チームビルディング

updated: 2024 

映画『グレートウォール』に学ぶ理想のチームづくり!独自の視点で解説

映画『グレートウォール』に学ぶ理想のチームづくり!独自の視点で解説

 

映画が大好きなゆうせいです。今回は映画「グレートウォール」に見たチームビルディングの話をしたいと思います。

例えば、これまで形成してきたチームに新たな人員を加える際に、候補者のこれまでの行動や実績だけで判断し、新しいチームに加えないことは機会損失でしかありません。

その人が、新しいチームで何を成し遂げたいのか、これまでのチームではなぜ成し遂げられなかったのかを考えることが重要です。

【あらすじ】
建造に約1700年、長さ21196.18キロメートルを誇る、人類史上最大の建造物「万里の長城」が作られた目的がついに明かされる。城壁の外から圧倒的な力で攻撃を仕掛けてくる謎の敵と、命懸けで戦うアクション超大作。

 

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信じて任せることの怖さ

万里の長城

万里の長城は予想を超えたスケール! (C)Universal Studios.

本作では、万里の長城で外敵から都を守る将軍と、火薬を求めてやってきた行商のコミュニケーションが描かれています。

行商と言っても元傭兵であり、戦闘能力はすごく高い男。しかし能力が高いからこそ恐れるところもあるのです。

本当に信用しても良いのか、その男のミスで外敵の侵入を許してしまうのではないか、さらに言えば、外敵と通じるスパイなのではないかと、疑いは尽きないわけです。

これは現代のチームビルディングでも同じことが言えるわけで、仕事できるからと言って、すぐに大きなプロジェクトを任せてしまっても大丈夫なのか。既存メンバーとのコミュニケーションに問題はないだろうか。などの心配事は尽きないわけです。

とは言え、本人の考えていることは本人しか分かりません。だから、周りの人間ができることはその本人の意見を信じてあげることだけ。

つまり、信じて任せてみるしかないのです。

チームの最大効果を出すために人選するなら、新人だろうがベテランだろうが関係なく、そのときに1番ベストな人を選ぶだけと考えられる方もいます。

その考えも間違いではないのですが、利益や成果が出たとしても、チームをビルディングできているかと言えばそうではないわけです。

結局はその場その場で「個」の力に頼る方法しかないわけで、「個」の力を育てることもチームビルディングの要素であることを意識しないといけません。

 

結果が良くても増長しない、させない

将軍達の会話

将軍達の会話からもチームビルディングを学べます。 (C)Universal Studios.

映画のストーリーでもよくある構図ですが、

  • 俺は強い
  • 俺はかっこいい
  • 俺がいるから勝つ

みたいな思考にヒーローですらなってしまうことがあります。めちゃくちゃ強くてかっこいいのは事実だとしても、そこで調子に乗るから悪につけこまれて、大ピンチを招くのです。

映画なら起承転結が必要なので、当然の流れとも言えるのですが、実社会、リアルの現場では起承転結など本当はいらないのです。

誰もが平穏無事に仕事をこなし、結果がでて、給料が上がればそれで幸せですからね。

しかし、現実問題としてビッグプロジェクトが入ってくればみんなで必死になって取り組む必要があり、新人もめちゃくちゃ頑張るわけです。

そして、増長するわけです。

この時、思考とすれば、

  • プロジェクト成功の鍵は俺
  • 俺がいなくちゃ回らない
  • 全部俺のおかげ

みたいなことになっています。

でも、実際は全部ひとりでやったわけではありません。どんなサブの仕事だって、情報集めだって、もっと言えば雑用であってもチームの役に立っていますよね。

調子づかせてチームに悪影響が出る前に、たとえ重箱の隅をつつくようなことであっても指摘する必要があるかと思います。

結果が悪くても慌てない

戦い

果たして彼らは何と戦っているのか!? (C)Universal Studios.

また、見込んでいた結果が出なかったとしても慌てる必要はありません。ここで簡単にチームから外してしまうようでは、チームビルディングが1ミリも進みません。

むしろ後退します。他のメンバーに影響するからです。

自分もミスをしたら外される…
結果を出せなかったら外される…

簡単にチームから外されてしまうのかと不安に思っても不思議ではありません。

その結果、矢面には立たずにサブに徹しようと思う者や、チャレンジせずに自らチームを去ってしまう者も出てしまいます。

失敗から学んだことを活かすこともチームビルディングです。

もっと言えば、その人選をした自分の責任を棚に上げていることにも気がつかなければいけません。チームを作った人もチームの一員であることに変わりはないからです。

現実はグレートウォールほど怖くない

主要メンバー

マット・デイモンが強すぎて無双状態。 (C)Universal Studios.

グレートウォールでは外敵に襲われると命を落としてしまうので取り返しがつきませんが、仕事であれば挽回は可能ですし、そもそも命が取られるプロジェクトなんてありません。

新人だろうと信じて任せる、チャンスを与えることもチームビルディングには必要な要素かと思います。そして、結果が出ても慢心せず、失敗してもフォローを忘れないことでチームは成長するのではないでしょうか。

グレートウォール、純粋にアクション超大作として楽しめますが、少しだけチームビルディングの視点を持ってご覧になられると、違った面白さがあると思います。

それではまた。ご存じ、ゆうせいでした。

 

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作品情報

『グレートウォール』
4月14日(金)より全国ロードショー
配給:東宝東和
(C)Universal Studios.

 

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この記事を書いた人

まむしまむし
twitter
合戦武将隊のプロデューサー、まむし。
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