updated: 2025
New!餅つき大会を企画・運営する際の内容やポイントを紹介

餅つき大会は、杵(きね)と臼(うす)を使い、蒸したもち米をついて、餅を作る企画です。つきたての餅はおいしさが格別で、作る際にかかる労力が大きいことも重なって、食べたときの感動が大きい企画であることが特徴です。
餅つき大会は全国各地の小中学校や、地域イベントなどでおこなわれています。餅を食べる習慣のある時期と重なる正月イベントの他に、やや肌寒い秋から春にかけて人気があるイベント企画の1種といえます。しかし、杵を振り下ろすという動作をおこなうため、ポイントを押さえて慎重に実施することが重要です。
本記事では、餅つき大会の概要や、魅力・メリット、用意する物・食べ方、実施する際の流れやポイント・注意点を紹介します。
社員同士の交流を深めたい、思い出に残るイベントを企画したい。
年間1,400件以上の開催実績をもとに、目的やシーンに合わせて選べる体験型企画を紹介した資料をご用意しています。
⇒アクティビティ総合資料を見てみる
餅つき大会の実施について、ぜひIKUSAにご相談ください。
⇒まずは相談してみる
餅つき大会とは
餅つき大会とは、杵(きね)と臼(うす)を使い、蒸したもち米を叩いて餅を作るイベント企画です。
つきたての餅はおいしさが格別で、参加者が体験型アクティビティの餅つきを通じて主体的に取り組みながら、食を楽しむこともできます。餅つきは正月の定番イベントの1種ですが、新米の季節となる秋から春頃にかけておこなわれるイベントの企画としておすすめです。
餅つきをおこなう際には杵(きね)で餅を叩く形になるため、安全面には十分に配慮する必要があります。餅つき大会を実施する際には、すべての餅つきをする箇所に1名以上の人員を配置し、安全確保を徹底しましょう。
餅つき大会の魅力・メリット
以下では、餅つき大会を実施する魅力やメリットについて紹介します。
つきたてのおいしい餅を食べられる
つきたての餅は、切り餅などを焼いたり蒸したりした餅とは格別のおいしさがあるとされています。餅つき大会の参加者は、餅つき体験ができることに加え、おいしい餅を食べられるため、イベントの満足度が高まりやすいことが特徴です。
児童・生徒の食育につながる
餅つき大会を実施することで、餅が何からできていて、どのような労力がかかって作られるものなのかを学ぶことができるため、食育につながる面があります。また、作りたての食品のおいしさに触れることで一般的な餅との違いが明確にわかり、調理することの重要性も感じられます。
参加者の交流促進につながる
餅つき大会では、餅をこねる人と、杵で叩く人との交流が必然的に生じます。また、つきたてのお餅を食べる際に、他の参加者と体験を共有し、会話によるコミュニケーションを取りながら交流することもできます。同じ学校の関係者や、同じ地域で暮らす方々との交流が生まれることで、地域活性化や生活満足度の向上などにつながると期待できます。
餅つき大会で用意するもの・食べ方
- 杵
- 臼
- 蒸したもち米
- 上新粉
- トッピング食材・食品(きな粉、海苔、あんこ、醤油など)
餅つき大会を実施する際に必要なものとしては、上記が基本となります。また、もち米を研ぐザルや、蒸すためのせいろ、蒸し布、蒸したもち米を入れる米びつなども必要です。
餅つき大会の参加者が多い場合は、杵、臼の数や、蒸したもち米の量が多くなります。目安としては、1つの臼あたりに3升分の蒸したもち米が入り、大きさにもよりますがおおよそ60個程度(30人分)の餅を作ることができます。また、せいろ1つで2升が目安となります。
せいろで蒸す量も多くなるため、全員が同時スタートで餅つきをおこなうのではなく、蒸したもち米ができた分から順番に30人程度が餅つきをおこない、餅ができたら餅つきをした参加者が一緒に餅を食べるという形がおすすめです。
餅つき大会を実施する際の流れ
- せいろでもち米を蒸す
- 蒸したもち米を臼に入れる
- 臼のなかにあるもち米を杵で叩く
- 餅をこねる
- 餅を成形する・トッピングする
- 餅を食べる
餅つき大会をおこなう際の基本的な流れは上記になります。杵でもち米を叩く作業は参加者がおこない、餅をこねたり成形したりする作業は運営側がおこなうとよいでしょう。
餅つき大会を運営する際の段取りとしては、「各参加者に杵の使い方をレクチャーして安全におこなえるようにすること」と、「蒸したもち米を作るのが間に合わなかったり餅の数が不足したりするのを防ぐこと」が特に重要なポイントとなります。
杵・臼、せいろの数や蒸し時間を考慮し、スムーズに進められるように段取りを組みましょう。
餅つき大会を実施する際のポイント・注意点
以下では、餅つき大会をおこなう際に押さえておきたいポイントや注意点を紹介します。
参加者がケガをしないように細心の注意を払う
杵を使用する際に、振り上げたり叩いたりする動作をして他者に当たってしまう可能性があります。杵の取り扱いについて説明したうえで、実際に叩く際にもレクチャーしながら安全におこなえるようにすることが重要です。餅をこねる役や成形する枠は、餅つき大会の運営者側がおこなうとよいでしょう。
また、運営者側も、蒸したもち米を運ぶ際に転倒したり、杵が当たったりしてケガをしてしまう可能性があります。運営者側もケガをすることなく餅つき大会を実施できるように、会場レイアウトの整備や導線確保を徹底し、安全面への配慮をすることが大切です。
食品の衛生管理を徹底する
餅つき大会で食品や器材の衛生管理が行き届いておらず、食中毒が発生した事例があります。実際に食するもち米だけでなく、食品に接するせいろ、蒸し布、米びつ、臼、杵などの器材も衛生管理を徹底することが重要です。
餅つき大会が多く開催される正月頃は、ノロウイルスやインフルエンザの流行時期となる場合があります。アルコール消毒が効かないウイルスもいるため、参加者・運営者における手洗いの徹底や、加熱消毒なども組み合わせ、ウイルスや菌を付けないように対策することが重要です。
なお、自治体などでも餅つき大会の衛生管理に関する注意喚起がされています。
まとめ
餅つき大会を実施することで、児童・生徒の食育や、参加者の交流促進による地域活性化などにつながります。つきたての餅はおいしく、労力がかかる分、さらにおいしく感じられるでしょう。餅つき大会の実施については、ぜひお気軽にご相談ください。
交流が生まれ、記憶に残る社内イベントを。
IKUSAでは、謎解きやチャンバラ合戦、運動会、パーティーゲームなど、参加者同士の会話や一体感が自然に生まれる体験型アクティビティを多数ご用意しています。
⇒社内イベントに使える!アクティビティ総合資料を見てみる
「まだ企画が決まっていない」「何から始めればいいかわからない」そんなご相談からでも大歓迎です。
⇒まずは相談してみる