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updated: 2024 

外国人向け日本文化体験アクティビティ20選!インバウンド観光にも最適

外国人向け日本文化体験アクティビティ20選!インバウンド観光にも最適

日本を訪れる外国人観光客には、日本の文化が好きな人が多くいます。日本らしい文化を体験できるアクティビティをイベントに盛り込むことで、インバウンド観光を促進させることにつながります。

本記事では、インバウンド観光の意味、日本らしい文化・日本らしい体験の特徴、外国人が日本文化を体験できるアクティビティ20選を紹介します

 

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インバウンド観光とは

インバウンドとは「外から内に入ってくる」を意味する言葉です。インバウンド観光は、「外国人が観光で訪れる」という意味を持ちます。

日本の観光統計データによると、観光で日本に訪れた外国人の数は20229月から大幅に回復しはじめ、20239月には20182019年と同水準に戻っていることがわかります。新型コロナウイルス感染症の世界的な大流行に伴ってインバウンド観光は急激に落ち込みましたが、2024年以降はインバウンドへの取り組みが活性化していたコロナ禍以前と同様に注目すべき状況といえるでしょう。

参考:データ一覧 | 日本の観光統計データ

日本らしい文化・日本らしい体験の特徴

日本らしい文化・日本らしい体験は、外国人から日本のイメージが参考になります。たとえば、サムライ・ニンジャ・城・寺・寿司・天ぷら・歌舞伎・日本舞踊・茶道・華道・陶芸・和太鼓・アイドル・畳・和紙・藍染・旅館・日本酒・書道などが挙げられます。お城やお寺・神社といった日本の文化が感じられる建造物には多くの外国人観光客が訪れています。

日本らしい体験型アクティビティ10選

以下では、日本らしい体験ができるアクティビティを10選紹介します。

1.和太鼓体験

「ドンッ!」と腹の底まで響くような太鼓の音。日本人にとっては馴染みのある音ですが、外国人にとっては真新しさを感じることがあります。日本人による和太鼓パフォーマンスは海外で高く評価され、知名度が高まっているといえるでしょう。外国人の中には「自分で和太鼓を叩いてみたい」と思っている人も少なくないのではないでしょうか。「お囃子(おはやし)」の教室や、和太鼓の体験教室などインバウンド観光イベントに取り入れることで、和太鼓体験イベントを実施することができます。

②陶芸体験

日本文化といえば、「焼物」も代表的といえます。陶芸の体験教室には、ろくろを回したり、手びねりで形作ったりと本格的な焼物を制作できるところが少なくありません。ろくろを使うには繊細な技術が求められますが、手びねりは粘土をこねるような感覚でできるので初心者でも簡単に製作することができます。丹精を込めて制作した焼物を実際に使用した際の感動は、大きな思い出になるでしょう。

③風鈴づくり体験

日本の夏の風物詩というと「風鈴」が真っ先に思い浮かぶ方が少なくありません。日本には風鈴づくりの体験教室があります。自分で作った風鈴をお土産にすることができたら、外国人は特別な嬉しさを感じられるでしょう。日本には南部風鈴やかも風鈴など、各地域でご当地の風鈴が数多くあります。風鈴づくり体験とインバウンド観光イベントを結びつけることで、その土地を思い出す素敵なお土産となることを期待できます。

④芸者体験

京都などには、舞妓さんになりきって芸者体験をすることもできる体験教室があります。着物をレンタルでき、本格的に舞妓さんになりきることができます。着物は日本の代表的な文化の1つといえるため、日本文化を体験できるといえるでしょう。着物に身を包むことで、外国人観光客の心の残る体験になることを期待できます。インバウンド観光イベントで芸者体験を実施する際には、着付け撮影後にその姿のまま街並みを散策できる形にしてもよいでしょう。

⑤和紙づくり・藍染体験

小学校や中学校の体験教室などでも社会科見学に取りれられている和紙づくりや藍染体験。和紙や藍染も日本特有の文化の1つといえます。日本古来の味のある色合いや模様に触れることで、外国人観光客は日本文化を感じられるでしょう。また、和紙の独特の手触りや、「ジャパンブルー」とも呼ばれる藍色など、五感で日本文化を感じることができるアクティビティといえます。

⑥茶道体験

「結構なお手前でした」と、お茶を立ててくれた人に敬意と感謝の気持ちを示す茶道も、日本特有の文化の1つといえます。茶道はお茶をいただくだけでなく、茶道具の工芸、茶室の建築美、床の間に掛ける掛物の書、和菓子や飾られた花を通じた季節感、おもてなしの作法などの総合芸術です。「お茶」に馴染みのない方にはもちろん、日本文化を総合的に体感できる場にもできるのが、茶道体験の魅力といえるでしょう。

⑦華道体験

茶道と並び、華道も日本を代表する文化の1つといえます。体験教室の中には茶道と華道をセットで体験させてくれるところもあり、日本の「わびさび」を感じられる体験になります。近年では西洋文化と調和しつつ、華道は海外への進出も果たしています。海外で華道を経験している方にとっても、本場の体験できる機会となるでしょう。

⑧書道体験

炭を使い、筆で文字を書く書道も日本の文化の1つといえます。漢字、ひらがな、カタカナを筆で書く体験は、日本文化を感じられる体験となります。また、「墨を磨る(する)」という体験も、外国人観光客にとっては特別な機会になるといえるでしょう。書道体験は用意するものが少なく低コストで実施することができます。インバウンド観光イベントとして書道体験を実施する際には、書道家を招き、本格的な書道を体験できるイベントにすることが大切です。

⑨忍者体験

「日本の文化といえば」という問いに対して、外国人から答える回答の筆頭といえる忍者。「ジャパニーズ・ニンジャ」は、多くの外国人観光客が持つ日本のイメージといえます。日本には忍者体験をさせてくれるスポットや忍者体験教室があります。日本人でも忍者の格好をして、忍者の修業を体験したことがない人もいるため、日本人と外国人がいっしょになって忍者体験ができるインバウンド観光イベントにしてもよいでしょう。

株式会社IKUSAでは、「忍ビブス」を着用し、忍者になりきって安全な合戦アクティビティを楽しむことができる「忍者合戦」のサービスを提供しています。

当たっても痛くないスポンジ製の刀で、腕につけている命とよばれるカラーボールを落とし合います。合戦のほかに、「巻物争奪戦」や「手裏剣バトル」など特殊ミッションを内容に盛り込んだり、オリジナルのぼりを製作したりしてより日本の文化を感じられる演出ができるオプションメニューもあります。

十分なスペースがあれば30名から1000名以上まで幅広い人数で実施可能です。大勢で一緒に盛り上がれるインバウンド観光の忍者イベントを実施することができます。

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⑩侍体験

忍者と並んで、侍(サムライ)も日本のイメージとして定着しています

株式会社IKUSAでは、当たっても痛くないスポンジ製の刀で、腕につけたカラーボールを落とし合う合戦アクティビティである「チャンバラ合戦」のサービスを提供しています。

使用する刀はスポンジ製なので当たっても痛くなく、ルールもシンプルなので、年齢や性別を問わずに安心してお楽しみいただけます。チャンバラ合戦では戦国時代の世界観を表現することが重視され、戦国武将の格好をしたMCや運営スタッフがワンストップでサポートします。

30名から1000名以上でも実施可能なため、たくさんの外国の方がインバウンド観光イベントを楽しむことができます。

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また、武士になりきって火縄銃型の水鉄砲を使用して戦う合戦アクティビティ「水合戦」のサービスも提供しています。

水合戦では、「落ち武者」が浮かび上がるターゲットを胸につけて撃ち合い、大人数で一緒に安全な合戦を体験することができます。ルールがシンプルで分かりやすく、勝敗に年齢、性別、国籍などが大きく影響しないため、幅広い世代の方々が一緒に楽しめます。

城壁などに見立てたバルーン「戦ウォール」、武将に扮したMC・運営スタッフ、甲冑のようなデザインのビブスなど、さまざまな演出で戦国時代の世界観を演出します。夏に開催するインバウンド観光イベントには水合戦が最適です。

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日本らしい文化見学・文化体験10

①アイドルのライブ

日本のアイドル「BABYMETAL」が全米で大流行したように、日本のアイドル文化が外国人から注目されているといえます。アイドル文化の聖地である秋葉原には外国人観光客が多く訪れており、アイドルやアニメ・漫画などの日本文化をインバウンド観光イベントに取り入れることで集客を期待できます。

②歌舞伎

日本が誇る文化の1つとして、歌舞伎も挙げられます。歌舞伎座で見る生の歌舞伎は、その演技の迫力や観客席の独特の空気感を肌で感じられ、印象深い体験となるでしょう。また、演劇観覧としては、出演者が女性だけで構成される世界的に珍しい劇団といえる宝塚も適しているといえます。

③城めぐり

日本には多数の城が現存しています。天守閣や瓦屋根など、諸外国の建物とは雰囲気の異なる建造物で、外国人の方は驚きや感動を得られます。多くの城は中に入って見学することができ、隅々まで見られることも特徴といえるでしょう。城の中でも、かつての天守が現存しているのは日本で12カ所だけであり、特に五重の天守閣が現存している城は松本城と姫路城の2つだけ。歴史と共に建築的価値も伝えられると、観光に訪れた外国人の方もより興味深く楽しめるでしょう。

④寺・神社めぐり

お城と同様に、お寺や神社も日本の文化的な建造物です。お寺や神社はそれぞれに特徴も歴史もさまざま。鎌倉や京都などに行けば、近い距離に多くのお寺や神社があるので、個性豊かな神社仏閣を外国人観光客に楽しんでもらうことができるでしょう。また、外国人観光客には、おみくじやお守りも体験してもらうとよいでしょう。

⑤日本舞踊

古来より親しまれてきた日本の芸能といえば、日本舞踊が挙げられます。着物を着て美しく舞う姿は、日本人が観ても息を呑める体験といえます。日本舞踊では、古くから日本人にとって美しいとされてきた動作で表現されます。その立ち姿や、ゆったりとした所作が外国人に「日本らしい美しさ」と魅力的に感じさせることを期待できます。また、日本舞踊を実際に体験できる日本舞踊教室もあります。日本舞踊を体験することで、日本の文化だけでなく、日本古来の考え方や芸術を感じることもできるでしょう。

⑥花火大会

日本の夏にあるイベントといえば、花火大会が代表的です。浴衣や甚平で参加する人々の姿や屋台の立ち並ぶ様子に、「日本らしさ」を感じられるでしょう。花火大会によっては、花火の打ち上げに音楽や光を加え、より凄みのある感動的な演出をするイベントもあります。インバウンド観光に来た外国人の方にとっては、日本文化を感じられる体験となるでしょう。

⑦伝統行事

日本の伝統行事は、1月の正月に始まり、節分、バレンタイン、ひなまつり、端午の節句、七夕、十五夜、七五三など多数あります。四季が楽しめることは日本の特徴の1つといえ、日本文化といえる四季に関する伝統行事が多く挙げられます。また、地域ごとにそれぞれのお祭り・フェスティバルがあり、インバウンド観光イベントとして開催された例もあります。伝統行事にはその地域の歴史や、日本人の価値観や宗教観・自然観などが反映されており、日本らしさを感じることができます。伝統行事を体験することをきっかけとして、日本文化をさらに深掘りする機会にもなるでしょう。

⑧旅館めぐり

ホテルは世界中にありますが、旅館は日本文化を感じられる宿泊施設といえます。たとえば、着物を着た女将さんやスタッフ、お座敷、温泉、卓球など、旅館には日本らしい文化を感じられる体験が多数あります。旅館巡りのインバウンド観光イベントを企画する場合には、外国人観光客のニーズを考慮し、さまざまな体験ができる旅館に宿泊できるプランを構築することが大切といえるでしょう。

⑨工場見学

日本はものづくりを通じて大きく経済発展した国であり、工場見学が日本文化体験になる場合があります。たとえば、ビール工場、食品製造工場などが挙げられます。「カップヌードルミュージアム」で体験できるオリジナルカップヌードルづくりのように、試食や試飲のほかにワークショップをインバウンド観光に取り入れることで、外国人観光客の特別な体験を演出できるでしょう。また、醸造所や雛人形をつくる工房など、日本古来より伝わる製造を行っている場所も、日本文化が感じられる見学としておすすめです。

⑩動物園・水族館見学

動物園や水族館も外国人の方にとっては特別な日本体験になる可能性があります。たとえば、東京スカイツリーのふもとにあるすみだ水族館には、「江戸リウム」と呼ばれる日本最大級の金魚ゾーンが設けられています。日本文化を取り入れた動物園や水族館などを見学することで、外国人観光客は日本らしさを感じられるでしょう。

参考:フロア案内 | 東京スカイツリータウン®にある「すみだ水族館」【公式】

まとめ

日本らしい文化を体験することができるアクティビティを活用することで、外国人観光客の満足度を高め、インバウンド観光を促進させる効果を期待できます。

「侍」や「忍者」は、多くの外国人が持っている日本を代表する文化というイメージに該当し、日本文化を体験する入口として最適です。インバウンド観光をする外国人向けの体験型イベントに取り入れることで、日本らしい文化を体験することができます。

 

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この記事を書いた人

ともしど
コンテンツ制作ディレクター/IKUSA編集部ディレクター。寿司板前時代には魚をさばくパフォーマンスを毎日行い、マグロの解体ショーも積極的に実施。「お客様に感謝され喜ばれること」をモットーとして寿司板前の仕事をするなかで学んだ経験を生かし、Web業界で奮闘中。
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