posted:2020 04.21
updated: 2023 03.25
社員旅行の目的・効果とは?おすすめ企画や幹事がすべきことも解説

「社員旅行って、ひと昔の社内イベントじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、社員旅行は社内イベントとして根強い人気を誇っています。
産労総合研究所が2014年に実施した調査によると、社内イベントを行っている企業は82.0%でした。その中でも社員旅行を実施している企業の割合は46.0%。他のイベントに比べ、最も割合が高い結果となりました。
このように多くの企業が実施している社員旅行ですが、「参加する意義がわからない」などの理由から参加を辞退する社員も。同調査によると、約40%の社員は社員旅行に参加しなかったという結果も出ています。「社員旅行の幹事になったけど、社員が参加してくれるか不安」とお悩みの幹事の方も多いのではないでしょうか。
社員旅行に意義を感じてもらうためには、明確な目的を決めて、それを社員に共有する必要があります。そして、目的に沿った企画を立てることで、社員の満足度をアップさせることができるのです。
この記事では、社員旅行の目的や効果と、それぞれの目的に合ったおすすめの企画、幹事さんがすべきことを紹介していきます。
社員旅行の目的とは
社員旅行の目的は各企業によって様々です。ここでは、4つの目的をご紹介します。自社の風土や現場で抱えている課題に合った目的を立てるようにしましょう。
コミュニケーションの活性化
社員旅行では、心も体もリラックスした状態にあるため、話しやすい雰囲気作りが期待できます。また、職場とは違う環境にいるため、会話のきっかけも作りやすいでしょう。複数の部署を交えての交流会やレクリエーションを実施すれば、業務ではあまり関わらない人や他部署の人とも話す機会もでき、普段の仕事での業務連携もしやすくなります。
チームビルディング
最近の社員旅行のトレンドとなっているのが、「チームビルディング」を目的とした社員旅行です。チームビルディングとは、メンバーそれぞれが能力や個性を発揮し、チームとして最大限の成果を出すことを目指す働きのことです。
チームビルディングの詳細については、以下の記事を参考にしてみてください。
チームビルディングの方法とは?効果や目的、組織づくりのマネジメント手法を解説
ただ目的地に行って観光するだけでなく、アクティビティやゲームを取り入れることで、チームビルディングの養成が期待できます。社員旅行におすすめのアクティビティはこの記事の後半でも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
人材育成
社員旅行に研修やトレーニングを盛り込むことで、人材の育成を行うこともできます。座学の研修だけで面白みがなく、なかなか社員のモチベーションも上がらないものです。
社員旅行の中で研修を行えば、研修に対するネガティブなイメージを改善できます。楽しみつつも何か学びを得られる社員旅行にしたいとお思いの方は、研修や実務、トレーニングを盛り込んだ社員旅行を実施するのもひとつの手です。
健康増進・リフレッシュ
毎日の仕事から離れのびのびと過ごすことで、社員にリフレッシュの機会を与えるのも、社員旅行の目的の一つです。いつもと異なる環境に身を置くことで、仕事とのメリハリをつけることができます。
社員に羽を伸ばしてもらうには、人が殺到するような有名観光地を訪れるだけでなく、キャンプやバーベキューなどの自然を感じられるアクティビティを行ったり、体を動かすスポーツ大会を実施したりするのもいいアイディアといえます。
社員旅行の効果
社員旅行を行うことで、どんな効果が得られるのでしょうか。
社員同士の相互理解
長い時間を共にする社員旅行では、コミュニケーションをとる機会が多くなります。活発な交流を通して、これまで気がつかなかった上司や同僚、部下の新たな一面がみられる場面も。
コミュニケーションを円滑にし、互いをよく理解することは、業務の効率化にも結びつきます。例えば、よくコミュニケーションをとっている間柄であれば、お互いの仕事の状況を確認してスムーズに仕事を依頼できるでしょう。また、相手の長所や短所を知っていれば、それに合わせた仕事を割り振ることができます。
帰属意識の醸成
社員旅行を行うことで、非日常な楽しい思い出を仲間と共有でき、組織への帰属意識が高まります。帰属意識が強くなると、「一緒に働く仲間や会社のために頑張ろう」という気持ちが芽生え、モチベーションがアップします。また、自分の仕事だけでなく他の人や会社全体の利益を考えた仕事ができるようになるでしょう。
普段の業務への還元
研修やチームビルディングアクティビティなどを社員旅行に組み込んだ際に得られるのが、学びを普段の業務に還元できるという効果です。会社の一大イベントである社員旅行と研修・アクティビティを結びつけることで、学んだことが印象に残りやすくなります。社員旅行中に学んだことをそのまま普段の業務に活かすことができるので、「楽しい」だけで終わらない、満足度の高い社員旅行となるでしょう。
人材定着
満足度の高い社員旅行を実施することで、愛社精神が養われます。「この会社が好き」という思いは働くモチベーションになるので、離職率を防ぐ効果があります。また、海外での社員旅行やユニークな企画を取り入れた社員旅行を実施すれば、求職者に対しても「社員のことを大事にしてくれる企業」という印象を持たせることができます。社員旅行は、採用活動における大きなアピールポイントにもなるのです。
息抜きになる
ここまでは主に会社にとっての効果を紹介してきましたが、参加する社員が一番実感しやすい効果は、「気分転換ができる」ということです。普段の業務から離れ楽しむことは、社員の息抜きになります。社員旅行を企画する際は、つい目的や予算のことで頭がいっぱいになりがちですが、「どうすれば社員が楽しめるか」という視座も忘れないようにしましょう。
目的別!社員旅行におすすめの企画をご紹介
ここでは、先ほど紹介した社員旅行の目的別に、社員旅行におすすめの企画をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
コミュニケーション活性化
謎解き脱出ゲーム
謎解き脱出ゲームは、参加者が物語の主人公になりきり、チームメンバーと協力して謎を解いていくゲームです。謎をすべて解ききって脱出成功するには、チームワークが必要不可欠。コミュニケーションが自然と活発になるゲームです。
株式会社IKUSAでは、様々なパッケージプランをご用意。戦国をテーマとしたチーム対抗戦の謎解き「本能寺からの脱出」や謎解きが苦手な人でも楽しめる「ある会議室からの脱出」、さらにはオリジナルのストーリーを制作するカスタムパッケージもございます。ご希望に応じて難易度や実施時間の調整も可能です。
謎解き脱出ゲーム公式サイトはこちら謎解き脱出ゲームの資料ダウンロードはこちら
オフサイトミーティング
オフサイトミーティングは、オフィスとは違った環境で行うミーティングのことです。普段と異なる環境に身を置いてリラックスした状態になり、率直な意見が生まれやすく、発言しやすくなります。また、いつもとは異なる環境に身を置くため気持ちを切り替えることができ、集中力が増すという効果もあります。オフサイトミーティングを実施することで風通しの良い関係性が構築できます。
ホンダカーズ東海様は社員旅行の中で「全社会議」と呼ばれるオフサイトミーティングが実施されました。こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
静岡・浜松への社員旅行にオススメ!出世城で知られる「浜松城」で合戦チームビルディング!
クイズ大会
あるテーマに沿ったクイズを出題し、チームで正解数を競うゲームです。人数規模の少ない会社であれば、社内のメンバーにアンケートをとり、それを題材にしたクイズを実施すると盛り上がるでしょう。チームで話し合って答えを出すので、会話が自然と弾む企画です。豪華な景品を用意すれば、参加者の意欲もアップします。
ヒラメキクエスト
ヒラメキクエストは、旅行先の土地で謎解きを楽しめる周遊謎解きアクティビティです。LINEから送られてくる様々なミッションを、チームで協力してクリアしていきます。大人気の「宝探し」をパッケージ化し、安価で導入できるよう工夫が凝らされたプランです。
社員旅行で導入すれば、社員同士のコミュニケーション活性化が期待できるでしょう。
チームビルディング
チャンバラ合戦-戦IKUSA-
チャンバラ合戦–戦IKUSA-は、スポンジ製の刀を使って腕についたボールを落としあう、合戦アクティビティ。勝利の鍵は戦略とチームワークで、年齢や性別、体力差に関係なく誰でも楽しむことができます。「軍議」と「合戦」を繰り返すことでPDCAサイクルを体感できる、チームビルディングにぴったりのアクティビティです。
チャンバラ合戦-戦 IKUSA-公式サイトはこちらチャンバラ合戦-戦IKUSA-の資料ダウンロードはこちら
チャンバラ合戦–戦IKUSA-はこれまで多くの企業様の社員旅行でご活用いただいてきました。ここでは2つの事例をご紹介します。
まずご紹介するのが、愛知県の明治村でチャンバラ合戦を行ったコンサルティングファーム、アタックスグループ様の事例です。社員旅行の一環として、「社員同士の交流を図りたい」「PDCAサイクルを学び、日々の業務にも活かせるのではないか」という理由から、チャンバラ合戦を実施いただきました。
文化財である明治村の無声堂で行われたチャンバラ合戦は、大盛り上がり!
開催レポートはこちらからご覧いただけます。名古屋のおすすめスポットもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
明治村でハイカラなチャンバラ合戦 -戦 IKUSA-を体験&名古屋でお勧め社員旅行スポット3選
続いては、佐賀県・唐津にてチャンバラ合戦を行った三興バルブ継手株式会社様の事例をご紹介します。社員旅行1日目に、呼子にて名産のイカを堪能したのち、チームビルディングを目的としたチャンバラ合戦を行いました。当日はあいにくの雨でしたが、室内でも実施できるチャンバラ合戦なら天気に左右されず安心して楽しめるので心配ご無用。
会場となったのはホテルの宴会場。オリジナルののぼりや陣羽織・BGMもご用意させていただき、会場の雰囲気は戦国さながらです。
思いきり体を動かせるアクティビティを、皆さん楽しんでいらっしゃいました。
旅程の概要やチャンバラ合戦の様子はこちらの記事からご覧いただけます。
佐賀・唐津の社員旅行にてチャンバラ合戦を実施!開催の様子をお伝えします!
無人島社員旅行
無人島に宿泊をするというサバイバル要素たっぷりの社員旅行企画です。無人島で生活するには、テントをたてる、食材を調理するなど、それぞれのメンバーが自分のできることを考えて行動しなければなりません。
もちろん一人ですべてをこなすことは無理なので、お互いにコミュニケーションをとることが必要不可欠。チームで話し合ってそれぞれの役割を決めていくことで、チームとしての一体感が感じられるでしょう。また、大自然の中で実施するため、きれいな空気や景色に触れることができ、心身のリラックスにもつながります。
人材育成
海外視察旅行
普段の業務ではなかなか味わえない業界の最先端を知ることで、知見を広げ、ビジネスへ活かすことができます。
例えば、IT系の企業であれば、聖地であるシリコンバレーの視察に行ってみるのはいかがでしょうか。世界有数の企業が集まる現地でセミナーなどに参加すれば、仕事へのモチベーションもグッとアップすることでしょう。
体験型合戦研修IKUSA
スポンジの刀で相手の命を落としあう合戦アクティビティ「チャンバラ合戦–戦IKUSA-」を、より研修向けに特化したアクティビティです。
体験型合戦研修IKUSAの中でも特におすすめなのが、資材を活用して築城を行う「城攻め」プラン。各チームに配布される小判を元手に材料を購入し、城を組み立てていきます。築城ができたら合戦を行い、勝利するとまた新たな小判をゲット。築城と合戦を繰り返す中で、戦略の立て方やチームワークの大切さが学べます。
また、軍師によるフィードバックがついているので、自分や仲間の強みや弱みを知ることができ、普段の業務にも活かせます。
体験型合戦研修IKUSA公式サイトはこちら体験型合戦研修IKUSAの資料ダウンロードはこちら
体験型合戦研修IKUSAの事例はこちらをご覧ください。
リーダシップ・チームビルディング研修「城攻め」開催レポート
健康増進
ラフティング
「社員の健康増進のために大自然の中でアクティビティを楽しみたい!」そんな方におすすめなのが、ラフティングです。ラフティングとは、複数人でゴムボートに乗り、協力してパドルを操作しながら行う川下りです。
自然豊かな川で仲間と力を合わせてパドルを漕ぐことで、心身ともにリフレッシュできるでしょう。川を下るだけでも楽しいですが、スポーツ好きの社員が多い場合はチーム対抗にして競い合うと盛り上がりますよ。
社内運動会
思いきり体を動かせる社内運動会は、健康増進にぴったりの企画です。運動会はチームで戦うものなので、チームワークも身につけられます。運動会というと丸一日潰れてしまうイメージがありますが、社員旅行の企画として2時間程度で行うのであれば、参加者の心理的ハードルも低くなります。
株式会社IKUSAでは戦国をテーマにした「戦国運動会」や防災知識を学べる「防災運動会」、ARスポーツHADO やビデオゲームを楽しめる「e-SPORTSレクリエーション」など、ユニークな運動会の企画・運営を行っています。
戦国運動会の資料ダウンロードはこちら防災運動会の資料ダウンロードはこちらE-SPORTSレクリエーションの資料ダウンロードはこちら
参加者全員が楽しめるユニークな社内運動会をお探しの方は、ぜひ以下の事例も参考にしてみてください。
フットサルコートを戦国時代に!企業運動会をよりユニークにする戦国運動会の様子をご紹介!
社員旅行で幹事がすべきこと
社員旅行の幹事をやることになったけど、「何から始めれば良いの?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。ここからは、社員旅行で幹事がすべきことを順を追ってご説明していきます。
1. 社員の希望調査を行う
満足度の高い社員旅行を実施するためには、社員の意見を取り入れるのが一番です。まずは、社員に対して、アンケート等で希望調査を行いましょう。どこに行きたいか、何をしたいか、何泊がいいかといったアンケートをとり、社員が社員旅行に何を求めているのかを把握しましょう。
もちろんすべての意見を反映する必要はありませんが、のちの判断材料となるため、なるべく多くの社員にアンケートを行うことをおすすめします。前年度の社員旅行の感想を尋ねてみるのも良いでしょう。
2. 目的やテーマ、目的地、日程、予算を決める
アンケート結果をもとに、社員旅行の目的・テーマを策定します。また、目的地や日程、予算を仮で決めておきましょう。
3. 見積もり依頼を出す
旅行会社に見積もりを依頼しましょう。あらかじめ考えておいたプランを伝えておくとスムーズに依頼ができます。日程や予算以外にも取り入れたいアクティビティなどの要望があれば、伝えるようにしましょう。
4. 案内状の作成
社内向けに社員旅行の案内状を作成します。伝える項目は以下を参考にしてみてください。
- 目的、テーマ
- 日程
- プラン
- 一人当たりの予算
- 要望コメント欄
5. 支払い・保険の加入
案内状を回収し人数が確定したら、旅行代金の支払いをします。万が一に備えた保険への加入も忘れずに行いましょう。
6. 企画の詳細を練る
社員旅行の中で何かアクティビティを取り入れるのであれば、なるべく早い段階からその詳細を練っていきましょう。チーム対抗の運動会などをする場合は、チーム分けや物品の手配も必要になります。自分たちでやるのか業者に任せるのか、旅行会社と話し合いながら進めていきましょう。
また、盛り上がる社員旅行にしたいのであれば、行きのバスの社内レクリエーションや宴会のプランを具体的に立ててみましょう。社員旅行でできるアイスブレイクは、以下の記事を参考にしてみてください。
アイスブレイクネタ34選 会議や研修で簡単にできるゲームを紹介
7. しおりの作成
社員旅行の詳細が決まったら、当日のしおりを作成します。案内状に書いた基本的な内容に加え、持ち物リストや観光マップをつけるとよいでしょう。
8. 当日
いよいよ社員旅行当日です。スケジュールをしっかり把握し、行程通りに進めていくように意識しましょう。しかし、大人数を一人でまとめるのは容易ではありません。旅行会社の添乗員や周囲の社員などの協力も得て、頼れるところは人に頼っていきましょう。
9. 報告書の作成
社員旅行から帰ったら、報告書を作成します。報告書に記載する内容例は以下となります。
- 日程
- 最終参加人数
- 旅程
- 費用
- 所感
所感は次年度のプラン作りの参考にもなるので、なるべく細かく記録しておくことをおすすめします。他の社員に感想を尋ねてみてもよいでしょう。
また、報告書の作成と同時に行うのが、経費の精算です。社員旅行の交通費や宿泊費、国内保険旅行の費用などは一般的に、以下の条件を満たせば福利厚生費として扱われます(条件によっては適用されない場合もあります)。
- 4泊5日以内の旅行である
- 全社員の50%以上が参加している
- 1人あたりの費用が10万円程度である
社員旅行の費用を福利厚生費として精算することは、社員の出費が抑えられるのはもちろん、会社の節税にもつながります。社員旅行から帰った際には、経費精算をしっかり行うようにしましょう。
社員旅行企画のポイント
最後に、社員旅行の企画を行う際に気をつけるべきことを5つご紹介します。
目的の決定と共有
社員旅行を実施する際には、必ず目的を決めましょう。チームビルディングをしたいのか、ただ社員で楽しんで欲しいのかによって、行き先や企画内容も変わってきます。目的が決まっていないと判断軸がぶれてしまい、企画がなかなか決められません。
また、参加する社員に目的を共有しておくことも大切です。幹事と社員の間でしっかり目的を共有しておかないと、いざ企画内容を発表したときにお互いの考えがすれ違ってしまい、参加意欲が下がってしまうことも…。
スムーズな準備や参加者との意思疎通のために、社員旅行を企画する際には、目的の決定と共有を必ず行いましょう。
社員の意見を取り入れる
社員旅行の計画を立てる際には、必ず社員の意見に耳を傾けるようにしましょう。身近な社員に聞くのも良いですが、社員にアンケートを実施すれば、より多くの社員の声を効率的に収集できます。また、アンケートの実施は社員旅行実施の初回周知にも役立ちます。
社員の意見を取り入れることで、幹事だけでなく社員の思いを反映させた社員旅行を実施でき、社員満足度も高まります。
選択できるプランにする
社員旅行では、団体行動で活動を制限されてしまうことに不満を感じる人も。例えば1日目は全体行動、2日目は選択可能なプランにするという形にするのも一つの案です。
ゴルフ好きな人に向けた「ゴルフコース」とゆっくり観光をしたい人のための「散策コース」に分けるなど、できるだけ多くの参加者が楽しめるような企画を工夫しましょう。
体験型のアクティビティを取り入れる
社員の中には、「ただ観光をして宴会をするだけなんて時間がもったいない」「観光なら家族や友達としたい」といった声をあげる人もいるでしょう。どうせ大勢の社員が集まるなら、大人数で楽しめるような体験型のアクティビティを取り入れてみるのがおすすめです。社員同士のコミュニケーションやチームビルディングにも繋がり、「行って良かった」と思える社員旅行になります。
情報はできるだけ細かく周知する
社員旅行のスケジュールや各種連絡先などは、事前にできるだけ細かく周知しましょう。何かあったときの連絡経路もしっかり決めておくと、非常時の対応がスムーズにできます。また、持ち物やおすすめの店舗情報などもあらかじめ伝えておくと、社員に喜ばれます。
まとめ|社員旅行の目的
社員旅行は、ただ現地に行って観光をするだけでなく、「社員旅行を経て社員にどうなってほしいのか」という目的を設定することが大切です。目的を決めることで、企画の候補も絞り込みやすくなるでしょう。
社員や会社にとって価値のある社員旅行にするために、まずは目的を立てるから始めてみてはいかがでしょうか。