updated: 2023
アイスブレイクとは?会社で使える具体例20選
目次
アイスブレイクとは、緊張をほぐすために行う簡単なゲームです。雑談や自己紹介など、コミュニケーションが取れるものが多く、ビジネスでも活用することができます。
本記事では、アイスブレイクとは何か、メリット・効果、ポイント、ビジネスで使える具体例20選(自己紹介、ワーク、アクティビティ)を紹介します。
年間1000件以上のイベント・研修を支援。IKUSAのサービス総合カタログ【デジタル版】を無料配布中
シーン別のアイスブレイクをまとめた資料を無料配布中
アイスブレイクとは
アイスブレイクとは、対人コミュニケーションにおける双方の緊張をほぐすことを目的として実施する簡単なゲームや運動です。
会社においては、内定者研修や新入社員研修、新規プロジェクトのキックオフや会議など、関係構築(リレーション構築)ができていない方々が集まる場面で活用されることが多くあります。
アイスブレイクを行うことで他者の人柄や考え方・価値観などのパーソナリティ(個性・人柄)を知ることができ、コミュニケーションを促進させる効果が期待できます。
アイスブレイクの種類
アイスブレイクは、短時間で簡単に実施できるものが基本となりますが、社内レクや懇親会などでは1~2時間程度のアクティビティとして実施される場合もあります。
アイスブレイクには以下の種類があります。
- 自己紹介系アイスブレイク
- ワーク系アイスブレイク
- アクティビティ系アイスブレイク
会社で行われるアイスブレイクは、相互理解やコミュニケーションが重要なため、自己紹介系やワーク系のものが主流です。会社の社内レクや懇親会の他に、会議やキックオフなどでも違和感なく実施することができます。
また、社内レクや懇親会とアイスブレイクをセットで行うアクティビティも人気があります。全体を通して相互理解を深め、コミュニケーションを促進させることができるため、チームビルディングの効果が高いことが特徴です。
バーベキューとアクティビティをセットにした「チームビルディングBBQ」、食事会とアクティビティをセットにした「ゴチバトル」や「格付けバトル」など、アクティビティ形式でアイスブレイクを図る方法もあります。アイスブレイクを含むアクティビティをお探しの方はぜひお気軽にご相談ください。
アイスブレイクを実施するメリット・効果
アイスブレイクを実施し、参加者の緊張がほぐれることの重要なメリット・効果としては、「コミュニケーション」に関するものと、「気持ち」に関するものが挙げられます。
ここからは、アイスブレイク実施することで得られるメリット・効果を紹介します。
「コミュニケーション」に関するメリット・効果
コミュニケーションが促進されてチームビルディングにつながる
チームビルディングとは、全員が他者を理解し、同じ目標に向かって主体的に取り組めるチームづくりです。1965年に心理学者のブルース・W・タックマンが提唱した「タックマンモデル」がチームビルディングのプロセスを示した代表的なモデルです。タックマンモデルでは、チームを形成期、混乱期、統一期、機能期、散会期の5つの段階に分け、混乱や衝突を乗り越えてチームが機能するまでのプロセスが示されています。
コミュニケーションを促進させる要素はさまざまですが、「相手への理解」、「安心感」などが重要な要素となります。また、「気持ちに関するメリット・効果」で紹介する「モチベーション」、「主体性」もコミュニケーションを促進させる要素です。それらはアイスブレイクを実施することで得られる効果であり、いずれもコミュニケーションを促進させる要因となります。
ファシリテーターが進行しやすくなる
ファシリテーターとは、研修、会議、キックオフなどで進行役を担う人です。アイスブレイクを実施し、前向きさやモチベーションが高まることで、ファシリテーターが進行しやすい状況づくりにつながります。
参加者に緊張感があり、「発言が少ない」、「レスポンスが遅い(薄い)」などの状況に陥ると、ファシリテーターが思うように進行できなくなる場合があり、そのような状況では研修や会議などを実施することで成果が上がりにくくなります。
盛り上げやすくなる
内定者研修や内定者懇親会などでアイスブレイクを実施する際には、「場が盛り上がること」が重要なポイントの1つとなります。参加者が楽しさや居心地の良さなどを感じ、それを表現することで、場が盛り上がります。そうなることで参加者が「楽しい」と感じ、帰属意識やエンゲージメントなどの向上につながります。
「気持ちに関するメリット・効果」
気持ちが前向きになってモチベーションが上がる
アイスブレイクを実施し、緊張がほぐれると気持ちが前向きになります。緊張感は「つらい」、「こわい」などのネガティブな感情につながる可能性があり、参加者にストレスがかかった状態といえます。アイスブレイクを行ってそうした気持ちをポジティブに変えることで、前向きさやモチベーションの向上につながります。
主体性が高まる
参加者の前向きさやモチベーションが向上すると、主体性が高まる可能性があります。主体性とは、主体的であることの度合いを意味し、自らの意思で前向きに取り組んでいる状態であれば「主体性が高い」といえます。
主体性が高まる要因は人により異なります。たとえば、「周囲にやる気をアピールしたい」、「やりがいがある」、「自己成長につながると思える」など、目的に関する要因のほか、「楽しい」、「面白い」などと感じることから前向きになることで主体性が高まる場合もあります。
アイスブレイクが影響するのは後者の「楽しさ」、「面白さ」などの気持ちの前向きさです。前向きな気持ちになることで主体性が高まります。
心を開いて関係構築につながる
アイスブレイクを実施し、相手のことを知ることで、他者に対して心を開く要因の1つになります。
精神的に緊張していると、他者に対して警戒する気持ちを持ち、本来の自分を出すことに抵抗感を持つ可能性が高まります。そのような精神状態でいると、他者に歩み寄り、他者を理解する・理解されるという行動を取りにくくなります。
アイスブレイクを実施して精神的な緊張をほぐし、他者に対して心を開ける状態にしたうえでコミュニケーションを促進させることで、参加者同士の関係構築を促すことができます。
アイスブレイクを実施する際のポイント
アイスブレイクを実施する際には、以下の3つのポイントを押さえることが重要です。
- 他者の理解を促すこと
- 全員が平等であること
- 早いタイミングで実施すること
以下でアイスブレイクを実施する際のポイントについて詳しく紹介します。
他者を知る・知ってもらう要素を取り入れる
アイスブレイクを実施して緊張をほぐすためには、他者を理解すること・他者に理解してもらうことが重要です。自己紹介やコミュニケーションゲームなど、他者への理解を促進させる要素を取り入れましょう。
必ず全員が発言できるようにする
アイスブレイクを実施する際には、特別な扱いを受ける人がでてこないように配慮し、全員が平等に取り組めるようにすることが大切です。そうすることで劣等感や参加のしにくさなどを感じて主体性が低くなる人がでにくくなります。全員が平等に取り組めるようにしましょう。
プログラムの序盤に実施する
アイスブレイクを実施することには、「コミュニケーション」、「気持ち」に良い影響を与えるメリットがあります。そのため、プログラムの序盤に実施することで、参加者がより前向きに、参加者同士がより近しい距離感で取り組めるようになります。アイスブレイクはプログラムの序盤に実施しましょう。
自己紹介に関するアイスブレイク6選
覚えて自己紹介
覚えて自己紹介は、他の参加者の自己紹介の内容を覚えてつなげるアイスブレイクです。たとえば、好きな食べ物をお題に設定した場合には、「お寿司が好きな○○さんの隣の、うなぎが好きな●●です」のように順番につなげていきます。ポジティブな情報を得ることで親近感を持てたり、コミュニケーションのきっかけになったりすることが特徴です。
人数・時間
- プレイ人数:5~10人程度
- プレイ時間:5~10分程度
遊び方
- グループ分けをする
- 円形に座る
- 順番に自己紹介をしてつなげていく
他己紹介
他己紹介は、他者のプロフィールを紹介するアイスブレイクです。2人1組になり、自己紹介に関する項目について順番に相手に質問をします。その後、全員の前でペアになった人のことを紹介します。質問する項目にバラつきがでたり、うまく相手の情報を引き出すことができない人がでたりしないように、質問項目を事前に決めておくとよいでしょう。
質問をして情報を整理し、発表する(アウトプットする)ことで、ペアになった人のことを深く知り、理解することができます。また、他者を紹介するという工夫をすることで、聞き手側もより集中して話を聞きやすくなることも特徴です。
人数・時間
- プレイ人数:6~10人程度
- プレイ時間:10分程度
遊び方
- 2人1組になって、自己紹介項目に沿って質問をする。
- 回答を整理する。
- 質問側と回答側を交代してもう一度行う。
- 全員に対してペアになった人のことを紹介する。
Good and New
Good and Newは、24時間以内に起きた良かったこと(Good)、発見したこと(New)を発表するアイスブレイクで、アメリカの教育学者であるピーター・クライン氏が開発したといわれています。
ポジティブな出来事を伝えることで、前向きなコミュニケーションが促進され、他者に対して関心を持つきっかけづくりにもなります。
人数・時間
- プレイ人数:6~20人程度
- プレイ時間:5~10分程度
遊び方
- 24時間以内に起きた良かったこと(Good)、発見したこと(New)をそれぞれ発表します。
- 1人が発表し終えたら全員で拍手をして、順番に発表していきます。
参考:「GOOD&NEW」で社内の雰囲気がガラッとよくなったのは、なぜ? | 売上最小化、利益最大化の法則 | ダイヤモンド・オンライン
視座変換ゲーム
視座変換ゲームは、紙に自分の短所を書き、他の人がその短所を長所に書き換えるアイスブレイクです。
自分では短所だと思っていたことが長所に変わる気づきを得られ、他者からも長所として認識されるようになるため、人間関係や社風などの改善も期待できることが特徴です。また、他者について理解し、受け入れることにもつながるためチームビルディングの効果もあります。
人数・時間
- プレイ人数:6~20人程度
- プレイ時間:10~15分程度
遊び方
- まずは紙に自分の短所を箇条書きに書き出していきます。
- その紙を自分の目の前に置き、順番にほかの人たちの紙を見ます。
- ほかの人が書いた短所の横に、その短所を長所に変えて追記します。
- 全員が回り終えたら、自分の席に戻り、他者が書き換えてくれた長所を見る。
- 1人ずつ順番に短所を長所に変換された内容を発表する
こう見えて自己紹介
こう見えて自己紹介は、自分に関する意外性のある物事を発表するアイスブレイクです。発表する前に「私こう見えて」といい、他者から見て意外性があると思える自己紹介をします。
意外性のある内容にすることで関心を持って自己紹介を聞くように促すことができ、意外な一面を知ることで他者を理解するきっかけづくりにもなります。
人数・時間
- プレイ人数:6~10人程度
- プレイ時間:5~10分程度
遊び方
- 「私こう見えて」といい、意外性のある自己紹介を行います。
- 自己紹介をした後に、他の人がコメントをすることでコミュニケーションを促進させます。
- 順番に自己紹介をしていきます。
質問つき自己紹介
質問つき自己紹介は、事前に集めた質問カードをランダムに引き、それに応じて自己紹介を行うアイスブレイクです。偶然性のある自己紹介を行うことで、他者が関心を持って自己紹介を聞くようになりやすいことが特徴です。
ただし、プライベートに関わる質問などは控えることが大切です。注意点として、答えにくい質問を書かないように事前に留意事項として参加者に伝えましょう。
人数・時間
- プレイ人数:6~10人程度
- プレイ時間:5~10分程度
遊び方
- 参加者全員が質問カードに質問を記入します。
- 質問カードをシャッフルします。
- 参加者は自己紹介をする前に質問カードを引きます。
- 自己紹介をして、最後に質問と回答を発表します。
- 順番に自己紹介を行います。
簡単なワークに関するアイスブレイク7選
新説桃太郎
新鋭桃太郎は、桃太郎の登場人物に関する配役を決め、物語の設定を変えて新たな童話を創作するアイスブレイクです。
1つのグループは原則として7名とし、配役を決めます。配役は桃太郎、おばあさん、おじいさん、鬼、さる、きじ、いぬとして、自分が演じたい役を一斉に発表します。配役が決まったら、その登場人物で桃太郎の物語を展開させていきます。楽しくワークを行うことで、コミュニケーションが促進されます。
人数・時間
プレイ時間:15~20分程度
プレイ人数:7人程度
遊び方
- 7人のグループをつくります。
- 自分が演じたい役を一斉に発表します(桃太郎・おばあさん・おじいさん・鬼・さる・きじ・いぬ)。
- 配役を確認します。
- 配役に沿って新しい桃太郎のストーリーを考えます。
- 例:犬が3人いる場合、どんなストーリーなのか?
- 例:桃太郎がいない場合、どんなストーリーなのか?
- 例:鬼も桃太郎もいない場合、どんなストーリーなのか?
- ストーリーが決まったら、グループごとに発表します。
即興ものがたり
即興ものがたりは、ランダムに単語が書かれた札を2枚引き、それらの単語を使って創作した物語を1人あたり1分程度で発表するアイスブレイクです。
物語を創る際に個性がでて、他者の面白さ・ユニークさなどを知ることができます。発想力の豊かさや突拍子もない物語などで思わず笑いがこぼれることがあり、楽しく実施できることが特徴です。
人数・時間
- プレイ人数:5~10人程度
- プレイ時間:10~15分程度
遊び方
- 事前に単語を書いた札を用意しておきます。
- 参加者は単語が書かれた札をランダムに2枚引きます。
- そこに書かれた2つの単語を使って1分程度の物語を考えます。
- 全員の前で、物語を発表します。
絵本のつづきはな~に?
絵本のつづきはな~に?は、有名な絵本の展開や結末を創作するアイスブレイクです。
どのような物語であってもハッピーエンドになるように創作することで、楽しさや面白さを感じ、緊張をほぐせることが特徴です。また、創作したものを発表することで、その人の個性や面白さを知るきっかけづくりにもなります。
人数・時間
- プレイ人数:6~10人程度
- プレイ時間:10~20分程度
遊び方
- 代表者やファシリテーターが絵本を朗読します。
- 結末に至る前に絵本を閉じます。
- 参加者は物語の続き・結末を創作します。
- 創作した物語を順番に発表します。
ノーカタカナゲーム
ノーカタカナゲームは、「カメラ」、「ピーラー」などのお題について、カタカナ言葉を使用せずに説明するアイスブレイクです。道具を準備せずに簡単に実施でき、考える力・伝える力に関わるロジカルシンキングが求められるため会社でのアイスブレイクに適しています。
人数・時間
- プレイ人数:4~6人程度
- プレイ時間:5~10分程度
遊び方
- カタカナ言葉のお題を用意する
- お題を参加者に割り振る
- 1人の参加者がカタカナ言葉を使わずに説明する
- 他の参加者がクイズ形式で回答する
- 正解数が最も多い参加者の勝ち
ノーカタカナゲームの解説動画は以下でご確認ください。
バースデイライン
バースデイラインは、非言語コミュニケーション(ノンバーバルコミュニケーション)だけで誕生日が早い人から順に並ぶアイスブレイクです。非言語コミュニケーション(ノンバーバルコミュニケーション)とは、言語以外のコミュニケーション方法を意味する言葉です。たとえば、ジェスチャーや表情などが挙げられます。
バースデイラインは全員参加が基本となるため、全体としてコミュニケーションが取れることが特徴です。また、ワークのミッションをクリアすることで達成感も得ることができます。
人数・時間
- プレイ人数:8~15人程度
- プレイ時間:5~15分程度
遊び方
- 全員が集合する
- 参加者同士で非言語コミュニケーション(ノンバーバルコミュニケーション)を取る
- 誕生日が早い順(1月1日⇒12月31日の順)に並ぶ
- 完了後、答え合わせをする
緊急トークセッション
緊急トークセッションは、トークテーマを設定し、少人数で会話をするアイスブレイクです。「最近の課題」、「今年の目標」などのトークテーマを設定します。テーマを設定することで会話によるコミュニケーションが促進されます。
人数・時間
- プレイ人数:3~6人程度
- プレイ時間:5~10分程度
遊び方
- トークテーマを設定する
- 少人数のグループに分ける。
- 時間を決めてトークセッションを行う。
マイノリティゲーム
マイノリティゲームは、お題に対してマイノリティ(少数派)になる回答をすることを目指すアイスブレイクです。「願いが叶うなら瞬間移動をする?空を飛ぶ?」、「明日が休日になったら外出する?家で過ごす?」など、簡単なお題を設定し、参加者はグループで1~2分程度の会話中に駆け引きを行います。戦略・駆け引きが重要なためシンプルでも奥深さがあり、没入感があることが特徴です。
人数・時間
- プレイ人数:5~9人程度(※2択の場合は奇数にする必要があります)
- プレイ時間:5~10分程度
遊び方
- お題を設定する
- グループ分けをする
- 1~2分、グループで会話をする
- 少数派になった人の勝ち
マイノリティゲームの解説動画は以下でご確認ください。
アクティビティに関するアイスブレイク7選
チャンバラ合戦
チャンバラ合戦は、スポンジの刀で相手の腕についたボールを叩いて落とす合戦アクティビティです。圧倒的に楽しいことが特徴で、社内レクや研修などで活用していただいております。
チャンバラ合戦には戦国武将になりきるプロ集団「合戦武将隊」が出陣し、合戦をイメージした城や障害物などを配置することで戦国時代の世界観を表現した体験型アクティビティを実施することができます。
合戦を行う際には、軍議と合戦を繰り返すため、チームで戦略や対策を立てることでコミュニケーションが活性化し、チームとしてPDCAサイクルを回すことを体験できることも特徴です。
敵軍を全滅させる「全滅戦」、敵軍の大将を討ち取る「大将戦」、最強の剣豪を決める「バトルロイヤル戦(個人戦)」などのさまざまな実施形式があります。
人数・時間
- プレイ時間:1~2時間程度
- プレイ人数:20人~1000人程度
遊び方
- 人数や時間に合わせて各軍に分かれて戦います。
- 自分の利き腕とは反対側の腕にバンドを巻き、「命」と呼ばれるカラーボールを装着します。
- 利き腕に刀を持ち、各軍のファシリテーターや大将を中心に軍議を行います。
- 軍議が終了したら、戦場に入って準備します。
- 「皆の者、刀をあげよ。戦開始!」の合図とともに合戦を開始します。
- 命が落とされたら討ち死にとなります。
- 制限時間終了時の生き残った人数で勝敗が決まります。
- 合戦後に改めて軍議を行い、戦略や対策を立てます。
- 軍議と合戦を繰り返します。
株式会社IKUSAでは、チームビルディングやコミュニケーション活性化を軸とした90種類以上のサービスを提供し、年間1000件以上の社内イベント・研修などを支援しています。
ヘリウムリング
ヘリウムリングは、グループの全員がフラフープの周囲に円形に並び、誰の指からもフラフープが離れないように地面に置くことを目指すアイスブレイクです。
全員が呼吸を合わせて同じペースでフラフープを地面に近づけていくことが必要なため、グループで達成感を得られたり、チームビルディングにつながったりすることが特徴です。
人数・時間
- プレイ人数:6~10人程度
- プレイ時間:10~15分程度
遊び方
- フラフープの周囲に円形に並びます。
- 利き手の人差し指の第一関節につくようにフラフープを乗せます。
- フラフープから誰の指からも離れないように地面につけることを目指します。
- 指が離れてしまった場合には最初からやり直します。
- フラフープを地面につけることができたら達成となります。
あんたがたどこさゲーム
あんたがたどこさゲームは、「あんたがたどこさ」というわらべ歌に合わせて前後左右に跳ぶ運動系のアイスブレイクです。リズムに合わせて跳ぶことが必要で、最後までリズムやルールに合わせて跳び続けることができた人の勝ちになります。
人数・時間
- プレイ人数:10~20人程度
- プレイ時間:5~10分程度
遊び方
- 「あんたがたどこさ」の歌を全員に教える
- 参加者の足元に十字型にテープを貼ります(床が傷みにくいマスキングテープの使用がおすすめです)。
- 参加者はスタート位置となる、十字の右上の部分に立ちます。
- ファシリテーターや代表者が「あんたがたどこさ」を歌います。
- 「あんたがたどこさ」の歌に合わせて十字のマス目をリズムに合わせて左右に跳びます(歌詞の「さ」の時だけ、前後に跳びます)。
- リズムに合わなかったり、上下左右を間違えたりした際には跳ぶのをやめて座ります。
- 最後まで跳び続けることができた人の勝利となります。
聖徳太子ゲーム
聖徳太子ゲームは、一度に何人もの人の話を聴くことができた聖徳太子のように同時に単語を聞き分けるアイスブレイクです。
1人の周囲に並び、一斉に単語をいいます。より多くの単語を聞き分けることができた人の勝ちになります。
人数・時間
- プレイ人数:6~10人程度
- プレイ時間:10分程度
遊び方
- 聖徳太子役(聴き手)は円の真ん中に座ります。
- 周囲に並んだ話し手に単語を割り振ります。
- 聖徳太子役の周りを円形に囲みます。
- 「いっせ~の~せ」に合わせて話し手は一斉に決められた単語をいいます。
- 聖徳太子役の人が聞こえた単語を答えます。
- 答え合わせをします。
- 聖徳太子役を交代していき、たくさん聴き取れた聖徳太子役が勝利となります。
20秒体内時計
20秒体内時計は、体内時計を頼りに20秒ぴったりを目指すアイスブレイクです。参加者は順番にストップウォッチを使って20秒を計り、最も20秒に近いタイミングで止めることができた人の勝ちになります。
人数・時間
- プレイ人数:6~10人程度
- プレイ時間:5分程度
遊び方
- ストップウォッチを用意します。
- 参加者のなかでチャレンジする順番を決めます。
- 参加者はストップウォッチを見ずに20秒を計ります。
- 20秒ぴったりと思ったときにストップウォッチを止めます。
- 全員が終わるまで順番に行います。
- 最も20秒に近い人の勝ちとなります。
The傾聴
The傾聴は、3パターンの聞き方をするアイスブレイクです。向かい合って目を見て聞く、目を合わせずに相槌だけ打つ、スマホを見ながら聞くといった3パターンの聞き方をして、それぞれに対する感想をフィードバックします。聞く・話すことの大切さを実感できることが特徴です。
人数・時間
- プレイ人数:6~10人程度
- プレイ時間:5~10分程度
遊び方
- 2人1組になって、聞き手と話し手に分かれます(あとで交代します)。
- 話し手はお題に合わせて30秒間話し掛け続け、聞き手は3パターンの聞き方をします。
- 向かい合って目を見て聴く。
【お題:私は〇〇です。(長女・背が高いなど)】
- 後ろを向いて相槌だけ打つ。
【お題:私は〇〇が好きです。(犬・ラーメンなど)】
- 向き合っているけど、携帯や何か作業をしながら聴く。
【お題:最近〇〇にはまっています。(筋トレ・料理など)
- 役割を交代してどちらも体験したら、お互いにフィードバックをします(この聴き方の時にこう感じたなど)。
- 話し方・聞き方の大切さについて話します。
足踏み体力測定
足踏み体力特定は、目をつぶって足踏みをして、目を開いたときに元居た位置からどれだけ離れているか、身体の向きが変わっているのかをチェックする簡単な運動系のアイスブレイクです。
周囲に物が置かれていないか確認し、2人1組になって怪我をしないように順番に見守りながら取り組むようにすることが大切です。
人数・時間
- プレイ人数:10~20人程度
- プレイ時間:5~10分程度
遊び方
- 半径1m以上あるスペースの真ん中に十字の印をつけます(床が傷みにくいマスキングテープの使用がおすすめです)。
- 十字の印につま先を合わせて立ち、目を閉じます。
- 目を閉じたまま、その場で50歩、足踏みします。
- 50歩の足踏みが終わった時点で目を開き、最初に立っていた印から、どれだけ移動してしまったかをチェックします。
まとめ
アイスブレイクは、会社における社内レク、懇親会、社員旅行、キックオフ、会議などのさまざまな場面で有効に活用することができます。
アイスブレイクには、短時間できる自己紹介やワーク、数時間かけておこなうアクティビティなど、さまざまな種類があるため、目的や参加者の特徴などに応じて適切なものを選びましょう。
IKUSAでは、年間1000件以上のユニークなイベントや研修を支援しています。90種類以上のイベント・研修サービスからお客様のニーズに合わせてご提案させていただき、ご要望に応じたカスタマイズも可能です。サービスの詳細や具体的な事例は下記の資料でご確認ください。
盛り上がるアイスブレイク18選!研修・セミナーや懇親会など場面別に紹介
アイスブレイクネタ集|短時間でできるゲームのアイデアや成功させるポイントを紹介