updated: 2024
チームビルディングに効果的なゲームの具体例24選
目次
メンバーが一丸となり大きな目標を達成するには、チームビルディングを重視した組織づくりが重要です。しかし「具体的にどうやって取り入れたらいいのかわからない」という悩みを抱えている管理者も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめしたいのがゲームです。意外に思うかもしれませんが、ゲームにはチームビルディングを強化する要素が詰まっています。この記事では、チームビルディングにおすすめのゲーム例24選を紹介します。
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チームビルディングとは?
チームビルディングとは、メンバー個々の能力を最大限に引き出し、より効率的に目標を達成できるチームをつくり上げるための手法を指します。多様化が進んだ現代のビジネスシーンでは、個人であらゆる課題に柔軟に対応していくのは困難な状況です。チームビルディングの目的は、そうした1人では達成できない目標を、チームで取り組むことで成し遂げることにあります。
従来の日本のチームは、メンバーをまとめるリーダーのやり方に従うことが是とされがちで、自分の持ち味を生かせない、リーダーの負担ばかりが大きいことが問題でした。チームビルディングを導入すると、メンバーはお互いを対等な存在として認め合い、個々の能力を最大限に生かせるようになります。個人の能力以上のパフォーマンスも期待でき、企業の利益向上につながります。
チームビルディングとチームワークの違い
ビジネスシーンにおけるチームワークとは「共通する目標を達成するために、チームに所属しているメンバーが役割分担して共同作業を行う」ことを意味します。チームビルディングも同じ目標を達成するためにメンバーが努力する点では同じですが、さらにプラスαの要素が含まれています。
チームビルディングとチームワークの明確な違いは、個人の能力やスキルを生かすかどうかです。チームワークはメンバー同士が助け合い、効率的に成果を出すことに重点を置いており、個々の成長には注力していません。
一方、チームビルディングでは団結力や業績の効率化だけでなく、チームメンバーの能力やスキルを重視し、良い部分を伸ばすことも目的としています。
チームビルディングにゲームを取り入れるメリット
チームビルディングにゲームを取り入れることにより、次のようなメリットがあります。
- みんなで楽しみながら、チームワークの大切さを学べる
- あまり話したことのないメンバーともコミュニケーションをとりやすい
- 低コストで実施できるものが多い
- 場所を選ばず手軽にできる
- オンラインでも取り入れやすい
チームビルディングのために研修や合宿を行う企業もありますが、実施するにはそれなりの時間や手間、費用がかかります。ゲームなら大がかりな準備は不要で、短時間で気軽に実施できるのがメリットです。
チームビルディングで得られる5つの効果
チームビルディングを行うことで、実際にどのような効果を得られるのでしょう。以下で詳しく見ていきます。
1.生産性が向上する
チームビルディングによって自分の役割が明確になると、仕事のなかで「自分がやるべきこと」と「誰かにお願いすること」が理解できるようになります。全てを自分がやらなければならないという重荷から解放されて、メンバー個々のパフォーマンスが向上し、結果として組織全体のパフォーマンスが高まります。
2.コミュニケーションが活発になる
共通の目標に向かってチームが一丸となって取り組むことで、自然とメンバー同士の会話が増えて、コミュニケーションが活発になります。常に情報が全体で共有されるため、トラブルがあっても迅速な対応が可能です。企業を取り巻くさまざまなリスクを回避、または最小限に抑えられるようになります。
3.メンバーのモチベーションアップ
チームに一体感が生まれると、自分のためだけではなく「チームに貢献したい」という欲求が発生します。チームのために動き、成果が上がって功績が認められれば、それがさらなるモチベーションにつながり、より良い結果が生み出されるという好循環が形成されるでしょう。
4.離職率が低下する
みんなで同じ方向に向かって仕事に取り組み、お互いへの理解が深まることで、メンバー同士が自然と仲良くなります。悩みがあっても相談しやすいため、1人で抱え込むことがなくなるでしょう。その結果、仕事へのやりがいや満足度が高まり、離職率の低下につながることが期待できます。
5.新しいアイデアが生まれやすい
チームには多様な価値観を持ったメンバーが集まります。それぞれの価値観や考え方をお互いに認め合い、チームの1つの意見としてまとめたときに、これまでにない新しいアイデアが生まれる可能性が高まります。
室内でできるチームビルディングゲーム10選
それでは早速、チームビルディングゲームの例を見ていきましょう。まず、室内でできるチームビルディングゲームを7つ紹介します。
1.共通点探しゲーム
2人1組になり、相手との共通点をいくつ見つけられるかを競うゲームです。ペアを入れ替えてゲームを繰り返すことで、参加メンバー同士の距離を縮めることができます。
人数:4人〜
時間:30分〜1時間
<やり方>
- 2人1組になって自己紹介する
- 5分の制限時間内に相手との共通点を10個探す
- 早く見つけられたチームの勝利
- ペアを入れ替え、ゲームを繰り返す
2.ジェスチャーゲーム
出されたお題をジェスチャーだけで表現して、回答者に伝えるゲームです。ゲームを通して、非言語コミュニケーションの重要性を学べます。
人数:1グループ3〜8人
時間:15〜20分
<やり方>
- 出題者1人と回答者に分かれる
- 出題者はお題をジェスチャーだけで表現する
- 出題者は言葉を一切発しない
- 回答者がお題を当てたら、出題者を交代
- メンバー全員がジェスチャーを終えたチームの勝利
3.ペーパータワー
A4用紙を使い、制限時間内にできるだけ高いタワーを作るゲームです。ルールはいたって簡単ですが、実際やってみるとなかなか難しいことに気づくでしょう。ゲームで勝つために、チームワークが求められます。
人数:1チーム4〜5人
時間:1回5分
<やり方>
- 4〜6人でチームをつくる
- 各チームに30枚のA4用紙を配る
- チームで5〜10分程度の作戦会議を実施
- A4紙を使って、タワーを組み立てる
- より高いタワーを立てたチームの勝利
4.野球のポジション当てゲーム
それぞれに与えられた断片的な情報を伝え合って、野球チーム9人のポジションをチーム全員で推理するゲームです。自分の情報を正確に相手に伝える力、相手の話す内容を整理する力が養われます。
人数:1チーム4〜6人
時間:1〜1時間半
<やり方>
- チームに分かれる
- 1人につき3〜4枚の情報カードが配布される
- 自分の情報カードを他の人に見せるのはNG
- 情報を口頭で伝え合い、答えを導き出す
- 9人の野球選手のポジションを当てられたら正解
5.ロングタイムドミノ
「ドミノ倒し」でおなじみのドミノ。ロングタイムドミノでは、ドミノの数ではなく、ドミノが倒れるまでにかかった時間を競います。ドミノを並べて倒していくだけのシンプルな遊びですが、根気強さや想像力、集中力、協調性を育む効果があり、チームビルディングに有効です。試行錯誤を重ねるうちに、仲間と親睦を深めることができるでしょう。
人数:1チーム4〜6人
時間:1〜2時間
<やり方>
- 1チームにつき使えるドミノは100個
- 与えられたドミノを並べて、一斉に倒す
- ドミノが倒れるまでに最も時間がかかったチームの勝利
6.似顔絵当てゲーム
チームに分かれて似顔絵を描き、それが誰なのかを当てるゲームです。「似ている」「似ていない」と言い合ってみんなでワイワイ盛り上がれるので、自然とコミュニケーションが活発になります。お題となる人物は、有名人や身近な人など、全員が知っている人にすることが大切です。
人数:1チーム5〜6人
時間:30分程度
<やり方>
- チームのなかで回答者を1人選ぶ
- 残りのメンバーがお題となる人物の似顔絵を描く
- 回答者は、似顔絵を見て誰を描いたのかを当てる
7.マーダーミステリー研修
「マーダーミステリー研修」はその名のとおり、殺人事件を題材にした推理ゲームです。プレイヤーは与えられた役割を果たしながら、犯人を突き止めていきます。参加メンバー同士で協力しながら推理を進めていくなかで、前に踏み出す力や考え抜く力、チームで働く力、交渉力を身につけられます。
人数:1チーム6〜7人
時間:4〜5時間
<やり方>
- 物語の登場人物になりきる
- 仲間と協力しながら、事件の犯人が誰かを推理する
8.SDGsビジネスゲーム ワールドリーダーズ
ワールドリーダーズは、企業経営を擬似体験できるビジネスゲームです。一チームが一企業となり、企業の利益をどれだけ上げられるかを競い合います。
利益は、労働力や資本を使って上げることができます。
しかし、このゲームは闇雲に利益を追求するだけでは勝利できず、勝利のためには、社会や環境など、様々なことを考える必要があります。
本ゲームでは SDGsにおける企業の役割だけでなく、戦略の立て方や情報共有、駆け引き、チームビルディングなどの、実際の会社経営に大切なことも身に付きます。
9.SDGs カードゲーム「2030SDGs 」
カードゲーム「2030SDGs(ニーゼロサンゼロ エスディージーズ)」は、SDGs17の目標を達成するための“道のり”を体験できるカードゲームです。プレイ人数は最低5人から、最大で200人規模まで対応可能です。
このゲームは、SDGsの目的やゴールについて学ぶゲームではなく、「SDGsの本質」について体感的に学べる内容になっており、SDGsについての理解や興味がない人でも、プレイすることで「SDGsとはこういうものなんだ」と理解できます。
例えば、「交通インフラを整える」というプロジェクトを実行するには、お金と時間が必要になり、それと引き換えに新たなお金と時間がもらえます。そして、交通インフラを整えることで経済は良くなりますが、一方で環境は破壊されます。そのため、世界の状況メーターの「経済」はプラスになりますが、「環境」はマイナスになってしまうのです。
2030SDGsは、このように、お金や時間といった制約の下で自分の価値観を満たしつつ、世界の状況を整えるにはどうしたらいいかをプレイヤー自身が考えていくゲームとなります。
2030SDGsの特徴は、「それぞれの異なる価値観を達成するためにプロジェクトを進行するが、世界の経済・社会・環境にも配慮しなればならない」という状況設定が、現実世界に極めて近い状態であることです。
SDGsというと遠い世界の話と思っている方も多いかもしれませんが、ゲームを実施してSDGsを「自分事化」することで、SDGsへの理解を深めることができます。
また、2030SDGsでは、参加者間でのお金や時間といった資源の交換を自由に行えますし、基本ルールに則ってさえいれば何をしてもOKということになっています。そのため、個人と世界の目標を達成するためにどうするべきかを参加者同士が自主的に考え、意見交換を行えるのです。コミュニケーションが活性化するアクティビティです。
10.SDGs マッピング
SDGsマッピングは、自社の取り組みとSDGsを結びつけるワークショップです。 SDGsの目標を構造化して示した「ウェディングケーキモデル」に自社の取り組みを分類し、自社とSDGsのつながりを見つけます。 IKUSAのSDGsマッピングは、SDGsボードゲーム「ワールドリーダーズ」もしくはオンラインSDGs謎解き「ある惑星からのSOS」とセットで実施します。ゲームとワークショップをセットで行うことで、ゲームでの体験をより深い学びに落とし込むことができます。また、ワークに入る前に、SDGsの基礎的な内容について解説を行うため、SDGsの知識があまりない方でも気軽に取り組めます。 SDGsマッピングを行い自社とSDGsのつながりを感じることで、SDGsを身近なものとしてとらえ、自分ごと化することができます。
グループワークから、自社について新しい考え方も生まれるかもしれません。
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アクティビティ型チームビルディングゲーム7選
次に、アクティビティ型チームビルディングゲームを7つ紹介します。体を動かすことで、楽しみながらチーム力アップを図れます。
11.チャンバラ合戦
「チャンバラ合戦」は、チャンバラ合戦の醍醐味が味わえるゲームです。当たっても痛くないスポンジ製の刀を持ち、相手の腕についたボール(命)を落とし合って勝利を目指します。2軍以上に分かれて戦うチーム戦では、チームワークが勝利の決め手となります。
人数:1グループ30人〜
時間:2〜2時間半
<やり方>
- 利き手に刀を持つ
- 反対側の腕にボール(命)を装着する
- 戦開始! の合図で合戦スタート
- 相手の命を打ちとる
- 敵軍を全滅させるか、時間内に多く倒したチームの勝利
12.フープリレー
チームメンバーで円になって手をつなぎ、どれだけ早くフープをくぐれるかを競う全員参加型のゲームです。全員で息を合わせて進んでいくため、協調性が養われます。やり遂げたときに達成感を味わえるでしょう。
人数:8人〜30人
時間:15分程度
<やり方>
- チームで円になり手をつなぐ
- どこか1カ所だけ手を離してフープを通し、再び手をつなぐ
- フープを体にくぐらせ、隣の人に渡していく
- どんどん隣の人に渡し、輪を1周させるスピードを競う
13.バブルサッカー
ノルウェー生まれの新しいスポーツです。空気で膨らませたバブルボールを身にまとい、お互いに押し合いながらサッカーをプレイします。バブルボールにクッション性があるため、安全性が高く、幅広い世代で楽しめます。普段あまり話す機会のない人とも、思いきりぶつかることで、心の距離を縮められるでしょう。
人数:1チーム4〜5人
時間:30分程度
<やり方>
- バブルボールを装着する
- 基本的なルールは、通常のサッカーやフットサルと同じ
- ゴールキーパーは決まっておらず、誰がやってもOK
14.ヘリウムリング
ヘリウムリングとは、フープをチームメンバーで囲み、全員の人差し指にのせて、バランスを保ったまま床に置いていくゲームです。簡単そうに見えますが意外と難しく、チームワークが試されます。
人数:1グループ5〜10人
時間:5分程度
<やり方>
- 5〜10人でチームをつくる
- チームメンバーでフープを囲む
- 全員の人差し指にフープをのせる
- フープから指を離さずに地面に置いていく
15.エブリバディ・アップ!
両隣の人と手と足をつないだ状態から、全員同時に立ち上がるゲームです。1人でも立ち上がれなければ課題を達成できないので、全員の集中力とチームワークが試されます。何人でもチャレンジできますが、人数が増えるほど難易度が上がります。
人数:2人〜
時間:15〜30分
- まず2人1組になり、向かい合って座る
- 2人で手をつなぎ、お互いの両足のつま先をつける
- 2人同時に立ち上がる
- 2人から始まり、4人、8人と人数を増やしていく
16.ピンポン玉リレー
ピンポン玉をバトン代わりにして、リレー形式で競うゲームです。ピンポン玉を落としたら、先まで転がっても、落とした場所に戻って再スタートします。タイミングを合わせて受け渡していくため、チームワークと集中力が必要です。
人数:1チーム4〜6人
時間:10分〜
<やり方>
- 4〜6人でチームをつくる
- 先頭の人はお玉の中にピンポン玉を入れてスタンバイ
- ピンポン玉をリレー形式で受け渡す
- 早くゴールしたチームの勝利
17.サバ研
「サバ研」は、サバイバルゲームを通して、戦場で勝つための理論「OODA LOOP」を学べる研修です。エアソフトガンとBB弾を使用して、ミッションをクリアしながら敵と戦っていきます。戦闘という特殊な状況に身を置くことで、迅速な意思決定が可能となり、効果的な対応がとれるようになります。
人数:1チーム5〜6人
時間:3〜7時間
<やり方>
- 5〜6人でチームをつくる
- 戦場のチェックポイントを回り、ミッションをクリアする
- 合計ポイントの多いチームの勝利
オンライン向けのチームビルディングゲーム7選
最後に、オンラインでも気軽に実施できるチームビルディングゲームを6つ紹介します。
18.リモ謎
「リモ謎」は、オンラインに特化した謎解きゲームです。ビデオチャットを使い、「閉ざされた電脳都市からの脱出」、「燃え盛る本能寺からの脱出」などのオリジナルストーリーに沿った謎を、チームで協力して解いていきます。お互いに力を合わせないと解けない謎があるため、チームワークや協調性が養われます。
人数:10人〜
時間:1時間〜2時間半
<やり方>
- 司会の進行のもと、物語を進める
- オンラインで仲間と会話しながら、制限時間内に謎を解いていく
19.ヒーローインタビュー
野球など、スポーツの試合後によく見る「ヒーローインタビュー」を疑似体験するゲームです。チームをつくって1人がヒーロー役、残りのメンバーが記者役になって、話を聞き出します。コミュニケーションのトレーニングとして有効です。
人数:4〜6人程度
時間:20〜30分
<やり方>
- ヒーロー役と記者役に分かれる
- 記者役はヒーロー役に対してインタビューを行う
- 役割を変えて、全員がヒーロー役をするまでインタビューを繰り返す
20.おうち防災運動会
「おうち防災運動会」では、運動会ならではの競争を楽しむ要素と、防災対策の要素が合わさったアクティビティです。「おうち探検!非常食探索トライアル」、「避難所ジェスチャーゲーム」などの種目を通して、防災に関する知識を深めていきます。みんなで防災を体験しながら、チームビルディングを学べます。
人数:1チーム4〜6名
時間:2時間〜3時間
<やり方>
- 4〜6名でチームをつくる
- チームで種目に取り組む
- より多くのポイントを獲得したチームの勝利
21.合意形成研修 コンセンサスゲーム ONLINE
「合意形成研修 コンセンサスゲーム ONLINE」は、ある課題についてグループ全員で話し合い、コンセンサス(合意)に至るまでの過程を体感できるゲームです。自分の意見を主張しつつも相手の意見に耳を傾ける重要性、他者と意見をすり合わせる難しさを学べます。
人数:1チーム5〜8人
時間:1時間〜1時間半
<やり方>
- 予期せぬ問題が発生
- 対処法をまず個人で考える
- チームで考えて、コンセンサス(意見の一致)へ至る過程を体験する
- 専門家による解説
- 各チームで振り返りを行う
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22.条件プレゼン
条件プレゼンは、チームごとに指定された複数のキーワードを盛り込んだプレゼンを行うゲームです。全ての条件を満たしたプレゼンを制限時間内に完成させます。チームで話し合う必要があり、コミュニケーションの活性化やチームワークの向上に役立ちます。
人数:1チーム4〜6人
時間: 30分〜
<やり方>
- 4〜6人でチームをつくる
- 与えられたキーワードに沿ってプレゼンを考え、発表する
- 最も興味深い、おもしろいプレゼンをしたチームの勝利
23.陽口ワーク
陽口は「ひなたぐち」と読み、当人がいないところで悪口や批判を言う「陰口」の反対の意味で使われる造語です。陽口ワークでは、当人がいないという想定のもとで、相手の陽口を言います。チーム内で称賛・承認することで、自己肯定感や信頼関係が強化され、仕事へのモチベーションアップにもつながるでしょう。
人数:1チーム4〜6人
時間:30分〜
<やり方>
- 陽口を言われる対象者を決める
- 対象者はカメラをオフにし、自分の音声をミュートにして「当人がいない状態」をつくり出す
- ただし、対象者は他メンバーの音声を聞くことができる
- 他のメンバーは1〜3分程度で、その人の良いところや社内での働きぶりなどを話し合う
- 陽口を言われた人は感想や印象に残ったことを述べる
- 陽口を言われる人を変え、全員が対象者になるまで繰り返す
24.ある惑星からのSOS
「ある惑星からのSOS」はオンラインで楽しめる、SDGsと謎解きを掛け合わせたイベントです。 参加者の皆さんは「ある惑星」の課題を解決するというミッションを与えられます。 謎を解いて情報を整理することで、惑星の課題を解決する方法を導き出すことができます。 チームでゲームを進めるなかで、知らず知らずのうちに、今世界で起きている問題や、SDGsの必要性を学ぶことができます。
やや重いテーマではありますが、楽しむことのできるゲームです。
まとめ
チームビルディングに役立つゲームを取り入れることで、生産性の向上やコミュニケーションの活性化、離職率の低下などの効果が期待できます。
一口にゲームといっても、室内で行えるものから、体を動かすアクティビティ、オンラインに対応したものまでさまざまな種類があります。
社内の状況や目的に応じて、適したゲームを選びましょう。今回紹介したゲームは気軽に実施できるものばかりなので、ぜひ参考にしてください。
IKUSAでは、年間1000件以上のユニークなイベントや研修を支援しています。90種類以上のイベント・研修サービスからお客様のニーズに合わせてご提案させていただき、ご要望に応じたカスタマイズも可能です。サービスの詳細や具体的な事例は下記の資料でご確認ください。
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「あそぶ社員研修」は、受講者全員の主体性を高め、置いていかれる社員を作らない講義・アクティビティ一体型の研修プログラムです。講義による学びの定着を促し、翌日からの業務に役立てることができます。