updated: 2025
New!十人十色ゲームとは?進め方やルールを紹介

十人十色ゲームは、4~6人程度のグループに分かれ、他者の好みを当てるゲームです。他者がどのようなものが好きなのかが分かることで相互理解が深まり、関係性を構築するきっかけ作りができます。また、自分自身の好みや他者との違いに気づき、自己理解を深めることにもつながります。
本記事では、十人十色ゲームの概要、用意するもの、ルール、進め方、実施する際のポイント・注意点を紹介します。
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十人十色ゲームとは
十人十色ゲームは、4~6人程度のグループで、他者の好きなものが何なのかを考えるゲームです。
たとえば、「クリスマスのお祝いと言えば?」というお題に対し、「プレゼント」、「美味しい料理」、「シャンパンなどの特別なお酒」のように3つの選択肢を用意します。グループ内の他者が何を選ぶのかを考え、これだと思うものを選択します。
十人十色ゲームでは、その人がどういうものが好きなのか(好きそうなのか)を考える必要があり、他者に対して関心を持つことが期待できます。また、他者が好きなものを知ることで相互理解が深まったり、共通点が見つかったりするため関係性の構築にもつながります。
十人十色ゲームで用意するもの
- 特になし
十人十色ゲームを実施する際に必要なものは特にありません。道具なしで実施可能です。
ゲームとしての演出をするために、お題と選択肢を画用紙などに書いたり、参加者の各々が小さなホワイトボードに考えた答えを書いたりする形にする方法もあります。ゲームとして盛り上げることで参加者の主体性や積極性が増し、楽しく取り組みやすくなります。
十人十色ゲームのお題の例
- 「好きなサブカルチャーは?」(アニメ・漫画・ゲーム)
- 「定番の調味料と言えば?」(醤油・ソース・塩)
- 「好きなラーメンは?」(醤油・味噌・とんこつ)
- 「疲れている時に食べたくなるものは?」(アイス・ケーキ・チョコレート)
- 「スポーツ観戦をするなら?」(サッカー・野球・バスケットボール)
- 「ペットを飼うなら?」(犬・猫・鳥)
- 「動物園の主役と言えば?」(ライオン・ゾウ・キリン)
十人十色ゲームをおこなう際には、上記のように主な候補となる3つの選択肢とお題を用意します。3つの選択肢にすることで、簡単に他者との共通点が見つかり、好きなことに関するパーソナル情報を得ることができます。お題を作成する際には、参加者が解答しにくいお題を避けましょう。
また、会社や学校などの同一コミュニティに属するメンバー同士で十人十色ゲームをおこなう際には、所属する会社や学校に関するお題を作成する方法もあります。そのようにすることで十人十色ゲームが盛り上がりやすくなり、コミュニケーションを促進させる効果が高まることが期待できます。
十人十色ゲームを実施する際のルール
- 4~6人程度のグループで実施する
- お題ごとにグループ内の各々が答えそうなものを予想する
- グループ内の全員の答えを発表する
- 誰がどの選択肢を選んだのかをメモとして残す
- 選択肢のなかから直感で選ぶ
- 正解したら1ポイント獲得できる
十人十色ゲームに厳密なルールはありません。3つの選択肢のなかから答えを選ぶこと、全員の解答がわかるように進行することの2点がポイントとなります。全員の答えを後から振り返れるようにするために、答えをメモとして残すように促すのがおすすめです。
また、十人十色ゲームを実施する際は、各々が直感的に選択肢のなかから答えを選ぶことも大切です。そのようにすることで、直感的に近い感覚を持つものがわかり、相互理解を深めることでコミュニケーション促進や関係性の構築につながりやすくなります。参加者自身の感覚で、直感的に選択するように促しましょう。
十人十色ゲームの進め方
- 4~6人程度のグループに分かれる
- ファシリテーターが十人十色ゲームのやり方やルールを説明する
- 1問ずつお題と選択肢を発表する
- 各々が自分の答えを決める
- グループ内のメンバーが答えそうな選択肢を予想する
- グループ内で順番に自分の答えを発表していく
- 他者が何を選んだのかをメモする
十人十色ゲームのルール説明はファシリテーター(進行役)がおこないます。ファシリテーターを配置することで、スムーズにゲームを進めることができます。また、ファシリテーターがゲームを盛り上げたり、楽しく取り組むように促したりすることも大切です。
十人十色ゲームでは、正解したら1ポイントを得られ、多くのポイントを獲得できるように取り組むことで、ゲームに対する没入感が高まります。ゲーム要素があることで主体的に取り組みやすくなるため、最も多くのポイントを獲得した参加者への景品を用意するのも効果的です。
十人十色ゲームを実施する際のポイント・注意点
以下では、十人十色ゲームをおこなう際に押さえておくとよいポイントや注意点を紹介します。
ファシリテーターが盛り上げる
十人十色ゲームは、淡々と正解・不正解を確認するだけで進行することもできてしまい、盛り上がりにくい場合があります。参加者がゲームに対して主体的に取り組むことで、相互理解を深めたり、関心が高まったりすることにつながるため、ファシリテーターがゲームを盛り上げることが重要です。
盛り上げる方法としては、正解した際に拍手をしたり、正解した人が多いグループを褒めたりする方法が挙げられます。
見つけた共通点をコミュニケーションにつなげる
コミュニケーション促進や懇親を深めるために十人十色ゲームをおこなう場合には、懇親会を当日中におこない、ゲームを振り返りながらコミュニケーションを取れる機会を設けることが効果的です。十人十色ゲームで得られた気づきや関心をコミュニケーションにつなげられるように工夫しましょう。
まとめ
十人十色ゲームをおこなうことで、他者について知り、関心を持つことで、交流が促進されたり関係性を構築したりすることにつながります。コミュニケーション促進や懇親を深めるゲームをお探しの方は、十人十色ゲームを活用してみてはいかがでしょうか。
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