インバウンド

updated: 2024 

【極】インバウンド向けイベントの集客方法|戦略的ネット活用術

【極】インバウンド向けイベントの集客方法|戦略的ネット活用術

 

インバウンドイベントの集客目標人数は、何人ですか? あるイベントでは1,500人集まって大成功、一方、とあるイベントでは3,000人集まっても失敗……。イベントの規模は様々です。まずは明確な目標を定めてください。イベントに100人集客することさえ、簡単ではありません。だからこそ、ノウハウが重要になります。

今回は、目標人数に達する、いえ、それ以上に多くの来客数を見込めるような戦略的な集客方法を解説させていただきます。年間およそ3,000万人といわれる訪日外国人の方々に向けて、魅力的な情報を届けましょう!

 

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インバウンド集客の構造3ステップ

情報を届ける

いわゆる「リーチ」です。情報を届けることが第一歩。(見込み顧客が)知ることから始まります。インバウンドイベントの集客となると、訪日外国人が「情報を得るために利用するサイト」や「SNSアプリ」などが挙げられます。

  1. Japan Guide .com
  2. Japan Travel .com
  3. JAL Guide to Japan

訪日外国人が「情報を得るために利用するサイト」は、上記のようなサイトが有名です。日本を訪れる予定のある、もしくは日本に関心のある外国人が閲覧するサイトなので、見込み客にリーチする手法として非常に有効だと考えられます。

  1. Instagram
  2. Twitter

SNSアプリには、上記のような日本でもなじみの深いものが挙げられます。どちらもハッシュタグ(#)を使用でき、外国人の方々に情報を届けやすい環境が整っています。

#Japan」を使いつつ、イベントの特色に合わせたハッシュタグを多数つけて情報を発信してください。投稿数の多いハッシュタグだけでは目に留まる確率が低いので、投稿数の少ないハッシュタグも併用することが重要です。

エモる

「エモい」とよく耳に(目に)するようになりました。「心が動く」、「感動する」といった意味があるようですが、インバウンド集客においても非常に大切だと考えられます。情動なくして、自発的な行動はほとんど起こりません。「すごい!」、「素敵!」と思う気持ちが人の行動力を刺激し、人を動かします。

人が動く

よほどアクティブな人でなければ、「行きたいかも」と思っても実際には動いてくれません。「やばい! めっちゃ行きたい!」と思うほど大きく心が動かないと、特定のイベントのためだけに重い腰を上げてはくれないのです。なので、「友人の力を借りること」や「何らか所用のついでに来てもらうこと」といった他力に頼ることも大切。

また、イベントの開催時期が夏に集中しやすいのはなぜか、それは人が動きやすいからです。時期選びも注意してください。

 

【最重要】外国人を動かす3つの力

イベントが魅力的に見える

旅行の計画を立てるとき、どのようなプロセスを踏みますか? たとえば海外旅行の場合、「行ってみたい国(観光地)」から入り、滞在期間を決めて、スケジュールを埋めていく流れが一般的かと思います。しかし、イベント自体が極めて魅力的に見えたならば、「イベントのために海外旅行を決断する人」がでてくる可能性もあります。

イベント自体を「魅力的に見せる」工夫をして、外国人の心を動かしましょう。具体的には、アイキャッチと外国人の価値観を考慮した情報伝達を心がけることが大切です。伝え方を工夫してみましょう。チャンバラ合戦の資料ダウンロードはこちら

日本在住の友人の勧め

「せっかく来たんだから、行ってみようか」。夏休み等に、海外から友人を訪ねてくる人を狙うことは、インバウンド集客において非常に大切なポイントになります。

人の腰が最も重いのは、最初に動くとき。一度立ち上がりさえすれば、ついでに様々なことに手をつけられます。「友人に会いに行く」というモチベーションの力を借りましょう。そういう伝え方をするという意味では、「日本在住者が海外在住の友だちに勧めたくなるイベント」にすることも大切です。この点をぜひ意識してみてください。

観光のついでに立ち寄りたい

イベントの開催地についていえば、外交人観光客の多い地域を選ぶことがインバウンド集客に役立ちます。

たとえば東京や大阪の観光地では、常に外国人観光客を多数見かけます。インバウンド集客においては、「特定の価値観を持った人を狙うこと」よりも、「より多くの観光客のニーズに引っかかること」が重要です。多くの訪日外国人が訪れる地域で、多くの外国人の心を動かすイベントを開催しましょう。戦国宝探しの資料ダウンロードはこちら

戦略的ネット活用集客術

現代社会においては、インターネットが主な情報収集の手段になっています。つまり「インターネットを活用して集客すること」がマストだということです。

日本国内の(日本語を使用している方向けの)情報を日本人に届ける場合には「SEO(検索上位に表示させる手法)」や「バズ(インターネット上での拡散)」が有効だとされていますが、ことインバウンド集客に関してはそれらが通用しにくくなります(後者はあり得ます)。

  1. ユーザー数の多いWEBサイトに掲載する
  2. SNSを活用する

冒頭でも紹介しましたが、上記2点がインバウンド集客の柱になります。両者とも伝え方が肝心で、外国人向けの(価値観にマッチする)コンテンツを制作し、情報をより魅力的に届ける必要があります。そのためには、ノウハウを活用することが非常に大切です。

イベントに訪れることを決断する際の感覚は、商品を購買する際の感覚によく似ています。「行こう!」と「買おう!」が感覚的に共通していることはイメージしやすいのではないでしょうか。そのスイッチが入る瞬間をマーケティング用語で『(消費者)インサイト』と言います。

旅行者の消費者インサイトを考慮する

旅行者の「行きたい!」と思う気持ちを分析すると、「会いたい」、「やりたい」、「見たい(観たい)」といった行動理由が見えてきます。つまり、イベントの価値と消費者の価値観が結び付き、それらの情熱が生まれれば、消費者は旅行者になり、イベントに来てくれます。言い換えれば、「消費者の価値観」に「イベントの魅力」を結びつけることが大切ということです。そこに情報の伝え方の答えがあります。

イベントの魅力の中から、「訪日外国人が価値を感じるもの」を抜き出して伝えることが重要なのです。

視覚を刺激する

Web広告においては、アイキャッチが非常に重要だということが定説となっています。パッと見ただけで興味を持つようなアイキャッチ画像を必ず用意してください。

注意点としては、「外国人向けのアイキャッチを考慮すること」が挙げられます。日本人的な視覚的効果と、外国人的な視覚的効果は違います。たとえば同じ映画であっても国によってポスターが替わることが多いのですが、それは国によって有効な広告の伝え方が違うことを意味しています。対象となる主な国々のポスター等を見て、アイキャッチ画像等を制作する際の参考にしてみてください。

レスポンスを確認する

Web上での集客を試みる場合には、エゴサーチ(人々の反応を見ること)を積極的にしてください。どういったレスポンスをしてくれているのかを見ることで、ノウハウが蓄積されていくからです。インターネットは人々の反応を見やすいので、意欲的に調査しましょう。評価された点と評価されなかった点を知るだけでも、情報を届ける精度は上がっていきます。

ノウハウを活かす

短期的に満足のいく集客効果が出ることは稀です。多くの場合、時間と労力をかけ、徐々に増えていくものです。そのため、ネットを活用してインバウンド集客を図る場合には、ノウハウを蓄積し、活用することが重要になります。そうして顧客の獲得率と定着率を上げていきましょう。

見込み顧客を増やす

集客力を高めるには、見込み客を増やすことが大切です。『夏フェス』を例に取ります。年々来客数が増加していますが、それは見込み客(毎年のように訪れる人)が年々増えていることを意味しています。新規顧客は、あくまでも一時的なものに過ぎません。新規顧客を定着させ、見込み客にしていくこともぜひ意識してみてください。そのために大切なポイントは、顧客満足度です。イベント自体の質を高めることで見込み客が増えれば、次回のイベント時の集客力に差が出ます。

 

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サービスを利用する

インバウンド支援サービス

短期的なスパンで多くの集客人数を期待したい場合には、インバウンド支援サービスが有効です。外国人に対して効率よく広告を届けられ、大きな効果を期待できます。

株式会社ジープラス・メディア

ソフトバンク コマース&サービス株式会社

上記のようなインバウンド支援サービスを活用することにより、効率よく集客することが可能になります。予算との兼ね合いを見て、検討してみてください。

まとめ

インバウンド集客のミッションは、至上命題です。イベントの成功は訪れてくれる人ありき。より多くの人に来てもらえるような努力をして、大きく盛り上がるイベントにしなければなりません。そのためには、多くの人の力が必要です。

時には、魅力的なイベントの開催実績のある会社や団体と協力することも必要になるでしょう。イベントは、人が集結し、人と人が繋がる場です。そういった意識を持ち続けていれば、きっと成果は上がっていきます。人を大切にしていきながら、より集客力を高めていきましょう!

 

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参考文献:

  • 阿部悠人(2017)『ネットだけで集客と販促 最強の教科書』秀和システム
  • ジョセフ・シュガーマン(2006)『全米№1のセールスライターが教える10倍売る人の文章術』PHP研究所

 

参考サイト:

 

この記事を書いた人

蘭丸信長偏愛!蘭丸
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燃え盛る本能寺から信長様を背負ってやってきた!?
「信長様の天下」のため、今日もチャンバラ合戦を盛り上げる。
愛すべき狂気の小姓、蘭丸。
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