ゲーム・レクリエーション

updated: 2024 

古今東西ゲームとは?ルール、実施方法、コツを紹介

古今東西ゲームとは?ルール、実施方法、コツを紹介

道具なしでも手軽に遊べるパーティーゲームとして知られる「古今東西ゲーム」。

本記事では、古今東西ゲームの概要、実施方法(用意するもの・流れ)、実施する際のコツなどを紹介します

また、古今東西ゲームの実施を検討されている方に向けて、古今東西ゲームを実施することで得られる効果や、実際に古今東西ゲームを実施した感想も紹介しておりますので、ぜひ最後までお読みください。

 

年間1000件以上のイベント・研修を支援。IKUSAのサービス総合カタログ【デジタル版】を無料配布中です。
⇒無料で資料を受け取る

 

社内レク、懇親会、運動会、研修などでチームビルディング!圧倒的に盛り上がる社内イベント・研修の事例集を無料配布中

⇒無料で資料を受け取る

 

古今東西ゲームとは

古今東西ゲームとは、お題に沿った答えを連想し、リズムに合わせて順番に答えていくパーティーゲームです。幅広いお題を使用可能なことから、「東西四方のすべて」を意味する「古今東西」が名称に使われたとされています。

そのほか、山手線の駅名がお題としてよく使われたことから「山手線ゲーム」と呼ばれることもあります。現在では、山手線の駅名以外がお題になっても山手線ゲームと呼ぶようになっているため、古今東西ゲームと山手線ゲームは同じものと考えて問題ないでしょう。

お題の内容を変えることで、子どもでも大人でも遊べるように調整できる使い勝手の良いゲームです。

古今東西ゲームのルール

先述のとおり、「お題に沿った答えを連想し、リズムに合わせて順番に言っていく」のが古今東西ゲームの基本的なルールです。ここであげた「リズム」は、パンパンと2回手拍子を打つのが一般的です。

参加者は円状に並び、中心を見るように内側を向きます。そして、お題を決める人と最初に答える人、どういう回り方で答えていくかを決めてからゲームをスタートします。

スタートの合図としては、「〇〇さんから始まる、古今東西(お題)」という言い方がよく使われます。山手線ゲームの場合だと、「〇〇さんから始まる、山手線ゲーム!」「いえーい!」「(お題)」というように、他の参加者からの合いの手が入ることが一般的です。

スタートしてから、リズムに乗って答えを言えなかったり、前の人が言った答えをもう一度言ったり、答えられなかったりした人は脱落となります。また、お題に合っていない答えを言った場合もアウトです。たとえば、「国名」というお題に対して「パリ」と答えたら脱落となります。この流れを最後の1人になるまで続け、残った人が優勝です。

このゲームでは、どれだけの答えを連想できるか以外にも、答えの重複がNGであることから、前の人が言った答えを覚えておく記憶力も求められます

古今東西ゲームの実施方法

古今東西ゲームは少人数でも大人数でも対応できるゲームですが、参加者は6~9人くらいがひとつの目安といえます。というのも、最後の1人になるまで続けるゲームであるため、あまりにも人数が多すぎると1回のゲームにかなりの時間がかかるためです。

ここからは、古今東西ゲームの具体的なゲームの流れを紹介していきます。

 用意するもの

古今東西ゲームは言葉遊びゲームの1つなので、特に用意するものはありません。ゲームの主催者がいくつかお題の候補を考えておくとスムーズにゲームを始められます。また、ゲームをより面白くするための追加ルールや罰ゲームを考えておいてもよいでしょう。ただし、罰ゲームを実施する場合は、痛みやつらさを伴うものは避け、楽しく行いましょう。

 実施する際の流れ

ここからは、古今東西ゲームの大まかな流れを以下のとおりです。

  1. ルールを説明し、参加者は内側を向いて円状に並ぶ
  2. じゃんけんでお題を決める人と最初に答える人、どういう回り方で答えていくかを決める
  3. 「〇〇さんから始まる、古今東西(お題)」の掛け声の後、パンパンと2回手拍子を打つ
  4. 1人目が答えを言ったら、再びパンパンと2回手拍子を打ち、2人目が答える……
  5. 4を最後の1人になるまで続ける

先述のとおり、リズムに乗って答えを言えなかったり、前の人が言った答えをもう一度言ったり、答えられなかったり、お題に合っていない答えを言ったりした人はアウトです

基本的にはこのルールに沿ってゲームを進めていきますが、長引きそうになった場合は、リズムを速くしてみたり、言ってはいけない「NGワード」を用意したりとアレンジを加えてみるのもよいでしょう。

古今東西ゲームにおすすめのお題

ここでは、古今東西ゲームのお題として使えるテーマを簡単・定番・面白系というジャンル別に紹介します。

簡単

以下は、おもに子ども向けの簡単なお題です。答えの数が多いため、どちらかというと前の人が言った答えを覚えておく記憶力が重要になります。

  • アニメやゲームのキャラクターの名前
  • スポーツの名前
  • 動物の名前
  • 色の名前
  • 花の名前
  • 四字熟語やことわざ
  • お菓子の名前

定番

以下のお題は、王道ともいえる誰もが答えをイメージしやすいものです。答えの数に上限があるため、記憶力とともに、他の参加者の答えに被らない答えを出せる知識も重要になってきます。

  • 都道府県の名前
  • 東京23区の名前
  • 都道府県名と異なる県庁所在地
  • 日本の総理大臣の名前
  • プロ野球チームの名前
  • M-1グランプリで優勝した芸人の名前
  • ジブリ映画の名前

面白系

以下のお題は簡単・定番のものより少しひねった内容で、記憶力とともに発想力やアイディアがものをいいます。思いもよらない答えが出れば、一気に盛り上がれるでしょう。

  • 大御所芸人にいそうな名前
  • ハリウッドで活躍していそうな俳優の名前
  • 厨二病っぽい必殺技の名前
  • 人生で一度は言ってみたいセリフ
  • 他人にはわかってもらえない趣味・フェチ

古今東西ゲームのコツ

古今東西ゲームを楽しめるものにするには、参加者に合ったお題を選ぶことが重要です。前項で紹介した比較的定番なお題のように、「最低でも20個程度の答えがある」「ある程度だれでも答えられる」といった要素も含んでいるものを選ぶようにしましょう。

定番のお題に飽きたら、「〇〇なもの」という連想がメインのお題にするのもおすすめです。たとえば、「白いものといえば?」、「ふわふわしたものといえば?」などが挙げられます。また、「おでんの具といえば?」のように、家庭や地域によって微妙な違いが出るお題だと、どこからがアウトになるのかの判断で盛り上がることができるでしょう。

ただし、「だれかを傷付ける可能性のある内容にしない」という点を意識してお題を選ぶことも重要です。

古今東西ゲームを実施することで得られる効果

古今東西ゲームを実施することで、以下のような効果を得ることが期待できます。

アイスブレイクになる

古今東西ゲームはルールがシンプルで道具も必要ないため、初対面の人とでも気軽に始められます。会社の中で行う場合は、業界ならではのマニアックなお題を設定すれば、さらに盛り上がるはずです。

秀逸な答えに感心したり、リズムに乗れなくて失敗したりとさまざまな体験を共有することで、参加者の緊張がほぐれ、お互いの性格やクセなどが読み取れるようになっていくでしょう。それにより、参加者同士の交流が活性化して、後々の仕事にも役立ちます。

会話をテンポよく続けられるようになる

古今東西ゲームで勝ち残れるかは「答えのストック」がどれだけできているかにかかっています。お題が発表された瞬間に頭の中で答えの候補を挙げる訓練を繰り返すことで、会話をテンポよく続けられる能力が鍛えられます

初対面の人や深く関わったことのない相手との会話で、なかなか話が続かず気まずい空気になった経験をしたことがある人もいるでしょう。しかし、古今東西ゲームでの「答えのストック」を応用することで、相手の話題の中から重要なキーワードを抜き出し、そこから連想されるテーマをいくつかストックできるようになります。そうすることで、1つのテーマでの会話が終わっても、スムーズに次のテーマへ移れます。

脳トレになる

古今東西ゲームでは、お題に合う答えを考えたり、前の人が言ったお題を覚えておいたりと脳をよく使うため、思考力や記憶力が鍛えられて脳の活性化につながります。また、リズミカルなゲームであるため、「脳トレ」と身構えることなく楽しくやれることも特徴です。

古今東西ゲームを体験した人の感想

以下は、実際に古今東西ゲームを体験した人による感想です。

  • 「あ〜!それは俺が言おうと思ったのに!!」みたいな声が聞こえるのも楽しい。
  • 子供たちが好きなテーマに合わせたり、おじいちゃん世代にも分かるテーマを採用したりすれば、親戚や友人の子供たちとも遊ぶことができる万能なゲームだということを発見しました。
  • アンパンマンのキャラクター名やドラえもんの道具名は盛り上がります。ドラえもんの道具に関しては子供よりも大人の方が盛り上がるかもしれません。「それ、欲しかった!」、「そんな道具あった!?」などと懐かしむことができます。
  • 私がプレイした例の中では「お金持ちそうな人の名前」というお題で「西園寺野々代」や「御手洗一雅」などのそれっぽい答えが出て場が盛り上がり、非常に楽しかったです。
  • お題が「左隣のよいところ」に変わったときに、「かわいい・足が長い・優しい・演奏がうまい・新体操がうまい・・・」などどんどんよさがつながり生徒らの笑顔が増えました。

【子ども向け】防災ヒーロー入団試験

防災ヒーロー入団試験」は、防災知識を楽しく学び、防災ヒーローを目指す子ども向けアクティビティです

アクティビティの特徴

  • 「防災スリッパ」、「水消火器射的」などのワークショップを通して防災への関心が高まる
  • 親子で防災について考え、取り組みはじめるきっかけづくりができる
  • 体験を通して学びが定着し、保護者の方から感謝されるイベントができる

⇒無料で「防災ヒーロー入団試験」の資料を受け取る

まとめ

古今東西ゲームは、山手線ゲームとも呼ばれる連想ゲームです。ルールがシンプルで、お題を変えれば難易度を自由に調整できるため、大人から子どもまで幅広い年代で楽しむことができます。

さらに、古今東西ゲームを実施することで、会話力が上がったり、アイスブレイクや脳トレになったりと、さまざまな効果も期待できます。古今東西ゲームを実施したことでさまざまな良い効果を感じている事例もあることから、積極的に取り入れてみましょう。

 

IKUSAでは、年間1000件以上のユニークなイベントや研修を支援しています。90種類以上のイベント・研修サービスからお客様のニーズに合わせてご提案させていただき、ご要望に応じたカスタマイズも可能です。サービスの詳細や具体的な事例は下記の資料でご確認ください。
⇒無料でサービス総合カタログ【デジタル版】を受け取る

お問い合わせはこちら

この記事を書いた人

マッスー
元気な引きこもりWebライター兼Web編集者。出版社に約10年勤めた後、フリーランスとして記事を書いたり、編集や校正したり、社会の模擬テストをつくったりと、なんやかんやで文章に関わるよろづ仕事をしてます!
RELATED ARTICLES関連する記事
RECOMMENDおすすめ記事
PAGE TOP