posted:2020 04.28
updated: 2022 10.21
アイスブレイク人気ネタ15選ご紹介

アイスブレイクを取り入れてみたいけど、どんな時にどんなことをすればいいのかとお困りの方はいませんか?アイスブレイクネタをたくさん知っておくだけで、会議や研修など、いろんな方が集まる場面で重宝します。
今回は社内の会議や研修で盛り上がるアイスブレイクの事例を15選ご紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください。
【関連記事】
アイスブレイクネタ30選 会議や研修で簡単にできるゲームを紹介
アイスブレイクとは
アイスブレイクとは、その名の通り、アイス(氷)のように緊張した空気感や気持ちをブレイク(壊す)して和らげることです。
近年、会議や研修時などの緊張しやすい場面でアイスブレイクゲームを取り入れられることが増えています。
アイスブレイクをすると緊張が和らぐため、研修意欲が増加し、会場の雰囲気も良くなるのです。
アイスブレイクのコツ
アイスブレイクを行う機会は会議や研修が多いです。人数が多かったり、初対面の方や上司が多かったりするとその緊張度はより大きくなるからです。
そんな時でもアイスブレイクのコツを押さえておけば大丈夫です。
- 全員が発言しやすい環境を作る。
- 短時間で簡単に進められるものを選ぶ。
- アイスブレイクを意識しすぎない。
そもそも、アイスブレイクは「その場の空気を和ませる」ことを目的にしています。
そのため、アイスブレイクそのものの成功を意識してしまうと、全体が見えなくなり、無駄に時間を使ってしまう可能性もあります。
短時間で、全員を巻き込む流れを作ることを意識しましょう。
アイスブレイクネタ15選ご紹介
新説桃太郎
1チーム原則7名のチームで行います。誰もが一度は聴いたことがある桃太郎のお話から新しいお話を創るアイスブレイクゲームです。
メンバーの個性と発想力、想像力がゲームをより盛り上げます。
プレイ時間:10~20分 プレイ人数: 7人
遊び方
- 配役を決めます。(桃太郎・おばあさん・おじいさん・鬼・さる・きじ・いぬ)
- 決める際は一斉に発表しましょう。(同役が複数いても大丈夫です。)
- 配役が決定したらそのメンバーで新しい桃太郎のストーリーを考えましょう。
・例:犬が3人いる場合、どんなストーリーなのか?
・例:桃太郎がいない場合、どんなストーリーなのか?
・例:鬼も桃太郎もいない場合、どんなストーリーなのか? - ストーリーが決まったら、チームごとに発表しましょう。
チャンバラ合戦
チャンバラ合戦は、スポンジの刀で相手の腕についたボールを切り落とすというシンプルなルールなので誰もが楽しめます。
そして、ただ戦うのではなく、相手チームに勝つための「戦略」を練ることが大切なのです。
戦略を練るための「軍議」を行ない、合戦を通して実践し、また軍議で振り返り、作戦を立て直す……まさに合戦を通してPDCAサイクルが学べるのです。
合戦内容もチームを全滅させる「全滅戦」から、チーム内に大将をつくり大将を討ち取る「大将戦」、会社内一の剣豪を決める個人戦の「バトルロイヤル戦」とさまざまです。
プレイ時間:1時間程度 プレイ人数:20人~1000人
【遊び方】(全滅戦)
- 人数に合わせて各軍に分かれて戦います。
- 自分の利き腕とは反対側の二の腕部分にバンドを巻き、「命」となるカラーボールを装着します。
- 利き腕に刀を持ち、各軍のファシリテーターや大将を中心に軍議を行います。
- 軍議が終了したら、戦場に入って準備します。
- 「皆の者、刀をあげよ。戦開始!」の合図とともに合戦開始です。
- 命が落とされたら討ち死にとなります。
- 制限時間終了時の生き残った人数で勝敗が決まります。
チャンバラ合戦-戦IKUSA-のお問い合わせはこちらチャンバラ合戦-戦IKUSA-の資料ダウンロードはこちら
即興ものがたり
いろんな単語が書かれた札から即興で短い物語を考え、みんなに披露します。
発想力の豊かさや突拍子もない話で思わず笑いが出てしまうことや、意外な展開に感動することもあるでしょう。
プレイ人数:5~10人程度 プレイ時間:5~10分
【遊び方】
- 参加者はいろんな単語が書かれた札をランダムに2枚引きます。
- そこに書かれた2つの単語を使って1分程度の物語を考えます。
- みんなの前で、物語を披露しましょう。
他己紹介
自己紹介は人生で何度も経験したことがあると思います。しかし、他己紹介では、その人の自己紹介を聴いてから話をまとめて、ほかの方に紹介しなくてはいけません。傾聴する力とプレゼン力も身につくゲームです。
プレイ人数:5人~10人程度 プレイ時間:5~10分
【遊び方】
- 2人組になって、お互い自己紹介をします。
- 自己紹介が終わった後、順番にみんなの前で相方の紹介をしましょう。
ヘリウムリング
ヘリウムリングはチームビルディング効果のあるアイスブレイクです。
みんなで一つのことを達成することで連帯感を高め、チームワークを培うことができます。
プレイ人数:6~10人程度 プレイ時間:10~15分
【遊び方】
- フラフープを中心としてメンバーはフラフープを囲みます。
- 利き手の人差し指の第一関節につくようにフラフープを乗せます。
- フラフープを地面につけることができたらゴールです。
(※指が離れてしまった場合や第一関節以外の部分でフラフープを触れてしまった場合は、最初の高さまで戻します。)
Good and New
Good and Newとはアメリカの教育学者、ピーター・クライン氏が開発したアイスブレイクネタです。24時間以内に起こった楽しかったことや気づいたことをみんなに話します。ポジティブなネタがお題になるので、自然と空気が和みます。
また、話を整理して伝える力にもつながります。
プレイ人数:10~20人程度 プレイ時間:10~15分
【遊び方】
- 24時間以内に起きた楽しかったこと、もしくは新しく知ったこと、気づいたことをそれぞれ発表します。
- まずは司会者や研修担当者が発表します。
- ひとりが発表し終えたら拍手をして、順次発表していきます。
視座変換ゲーム
自分の短所は見方を変えると長所にも変えることができます。自分では気づかない部分を他者の視点から気づくことができるアイスブレイクゲームです。
物事の見方を変える力が身につきます。
プレイ人数:10~20人程度 プレイ時間:10~15分
【遊び方】
- 紙に自分の短所を箇条書きに書き出していきます。
- その紙を自分の机の上に置いておき、ほかの人たちの紙を見に行きます。
- ほかの人の書かれた短所の横に、その短所を長所に変えて書いて回りましょう。
- 時間が終われば、自分の席に戻って、みんなが書き換えてくれた長所を見て自己啓発に生かしましょう。
絵本のつづきはな~に?
もともとある絵本の結末をオリジナルで考えるアイスブレイクゲームです。
想像がつく結末でも構いませんが、想像力、発想力を働かせることは今後の業務でも新しいアイデアを生み出す力にもなります。
プレイ人数:5~10人程度 プレイ時間:10~20分
【遊び方】
- 誰か1人がみんなの前で絵本を読みます。(結末に行く前のページで終わる。)
- 参加者はそれぞれその絵本の続きを考えます。
- 順番に前に出て絵本を読み、結末部分は絵本ではなく、考えたストーリーを話しましょう。
あんたがたどこさゲーム
あんたがたどこさというわらべ歌を一度は聴いたことがあるのではないでしょうか?その音楽に合わせて、身体を動かすというリズム感も伴うゲームです。
プレイ人数:10~20人程度 プレイ時間:5~10分
【遊び方】
- 参加者のそれぞれの足元に十字のテープを貼りましょう。(床が傷みにくいマスキングテープの使用がおすすめです。)
- 参加者はスタート位置となる、十字の右上部分に立ちます。
- あんたがたどこさの歌に合わせて十字のマス目をリズムに合わせて左右に跳びます。(歌詞の「さ」の時だけ、前後に跳びます。)
- リズムに合わなかったり、上下左右を間違えたときは座ります。
- 最後まで跳べた人の勝利となります。
聖徳太子ゲーム
聖徳太子は一度に何人もの人の話を聴くことができたといわれています。そのことをもとにできたのが、この聖徳太子ゲームです。話を聴く際の注意力が養われます。
プレイ人数:7人程度 プレイ時間:10~20分
【遊び方】
- 聖徳太子役(聴き手)は円の真ん中に行きます。
- 話し手は決められた単語を覚えて聖徳太子役の周りで円になります。
- 「いっせーので……」で話し手は同時に決められた単語を言います。
- 聖徳太子役は聞こえた単語を答えます。
- 聖徳太子役を交代していき、たくさん聴き取れた聖徳太子役が勝利となります。
こう見えて自己紹介
ただの自己紹介ではなく、何か言う前に「私こう見えて……」と一言付け加えましょう。
見た目とは違うことを言ってもギャップがあって面白いですし、見た目通りでもその一言が付くだけで面白く感じて盛り上がります。
プレイ人数:5~10人程度 プレイ時間:5~10分
【遊び方】
- 簡単に自己紹介しましょう。
- その後から「私こう見えて……」という一言を付けてから自己紹介しましょう。
質問つき自己紹介
自己紹介をするときに何を話せばいいのか分からなくて困った方も多いでしょう。
このゲームでは事前に質問カードを配っておき、自己紹介の時にその質問に答えてもらうというシンプルなアイスブレイクです。ただし、あまりプライベートに踏み込んだ質問内容はやめておきましょう。
プレイ人数:5~10人程度 プレイ時間:5~10分
【遊び方】
- 質問カードを事前に用意しておきます。
- 参加者には研修や会議前に質問カードを引いてもらいます。
- 参加者はそのカードに書かれた質問を自己紹介の時に発表します。
20秒体内時計
ストップウォッチを使った簡単なアイスブレイクゲームです。
体内時計の正確さを測ることができます。
プレイ人数:5~10人程度 プレイ時間:5~10分
【遊び方】
- ストップウォッチを参加者する人数分、用意しておきます。
- 参加者はストップウォッチを見ずに体内時計の感覚を頼りに20秒を測ります。
- 20秒ジャストと思ったときにストップウォッチを止めます。
- 実際のタイムとの誤差を見て盛り上がりましょう。
The傾聴
傾聴の仕方を体感できるアイスブレイクです。いつもの自分の話の聴き方を改めさせられる機会にもなることでしょう。
プレイ人数:5~10人程度 プレイ時間:5~10分
【遊び方】
- 2人組になって、聴き手と話し手を決めます。(あとで交代します。)
- 聴き手は3パターンの聴き方をします。話し手はお題に合わせて、30秒間話し掛け続けます。お題がなくても話せる方は自由に話しましょう。
・向かい合って目を見て聴く。
【お題:私は〇〇です。(長女・背が高いなど)】
・後ろを向いて相槌だけ打つ。
【お題:私は〇〇が好きです。(犬・ラーメンなど)】
・向き合っているけど、携帯や何か作業をしながら聴く。
【お題:最近〇〇にはまっています。(筋トレ・料理など) - 役割を交代してどちらも体験したら、お互いにフィードバックしましょう。(この聴き方の時にこう感じたなど)
足踏み体力測定
目をつぶって足踏みをして、目を開いたときに元居た位置からどれだけ離れているか、身体の向きが変わっているのかをチェックするゲームです。身体の向きが変わると骨盤の歪みが疑われるそうなので、身体のチェックも含めて試してください。
ゲームを行う際は、周りにモノがないかなどを確認し、なるべく2人組になり、怪我のないよう順番に見守りながら取り組むようにしましょう。
プレイ人数:10~20人程度 プレイ時間:5~10分
【遊び方】
- 半径1m以上あるスペースの真ん中に十字の印をつけましょう。(床が傷みにくいマスキングテープの使用がおすすめです。)
- 十字の印につま先を合わせて立ち、目を閉じます。
- 目を閉じたまま、その場で50歩、足踏みします。
- 50歩の足踏みが終わった時点で目を開き、最初に立っていた印から、どれだけ移動してしまったかをチェックしましょう。
まとめ
ここに書かれている以外にもアイスブレイクゲームはたくさんあります。
ネタをたくさん知っているほど、マンネリ化することなく楽しめますよ。
ほかのアイスブレイクゲームをもっと知りたい!という方はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
場面別!盛り上がるアイスブレイク18選!
アイスブレイクネタ集|短時間でできるアイデアを徹底紹介