簡単にできるアイスブレイクネタ20選

「アイスブレイク」最近耳にするようになった方も多いのではないでしょうか?
この記事では、アイスブレイクの意味から厳選された20のゲームまでをご紹介。
「アイスブレイクってなんだろう」「どんなことをすればいいんだろう」という疑問も一挙に解決できます。
短時間でできるゲームや大勢で楽しめるゲームなど簡単アイスブレイクゲームをぜひお試しください。
そもそもアイスブレイクとは?
「アイスブレイク」という表現は、緊張感や堅苦しい空気を氷(アイス)に例え、それを溶かす(ブレイク)という意味からきています。 文字通り、アイスブレイクの最大の効果は、「緊張を和らげる」ことにあります。
会議や研修などの緊張が張りつめる場面や、面識のない人同士が集まる場面などで、コミュニケーションが取りやすくなるように行うものです。そうすることで、会議等の場の堅苦しい雰囲気を和ませることができます。
通常、会議や研修の冒頭に5~10分程度で行われ、自己紹介やゲームなどをするのが一般的になっています。
アイスブレイクの効果
会議や研修などで、初めから何やら偉い人が出てきて難しい話をされても、面白くない話には耳を傾けようとしない人も多いものです。
また、会議や研修は「どうせ面白くないだろうな」とか「難しい話ばかりだろうな」などというネガティブな感情を抱きがちです。そういった先入観や固定概念は、時に、ビジネスに必要とされる自由な発想の妨げとなってしまいます。
アイスブレイクは、そんな参加者の興味をひきよせ、発言しやすい環境を整えることにも効果的です。
アイスブレイクが効果的な場面
コミュニケーション能力は、社会人に欠かせない重要なスキルです。
しかし、メールやSNSによる会話が当たり前になった現代では、私たちは、人と直接対話する機会から遠ざかってしまっているように思います。
その傾向は若い世代になるほど顕著で、若者の多くはコミュニケーションに苦手意識を抱いています。ましてや、会議や研修の緊張する場面になると、もっとコミュニケーションの積極性は失われるでしょう。
会議や研修で、「自発的な意見がなかなか出ない」「雰囲気が重たい」と感じた時に、アイスブレイクを上手く活用してみてはいかがでしょうか。
アイスブレイクネタ20選
短時間編10選
【新聞ちぎりゲーム】
時間内に新聞をいかに長くちぎられるかという単純なゲームです。
指先を使うことは脳が活性化されるので、研修や会議前には最適です。チーム戦にして、リレー方式に新聞をバトンにして、長くしていくやり方も参加人数によっては楽しいですね。
プレイ人数:5~10人程度 プレイ時間:5~10分
遊び方(チーム戦)
- チームごとに縦に並びます。
- 1人10秒間だけ新聞を長くちぎっていきます。
- 次の人にその続きを渡してどんどん長くしていきます。
- 最後の人が終わった時点の長さを競います。
【ビスケットチャレンジ】
ビスケットを使ったチャレンジゲームです。顔の筋力の柔軟性が問われます。
顔をゆがませ、ビスケットを食べる姿に思わず、笑いが起きて、場が和むことでしょう。
プレイ時間:5~10分 プレイ人数:2~10人
遊び方
- チャレンジする方はどちらかの頬骨あたりにビスケットを1枚置きます。
- スタートの合図でしっかり顔の筋肉を使いながら、ビスケットを口まで移動させます。
- 口までたどり着き、食べることができればチャレンジ成功です。
【ボールくぐり】
ボールをバトンとしてつないでいくタイムトライアルゲームです。
チーム戦なので、白熱すること間違いなしです。盛り上がった気持ちのまま研修や会議に臨むと研修の効率も上がることでしょう。
プレイ時間:5~10分 プレイ人数:5~10分
遊び方
- チームに分かれて縦一列に並びます。
- 先頭の人からボールを自身の股の間(もしくは頭の上)から後ろの人に渡します。
- 最後の人までボールが到着した時点でのタイムで勝負します。
【新聞のりゲーム】
2人組になって行うじゃんけんゲームです。
2対2で行なうこともできますが、密着することになるので、嫌がる人が出ないよう1対1での対決がおすすめです。
プレイ人数:2~4人 プレイ時間:5~10分
遊び方
- 2人組になり、それぞれ広げた新聞の上に乗ります。
- じゃんけん勝負で負けたほうが新聞紙を半分にたたみます。
- 以上を繰り返してどんどんじゃんけん勝負します。
- 新聞から落ちたり、乗れなくなった人の負けとなります。
【箱の中身はなんでしょう?】
箱の中にモノを入れて、中を見ずに、手探りでそれが何かを当てるゲームです。触って当てる参加者はもちろんのこと、周りで見る人は参加者の反応を見て楽しむことができます。テレビ番組では、生き物などを入れることもありますが、良識の範囲で楽しみましょう。
プレイ人数:1人 プレイ時間:5~10分
遊び方
- 挑戦者以外は箱の中身が見える位置で座りましょう。
- 挑戦者は箱の中身を見ないで箱に開いた穴に手を入れます。
- 手の感触だけを頼りに箱の中身が何かを答えます。
【覚えて自己紹介ゲーム】
暗記力が試されるゲームです。お題によっては、それぞれの好みがわかるきっかけにもなり、コミュニケーションの一つのきっかけになるでしょう。
プレイ時間:5~10分 プレイ人数:10~15人
遊び方
- 参加者は円になって座ります。
- スタート位置を決め、はじめにお題を決めてから自己紹介を始めます。(例えば好きな食べ物など)最初の人は「焼肉が好きな〇〇です」と自己紹介します。
- 次の人は「焼肉が好きな〇〇さんの隣にいる、パスタが好きな△△です」という具合に、隣の人が言った自己紹介を復唱してから、自分の自己紹介をしていきます。
【30を言ったら負けゲーム】
1~30まで順番に数えていき最後に30を言った人が負けという至ってシンプルなゲームです。
1回につき最大3つの数字をいうことができます。人数に合わせて最後の数はいろいろ変化させていってもいいですね。どうすれば、言わないかを考えながら取り組むので、頭を使い会議や研修前のちょっとしたウォーミングアップになります。
道具も使わないので気軽に楽しめます。
プレイ時間:5~10分 プレイ人数:2人~5人
遊び方
- 参加者は円になって座ります。
- 最初の人から順に1から数字を言っていきます。1回につき言えるのは最大3つの数字までです。
- 最後に30を言ってしまった人が負けとなります。
【心理テスト】
心理テストは出されたお題の答えからその人の人間性を見出すものです。けれど、その多くはバーナム効果(『誰にでも当てはまること』を『自分にしか当てはまらない』と錯覚してしまう心理現象)を利用していることが多いため、根拠がないことがほとんどです。
それでも、やりたくなって、答えに一喜一憂することもありますよね?人間性を知るためにすると考えず、気軽に楽しんで、その場が和めば十分アイスブレイクの効果があると考えられます。
心理テストの中にはバーナム効果ではないものもあるので、人間性を知るための目的とされる方はぜひ探してみてくださいね。
プレイ時間:5分~10分 プレイ人数:2人~10人
遊び方
- 心理テストを出題する人は事前に心理テストを調べておきましょう。
- 心理テストを出題された人は、直感で答えましょう。
- みんなで心理テストの答えを聞いて盛り上がりましょう。
【缶詰み競争】
空き缶を制限時間内にどれだけ積めるかを競うゲームです。単純なゲームですが、空き缶の用意は難しいかと思います。けれど、積み上げていくハラハラ感や、高く積み上げられた達成感は盛り上がること間違いなしのゲームです。
プレイ時間:5~10分 プレイ人数:2人~5人
遊び方
- 参加者以外の人は座って応援しましょう。
- 参加者はスタートの合図で空き缶を縦に積み上げていきます。
- 制限時間終了時に一番高い人が勝ちとなります。
【紙ヒコーキ飛ばし】
折り紙で紙ヒコーキを飛ばし、その飛距離を測ります。
小さい頃作った記憶をたどってみたり、教えあったり、自分で考えてみたりして、さまざまな楽しみ方が見られることでしょう。
プレイ時間:5~10分 プレイ人数:2~5人
遊び方
- 参加者それぞれに折り紙を用意します。
- 参加者は自由な折り方で紙ヒコーキを作ります。
- 出来上がった紙ヒコーキを決まった場所から、参加者一斉に飛ばします。
- 飛距離が一番遠い人の勝ちです。
大人数編10選
【フラフープくぐり】
参加者同士が手をつなぎいだまま、フラフープをくぐっていくゲームです。最後の人がくぐり終えた時点のタイムを競います。手をつなぐこともちょっとしたコミュニケーションの一つになり、一体感を持って取り組めます。単純なゲームですが、身体を動かして競争するので、白熱することでしょう。
プレイ時間:5~10分 プレイ人数:10~15人
遊び方
- チームごとに手をつないで並びます。
- 最初の人から手を放さずにフラフープをくぐっていきます。
- 最後の人がくぐり終えた時点でのタイムが早かったチームの勝ちとなります。
【謎解き脱出ゲーム】
参加者自身が物語の主人公になり、決められた時間や空間の中で与えられた謎を解いて物語のクリアを目指すあそびです。緊張感のある空間からチームで力を合わせて脱出を図るシチュエーションが特徴で、屋内型で広いスペースと体力が必要ないチームビルディングとして活用いただけます。今流行の謎解き脱出を試してみてはいかがでしょうか?
プレイ時間:約1時間 プレイ人数:5~10人
遊び方
- 問題用紙をもらったら、謎解き開始です。
- 部屋の中にちりばめられたヒントも元にみんなで謎を解いていきます。
- 解くと現れる次々の謎をクリアしていき、脱出の答えが見つかれば、脱出成功となります。
謎解き脱出ゲーム公式サイトはこちら謎解き脱出ゲームのお問い合わせはこちら
【ぴんぽんリレー】
スプーンを使ってピンポン玉を渡していくリレーゲームです。
広さに限りがある場合は渡すだけでもいいですが、広さが確保できるのであれば、人同士の間隔を開き、歩く距離を作っても落ちるリスクが高くなり面白さが増しますよ。
プレイ時間:5~10分 プレイ人数:5人~10人
遊び方
- 参加者はチームごとに縦もしくは横にスプーンを持って並びます。
- 最初の人からスタートの合図でピンポン玉をスプーン同士で渡していきます。
- 落ちた場合は落ちたところから始めて、最初にゴールしたチームの勝ちとなります。
【カレーゲーム】
カレーの具材となる「お肉」「人参」「玉ねぎ」「ルー」「ごはん」のカードを集めて、カレーを作るカードゲームです。個人戦でもできますが、カードの枚数が必要になりますので、チーム戦にして順番にじゃんけんをするのも盛り上がると思います。
プレイ時間:15分 プレイ人数:15~20分
遊び方(チーム戦)
- 各チームに縦に並びます。
- オニ役(前でじゃんけんする人)の前にカレーの具材カードを置いておきます。
- それぞれの列の先頭の人はオニとじゃんけんをします。
- オニに勝ったらカレーの具材カードをもらい、自分の列の一番後ろに行きます。
- これを繰り返し、一番早くカレーの具材をそろえたチームの勝利です。
【私は誰でしょう?】
いろんな人に質問をしていって、自分の背中に書かれたものを当てるゲームです。
同じ人には聞けないというルールをつくると社内のコミュニケーション活性化にもつながります。また質問の仕方を考えるので、語彙力や、質問の仕方も自身で考え、学ぶことができます。
プレイ時間:10~20分 プレイ人数:10人~20人
遊び方
- それぞれモノや人名など、名詞を紙に書いて背中に貼ってもらいます。(貼ってもらう人は自分が何と書かれているかはわかりません)
- いろんな人に背中に書かれたものに対する質問をしていきます。
※質問する際の注意事項は『答えを聞いてはいけない』『簡潔な聞き方をする(例:これは食べられますか?)』です。答える人も質問されたことだけに答えるようにしましょう。 - 制限時間になったら、答え合わせをしましょう。
【イラスト伝言ゲーム】
伝言ゲームを言葉ではなく、イラストを使って伝えるゲームです。
言葉でもボディランゲージでもない伝達方法で伝えるため、画力の差はありますが、意外な才能が垣間見られて楽しいですよ。
プレイ時間:5~10分 プレイ人数:5~10人
遊び方
- チームごとにペンと紙を持って並びます。(ホワイトボードだと繰り返し使えておすすめです。)
- 最初の人だけ与えられたお題を見ます。(ほかの人は見ないように後ろを向いたりしましょう。)
- 最初の人はお題に合わせたイラストを時間内に描き、次の人に見せます。
- 次の人はそのイラストからお題を読み取り、新たにイラストを描いて次の人に伝えます。
- 最後の人はイラストを見てお題が何だったのかを答え、正解したチームの勝ちとなります。
【なんでもバスケット】
フルーツバスケットをしたことはあるでしょうか?
それぞれ3種類の果物に分け、オニが呼んだフルーツは今座っている椅子から動かないといけないという引っ越しゲームです。
けれど、なんでもバスケットはフルーツの名前を言うのではなく自由なお題を出して、お題に当てはまる人は移動するというものです。
お題が自由な分だけ、社員の人たちのいろんな一面が知られる場面にでもなります。
プレイ時間:5~10分 プレイ人数:10~15人
遊び方
- 参加者は椅子を内側にして円になって座ります。最初のオニ役は椅子無しで円の真ん中に立ちます。
- オニ役は「〇〇の人(例:ごはんよりパンが好きな人)」といったお題を言います。
- お題に当てはまる人は今座ってる以外の椅子に移動します。
- 座れなかった人が次のオニになります。
- 3回オニになったら、ものまねをするなどをしても盛り上がります。
【ウィンクキラー】
ウィンクキラーというオニ役にウィンクをされると倒れていき、残された人たちは誰がウィンクキラーなのかを当てるゲームです。
人と目を合わせるのも苦手な人が増えていますが、このゲームでは相手の目を見て動かないといけません。なので、人の目を見るという練習にもなりますよ。
プレイ時間:10~15分 プレイ人数:10~20人
遊び方
- 紙を順に引いていき、オニ(ウィンクキラー)を決めます。
- オニが決まったら、ゲームスタートです。
- オニを含めた参加者はみんなで部屋を歩き回ります。その際、必ず人の目を見て動くようにしましょう。
- オニは周りにばれないようにタイミングをみて、目が合った人にウィンクします。
- ウィンクされた人は3秒後に「やられた」などと報告して倒れます。(危なくない場所に移動しましょう)
- 生き残っている参加者は誰がオニなのかを探しますが、分かった時点で「わかった」と手をあげ、オニの名前を言います。
- 外れた場合、外した人も名前を出された人もアウトになります。
- 時間内にオニが見つかれば、みんなの勝ちで、見つからなければオニの勝ちとなります。
【大縄跳び】
みんなで気持ちを一つにして大縄を跳びます。
跳ぶだけでなく、回しても相手のことを意識して、回すことが重要になります。
全員で一斉に跳んだり、順番に縄を跳んでは反対側に回って、また順に跳んでいく8の字跳びなど跳び方にもいろいろあるので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
プレイ時間:5~10分 プレイ人数:10~20人
遊び方
- 跳ぶ人と回し手を決めます。
- 並び方を決めて、大縄内で整列します。
- 回し手、跳ぶ人も心を一つに大縄にみんなでチャレンジします。
- 引っかかるまで跳び、跳べた回数が多いチームの勝ちとなります。
【ジェスチャーゲーム】
ボディランゲージを使った伝言ゲームです。
言語だけでなく、ボディランゲージも大切なコミュニケーション方法の一つです。
このゲームではそのボディランゲージが楽しく活かされるゲームとなっています。
プレイ時間:5~10分 プレイ人数:5~10人
遊び方
- チームごとに縦に並びます。
- 最初の人だけ与えられたお題を見ることができます。(ほかの人は見ないように後ろを向いたりしましょう。)
- 最初の人はお題に合わせてジェスチャーのみで、次の人にお題を伝えます。
- 次の人はそのジェスチャーからからお題を読み取り、新たにジェスチャーを使って、次の人に伝えます。
- 最後の人はジェスチャーを見てお題が何だったのかを答え、正解したチームの勝ちとなります。
まとめ
ゲームで和んだ空気の中で取り組む会議や研修は、いつもとは違い、コミュニケーションが盛んになり、良いアイデアが浮かんでくるかも知れません。
緊張感ある会議や研修の前に少しだけ、アイスブレイクゲームに取り組んでみてはいかがでしょうか?