職場・働き方従業員満足度

updated: 2024 

働きやすい職場環境とは?特徴・改善方法を紹介

働きやすい職場環境とは?特徴・改善方法を紹介

働きやすい職場環境づくりをすることで、従業員の定着や採用力強化などにつながります。

本記事では、働きやすい職場環境の概要、特徴、改善方法を紹介します

 

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従業員が働きやすい職場環境とは

職場環境とは、従業員を取り巻く環境を意味します職場の室内環境、作業環境、労働環境、人間関係、安全性など、従業員の働きやすさに関するもの全般が職場環境に含まれます

つまり、従業員の働きやすい職場環境は、業務を行う際の室内環境や作業環境が快適で、労働環境、人間関係、安全性などに不安がなく安心して働くことができることなどが条件といえます。

参考:職場のあんぜんサイト:快適職場[安全衛生キーワード]

働きやすい職場環境の特徴

以下では、働きやすい職場環境の特徴を紹介します。

福利厚生制度が充実している

福利厚生とは、企業が従業員に対して行う支援です。社会保険などの「法定福利厚生」と、住宅手当や子育て・介護支援などの「法定外福利厚生」があります法定外福利厚生には、各種手当、休暇、スキル・キャリア支援、柔軟な働き方の支援などが含まれており、従業員の働きやすさに直結する制度が多数あります。

福利厚生制度を充実させることで、従業員の働きやすさを高めることができます。

人間関係が良好な状態になっている

従業員が快適に働ける環境には、人間関係が良好であることが不可欠です。たとえば、同僚とのコミュニケーションや、上司との関係性などに不安があると、ストレスを感じて心身が不安定になる可能性があり、職場の快適さが低下します。従業員が同僚や上司との関係性に不安を持つことがなく、ポジティブに働くことができていれば働きやすい職場環境といえます。

従業員の心理的安全性が高い

心理的安全性とは、「ためらわずに自分の意見をいえる状態」を意味する言葉で、お互いに意見を伝え合える関係性であれば、「心理的安全性が高い」といいます。たとえば、部下が上司に対して自分の気持ちや考えていることを伝えることができなかったり、自分がどのような状況であっても依頼を断ることができなかったりすると、精神的なストレスが蓄積されていき、働きやすさが低下します。快適な職場づくりをするには、従業員の心理的安全性を高めることが重要です。

柔軟に働き方を選択できる

介護や育児などの事情がある方が柔軟に働き方を決めることができれば、多様な人材の採用・定着につながり、従業員が自身の経験やスキルを発揮することができます。柔軟な働き方に含まれる福利厚生制度としては、コアタイムを中心として始業時間・就業時間・全体労働時間を柔軟に調整できるフレックスタイム制、育児や介護などで生じた不測の事態に対応できる休暇制度などが挙げられます。

従業員一人ひとりの業務量が適切

同じ所属部署・役職・就労条件の従業員の業務量に差があると、公平性が低下した状態といえます業務量に差があると、負担の大きい従業員は不満を持ち、離職につながる可能性があります。働きやすい職場にするためには、従業員一人ひとりの業務量が一定に近い状態にすることが大切です。

スキル・キャリアの支援がある

スキルやキャリアを支援する制度があると、自身のスキルを高めるための従業員の負担が軽減されます。また、スキルやキャリアを高めることにより待遇が良くなる制度を合わせて設けることで、従業員満足度が向上し、従業員の定着を促進させることにつながります。スキル・キャリア支援制度を設けることで、モチベーションの高い従業員が働きやすい職場づくりになります。

公平な評価制度がある

仕事に関する成果や取り組み方などに応じて、公平に評価される制度があると、従業員は役職や待遇に納得しやすくなります評価制度には360度評価制度(上司・同僚・部下などが評価)、目標管理制度(MBO)、コンピテンシー制度(行動評価)などがあります。評価項目や評価基準を明確にすることで、従業員は自身に求められる要素を理解したうえで業務を行うことができ、働きやすさにつながります。

働きやすい職場環境に改善する方法・ポイント

ここからは、働きやすい職場環境に改善する方法・ポイントを紹介します。

制度を設けて職場環境の変化を促す

従業員の働きやすさには、人間関係、心理的安全性などの心的側面(ソフト面)と、作業環境や作業方法などの作業的側面(ハード面)が関係し、影響する要素は多岐に渡ります。職場環境を改善することに取り組む際には、従業員一人ひとりへの対策を講じるのではなく、制度の見直し・新設をすることで、全体的に変化させることが重要です。

働きやすさに関わる制度の多くは、法定外福利厚生に含まれます。法定福利厚生は厚生年金保険、雇用保険、健康保険・介護保険、労災保険、子ども・子育て拠出金の6種類ですが、法定外福利厚生は多岐に渡ります。効率よく取捨選択するためには、カテゴリごとに分け、自社の職場環境を改善するために有効な制度を選び、導入する方法が適しています。

法定外福利厚生のカテゴリ

  • 通勤・住宅に関する制度(例:通勤手当、住宅手当など)
  • 健康・医療に関する制度(例:健康診断補助、社員食堂など)
  • 育児・介護に関する制度(例:フレックスタイム制、託児所など)
  • 財産形成に関する制度(例:持ち株制度、財形貯蓄制度など)
  • スキル・キャリアに関する制度(例:研修・セミナー費用補助、職場復帰支援など)
  • レクリエーションに関する制度(例:社員旅行、懇親会費用補助など)
  • 慶弔・災害に関する制度(例:傷病見舞金、弔慰金など)

職場環境を改善させるアイデアについては、以下の記事で詳しく紹介しています。

職場環境改善アイデア25選!概要・メリットも紹介

制度の説明・利用促進を行う

従業員の働きやすさに関する制度を利用しにくい風潮があると、職場環境が改善しにくくなります。企業が従業員に対して社内制度を推奨し、利用しやすい社内風土にしていくことが重要です。また、従業員が制度を理解することが不可欠なため、説明することも大切です。

制度をグレードアップする

企業の発展に応じて、職場環境に関する制度をグレードアップすることで、社内制度に対する従業員の満足度向上を期待できます。また、勤続年数に応じて段階的にグレードアップさせる方法もあります。状況に変化に応じて、制度のグレードアップをしたり、新制度を設けたりして発展させていくことが大切です。

まとめ

働きやすい職場づくりを行うことで、採用力の強化や従業員の定着などにつながります。

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IKUSA.jp編集部
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