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updated: 2024 

オンライン研修を成功させるコツは?メリット・デメリット、注意点を徹底解説

オンライン研修を成功させるコツは?メリット・デメリット、注意点を徹底解説

インターネット上で実施される「オンライン研修」は、参加者会場に集まる必要がなく、インターネット環境があればどこからでも参加できる特徴あり、注目を集めています。

しかし、オンライン研修は従来の集合型研修と異なり、インターネット環境やオンラインツールを整える必要があり、研修の企画、開催にはノウハウが必要になります。

そこで本記事では、オンライン研修の概要や特徴メリット・デメリットについてそれぞれ解説します。併せて、オンライン研修のコツや注意点、おすすめのコンテンツについても紹介しますので、オンライン研修の実施を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

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オンライン研修とは

パソコンやタブレットなどを用いて、インターネット上で実施する研修のことをオンライン研修といいます。研修の参加者は、ZoomやGoogle Meetなどのオンライン会議ツールを使うことでオンライン研修に参加ます。

従来のようなオフラインの集合型研修とは異なり、オンライン研修はインターネット環境とパソコンやタブレットなどのデバイスがあればどこからでも参加可能です。

また、非対面・非接触で開催できることからも、コロナ禍における感染症対策の1つとして、新たにオンライン研修を導入する企業が増えています。

オンライン研修の種類

オンライン研修は、大きく分けると「リアルタイム型」録画型(オンデマンド型・eラーニング)」があります。

リアルタイム型

「リアルタイム型研修は、Zoomなどのオンライン会議ツールを使用して参加する形式のオンライン研修です。

その名の通り、研修の参加者・主催者それぞれがリアルタイムでチャット通話などでコミュニケーション(質疑応答、ディスカッションなど)を図れます。

その場でぐに疑問点を解決したり、他の参加者との交流を深めたりできる点が、リアルタイム型研修の大きなメリットです

ただし、リアルタイム型研修は後述する「録画型」の研修とは異なり、参加者の日程調整が必要になります。また、研修後に研修内容を視聴できない場合もあるため、反復学習には向いていないといえます

録画型(オンデマンド型・eラーニング)

リアルタイム型研修と異なり、参加者が事前に録画された講習・講義などを視聴して受講するオンライン研修の形式を「録画型研修」と呼びます。録画型研修は他にも、オンデマンド型、eラーニングなどと呼ばれることもありますが、研修の基本的な部分は同じです。

録画型研修は、参加者(受講者)が好きな時間に何度でも繰り返して講習動画を視聴できる点が特徴的であり、学習効率の向上が期待できます。

ただし、基本的には一人で研修を受講するため、その講義を視聴している間は講師や他の参加者とのコミュニケーションは図れません。そのため、モチベーションを維持しづらいというデメリットがあります。

また、リアルタイムでの質疑応答やグループワークなどできません

オンライン研修の特徴

ここでは、オンライン研修の特徴を3つ紹介します

リアルタイム型と録画型を使い分けられる

リアルタイム型と録画型、それぞれの研修を使い分けることでより効率的な学習機会を参加者へ提供できます

例えば、事前学習や研修後の復習は録画型で行い、参加者同士のグループワークや質疑応答をリアルタイム型で行うといったように、

研修内容や目的に合わせて研修形態を使い分けることができます

グループワークができる

グループワークは、集合型の研修でしか実施できないと思われがちですが、Zoomなどのオンライン会議ツールを活用して実施するリアルタイム型研修では、参加者同士のグループワークが実施できます

グループワークを実施することで、リモートワークにおけるメンバー同士のコミュニケーション不足の解消、チームビルディングなどの効果が期待できます。

 

オンライン会議ツールのなかには、参加者をいくつかの少グループに分けて割り当てる機能が搭載されています。ツールを有効活用することで、研修全体の参加者を調整しながらのグループワークが実施可能となります。

チャット機能を活用できる

リアルタイム型のオンライン研修では、「チャット機能」を活用することで、参加者同士のコミュニケーションや、主催者側との質疑応答などのやり取りが可能となります。

集合型研修では、「質問や発言がしづらい」という参加者でも、オンラインであれば講師に個別でチャットを送るだけで質問できるため、質疑や発言のハードルを下げられます。

また、チャット機能はリアルタイムで活用可能であり、参加者が主体性を持って研修に参加できるも特徴的です。

オンライン研修を行うメリット

集合型研修では得られない、オンライン研修ならではのメリットを3お伝えします。

場所を選ばずに参加してもらえる

オンライン研修は、インターネット環境とデバイス(パソコンやタブレットなど)があれば、誰でもどこからでも参加可能です。

集合型研修では、参加者が研修会場まで移動する必要がありますが、オンライン研修であれば全国各地の事業所や海外部署のメンバーも研修へ参加できます

開催コストの削減に繋がる

オンライン研修では、研修会場を手配する手間を省けます。そのため、会場費や参加者の移動費、宿泊費、人件費など、研修の開催に必要なさまざまコストの削減に繋がります。

また、研修で使用する資料はファイルで共有することになるため、ペーパーレス化によるコストも削減にもなります

さらに、会場への移動を伴わないため、参加者各々の業務スケジュールの調整へも負荷をかけにくく、他の業務への支障を抑えられる点もメリットといえます。

研修の質を均一化できる

参加者は研修会場へ直接足を運ぶ必要がないため、大勢の参加者に対して、同じ内容の研修を受講してもらうことができます。これにより研修内容や学習機会の均一化を図れます

また、録画型研修では、何度も受講することで知識定着を促進したり、産休・育休などを取得している従業員へのフォローとしても活用したりすることも可能です。

オンライン研修デメリット

オンライン研修には集合型研修にはないメリットがある一方で、デメリットもあります。

実習型・実技型の研修は適さない

オンライン研修では、接客技能や物作りなどの実習型・実技型の研修は適さないといえます。実際に何かに触れたり、直接的なコミュニケーションを図ったりするのではなく、「知識の習得」や「交流」などを目的とした内容がオンライン研修には向いています

参加者の受講状況や理解度を把握しづらい

オフラインの集合型研修とは異なり、参加者が研修会場にいないため

「パソコン画面から見えないところで他の業務をしている」「集中力が持続せずに飽きている」といった状況も考えられ、研修の効果が得られないこともあります。

また、録画型ではリアルタイムでの質疑や発言ができないため「参加者がどのくらい研修内容を理解しているか」確認するための工夫が必要です。

インターネットの通信環境の整備が必要

昨今では、多くの家庭でインターネットやパソコンなどのインターネットの通信環境が普及しています。しかし、研修対象者のなかには、自宅にインターネットの通信環境が整っていなかったり、通信速度が遅かったりすることも考えられます。

当日の研修にトラブルなく参加してもらうためにも、参加者各々のインターネットの通信環境オンライン研修で使用予定のデバイスなどの事前確認が必要です。

参加者同士の交流を促す工夫が必要

オンライン研修でもグループワークの実施は可能ですが、やはり、参加者同士の直接的な交流が難しいことに変わりはありません。

オフラインでの集合型研修では、研修の前後や休憩時間でのちょっとした交流が仕事のモチベーション向上に繋がることもありますが、オンライン研修では自然な交流は発生しづらいため、参加者同士の交流を促す工夫が必要です。

オンライン研修を成功させるコツ

オンライン研修の効果を高め成功させるためには、下記のポイントを押さえておきましょう。

事前準備は念入りに行う

オンライン研修はインターネット環境に依存する傾向が強く、トラブル防止のためにも通信環境や使用する機材、ツールなどの操作確認、事前準備は念入りに行う必要があります。

他にも、「インターネット関係に詳しい担当者を選任する」「電話やチャットアプリなど、参加者との連絡手段を複数確保する」「慣れたツールを使う」などの工夫をし、予期せぬトラブルの発生に対処しましょう。

参加者へツールの使い方を事前に伝える

ZoomやGoogle Meet などのオンライン会議ツール日常的に使用していないメンバーがいる場合、当日にツールの接続方法や操作方法などにおいてトラブルが発生することも考えられます。

ツールの接続方法、マイク・カメラの切り替え方法、オンライン上での画面共有の方法など、オンライン研修を受講するうえで最低限必要な項目は事前に伝えましょう。一緒に操作確認する方法も有効です

特にリアルタイム型研修の場合は、事前練習をはさむことで研修をスムーズに進められます。

ファシリテーターを選任する

リアルタイム型研修では、各参加者へ話を振ったり、参加者同士のコミュニケーションを促進させたりするファシリテーターを選任しましょう。参加者全員が主体的に研修へ参加できるようにサポートすることが、結果として満足度の高い研修の実施へと繋がります。

また、グループワークやアイスブレイクなどの場面でファシリテーターが各参加者へ話を振ることで、話すタイミングがうまく掴めず孤立してしまっている参加者に対してフォローできます。

無理のない研修スケジュールを組む

リアルタイム型の研修では、研修当日のトラブルや参加者の状況に対して柔軟に対応できるように、無理のない研修スケジュールを組むことがより良い研修の実施に繋がります。

特にオンラインでは「集中力を維持しにくい」「目が疲れやすい」などの注意点があるため、集合型研修よりも多めに休憩をはさんだり短めの研修スケジュールにしたりするなどの工夫が必要です。

予定時間よりも早く研修が終わった場合には、オンライン上で雑談や交流する機会を提供し、参加者同士のコミュニケーション促進しましょう

オンライン研修の注意点

オンライン研修を実施する際は、以下の点に注意する必要があります。

研修後のフォローアップは欠かさずに

オンライン研修は、集合型研修と比べて参加者の研修内容をどのくらい理解しているのかを把握することが難しく、参加者が研修内容をアウトプットできる機会も限られてしまいます。

参加者が研修内容をしっかりと理解できたかを確認するためにも、確認テストの実施やフィードバック面談などを活用して研修後のフォローアップを欠かさずに行い、研修効果を高めましょう。

「顔出し参加」を基本とする

リアルタイム型研修は音声のみの参加が可能です。顔を出さずに気軽に参加できる一方で、参加者が“聞き流し”をしたり、参加者自身の緊張感が薄れたりすることも考えられるため、オンライン研修では「カメラ機能をオンにした顔出し参加」基本としましょう。

顔出しで研修へ参加することで、参加者自身に“研修を受講している”という意識を持ってもらい、研修へ主体的に参加してもらうことが研修効果を高められます。

参加者のなかには自室の背景が映り込むのを嫌う人もいるため、『背景をぼかす機能』のあるツールを選ぶことが大切です。また、その機能の使い方を参加者に周知しておましょう。

今後のオンライン研修のあり方とは

2020年初頭からの新型コロナウイルス感染症の流行を機に、ビジネスシーン全体でのリモートワークの導入が促進されたことで、オンライン研修の実用性も見直される結果となりました。

オンライン研修は参加場所を選ばないためにより多くの参加者を対象に開催でき、研修内容の均一化も可能であることから、アフターコロナ(感染症の影響が収束した後)でも人事教育の主流の1つとなることが考えられます。

また、アフターコロナでは、オンライン・オフラインそれぞれの研修の良さを組み合わせた「ハイブリッド型研修」1つの研修形式として登場すると考えられています

⽬的に応じオンライン研修の方法を使い分けることが、より効果的な研修の実現に繋がることからオンライン研修へのさらなる注目が集まると考えられます

オンライン研修のおすすめサービス

効果の高いオンライン研修にするためには、サービスを活用するのもおすすめです。ここでは、株式会社IKUSAが提供するサービスから、オンライン研修に効果的なものを6紹介します。

リモ謎

リモ謎は、Zoomなどのオンライン会議ツールを用いて実施する謎解き脱出ゲームです。参加者はストーリー上で出題される謎を協力して解き、閉鎖された空間からの脱出を目指します。役割分担情報共有がミッションクリアの鍵となり、自然とメンバー同士のコミュニケーションが図れます

同じ目標に向かって協力するのでチームビルディングの醸成にも繋がることから、チームビルディング、レクリエーション、新人研修、内定者研修、オンライン懇親会など、さまざまな研修で活用できます

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リモ謎は、コミュニケーションの講義・ワークとセットで研修として実施することもできます(対面形式・オンライン形式)。

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リモ研

リモ研は、リモ謎1つのプランである「閉ざされた電脳都市からの脱出」とオンライン研修がセットになったプランです。

リモ研のオンライン研修では、リモートワークの基礎やオンライン会議ツールの違い効果的なオンライン商談の方法などを学べます。

オンライン研修で学んだ内容をすぐにリモ謎でアウトプットすることで、学習内容のより強固な定着を目指します。新人研修や内定者研修など、比較的若い層を対象としたオンライン研修におすすめのプランです。

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合意形成研修 コンセンサスゲーム ONLINE

コンセンサスゲームとは、あるシチュエーションにおいて必要なアイテムの優先順位を、メンバー同士の話し合いによって決めていくゲームです。

初めに個人で考える時間をとった後にメンバー同士での話し合いを行い、シチュエーションに沿ってゲームを進めます。

ゲームに参加しながら合意形成の過程を実感でき、論理的思考力やコミュニケーション力協調性などの醸成に繋がることがコンセンサスゲームの特徴です。

株式会社IKUSAが提供するコンセンサスゲームには複数のプラン(シチュエーション)が用意されており、新人研修や内定者研修チームビルディング研修、防災研修、社内イベントなど、研修の目的に合わせて選べます

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コンセンサスゲームは、合意形成・アサーティブコミュニケーションの講義・ワークとセットで研修として実施することもできます(対面形式・オンライン形式)。

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リモ探

リモ探は、与えられたミッションをクリアするために、大人数で協力するチームビルディング研修です。

最初に「小グループ」で情報整理を行い、その後に複数の小グループから成る「大グループ」で情報共有を行いますが、各小グループによって、持っている情報が異なるため、正確な情報交換が求められます。

このように、異なる情報から答えを導き出す手法を「ジグソー法」と呼び、リモ探はジグゾー法を活用したチームビルディング研修となっています。

小グループは4名程度、大グループは20名程度で構成され、大人数でのコミュニケーションを取り入れた新人研修コミュニケーション研修チームビルディング研修としておすすめです。

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リモ探は、ロジカルシンキングの講義・ワークとセットで研修として実施することもできます(対面形式・オンライン形式)。

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ビジトレ

ビジトレとは、オンラインで実施するビジネス運動会です。ただ運動会を楽しむだけでなく、ビジネスマナーやビジネススキルを取得できる工夫が取り入れられ、学びにも繋がる研修となっています。

運動会の種目には、動画を見てビジネスマナーの間違いを指摘する「ビジネスミステイク」、情報サーチ能力を試す「ナニコレサーチバトル」など、ビジネスを題材としたいくつかの種目が用意されています。

新人研修内定者研修交流イベントなど、社会人歴の浅い若手社員を対象とした研修におすすめです

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ある惑星からのSOS

「ある惑星からのSOS」オンラインで楽しめる、SDGsと謎解きを掛け合わせたイベントです。 参加者の皆さんは「ある惑星」の課題を解決するというミッションを与えられます。 謎を解いて情報を情報を整理することで、惑星の課題を解決する方法を導き出すことができます。 チームでゲームを進めるなかで、知らず知らずのうちに、今世界で起きている問題や、SDGsの必要性を学ぶことができます

SDGsに関するオンライン研修をお探しの方に、特におすすめです。

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まとめ

場所を選ばすに参加できるオンライン研修は、リモートワークにおける主な研修形式の1つとして今後も注目が集まるといえます。

従来のオフライン研修との違いや、オンライン研修の特徴をしっかりと認識することが、効果的な研修の実施へと繋がります。自社でオンライン研修の導入を検討している方は、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。

 

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この記事を書いた人

りょう
都内在住。美容系メディアのコンテンツ制作をきっかけにライター活動をスタート。現在までにSDGs、HR領域、SNSマーケティング、外遊び、オンラインイベントなどの幅広いジャンルを執筆。読者の皆さまに寄り添えるような、わかりやすい文章を心がけています。
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