOP(ウーダループ)と呼ばれるビジネスフレームワークを組み合わせた、今までにない斬新なゲームです。
OODA LOOPとは「みる」「わかる」「きめる」「うごく」を高速でループさせていくことで、常に最適な判断を下せるようになるというフレームワークです。臨機応変な対応ができる組織づくりや求められるリーダー像を学べるので、先行き不透明な現在を率いる人材を育成するのに効果的です。
<サバ研の特徴>
- 意思決定、組織成長、リーダーシップを高めることができる
- 全員参加型のチーム
- 専門スタッフが安全管理を徹底
普段はなかなか実施しにくいサバイバルゲームも、広い土地を確保できる旅行先であればうってつけです。
ミニ表彰式
日頃細やかには伝えられない社員一人ひとりの労いの意味も含め、ミニ表彰式をイベントとして企画するのもおすすめです。「営業成績」など業務に直結する内容も盛り込みつつ、「盛り上げ隊長」や「縁の下の力持ち」など普段はなかなか口に出して評価しない部分を取り上げるのもおすすめです。
評価基準を事前に参加者に伝え、表彰者は投票制にするのもよいでしょう。通常業務では感じられない同僚からの評価を認識できることで、今後の仕事へのモチベーションアップにつながります。
SDGsビジネスゲーム「ワールドリーダーズ」
SDGsビジネスゲーム「ワールドリーダーズ」は、企業経営を疑似体験しながらSDGsの観点を身につけていく、株式会社IKUSAが提供するビジネスゲームです。SDGsを浸透させたいものの、難しさを感じているご担当者様も多いのではないでしょうか。「ワールドリーダーズ」ではレクリエーションを通じて企業におけるSDGsの役割を学べるので、自然な流れの中でSDGsの知見を持つ人材の育成ができます。
<ワールドリーダーズの特徴>
- 会社経営の視点を学べる
- SDGsに取り組むメリットを知れる
- 「SDGsウェディングケーキモデル」の概要を知れる
ゲームでは労働力や資金を動かしながら企業を経営し利益を生み出していきますが、環境や社会に配慮しない方法では淘汰されやすい仕組みとなっています。普段は通常業務に追われ、なかなかSDGsには取り組めていないという企業様は、旅行中に時間をとってじっくり考える機会を作ってみてはいかがでしょうか。
健康増進
ラフティング
「社員の健康増進のために大自然の中でアクティビティを楽しみたい!」そんな方におすすめなのが、ラフティングです。ラフティングとは、複数人でゴムボートに乗り、協力してパドルを操作しながら行う川下りです。
自然豊かな川で仲間と力を合わせてパドルを漕ぐことで、心身ともにリフレッシュできるでしょう。川を下るだけでも楽しいですが、スポーツ好きの社員が多い場合はチーム対抗にして競い合うと盛り上がりますよ。
社内運動会
思いきり体を動かせる社内運動会は、健康増進にぴったりの企画です。運動会ではチーム競技も多いため、チームビルディング効果も期待できます。運動会というと丸一日潰れてしまうイメージがありますが、社員旅行の企画として2時間程度で行うのであれば、参加者の心理的ハードルも低くなります。
株式会社IKUSAでは戦国をテーマにした「戦国運動会」や防災知識を学べる「防災運動会」、ARスポーツHADO やビデオゲームを楽しめる「e-SPORTSレクリエーション」など、ユニークな運動会の企画・運営を行っています。
水合戦
「水合戦」は、株式会社IKUSAが提供している夏にぴったりのウォーターアクティビティです。火縄銃型の水鉄砲で、相手の胸についた的を狙います。この的は「魂」と呼ばれ、これが濡れると落武者マークが浮かび上がってくるので、魂を守りつつ敵を倒していきましょう!
シンプルなルールで大人数で楽しめるアクティビティ。大人になって思いっきりびしょ濡れになるという経験をすることは少ないはず。爽快感あふれるゲームでたっぷりと体を動かす機会にすると共に社員間の距離もぐっと縮まり、コミュニケーションが促進させることができるでしょう。子どもも楽しく参加できるので、家族参加の社員旅行にもおすすめです。
<水合戦の特徴>
- 親子参加ができるイベント
- 暑い季節にぴったりの“映え”イベントにできる
ヘルスツーリズム
ヘルスツーリズムとは、心身の疲れをとり健康増進を図ることを主目的とする旅行を指します。日本では主に自然豊かな地域を訪れ、その土地の温泉や料理を味わう形が多く、健康志向が高まる今、注目を集めています。
現在全国のヘルスケア施設が、その地域の特性を生かしたヘルスツーリズムプランを打ち出しています。例えば生活習慣病対策を目的としたプランや、ヨガ、ヘルシー食の体験型プランなど、社員自身の生活に活かせる知識や経験を持ち帰れる企画は魅力的です。
リラックスできる時間に力を注ぐことで社員の満足度を高められれば、その後の業務への意欲アップや次回への参加意欲向上に繋げられるでしょう。
社員旅行で幹事がすべきこと
社員旅行の幹事をやることになったけど、「何から始めれば良いの?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。ここからは、社員旅行で幹事がすべきことを順を追ってご説明していきます。
1. 社員の希望調査を行う
満足度の高い社員旅行を実施するためには、社員の意見を取り入れるのが一番です。まずは、社員に対して、アンケート等で希望調査を行いましょう。どこに行きたいか、何をしたいか、何泊がいいかといったアンケートをとり、社員が社員旅行に何を求めているのかを把握しましょう。
もちろんすべての意見を反映する必要はありませんが、のちの判断材料となるため、なるべく多くの社員にアンケートを行うことをおすすめします。前年度の社員旅行の感想を尋ねてみるのも良いでしょう。
2. 目的やテーマ、目的地、日程、予算を決める
アンケート結果をもとに、社員旅行の目的・テーマを策定します。また、目的地や日程、予算を仮で決めておきましょう。
3. 見積もり依頼を出す
旅行会社に見積もりを依頼しましょう。あらかじめ考えておいたプランを伝えておくとスムーズに依頼ができます。日程や予算以外にも取り入れたいアクティビティなどの要望があれば、伝えるようにしましょう。
4. 案内状の作成
社内向けに社員旅行の案内状を作成します。伝える項目は以下を参考にしてみてください。
- 目的、テーマ
- 日程
- プラン
- 一人当たりの予算
- 要望コメント欄
5. 支払い・保険の加入
案内状を回収し人数が確定したら、旅行代金の支払いをします。万が一に備え保険への加入も忘れずに行いましょう。
6. 企画の詳細を練る
社員旅行の中で何かアクティビティを取り入れるのであれば、なるべく早い段階からその詳細を練っていきましょう。チーム対抗の運動会などをする場合は、チーム分けや物品の手配も必要になります。自分たちでやるのか業者に任せるのか、旅行会社と話し合いながら進めていきましょう。
また、盛り上がる社員旅行にしたいのであれば、行きのバスの社内レクリエーションや宴会のプランを具体的に立ててみましょう。
7. しおりの作成
社員旅行の詳細が決まったら、当日のしおりを作成します。案内状に書いた基本的な内容に加え、持ち物リストや観光マップをつけるとよいでしょう。
8. 当日
いよいよ社員旅行当日です。スケジュールをしっかり把握し、行程通りに進めていくように意識しましょう。しかし、大人数を一人でまとめるのは容易ではありません。旅行会社の添乗員や周囲の社員などの協力も得ながら進めていきましょう。
9. 報告書の作成
社員旅行から帰ったら、報告書を作成します。報告書に記載する内容例は以下となります。
- 日程
- 最終参加人数
- 旅程
- 費用
- 所感
所感は次年度のプラン作りの参考にもなるので、なるべく詳細に記録しておくことをおすすめします。他の社員に感想を尋ねてみてもよいでしょう。
また、報告書の作成と同時に行うのが、経費の精算です。社員旅行の交通費や宿泊費、国内保険旅行の費用などは一般的に、以下の条件を満たせば福利厚生費として扱われます(条件によっては適用されない場合もあります)。
- 4泊5日以内の旅行である
- 全社員の50%以上が参加している
- 会社の負担額が社会通念の範囲から逸脱していない
社員旅行の費用を福利厚生費として精算することは、社員の出費が抑えられるのはもちろん、会社の節税にもつながります。社員旅行から帰った際には、経費精算をしっかり行うようにしましょう。
社員旅行企画のポイント
最後に、社員旅行の企画を行う際に気をつけるべきことを5つご紹介します。
目的の決定と共有
社員旅行を実施する際には、必ず目的を決めましょう。チームビルディングをしたいのか、何も考えずただ社員に楽しんで欲しいのかによって、行き先や企画内容も変わってきます。目的が決まっていないと判断軸がぶれてしまい、企画が的外れになってしまいます。
また、参加する社員に目的を共有しておくことも大切です。幹事と社員の間でしっかり目的を共有しておかないと、いざ企画内容を発表したときにお互いの考えがすれ違ってしまい、参加意欲が下がってしまうことも……。
スムーズな準備や参加者との意思疎通のために、社員旅行を企画する際には、目的の決定と共有を必ず行いましょう。
社員の意見を取り入れる
社員旅行の計画を立てる際には、必ず社員の意見に耳を傾けるようにしましょう。身近な社員に聞くのも良いですが、社員にアンケートを実施すれば、より多くの社員の声を効率的に収集できます。また、アンケートの実施は社員旅行実施の周知にも役立ちます。
社員の意見を取り入れることで、幹事だけでなく社員の思いを反映させた社員旅行を実施でき、社員満足度も高まります。
選択できるプランにする
社員旅行では、団体行動で活動を制限されてしまうことに不満を感じる人も。例えば1日目は全体行動、2日目は選択可能なプランにするという形にするのも一つの案です。
ゴルフ好きな人に向けた「ゴルフコース」とゆっくり観光をしたい人のための「散策コース」に分けるなど、できるだけ多くの参加者が楽しめるような企画を工夫しましょう。
体験型のアクティビティを取り入れる
社員の中には、「ただ観光をして宴会をするだけなんて時間がもったいない」「観光なら家族や友達としたい」といった声をあげる人もいるでしょう。どうせ大勢の社員が集まるなら、大人数で楽しめるような体験型のアクティビティを取り入れてみるのがおすすめです。社員同士のコミュニケーションやチームビルディングにも繋がり、「行って良かった」と思える社員旅行になります。
情報はできるだけ細かく周知する
社員旅行のスケジュールや各種連絡先などは、事前にできるだけ細かく周知しましょう。何かあったときの連絡経路もしっかり決めておくと、非常時の対応がスムーズにできます。また、持ち物やおすすめの店舗情報などもあらかじめ伝えておくと、社員に喜ばれます。
まとめ|社員旅行の目的
社員旅行は、ただ現地に行って観光をするだけでなく、「社員旅行を経て社員にどうなってほしいのか」という目的を設定することが大切です。目的を決めることで、企画の候補も絞り込みやすくなるでしょう。
社員や会社にとって価値のある社員旅行にするために、まずは目的を定めることから始めてみてはいかがでしょうか。
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