posted:2020 02.03
updated: 2023 03.25
アイスブレイクおすすめ40選!少人数でも盛り上がるネタを自己紹介系、運動系、頭脳系に分けて紹介

初対面の人が集まる場面において緊張をほぐす目的で活用される「アイスブレイク」は、多くの企業の研修で取り入れられています。
そんなアイスブレイクですが、中には「大勢の参加者がいないと盛り上がりに欠けるのでは…」と考える方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、少人数(10名程度)でも盛り上がるアイスブレイクを40個、それぞれ【自己紹介系】【体を動かす系】【頭脳・ワークショップ系】に分けて紹介します。
この記事では、少人数でも絶対に盛り上がることのできるレクリエーションを選んでいますので、少人数の場面においてアイスブレイクを活用したいと考えている担当者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
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数あるアイスブレイクの中でも1番オーソドックスなレクリエーションが、自己紹介系のアイスブレイクです。
アイスブレイクは、初対面の人や、普段の仕事では関わりの浅い人たちとの交流の一環として使用されることが多いですよね。その際には、自己紹介の要素が含まれたアイスブレイクを行うことで、緊張した空気を和ませると同時に、参加者全員の名前や特徴も覚えることができます。
自己紹介系のアイスブレイクネタの種類は多くありますが、その中でも今回は、少人数でも盛り上がることのできる自己紹介系のレクリエーションを17個、厳選して紹介します。
他己紹介
他己紹介は、その名前の通り“自分以外の他の人”を参加者に向けて紹介するアイスブレイクです。
2~3人でチームを組んでもらい、ペアの人に向かって5分程度のインタビューをします。インタビューの内容は、名前や出身地、趣味、特技など、基本的なもので構いません。
チーム全員がお互いにインタビューし終えたら、今後はその内容をまとめて参加者全員に向けて紹介します。参加者全員が他の人から紹介されるので、初対面の人たちが集まる場所でも盛り上がるアイスブレイクです。
-他己紹介のやり方-
- 2~3人でチームを組む
- ペアの人に5分程度のインタビューをする
- チーム全員がお互いにインタビューし終えたら、参加者全員に向けてその人を紹介する
積木自己紹介
積木自己紹介は、参加者全員の名前を順番に覚えていくアイスブレイクです。
参加者には1列に並んでもらい、1人ずつ自分の名前を言います。その際には、ただ自分の名前を言うのではなく、自分よりも前に並んでいる人全員分の名前も言っていきます。
順番の1番最初の人は簡単ですが、最後の方になると言わなければならない名前が増えてくるので、徐々に難易度が上がっていきますが、確実に名前を覚えられます。
見ている側もハラハラして盛り上がるアイスブレイクになるでしょう。
-積木自己紹介のやり方-
- 参加者は1列に並ぶ
- 1人ずつ自己紹介をする
- 次の人は前に並んでいる人の名前を言ってから自分の自己紹介をする
- 最後の人まで続ける
妄想自己紹介
「もし、〇〇だったら、△△がしたい!」などの妄想を取り入れた自己紹介方法が、妄想自己紹介です。
例えば、こんな妄想を語ってみるのはいかがでしょう。
- もし宝くじで100億円が当たったら、〇〇が欲しい
- もしタイムマシンがあったら、〇〇に行きたい
- もし魔法が使えたら、〇〇したい
実在しない架空のキャラクターや事件などを取り入れても大丈夫。架空のエピソードをさもあったことかのように話してみるのも、人となりがわかって面白いです。初対面の人同士で行うと、その自己紹介が妄想なのか本当なのかがわからなくなる人もいて、アイスブレイクとしても盛り上がります。
-妄想自己紹介のやり方-
- 「もし、〇〇だったら、△△がしたい!」という構文で自己紹介をする
漢字自己紹介
漢字自己紹介は、自分のことを漢字1文字で表して他の参加者に見せ、参加者がその漢字の理由を考えるという自己紹介の方法です。
参加者全員にペンと大きめの紙を1枚配り、その紙に「自分を表す漢字1文字」を書いてもらいます。書き終えたら、漢字が書かれた紙を参加者に見てもらい、ファシリテーターの進行によって2人を選出し、お互いの漢字について紹介してもらいます。
相手の情報は漢字1文字しかありません。そのため、紹介する側は相手の特徴や良いところを見つけようと意識するので、初対面の人同士で行うことで緊張をほぐし、会場を良い雰囲にすることができます。
必要なもの:参加者人数分のペンと大きめの紙
-漢字自己紹介のやり方-
- ペンと大きめの紙を用意する
- 参加者は自分を表す漢字1文字を書く
- 他の参加者に漢字が書かれた紙を見せる
- 参加者から2人選出し、お互いの漢字について紹介し合う
しりとり自己紹介
自己紹介に、しりとりの要素を取り入れたのが、しりとり自己紹介です。やり方は簡単で、前の人の名前の“最後の1文字”を引用して、自分の紹介を始めます。
例えば、「たなか たろう」さんが自己紹介をしたら、その次の人は、「うみ(海)が好きな、やまだ はなこ です。」のように、たろうの“う”から始まる自己紹介をしていきます。
しりとり自己紹介は、相手の名前をしっかりと覚えなければならないので、初対面の人同士でも比較的早い段階で、相手の名前を覚えられます。
-しりとり自己紹介のやり方-
- 前の人の最後の1文字を引用して、自己紹介をする
- 「たなか たろう」さんの次は「うみ(海)が好きな、やまだ はなこ です。」のように、しりとりを繋げていく
実は自己紹介
通常の自己紹介に加えて、「実は〇〇です」という自己PRを行うのが、実は自己紹介です。
実は、の後は何を言っても大丈夫で、「実は帰国子女です」、「実は全国〇〇の大会で優勝しました」など、珍しい体験や意外な一面を組み込むことで、自己紹介を盛り上げることができます。もちろん、無理に笑いを取ったり意外性のあることを言わなくてもOK。
- 実は最近、釣りにハマっています
- 実は毎日お弁当を自分で作っています
- こう見えて実は猫派なんです……
自分が今興味を持っていたり、そういえば誰にも言ったことがないな、というネタがあったらぜひ発表してみましょう。意外な共通点が見つかることもあり、相互理解が深まります。
-実は自己紹介のやり方-
- 「実は〇〇です」という構文で自己紹介をする
共通点探し
共通点探しゲームは、参加者に2人1組のペアになってもらい、相手と自分の共通点を10個見つけてもらうアイスブレイクです。
このゲームは、通常の自己紹介に比べると、相手のことを深く知らなければ目的を達成できないので、自己紹介を兼ねて、より相手との距離を縮めることができます。
すべてのペアが共通点を見つけられたら、今後はそれを、参加者全員の前で発表するのも面白いですよ。
-共通点探しのやり方-
- 参加者は2人1組のペアになる
- ペア同士の共通点を10個見つける
- 参加者全員の前で共通点を発表する
ヒーローインタビュー
ヒーローインタビューとは、相手の成功体験を自分がインタビューして、その内容を他の参加者の前で発表するアイスブレイクです。
ヒーロー役とインタビュアー役の2役を選出し、インタビュアーは相手(ヒーロー)の成功体験を聞いていきます。成功体験を聞き出すには、スポーツ記者のように、ヒーロー役が話したくなるような聞き方を工夫するのがポイント。また、「ええー!すごいですね!」と身振り手振りで大げさなくらいリアクションして笑いを起こせば、その後も打ち解けた雰囲気になるでしょう。
インタビューが苦手な人には、下記のような掘り下げに役立つ質問をあらかじめ掲示しておくとスムーズです。
- それはいつのこと?
- なぜそうした?
- そのときどう感じた?
ホワイトボードに書いておいたり、オンラインならパワーポイントに投影しておくと確認しやすいです。
-ヒーローインタビューのやり方-
- ヒーロー役とインタビュアー役の2人を選出する
- インタビュアーは相手の成功体験を聞き出す
私は誰でしょうゲーム
私は誰でしょうゲームは、参加者一人ひとりに名前を伏せた“自己紹介メモ”を書いてもらい、それを誰が書いたかを当てるアイスブレイクです。
自己紹介メモには、名前以外であれば、自己紹介につながることは何でも書いてもらうことができます。全員が書き終えたら一度メモを回収し、ファシリテーターがランダムに選んで読んでいき、そのメモが誰の自己紹介なのかを当てていきます。
推測が合っても外れても盛り上がりますし、ゲーム形式にすることでその人のプロフィールと人となりを結び付けて覚えやすくなります。
必要なもの:メモ用紙
-私は誰でしょうゲームのやり方-
- 参加者一人ひとりに名前を伏せた“自己紹介メモ”を書いてもらう
- 全員が書き終えたらメモを回収する
- ファシリテーターがランダムにメモを読み上げる
- 誰が自己紹介メモを書いたかを当てる
グッドニュース
「Good & New」とも言い、組織やチームの活性化、アイスブレイクを目的に、アメリカの教育学者ピーター・クライン氏によって開発された取り組みです。
参加者それぞれが自己紹介に加えて、「24時間以内に起こった“よかったこと”や、“新しい気付き”」を1分程度で発表していきます。発表が終わった後には、聞いていたメンバー全員は拍手を送ります。
その場全体にポジティブな思考や雰囲気を生み出す効果があり、企業の朝礼に使われるケースもあるようです。
-グッドニュースのやり方-
- 参加者はそれぞれの自己紹介に加えて「24時間以内に起こった“よかったこと”や、“新しい気付き”」を発表する
- 聞いていたメンバーは拍手を送る
ウソ・ホントゲーム
ウソ・ホントゲームは、自己紹介に1つだけ嘘を盛り込んでもらい、それを参加者が当てるアイスブレイクです。
参加者全員に紙とペンを配り、自分についての事実を4つ書いてもらいます。4つの事実のうちの1つには嘘を盛り込んでもらい、書き終えたら順番に発表して、他の参加者はどれが嘘なのかを当てていきます。
4つの事実には、嘘か本当かわかりにくい事実を入れることで相手の意外な一面を知ることができ、アイスブレイクとしても盛り上がりますよ。
-ウソ・ホントゲームのやり方-
- 参加者全員に紙とペンを配る
- 参加者は自分についての事実4つのうち、1つだけ嘘を盛り込んで書き込む
- 書き終えたら順番に発表し、他の参加者はどれが嘘なのかを当てる
人間ビンゴ
数字の代わりに参加者の特徴を書いたビンゴカードを作り、ビンゴをするアイスブレイクです。
参加者はそれぞれ人の特徴を書いたビンゴカードを作ります。例えば「学生時は野球部だった」「兄弟が3人いる」など、ビンゴが進むようにマイナー過ぎない内容がおすすめです。
他の参加者にビンゴカードに書いた内容を質問し、当てはまる人が現れた場合はその人の名前を記入します。ビンゴになったら、ファシリテーターに申告しましょう。
ビンゴするために参加者同士が質問し合う環境が作れるので、自然とコミュニケーションが活発になります。初対面同士の研修で役立つアイスブレイクといえるでしょう。
-人間ビンゴのやり方-
- 参加者に紙とペンを配る
- 参加者は人の特徴を書いたビンゴカードを作る
- 他の参加者にビンゴカードに書いた人の特徴を質問していく
- 当てはまる人が現れた場合はその人の名前を記入する
- ビンゴになったらファシリテーターに申告する
サイコロ自己紹介
サイコロ自己紹介は、サイコロの面それぞれにお題を決め、サイコロを転がして出たお題で自己紹介をするアイスブレイクです。1の面が出たら趣味の話、4の面が出たら学生時代の話など、自己紹介に盛り込みやすいお題を設定しましょう。
サイコロ自己紹介は、サイコロの出た面によってお題が決まるため、定型文の自己紹介はできません。お題の内容をすぐ話せるよう、その場で頭を働かせる必要があります。眠くなりがちな午後に取り入れることで、その後の研修やセミナーが活性化されるはずです。
-サイコロ自己紹介のやり方-
- サイコロの面それぞれにお題を決める
- 参加者はサイコロを転がし、出たお題で自己紹介をする
好きな〇〇
好きな〇〇は、「好きな〇〇」というお題に沿って自己紹介するアイスブレイクです。ファシリテーターに「好きな食べ物」や「好きな音楽」などお題を出してもらい、お題の内容を盛り込んで自己紹介をしましょう。
好きな〇〇を話すことで、参加者同士がコミュニケーションを取るきっかけになります。共通の話題が見つかり、親密になれる可能性もあるかもしれません。初心者同士が集まる場にぴったりのアイスブレイクです。
-好きな〇〇のやり方-
- 参加者はお互いの顔が見えるように座る
- 1人ずつお題の「好きな〇〇」を踏まえて自己紹介する
あだ名決め
あだ名決めはその名の通り、参加者同士であだ名を決めるアイスブレイクです。自己紹介する人を1人選出して、周りの人は自己紹介の内容からあだ名を決めましょう。
お互いにあだ名を決めることで親しみやすさが増し、コミュニケーションが取りやすくなります。また、自己紹介の内容からあだ名を決めるため、しっかりと自己紹介を聞いておかなければなりません。
ただし、あだ名の内容によっては不快になる場合があるので、言葉を選ぶ必要があります。参加者全員が楽しめるようにファシリテーターはあらかじめ注意を促しましょう。
-あだ名決めのやり方-
- 自己紹介する人を1人決める
- 自己紹介の内容から周りの人はあだ名を決める
- あだ名は紙に書いて、見えるところに貼る
私だけの特徴
私だけの特徴は、短い時間で簡単にできるアイスブレイクです。それぞれ参加者は「他の人にはない自分の特徴」を交えて自己紹介をします。例えば「生まれて一度もディズニーランドに行ったことがない」「兄弟姉妹が5人いる」などです。それぞれ自分だけの特徴を発表することで、参加者同士の心が開きやすくなります。
-私だけの特徴のやり方-
- 自己紹介する際に「他の人にはない自分の特徴」を交える
犯人探し
犯人探しは、参加者同士がお互いの貴重な体験を知れるアイスブレイクです。まず、参加者全員に自分の人生で最も興味深かった体験をメモに書いてもらいます。例えば、「スカイダイビングをした」「好きなバンドのライブチケットが当たった」などです。
すべてのメモを箱などに入れて、参加者は一人ずつランダムに1枚メモを引きます。そして、そのメモを書いた人は誰なのか、なぜそう思ったのかを発表しましょう。自分のメモを引いた場合はメモを引き直します。
メモを書いた人を予測して話すことで、お互い打ち解けやすくなります。2つのチームに分かれて、メモを当てた数で競い合うのも盛り上がるでしょう。
-犯人探しのやり方-
- 参加者人数分のメモを用意する
- 参加者は自分の人生で最も興味深かった体験をメモに書く
- すべてメモを箱に入れて混ぜ合わせる
- 参加者は一人ずつランダムに1枚メモを引き、メモを書いた人は誰なのか、なぜそう思ったのかを発表する
- 自分のメモを引いた場合は引き直す
少人数でも盛り上がるアイスブレイク【体を動かす系】13選!
アイスブレイクの中でも、体も心も一緒に楽しむことができるのが、【体を動かす系】のアクティビティです。
体を動かすことは、体内の血流を促進して脳の活性化につながったり、ストレッチ効果を得られたりなどのメリットがあります。そのため、緊張した雰囲気での会議や研修前には、体を動かすアイスブレイクはもってこいのアクティビティです。
山手線ゲーム
リズムに合わせてお題に沿った回答をする山手線ゲームは、アイスブレイクにも活用できます。誰でも知っていて、ルールも簡単なので、すぐに実践することができ、頭のウォーミングアップとしての効果も期待できますよ。
例えば、こんなお題にすれば、誰でもとっつきやすいのではないでしょうか。
- キャラクターの名前
- 食べ物や飲み物(麺類、果物、お酒など)
- スポーツ(球技、冬のオリンピックの競技など)
-山手線ゲームのやり方-
- お題の内容をリズムに合わせて言っていく
- お題の内容を答えられなかったりリズムに乗れなかったりした人が負け
マシュマロチャレンジ
マシュマロチャレンジとは、パスタ、テープ、紐を使って塔を作り、時間制限内に最も高いタワーを作ったチームが勝利となるゲームです。
マシュマロチャレンジは、「高い塔を作る」という同じ目的をチーム内で共有できるので、チームビルディングとしての効果も高く、アイスブレイクとしても多く活用されています。
必要なもの:マシュマロ、乾燥パスタ、セロテープ(マスキングテープ)、ひも、メジャー(測定用)
-マシュマロチャレンジのやり方-
- 各チームに事前にマシュマロや乾燥パスタなどの備品を配布する
- 制限時間内に備品を使ってタワーを作る
- 最も高いタワーを作ったチームが勝利
新聞パスサッカー
新聞パスサッカーとは、新聞紙で作ったボール受けとボールを使用して、ゴールまでボールを運ぶアイスブレイクです。
新聞パスサッカーの準備には、新聞紙を、手で持てる「ちりとり」のサイズ折って作ったボール受けと、新聞紙を丸めたボールの2つが必要です。
準備ができたら2チームに分かれ、ボール受けを上手く使ってボールを床に落とさずにゴールまで運びます。運ぶときにボールを落としてしまったら最初の人からやり直し、2チームでゴールまでのタイムを競います。
チームワークが問われるので、同じチームになったメンバーとすぐ打ち解けられますよ!
必要なもの:新聞紙、セロテープ(固定用)
-新聞バスサッカーのやり方-
- 新聞紙でボール受けとボールを作る
- 参加者はチームに分かれる
- ボール受けを上手に使って、ボールを床に落とさず先にゴールしたチームが勝利
ピンポン脱出ゲーム
ピンポン脱出ゲームは新聞紙で塔を作り、てっぺんにピンポン玉を乗せ、5秒間耐久できた塔を作ったチームが勝利となるゲームです。
5秒間の耐久の他に、塔の高さも評価のポイントになるので、「いかにして、高くて安定した塔を作れるのか」をチーム全員で考えなければなりません。準備は必要ですが、すぐに仲良くなれるアイスブレイクの一つです。
必要なもの:ピンポン玉、新聞紙5枚、ビニールテープ
-ピンポン脱出ゲームのやり方-
- 参加者はチームに分かれる
- 制限時間内に新聞紙を使ってピンポン玉を乗せられる塔を作る
- てっぺんにピンポン玉を乗せ、5秒間耐久できた塔を作ったチームが勝利
- 耐久時間が同じ場合は塔の高さで勝敗が決まる
ゆびキャッチゲーム
ゆびキャッチゲームは、会話の中に特定のキーワードが出てきたら、“片方の手で相手の指を握り、同時に自分のもう片方の指が相手から握られないように引っ込める”という動作を繰り返すゲームです。
参加者全員で円になり、左の親指と人差指で輪っかを作り、右の人差し指は右隣の人が作った輪っかに入れます。ファシリテーターが、「キャッチ」と言ったら、右隣の人にキャッチされないように逃げるのと同時に、左隣の人の指をキャッチします。
「キャッチ」の掛け声以外に、「キャット」や「キャベツ」などの単語を混ぜることで、よりゲームを盛り上げることができますよ。
-ゆびキャッチゲームのやり方-
- 参加者全員で円になる
- 左手の親指と人差し指で輪っかを作り、右手の人差し指は右隣の人が作った輪っかに入れる
- ファシリテーターが「キャッチ」と言ったら、右隣の人にキャッチされないように逃げると同時に左隣の人の指をキャッチする
セブンジャンケン
ジャンケンをして出した指の合計が7本(セブン)になったら勝ちという、少し変わったジャンケンです。
セブンジャンケンでは、通常の“グー・チョキ・パー”に加えて、指1本と指4本のジャンケンも出すことができます。5つのジャンケンを組み合わせて、チームとして合計で7(セブン)を目指します。勝つためにはチームで協力して7本を狙う必要があります。
-セブンジャンケンのやり方-
- 参加者はチームに分かれる
- ジャンケンをして出した指の合計が7本になったら勝利
四点ジャンケン
四点ジャンケンは、ジャンケンで負けるごとに低姿勢になり、四点すべてが地面に着いてしまったら負けというルールのジャンケンです。
四点とは、それぞれ左右の膝と肘であり、膝→肘の順に地面に着けていきます。四点すべてが地面に着いてしまったら、その時点でゲーム終了です。
-四点ジャンケンのやり方-
- ジャンケンで負けるごとに低姿勢になる
- 四点(それぞれ左右の膝と肘)すべてが地面についてしまったら負け
星人鬼ごっこ
星人鬼ごっこは、自分が捕まえた星人を、自分と同じ星人にできるルールが追加された鬼ごっこです。
スタート時に、参加者を複数の星人にチーム分けします。このとき、頭に手を置く「頭星人」や、肩に手を置く「肩星人」など、誰が見てもどの星人かがわかるようにします。同じ色のバンドを腕に着けて行う方法もあります。
鬼ごっこが開始されたら、自分と同じ種族以外の星人を仲間にするために、動き回ります。仲間にする方法は、相手の背中にタッチする方法や、ジャンケンをして勝敗を決める方法がありますので、状況によって変更できます。そして、最後に生き残った星人のチームが勝利となります。
-星人鬼ごっこのやり方-
- 参加者は複数の星人チームに分かれる
- 相手の背中にタッチしたり、ジャンケンをして勝敗を決めたりなどで星人を増やす
- 最後に生き残った星人チームが勝利
紙渡し
紙渡しは、両手1本の指のみを使って1枚の紙をリレー方式で運ぶアイスブレイクです。
参加者をいくつかのチームに分け、横一列に並べます。その状態で、A4用紙1枚を、両手の人差し指だけを使ってリレー方式でゴールまで運びます。紙が地面に落ちてしまったら、最初からやり直し。チームでゴールに達するまでの早さを競います。
必要なもの:A4用紙1枚
-紙渡しのやり方-
- 参加者はチームに分かれる
- チームで横一列に並び、両手の人差し指だけを使ってリレー方式で紙を運ぶ
- 紙が地面に落ちたら最初からやり直し
- 最も早くゴールに到達したチームが勝利
バースデーチェーン
バースデーチェーンは、参加者全員が身振り手振りだけで自分の誕生日を伝え、誕生日の早い順に並んでいくというゲームです。誕生日を伝えるために指で数字を示すのは可能ですが、言葉を発してはならないというルールがあります。
全員が並び終えたら、最後に列の端の人から順に誕生日を言っていき答え合わせをします。ゲーム中には言葉でのやり取りができないので、どれだけ相手とのコミュニケーションが取れるかが重要になるアイスブレイクです。
-バースデーチェーンのやり方-
- 参加者全員で言葉を発さずに誕生日が早い順に並ぶ
- 全員が並び終えたら、列の端の人から順に誕生日を言って答え合わせをする
瞬間移動ゲーム
瞬間移動ゲームでは、1人1本新聞紙で作った棒を用意します。棒を床に立てて押さえ、ファシリテーターの合図と同時に全員が棒から手を離し、時計回りに1人分移動します。その際には、隣の人が離した棒が倒れる前にキャッチできるように素早く移動します。
キャッチできなかった人は抜けていくというルールを追加すると、アイスブレイクとしてもさらに盛り上がるでしょう。
-瞬間移動ゲームのやり方-
- 1人1本新聞紙で作った棒を用意する
- 棒を床に立てて抑え、ファシリテーターの合図で時計回りに1人分移動する
- 隣の人が離した棒が倒れる前にキャッチする
- キャッチできなかった人は抜けていく
チャンバラ合戦 -戦IKUSA –
チャンバラ合戦 -戦IKUSA –は、スポンジ製の刀で相手の腕についた「命」と呼ばれるボールを落とし合う全員参加型アクティビティです。
大人数はもちろんですが、少人数でも十分盛り上がれるアイスブレイクです。
戦国時代の世界観がモチーフになっているため、スタッフは戦国武将や忍者の服を着て世界観を表現します!より多くの命を奪えるよう、戦略的に作戦を練りましょう!
チャンバラ合戦-戦 IKUSA-公式サイトはこちらチャンバラ合戦-戦IKUSA-の資料ダウンロードはこちら
チームビルディングBBQ
チームビルディングBBQは、 チャンバラ合戦や夏にぴったりな水合戦、流しそうめんなどのアクティビティをあわせて実施できる手ぶらバーベキューサービスです。
バーベキュー用具や食材の準備、実施後の片付けが不要なため、気軽にバーベキューを行えます。飲み放題制で、バーカウンターで飲み物の提供をすることも可能です。
チームビルディングBBQ公式サイトはこちらチームビルディングBBQの資料ダウンロードはこちら
体を動かすアイスブレイクは、こちらの記事でもご紹介しています。
体を動かすアイスブレイク34選!人数に合わせたネタを紹介します
少人数でも盛り上がるアイスブレイク【頭脳・ワークショップ系】10選!
アイスブレイクには、緊張を和らげる効果のほかに、頭の働きを活性化させる役割も期待できます。
次は、頭の運動に最適な、【頭脳・ワークショップ系】のアイスブレイクを紹介します。会議や研修前の固まった頭をほぐすための準備としても、アイスブレイクを活用することができますよ。
無人島に持っていくなら
「もしも無人島に何か1つしか持っていけないなら」という仮定で、自分は何を持っていくか発表するゲームです。「無人島に何を持って行くのか」「なぜそれを選んだのか」について語ってもらうことで、初対面の人同士の価値観を理解するのに活用できるアイスブレイクです。
-無人島に持っていくならのやり方-
- 「もしも無人島に何か1つしか持っていけないなら」という設定で考える
- 自分は「無人島に何を持って行くのか」「なぜそれを選んだのか」を発表する
ピクニックゲーム
ピクニックゲームは、「ピクニックに行くなら、何を持って行くか」を順番に答えていくゲームです。一見、先ほど紹介した「無人島に持っていくなら」と似ていますが、ピクニックゲームでは、参加者の名前を覚えることに着目しています。
ピクニックに持って行く物は、自分の名前の頭文字から始まる物でなければなりません。例えば、「山田さん」であれば、“や”からはじまる物(やかん、やきそば、など)となります。
また、2人目以降の人は、自分が持って行く物に加えて、前の人の名前と持って行く物も一緒に言っていきます。終盤の人にとっては少し難しくなりますが、名前を覚えるアイスブレイクとして活用できます。
-ピクニックゲームのやり方-
- 「ピクニックに行くなら、何を持って行くか」という設定で考える
- ピクニックに持って行く物は、自分の名前の頭文字から始まる物でなければならない
- 2人目以降の人は、自分が持って行く物に加えて、前の人の名前と持って行く物も一緒に言う
- 最後の人まで続ける
NGワード
会話の中で、参加者個々に指定されたNGワードを発してしまったら失格というゲームです。それぞれのNGワードが書かれたカードを、ファシリテーターが参加者の額に貼り、参加者全員で日常会話をしてもらいます。
会話の中で、その人の額に書いてあるワードをその本人が言ってしまったらアウトとなり、最後まで残った人が勝利となります。NGワードを言わせようと熱くなる中でその人の素の部分が見えるゲームです。
-NGワードのやり方-
- それぞれNGワードが書かれたカードをファシリテーターが参加者の額に貼る
- 参加者全員で日常会話をしてもらう
- 額に書いてあるNGワードを言ってしまったらアウト
いれかえ言葉
ある単語の文字列をいれかえた言葉(例:「誕生日(たんじょうび)」→「じょんうびた」)が書かれた紙を見せ、クイズ形式で参加者に回答してもらうアイスブレイクです。
クイズが進むごとに文字数の多い単語を選んだり、参加者共通の単語を選んだりすることで、ゲームを面白く進めることができます。
必要なもの:紙
-いれかえ言葉のやり方-
- ある単語の文字列をいれかえた言葉が書かれた紙を用意する
- 参加者に見せ、クイズ形式で回答してもらう
しりとりリレー
しりとりリレーは、セットしたタイマーが鳴り終えるまでしりとりをするゲームです。しりとりの順番を決め、タイマーを2分にセットしたらゲームがスタートし、アラームが鳴ったときにしりとりのターンが回ってきた人の負けです。
必要なもの:タイマーやタイマー機能のあるもの
-しりとりリレーのやり方-
- しりとりの順番を決める
- タイマーを2分にセットしたらゲームスタート
- セットしたタイマーが鳴り終えるまでしりとりをする
- アラームが鳴ったときにしりとりのターンが回ってきた人の負け
謎解き脱出ゲーム
謎解き脱出ゲームは、参加者が物語の主人公になりきり、チームメンバーと協力して謎を解くゲームです。
すべての謎を解くにはメンバー同士のコミュニケーションが必要不可欠です。謎解きに夢中になっているうちにチームで1つのゴールを目指す共通体験が生まれ、チームワークが向上します。
謎解き脱出ゲームは店舗に行かなければ体験できない、と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、キットが市販されていたり、業者に発注すれば会議室のような場所でも実施できます。
株式会社IKUSAはチームビルディング向けの謎解き脱出ゲームをご提案しています。ぜひご相談ください!
謎解き脱出ゲームの資料ダウンロードはこちら謎解き脱出ゲームのお問い合わせはこちら
サイコロ計算
複数のサイコロを振り、出た目の数の合計を素早く言い当てるゲームです。複数回繰り返し、正解数が1番多かった人が勝利となります。サイコロさえ準備できれば、場所を選ばず手軽に行うことができるアイスブレイクです。
必要なもの:サイコロ2~3個
-サイコロ計算のやり方-
- サイコロを2~3個用意する
- サイコロを振り、出た目の数の合計を素早く言い当てる
- 複数回繰り返し、正解数が1番多かった人が勝利
1分時計
1分時計とは、タイマーをセットして、ちょうど1分経ったと思ったタイミングで合図をしてもらうというゲームです。
参加者には目を閉じてもらい、ファシリテーターの合図から1分経過したと思ったタイミングで手を上げてもらいます。ファシリテーターは、実際に1分が経過したタイミングで合図をし、全員に目を開けてもらいます。
1分時計は、時間間隔を意識付けることにも一役買いますので、会議前のアイスブレイクといったビジネスの場面でも活用できますよ。
必要なもの:タイマー
-1分時計のやり方-
- 1分のタイマーをセットする
- 参加者には目を閉じてもらい、合図から1分経過したと思ったら手を上げてもらう
- ファシリテーターは、実際に1分が経過したタイミングで合図をし、全員に目を開けてもらう
ワンワード
ワンワードは、テーマに沿って各自1つ単語を連想し、即興でコントを作っていくアイスブレイクです。はじめに、ファシリテーターは参加者にテーマを伝えます。参加者はテーマに沿った単語1つを順番に紹介し、即興コントを作ります。
前の人の単語を使ってつながりのあるコントを作っていくので、脳のウォーミングアップになるでしょう。周りの言った内容を注意深く聞き、アイデアを考える力も必要です。
-ワンワードのやり方-
- ファシリテーターが参加者にテーマを伝える
- 参加者はテーマに沿って単語を1つ連想する
- 1人ずつ単語を紹介し、即興コントを作っていく
新聞のばし
新聞のばしは、最も新聞紙を長くのばせたチームが勝ちという簡単なアイスブレイクです。参加者はチームに分かれて、それぞれに1日分の新聞紙が配布されます。その新聞紙を丸めたり折ったりして、制限時間内に最も長くのばせたチームが勝利です。「どうすれば長い新聞紙ができるのか?」と頭を働かせる必要があるので、頭を使うアイスブレイクとして最適でしょう。
必要なもの:新聞紙
-新聞のばしのやり方-
- 参加者はチームに分かれる
- チームごとに1日分の新聞紙が配布される
- 制限時間内に最も新聞紙を長くのばせたチームが勝利
頭を使うアイスブレイクには、簡単なクイズを出題するのもおすすめです。
こちらの記事ではアイスブレイクで使えるクイズ問題やアイデアをご紹介しています。
アイスブレイクで頭の体操!心理テストやクイズ問題、アイデアをご紹介
まとめ
今回ご紹介したように、5〜10名程度の少人数でも十分に盛り上がれるアイスブレイクはたくさんあります。
特に、自己紹介系のアイスブレイクは特別な準備も不要で、少人数の場面では活用しやすいレクリエーションです。また、アイスブレイクの目的は、他の参加者の人たちを知ることなので、かえって少人数の場面の方が相手についてをよく知ることができます。
少人数向けのアイスブレイクを探している担当者の方は、ぜひ今回紹介したアイスブレイクを参考にしてみてくださいね。
アイスブレイクをお探しの方は、こちらの記事もぜひお読みください。
アイスブレイクネタ集|短時間でできるゲームのアイデアや成功させるポイントを紹介