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イベントのライブ配信におすすめのプラットフォーム15選

イベントのライブ配信におすすめのプラットフォーム15選

コロナ禍以降、イベントのオンライン化が進みました。イベントをリアルタイムで配信する「ライブ配信」は、今やイベントの一つの形として定着しています。また、ライブ配信プラットフォームも次々と登場しています。「イベントをライブ配信したいけれど、どのプラットフォームを利用すればよいかわからない」と感じている人もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、ライブ配信のメリットと、ライブ配信をするために必要なもの、ライブ配信プラットフォームの選び方と、おすすめのライブ配信プラットフォーム15選を紹介します。


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ライブ配信のメリット

まず、ライブ配信にはどのようなメリットがあるのかを確認しておきましょう。

イベントに行きたいけれど、どうしても都合がつけられなかったり、遠方のために参加が難しかったりする場合があります。実際の会場で行っているリアルイベントをライブ配信することで、当日会場に来られない人にも、リアルタイムで情報を届けることが可能となります。

また、ライブ配信型のオンラインイベントとして実施すれば、同様の内容をリアルで行うより手間やコストを削減できることもあります。オンラインイベントはリアルイベントのように大きな会場を抑える必要がなく、少ない人数で運営できるためです。また、最近はスマートフォンだけで利用できるサービスもあるため、特別な機材を用意する必要もありません。

さらに、多くのサービスにはさまざまなコミュニケーション機能があるため、視聴者とリアルタイムでコミュニケーションをとることができるのも、メリットの一つです。

ライブ配信をするために必要なもの

ライブ配信を行うためには、少なくとも以下のものは用意する必要があります。

  • 配信用のパソコン(またはスマートフォン)
  • インターネット環境
  • マイク
  • ライブ配信プラットフォーム

このうち、マイクはパソコンやスマートフォンに内蔵されているものでも構いません。ただ、視聴者にクリアな音を届けたいなら、外付けのマイクを用意することをおすすめします。

ライブ配信プラットフォームの選び方

次に、ライブ配信プラットフォームを選ぶ際にチェックするポイントを紹介します。

目的に合うかどうか

プラットフォームごとに、特徴や機能、ユーザー層は異なります。ライブ配信するイベントの目的によって適したプラットフォームは変わるため、まずは目的を明確にしましょう。たとえば、「新規顧客開拓のため」のセミナー、「新商品の販売促進につなげるため」のオンラインイベント、などです。

目的が明確になると、必要な機能やターゲットにすべきユーザー層をイメージしやすくなります。

どれくらいのユーザーがいるか

目的に合ったプラットフォームが見つかったとしても、ユーザー数が少なければ、せっかくライブ配信をしても、多くの人に見てもらえない可能性が高いでしょう。ある程度ユーザー数が多いプラットフォームを選ぶというのも、一つのポイントです。

ユーザー数はホームページに記載されていることが多いですが、ホームページを探しても情報が見つからない場合は、アプリのダウンロード数などを参考にするとよいでしょう。

安全性の高さ

しっかりとセキュリティ対策がされているかという点も、重要なポイントです。もし情報漏洩などが起これば、信頼が失われてしまう恐れがあります。また、視聴者にも迷惑をかけることになるかもしれません。

具体的には、アクセス制限機能やユーザー管理機能があるか。暗号化されているか、サポート体制はどのようになっているかといった点を確認し、安全性の高いプラットフォームを選びましょう。

おすすめのライブ配信プラットフォーム15

ここからは、おすすめのライブ配信プラットフォームを紹介していきます。

1.YouTube

YouTube(ユーチューブ)は、Google社が運営する動画共有プラットフォームです。

総務省の「令和6年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、全年代の80.8%がYouTubeを利用しています。利用者数が多いため、多くの人に見てもらいやすいでしょう。

参考:令和6年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書(概要) – 総務省(PDF)

YouTubeは、基本的に動画は誰でも視聴できますが、配信を行うにはGoogleアカウントが必要です。ライブ配信の公開範囲は、3段階で設定することができます。

  • 公開……誰でも配信を視聴できます。
  • 限定公開……リンクを知っている人だけが配信を視聴できます。
  • 非公開……配信者と指定したユーザーのみが配信を視聴できます。

Webサイト:YouTube

2.Instagram

Instagram(インスタグラム)は、Meta社が提供するソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)です。写真や動画をかんたんに共有することができます。

総務省の「令和6年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、1030代の70%以上がInstagramを利用しています。

参考:令和6年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書(概要) – 総務省(PDF)

若い世代を中心に多くの利用者がいるため、若者をターゲットとする配信を行う場合におすすめです。ただ、そもそもフォローされていないと、配信を見てもらうのは難しいでしょう。

Instagramは、アカウントさえ用意すれば無料でライブ配信が可能です。詳しくは、以下のページをご覧ください。

参考:Instagram Liveに関するヒントとコツ: ライブを最大限に活用する – Instagram

3.TikTok

TikTok (ティックトック)は、中国のByteDance社が運営するSNSです。短い動画をかんたんに共有することができます。音楽パフォーマンスやダンスなど、エンタメ性が強い配信におすすめです。

こちらも、特に若い世代に広く利用されています。総務省の「令和6年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、1020代の約60%がTikTokを利用しています。

参考:令和6年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書(概要) – 総務省(PDF)

ライブ配信には、TikTok LIVEという機能を使います。ただ、この機能はフォロワーが1,000人以上でなければ利用できません(地域によって異なる場合があります)。

参考:TikTok LIVEとは? – TikTok

4.Facebook

Facebook(フェイスブック)は、Meta社が提供するSNSです。メッセージや写真、動画などを共有することができます。ユーザー同士で密なコミュニケーションをとれるため、特定の人に向けた配信におすすめです。

Facebook は、InstagramTikTokに比べると利用者の年齢層はやや高めです。総務省の「令和6年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、3040代の40%近くが利用しています。

参考:令和6年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書(概要) – 総務省(PDF)

Facebookでライブ配信を行うには、「アカウント作成から60日以上経過している」「フォロワー100人以上」など、いくつか条件があります。詳しくは、以下のページをご覧ください。

参考:Facebookでライブ配信を開始する | Facebookヘルプセンター

5.Zoom

Zoom(ズーム)は、アメリカに本社があるZoomビデオコミュニケーションズ社が提供するWeb会議ツールです。オンラインミーティングのイメージが強いかもしれませんが、配信ツールとしても活用できます。特に、ビジネス関係のセミナーやプレゼンテーション、講義などの配信におすすめです。

配信を視聴してもらうには、オンラインミーティングのときと同様に、URLを共有する必要があります。また、Zoomには無料版と有料版があり、無料版で配信できるのは40分までとなっています。

Webサイト:あらゆるデバイスからの対面ミーティング | Zoom

6.Microsoft Teams

Microsoft Teams(マイクロソフトチームズ)は、アメリカのMicrosoft社が提供するコミュニケーションツールです。

Teams ライブイベントという拡張機能を使うと、動画やオーディオなどのコンテンツをリアルタイムで共有することができます。ウェビナーや説明会など、大人数を対象としたビジネス関連のイベントの配信に向いています。最大 10,000人まで参加することが可能です。

また、Teams 会議でも1,000人まで参加できますので、双方向のコミュニケーションを重視するならこちらがおすすめです。

Webサイト:無料の Microsoft Teams | Microsoft Teams

7.Twitch

Twitch(ツイッチ)は、Twitch InteractiveAmazon.comの子会社)が提供する、ゲームのライブ配信を中心としたプラットフォームです。2030代の若年層を中心に、多くの人に利用されています。

Twitchは、ゲーム配信に特化した機能が充実しています。また、期間限定ですが、ライブ配信後はアーカイブを残すこともできます。

もちろん、ゲーム配信以外にもスポーツや音楽、トークなど他ジャンルの配信も可能です。インフルエンサーにライブ配信で商品を紹介してもらうなどの方法で、マーケティングに活用する企業もあります。

Webサイト:Twitch

8.17LIVE

17LIVE(イチナナ)は、17LIVE株式会社が運営するライブ配信アプリです。歌や楽器などの音楽パフォーマンス、ゲーム、トークなど、さまざまな動画をリアルタイムで配信・視聴することができます。

ユーザー数は世界に約5000万人います。多くの有名人にも利用されています。スマートフォンだけで始められるという手軽さも人気です。

Webサイト:17LIVE(イチナナ)公式サイト ライブ配信アプリ

9.Vimeo

Vimeo(ビメオ)は、2004年にアメリカで始まった動画配信サービスです。動画の投稿・共有だけでなく、販売やサブスクリプション、レンタルをすることもできます。動画の視聴は無料で、会員登録も不要です。広告がないので、快適に視聴することができます。

Vimeoでライブ配信を行うには、アカウントが必要です。いくつかプランがあり、ストリーミング配信をするならAdvanced 以上のプランを契約しなければなりません。公開範囲を細かく設定できるので、特定の人に配信したい場合に向いています。

Webサイト:Vimeo.com – 公式サイト

10.LinkedIn

LinkedIn(リンクトイン)は、世界最大級のビジネスに特化したSNSです。200以上の国と地域で、10億人を超えるユーザーが利用しています。

LinkedIn Liveを利用すればライブ配信が可能ですが、準備が少し大変なのがデメリットかもしれません。まず、ライブ配信を行うには「アカウントまたはページが30日前に作成されている」「150人以上フォロワーがいる」などの条件をクリアする必要があります。そしてライブ配信の方法ですが、LinkedInから直接配信するのではなく、ストリーミングツールと連携させて配信するという形になります。前項で紹介したVimeoは、利用できるツールの一つです。

参考:LinkedInの概要 – LinkedIn

11.ULIZA

ULIZA(ウリザ)は、株式会社PLAY が運営するSaaS型の動画配信プラットフォームです。公式サイトによると、500以上の企業に導入されています。

株主総会、トークイベントなどビジネス関連イベントのライブ配信に向いていますが、音楽ライブやスポーツなどのエンターテインメント系のイベントにも対応可能です。見逃し配信もできます。

配信サイト作成機能、視聴分析機能、セキュリティ機能など、さまざまな機能が備わっています。

Webサイト:動画配信プラットフォーム 「ULIZA」

12.ネクプロ

ネクプロは、株式会社ネクプロが運営するプラットフォームです。ウェビナー、動画配信、イベント管理をまとめて行うことができます。

ウェビナーや、製品・サービスの紹介、記者会見、採用説明会など、ビジネス関連イベントのライブ配信に適しています。また、ライブ配信だけでなく、オンデマンド、外部ツール配信などさまざまな形での配信が可能です。

オンラインイベントの準備から実施、分析までまとめて行えるため、業務を効率化することができます。

Webサイト:ウェビナー・動画配信プラットフォームのネクプロ

13.GALIMO

GALIMO(ガリモ)はガリレオスコープ株式会社が開発・提供しているオンラインイベントツールです。

イベントをライブ配信するのは大変です。準備から当日の運営、実施後のフォローまで、やることが非常に多くあります。GALIMOなら、これを経験豊富なスタッフがサポートしてくれます。

オンラインでの合同説明会、転職フェア、自治体主催のイベントなど豊富な実績もあるため、安心して任せることができるでしょう。

Webサイト:GALIMO(ガリモ) – オンラインイベント専用システムの総合サービス決定版!

14.eventos

eventos(イベントス)は、bravesoft株式会社が運営するイベントDXサービスです。

専用ソフトを使った「Live!配信」、専用ソフトを使わない「かんたんLive!配信」、事前収録した動画を使う「疑似Live!配信」と、配信だけでも複数の種類があります。さらに、コメントやアンケート、投票を行える機能なども備わっています。オンライン展示会、企業や地域のイベント、フェス、株主総会など、さまざまなイベントの配信に活用できます。

その他、イベントの実施に必要な機能が多数搭載されているため、これだけでイベント運営を完結できます。

Webサイト:eventos(イベントス)|イベント運営をすべて完結するDXサービス

15.ZIKU

ZIKU(ジクウ)は、株式会社ジクウが開発・提供するオンラインイベントプラットフォームです。アバターを使ってメタバース空間上で交流したり、体験したりすることができます。

ライブ・オンデマンドの動画配信にも対応しています。ウェビナーや、ハイブリッドイベント、カンファレンス、採用イベント、展示会など、さまざまなイベントの配信に活用できます。

ZIKUを活用すれば、ユーザーに他社のオンラインイベントとは違う体験を提供できるでしょう。

ZIKU|メタバースイベントプラットフォーム|株式会社ジクウ

東京都内で配信スタジオをお探しなら「IKUSA ARENA

東京都内でライブ配信を行うスタジオを探しているなら、東京都練馬区にある「IKUSA ARENA」もぜひご検討ください。

IKUSA ARENA」は、企業・団体の研修や懇親会、展示会など、さまざまなイベントに対応した複合型体験施設です。広さは約1000m2、最大700人まで収容可能です。東京都内では、なかなかない規模ではないでしょうか。これだけの人数を収容できるスタジオとしては、料金が安いのも魅力の一つです。

音響・照明設備、大型ステージとスクリーンも完備しており、床には30か所以上にコンセントを設置しています。飲食・アルコールもOKなので、パーティー形式のイベントも実施可能です。

また、オンラインイベントを考えており、そこまでスペースを必要としない場合は、小規模の会議室もあります。イベントの企画・運営のサポートも可能ですので、お気軽にご相談ください。

施設概要

施設名

IKUSA ARENA(イクサ アリーナ)

所在地

東京都練馬区錦2-19-1 練馬トーホープラザビル5

アクセス

東武東上線「東武練馬駅」から徒歩10
東京メトロ副都心線「平和台駅」から徒歩18

キャパシティ

最大700人まで収容可能 / 1000m2

電話番号

03-5960-0193

ホームページ

https://arena.ikusa.jp

まとめ

イベントのライブ配信を行うことで、より多くの人に情報を届けられるようになります。また、リアルイベントよりも手間やコストを削減できるというメリットもあります。

ライブ配信を効果的に行うためには、イベントの目的やターゲットに合ったプラットフォームを利用することが重要です。プラットフォームによって、機能や得意なジャンル、ユーザー層、料金も異なります。プラットフォームを選ぶときは、まずは目的を明確にしたうえで、じっくり時間をかけて比較検討してみてください。


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この記事を書いた人

IKUSA.jp編集部
IKUSA.jpでは、楽しさを主軸にした体験型のイベントや研修に関する情報をご紹介していきます。オンラインでもリアルでも、参加者全員が楽しめるイベントはIKUSAにお任せください。
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