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updated: 2024 

リーダーシップ研修に最適なゲーム10選!「体感」で意識改革を図ろう

リーダーシップ研修に最適なゲーム10選!「体感」で意識改革を図ろう

 

社員たちのリーダーシップは、企業の成長にとって欠かせないもの。しかし、リーダーシップを育てるために研修を開催しても、ただ論理的に説明するだけでは実りの薄いものになることも。

そこでおすすめなのが、ゲーム研修です。ゲームを通して実際にアクションを起こしてみることによって、リーダーシップや経営のノウハウを体感して学ぶことができます。今回は、リーダーシップ研修に適した10のゲームをご紹介します。

 

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ゲーム研修のメリットと効果

ゲーム研修のメリットと効果

企業の研修というと、退屈に感じる社員が少なくないのが現実。せっかく研修を行っても社員たちが乗り気でなければ、期待する効果を得るのは難しいでしょう。近年、研修でゲーム的要素を取り入れる企業が増えており、楽しみながらビジネスに必要な知識や技術を身につける傾向が強まっているようです。

つまり、ゲーム研修とは、企業内で起こりうる場面が盛り込まれた体験型の研修技法のこと。ゲームを通じてビジネス上で発生する課題をクリアすることによって、講義では難しい成功体験を得ることができます。

では、実際にゲーム研修を開催した場合、どのようなメリットが得られるのでしょうか。一般的に、以下のようなメリットがあるといわれています。

  • ゲーム性があるため主体的かつ効果的に学びを深められる
  • 進行手順を把握し、用具など環境が整っていれば、指導のプロでなくても教育できる
  • 新しい発見や多角的な視点、成功体験などが得られる
  • 反省に結びつけることができる

多くのメリットが得られるゲーム研修ですが、その効果についても気になるところ。組織で働く際に求められるさまざまな能力を磨くことができるといわれています。

  • 経営や組織のシステムを簡潔に教えられる
  • 主体性や創造性、コミュニケーション能力の向上
  • 仕事で重要なポイントが認識できるようになる
  • チームワークを深め、協力して目標を達成する力がつく

このように、ゲーム研修を導入することによって、仕事で必要な能力の向上が期待できます。では、どのようなゲームを取り入れればよいのでしょうか。ここからは、リーダーシップ研修におすすめしたい7つのゲームをご紹介します。

経営の理解、リーダーシップを養う「The 商社」

The 商社

  • 所要時間:約5時間(30〜120分のフィードバックを含む)
  • プレイ可能人数:最大48人(推奨実施人数は15〜36人)

株式会社プロジェクトデザインが開発した経営シミュレーションゲーム。各3〜8人からなる5〜6チームが架空の会社を経営し、制限時間内に獲得した資産とキャッシュの合計高を競います。

各チームは配布されたカードと資金を組み合わせてビジネスを設立し、そのビジネスの種類によって固定資産と資金、新たなカードを獲得できます。そして、カードや資金を使って新ビジネスを設立したり、交渉によってカードを獲得したりしていき、経営に必要な知識や能力を身につけます。

作戦を練る計画タイムと交渉・交換を行う行動タイムを4回繰り返してビジネスを成立させるなど、思考力や戦略性だけでなく、コミュニケーション能力も必要に。参加者同士の交流も促されるため、チームワークの構築も体感できます。

リーダーとしての資質を多角的かつ効果的に育むことができ、リーダーシップ研修に適したゲームといえるでしょう。

チームビルディングを実感「体験型合戦研修IKUSA」

  • 所要時間:約2時間
  • プレイ可能人数:30人〜1000人

株式会社IKUSAが企画・運営を行う、大人数でできるチームビルディング研修です。

参加者は当たっても痛くないスポンジの刀を手に持ち、相手の腕についたカラーボールを落とし合います。
この研修では、作戦タイムである「軍議」とそれを実践する「合戦」を繰り返すことで、PDCAサイクルを体感できます。

人気の「城攻め-SHIROZEME-」プランでは、資材を使って城を構築し、自軍の城を守りながら戦いに挑みます。
リーダーを中心に、攻めと守りのバランスを考慮した戦略を練ることが、勝負のカギとなります。

実践につなげられる、体感型のリーダーシップ研修を行いたい方におすすめです。

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体験型合戦研修IKUSAの開催実績はこちらからご覧いただけます。

【開催事例】「城攻め」某企業様

 

経営センスを楽しく鍛える「ビズストーム」

ビズストーム

  • 所要時間:中級バージョンは3時間程度、簡単な講義+上級バージョンで4時間〜、経営をしっかり学ぶ研修は6時間〜
  • プレイ可能人数:4人以上なら何人でも実施可能

株式会社ビズストームが手がける、経営の疑似体験を通してビジネスに必要な要素を体感的に学ぶ研修ゲーム。1人が1社を経営し、研究開発から広告営業までを行って経営資源を増やしていくことによって、経営センスを鍛えます。

市場調査で状況を見通したり、競合への対応や価格設定を考えたりしてマーケティングを学ぶこともできれば、経営資源の配分や人材育成での規模拡大などマネジメントへの理解・実践にもつながります。

4〜6人を1卓としてプレイ。キットがあれば何卓でも実施できるため、4人以上なら何人でも可能です。参加するメンバーに応じて研修を組み立てられるので、柔軟性の高いリーダーシップ研修を実施できるでしょう。

提案・納品を体験できる「ドミノインテリア」

ドミノインテリア

  • 所要時間:1〜2日間
  • プレイ可能人数:推奨人数は30人〜40人(大人数も相談可)

株式会社インソースが開発した、ドミノを使って指定された製品を作る体験型ワーク。講師がお客様、各グループはインテリア製品の製造販売会社となります。そして、グループ内でそれぞれ営業と製造のメンバーに分かれます。

営業はお客さま要望のインテリアをできるだけ多く納品できるように提案、製造は営業が提案した数をの納品できるように製造し、バリュー(会社のブランド価値)を稼ぎます。最終的に、バリューの獲得数でナンバーワンが決定されます。

このゲームでは、自分が担当する役割の範囲しか動けないため、担当外のフォローをすることができません。そのため、担当外の修正については、担当者に依頼する必要があり、担当外のメンバーと円滑にコミュニケーションを図る能力も求められます。

ゲームは計3回行われ、メンバー同士で相談して作戦を練ることによって、コミュニケーションスキルや計画性、リーダーシップなどの向上をねらいます。目標設定やPDCAサイクルなど仕事の進め方に関する気づきも得ることができます。

リーダーに必要なOODAループを学ぶ!「サバ研」

  • 所要時間:3〜5時間
  • プレイ可能人数:15〜60人

リーダーに必要とされる、OODA LOOP思考を体感できる研修です。
参加者はエアソフトガンとBB弾を使い、数々のミッションをこなしながら銃撃戦を行います。

OODA LOOPとは、戦場で勝つための方法を説いた、世界最速とも言われるフレームワーク。

「OODA」は、Observe (かんさつ)、Orient(わかる)、Decide(きめる)、 Do(うごく)の4つの頭文字から来ています。
これら4つのプロセスを高速で繰り返すことで、迅速な意思決定を実現できます。

リーダーは常に周囲の状況を見て、迅速な意思決定を下していく必要があります。
本研修では、戦場という緊迫した状況に身を置くことで、OODA LOOPを身をもって体感できます。

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SDGsビジネスゲーム ワールドリーダーズ

ワールドリーダーズは、企業経営を擬似体験できるビジネスゲームです。一チームが一企業となり、企業の利益をどれだけ上げられるかを競い合います。

利益は、労働力や資本を使って上げることができます。

しかし、このゲームは闇雲に利益を追求するだけでは勝利できず、勝利のためには、社会や環境など、様々なことを考える必要があります

本ゲームでは SDGsにおける企業の役割だけでなく、戦略の立て方や情報共有、駆け引き、チームビルディングについて学ぶことができます。経営者の考え方を体感することができます。

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SDGs カードゲーム「2030SDGs 」

カードゲーム「2030SDGs(ニーゼロサンゼロ エスディージーズ)」は、SDGs17の目標を達成するための道のりを体験できるカードゲームです。プレイ人数は最低5人から、最大で200人規模まで対応可能です。

このゲームは、SDGsの目的やゴールについて学ぶゲームではなく、「SDGsの本質」について体感的に学べる内容になっており、SDGsについての理解や興味がない人でも、プレイすることで「SDGsとはこういうものなんだ」と理解できます。

    例えば、「交通インフラを整える」というプロジェクトを実行するには、お金と時間が必要になり、それと引き換えに新たなお金と時間がもらえます。そして、交通インフラを整えることで経済は良くなりますが、一方で環境は破壊されます。そのため、世界の状況メーターの「経済」はプラスになりますが、「環境」はマイナスになってしまうのです。

    2030SDGsは、このように、お金や時間といった制約の下で自分の価値観を満たしつつ、世界の状況を整えるにはどうしたらいいかをプレイヤー自身が考えていくゲームとなります。

    2030SDGsの特徴は、「それぞれの異なる価値観を達成するためにプロジェクトを進行するが、世界の経済・社会・環境にも配慮しなればならない」という状況設定が、現実世界に極めて近い状態であることです。

    SDGsというと遠い世界の話と思っている方も多いかもしれませんが、ゲームを実施してSDGsを「自分事化」することで、SDGsへの理解を深めることができます。

    また、2030SDGsでは、参加者間でのお金や時間といった資源の交換を自由に行えますし、基本ルールに則ってさえいれば何をしてもOKということになっています。そのため、個人と世界の目標を達成するためにどうするべきかを参加者同士が自主的に考え、意見交換を行えるのです。チームメンバーの考え方もわかるでしょう。

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    SDGs マッピング

    SDGsマッピングは、自社の取り組みとSDGsを結びつけるワークショップです。 SDGsの目標を構造化して示した「ウェディングケーキモデル」に自社の取り組みを分類し、自社とSDGsのつながりを見つけます。 IKUSAのSDGsマッピングは、SDGsボードゲーム「ワールドリーダーズ」もしくはオンラインSDGs謎解き「ある惑星からのSOS」とセットで実施します。ゲームとワークショップをセットで行うことで、ゲームでの体験をより深い学びに落とし込むことができます。また、ワークに入る前に、SDGsの基礎的な内容について解説を行うため、SDGsの知識があまりない方でも気軽に取り組めます。 SDGsマッピングを行い自社とSDGsのつながりを感じることで、SDGsを身近なものとしてとらえ、自分ごと化することができます。

    自社について目標を立てていくことで、リーダーとしてそれらを達成していくのだという意識も持てるでしょう。

    架空のゲームメーカーに入社する「しごとっち」

    しごとっち

    • 所要時間:1日間
    • プレイ可能人数:24〜30人

    株式会社バンダイナムコエンターテインメントと株式会社ノビテクが共同制作したゲーム研修。参加者はゲームメーカー「株式会社トイカンパニー」に入社し、プロジェクトメンバー、リーダー、管理部などさまざまな役割の業務を遂行します。

    流れとしては、まず研修のねらいを確認し、第1年度「しごとっち」ビジネスゲームで無意識の状態で業務を行います。次に、第2年度「しごとっち」ビジネスゲームで管理部への配属や異動を行い、業務を遂行。そして、講義を通じて意識やスキルを振り返り、第3年度「しごとっち」ビジネスゲームで気づきや学びを実践。最後に講義で一日を振り返り、実際の業務に生かせるように結びます。

    架空のゲームメーカーといっても、実際のゲームメーカーが手がけるからリアル感は折り紙つき。研修終了後には、ゲームの体感を通して会社全体を把握する力が養われます。

    認め合う力を育む協力型ゲーム研修「トナリノココロ」

    トナリノココロ

    • 所要時間:3〜7時間
    • プレイ可能人数:12〜24人

    カレイドソリューションズ株式会社のヒューマンスキル研修「トナリノココロ」は、ほかとは一風異なる「協力型」のゲーム研修です。

    参加者は企業の匿名部の社員となり、支社で起こる課題を解決し、前者の課題解決を目指します。そのプロセスで他者のフィードバックを受け止めたり、他者を承認し動機づけたりすることによって、職場での協調性を育めるゲームです。

    相手の良かったところを褒めたり、感謝の気持ちを伝えたりと、承認された際の感情変化の認識に役立ちます。認められるためにどのように動けばいいのかを考える力も養われ、コミュニケーションの発達にもつながります。

    効果的なリーダーシップ研修を

    効果的なリーダーシップ研修を

    ゲームを通じて学ぶことによって、ただ楽しいだけでなく体感的に知識や技術を吸収できる研修ゲーム。統率力の高め方やチームワークのとり方など、講義だけでは伝えきれない要素を効果的に教育することができます。企業の特色にあったゲーム研修を取り入れ、より良い人材づくりを目指してみませんか?

     

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    リーダーシップ研修は、目的をしっかり決めて行うことが大切です。リーダーシップ研修の内容や目的については、こちらの記事をご覧ください。

    研修でリーダーシップを向上させよう!内容や目的をご紹介

    この記事を書いた人

    古賀令奈
    フリーランスのライター&エディター。コスメの専門家・コスメコンシェルジュとしても活動。実は、元キャンプ場のお姉さんという顔も。インドア派なのかアウトドア派なのかわからないチグハグ人間。
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