updated: 2024
ビジネスゲーム21選! アクティビティ、研修などジャンル別に紹介
ビジネス研修のプログラムにお悩みの方は、ビジネスゲームの導入を検討してみてはいかがでしょうか。ビジネスゲームとは、仕事に必要な能力を間接的に学べるゲームのことです。本記事では、「アクティビティ」「研修」「カードゲーム」「ボードゲーム」の4つのジャンルに分けて、おすすめのビジネスゲームを紹介します。
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ビジネスゲームとは?
ビジネスゲームとは、仕事で求められる能力を身につけるために開発されたゲームのことです。多くのビジネスゲームが、チームで協力して取り組むものとなっていますので、実施することで、相互理解の促進やチームビルディングなどの効果が期待できます。また、ゲームを通して失敗体験・成功体験が得られるのも、ビジネスゲームのメリットです。
【アクティビティ】おすすめビジネスゲーム10選
まずは、ビジネスに必要なスキルを楽しみながら学べるアクティビティを紹介します。
1.チャンバラ合戦
「チャンバラ合戦」は、スポンジの刀で相手の腕についた命(カラーボール)を落とし合うという、戦国をテーマにしたゲームです。ルールがシンプルなので、年齢や役職を超えて楽しめます。
- 効果:PCDAサイクルの習得、チームビルディング
- 人数:10~1,000人まで
- 所要時間:2時間~2.5時間
- 用意するもの:特になし(IKUSAがすべて用意します)
- 基本の流れ:
- ルール説明
- 間に3分間の「軍議(作戦タイム)」を挟み、以下の3つのバトルを行う。
全滅戦……敵軍を全滅させる、または時間内に相手を多く倒したチームが勝利
大将戦……敵軍の対象の命を落としたチームが勝利
バトルロイヤル戦……全員が敵となる個人戦。 - 順位発表・表彰式
2.サバ研
「サバ研」は、サバイバルゲームを通して近年注目のフレームワーク「OODA LOOP」を学べるゲーム研修です。エアガンだけでなく、当たっても痛くないレーザー中にも対応可能ですので、安心して楽しめます。
- 効果:OODA LOOPの習得、チームビルディング
- 人数:1チーム4~6人(全体で20~80人)
- 所要時間:3時間~7時間
- 用意するもの:着替え、靴、タオル、帽子、水分
- 基本の流れ:
- ルール説明
- チームで戦場のチェックポイントを回り、ミッションをクリアしていく
- ブリーディング(作戦タイム)
- 2、3を繰り返す
- 振り返りミーティング・結果発表
3.マーダーミステリー研修
「マーダーミステリー研修」は、登場人物になりきって目的の達成や真実を見つけ出すことを目指す、体験型の推理ゲームです。
- 効果:社会人基礎力や交渉力の習得
- 人数:1チーム6~7人(全体で20~50人)
- 所要時間:4時間~5時間(入場・開会・閉会時間除く)
- 用意するもの:特になし(IKUSAがすべて用意します)
- 基本の流れ:
- ストーリーとルールの説明
- 自分がどのキャラクターになるかを選択する(※性別に関係なく選べます)
- 自由に行動し、参加者同士でコミュニケーションを取りながら推理を進める
- 一人ずつ推理を発表していき、犯人だと思う人に投票する
- 結果発表・振り返り
4.防災運動会
「防災運動会」は、体を動かしながら楽しく防災知識や災害時の知恵を学べる運動会です。
- 効果:チームビルディング、防災知識、災害時の対応力
- 人数:30~500名
- 所要時間:2時間~3時間
- 用意するもの:特になし(IKUSAがすべて用意します)
- 種目の一例:
- 防災クイズラリー……防災にまつわるクイズ
- 防災障害物リレー……災害発生時に想定される課題(障害物)をクリアしながらゴールを目指す
- 防災借り物競争……災害直後に起こりうる事態を用意されたアイテムで切り抜けゴールを目指す
5.謎解き脱出ゲーム
「謎解き脱出ゲーム」は、参加者自身が物語の主人公となり、制限時間内に謎を解いてある空間からの脱出を目指すゲームです。机と椅子があればどこでも実施できます。
- 効果:チームビルディング、リーダーシップの向上
- 人数:1チーム4~6人(全体で30~300人まで)
- 所要時間:2.5時間~3.5時間
- 用意するもの:机、椅子、ペン
- 基本の流れ:
- ストーリーとルールの説明(※ストーリーは複数あり・カスタマイズも可能)
- チームで協力して複数の謎を解き、ある空間からの脱出を図る
- 結果発表・謎の解説
6.マシュマロチャレンジ
「マシュマロチャレンジ」は、パスタの乾麺、テープ、紐、マシュマロを使って自立可能なタワーを立てるゲームです。タワーの一番上にはマシュマロを置かなくてはなりません。パスタやテープ、紐の切り貼りはOKですが、足場をテープで固定するのはNGです。
- 効果:チームビルディング
- 人数:1チーム4人(全体100人まで)
- 所要時間:1.5時間~2時間
- 用意するもの:パスタの乾麺(20本)・テープ(90cm)・紐(90cm)・マシュマロ(1個)・ハサミ(1本)×チームの数
- 基本の流れ:
- チームで協力して、与えられたもののみを使ってタワーを立てる(18分・作戦タイム含む)
- タワーの高さを測り、最も高いチームが優勝
- 振り返りを挟み、1、2を繰り返し実施する
「マシュマロチャレンジ」を実際にやってみた動画はこちらです。ご興味のある方はぜひご覧ください。
7.ペーパータワー
「ペーパータワー」は、30枚のA4用紙を折ったり丸めたりして、自立可能なタワーを立てるゲームです。
- 人数:1チーム4~6人(全体100人まで)
- 所要時間:1ゲーム5分
- 用意するもの:A4用30枚×チームの数、ストップウォッチ
- 効果:チームビルディング
- 基本の流れ:
- チームで作戦を立てる(5分)
- 競技本番(5分)
- 全員がタワーから手を放し、10秒たったら高さを計測する。最も高いチームが優勝。
- 振り返りを挟み、1~3を繰り返し実施する
「ペーパータワー」を実際にやってみた動画はこちらです。ご興味のある方はぜひご覧ください。
8.スピードタッチ
「スピードタッチ」は、株式会社HEART QUAKEと株式会社チームビルディングジャパンが共同開発したゲームです。紙にランダムに配置された1~50までの数字を順番にタッチしていき、すべてタッチし終えるまでのタイムを競います。チームのメンバー全員が最低1回はタッチしなければいけないというルールがあり、順番を間違えた場合は正しい番号からやり直しとなります。
- 効果:チームビルディング
- 人数:1チーム3人(全体で40人まで)
- 所要時間:約1時間
- 用意するもの:実施用キット
- 基本の流れ:
- 「スタート」の合図で紙を裏返す
- 紙に書かれた1~50までの数字を順番にタッチしていく
- タイムが一番速かったチームが優勝
参考:講師不要!チームで目標のコツや重要性を体感!【スピードタッチ】 | ゲーム研修なら株式会社HEART QUAKE
9.リモ謎
「リモ謎」は、オンラインで実施する謎解き脱出ゲームです。チームで協力して謎を解き、ある空間からの脱出を目指します。
- 効果:オンラインでのコミュニケーション活性化、チームビルディング
- 人数:1チーム4~6人(全体で20人~1,000人まで)
- 所要時間:1時間~2.5時間
- 用意するもの:インターネット環境、ビデオチャットツール
- 基本の流れ:
- ストーリーとルールの説明(※ストーリーは複数あり・カスタマイズも可能)
- チームで協力して複数の謎を解き、ある空間からの脱出を図る
- 結果発表・謎の解説
10.リモ探
「リモ探」は、小グループごとに与えられた情報を大グループ内で共有・整理して、「あるミッション」のクリアを目指すゲームです。
- 人数:1チーム3~20人(全体で10~200人)
- 所要時間:1時間~1.5時間(入場時間除く)
- 用意するもの:インターネット環境、ビデオチャットツール
- 効果:リーダーシップやファシリテーション能力の向上
- 基本の流れ:
- 小グループ内で与えられた情報について話し合い、対処法を考える
- 各小グループの情報を大グループで共有・整理して、推理する
- 再度小グループで話し合い、分析をしたり仮説を立てたりする
- 大グループで最終的な答えを出す
- 結果発表・解説
- 解説を踏まえ、小グループで振り返り
【研修】おすすめのビジネスゲーム6選
続いては、ビジネス研修におすすめのビジネスゲームを紹介します。
1.ワールドリーダーズ
「ワールドリーダーズ」は、企業経営を学べるSDGsビジネスゲームです。環境や社会などの要素も考慮して戦略を立て、最も大きな利益を生み出したチームが勝利となります。
- 効果:SDGsに関する知識と戦略思考の習得、チームビルディング
- 人数:1チーム3~6人(全体で10~100人)
- 所要時間:2.5時間~3時間
- 用意するもの:特になし(すべてIKUSAが用意します)
- 基本の流れ:
- ルール説明(先入観を持たせないために、この時点でSDGsに関する説明はありません)
- 各チームに労働力・資金を配布
- チーム内で相談したり、他のチームと交渉したりしながら、情報やアイテムを入手していく
- 事業の実施(事業カードを出す)・精算や労働力の支払い
- 2~4を繰り返し、最終的に最も利益を生み出したチームが優勝
- MCによる解説・チームで振り返り
2.ワールドカフェ
「ワールドカフェ」は、カフェにいるときのようにリラックスした状態で、あるテーマについてメンバー同士で話し合うというゲームです。
- 効果:アイスブレイク、チームビルディング
- 人数:1チーム4~5人
- 所要時間:1時間~
- 用意するもの:特になし
- 基本の流れ:
- テーマを決める(例:好きな〇〇、おすすめの〇〇、リラックス法、課題解決法 など)
- チームに分かれてテーマについて話し合う
- メンバーをシャッフルする
- 話し合った内容をチームごとに発表する
3.シンプルでわかりやすい30cmゲーム
「シンプルでわかりやすい30cmゲーム」は、長い紐を30cmになるようにカットするというゲームです。定規やメジャーは使ってはいけません。チームのメンバーの手や足の大きさを参考にするなど、コミュニケーションを取りながら30cmピッタリを目指します。
- 効果:チーム内のコミュニケーション活性化
- 人数:1チーム3~4人
- 所要時間:1ゲーム15分程度
- 用意するもの:長い紐・はさみ×チームの数、メジャー(測定用)
- 基本の流れ:
- チームに分かれて、紐の長さが30cmになるように切る
- 切った紐の長さを測り、最も30cmに近かったチームが優勝。
4.他己紹介ゲーム
「他己紹介ゲーム」は、2人ペアを組み、相手のことを他のメンバーに紹介するゲームです。
- 効果:情報収集力やコミュニケーション能力の向上
- 人数:偶数であればOK(2人ペアを組むので)
- 所要時間:全体の人数による
- 用意するもの:メモ用紙、ペン
- 基本の流れ:
- 2人ずつのペアに分かれ、相手を知るためにインタビューを実施する(3~5分程度)
- 全員がインタビューを終えたら、一人ずつペアの相手のことを他のメンバーに紹介していく
5. 合意形成研修 コンセンサスゲーム ONLINE
「合意形成コンセンサスゲームONLINE」は、オンラインで実施するコンセンサスゲームです。多数決ではなく、メンバーで話し合い一つの答えを導き出すゲームをコンセンサスゲームといいます。
- 効果:チームビルディング、論理的思考力の習得
- 人数:1チーム5~8人(全体で10~200人)
- 所要時間:1時間~1.5時間
- 用意するもの:インターネット環境、ビデオチャットツール
- 基本の流れ:
- ルールと設定(予期せぬ事態が発生)を説明
- 課題を解決するために重要なアイテムはどれか、まずは個人で考える
- チームで話し合い、アイテムの優先順位を決める
- 解説と要点のまとめ
- 解説を踏まえて、チームで振り返り
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6. リーダーシップ研修「グレートチーム」
「グレートチーム」は、リーダーの立場を擬似体験することで、リーダーシップやマネジメントについて学ぶことができるビジネスゲームです。「プロジェクト」の割り当てや「リーダーズチョイス」を行い、高い報酬を稼ぐことを目指します。
- 効果:リーダーシップ、マネジメントスキル向上
- 人数:1チーム4~5人(全体で12~60人)
- 所要時間:7時間(講義含む)
- 用意するもの:特になし
- 基本の流れ:
- リーダーシップに関する講義を受ける
- メンバーを一人ずつ「プロジェクト」にアサインする
- 「リーダーズチョイス」で各プレイヤーがさまざまな状況に対し決断を下す
- 再びプロジェクトの割り当てを行う
- 割り当てが全て終わったら1ラウンドが終了
- 複数ラウンドを繰り返し、最も報酬を稼いだチームが優勝
- 振り返り、グループワークを行う
【カードゲーム】おすすめビジネスゲーム3選
続いては、おすすめのカードゲームを紹介します。
1.2030SDGs
「2030SDGs」は、株式会社プロジェクトデザインと一般社団法人イマココラボが共同開発したカードゲームで、株式会社IKUSAでも運営が可能です。楽しみながらSDGsの全体像を学ぶことができます。このゲームに勝ち負けはありません。他のチームとも協力して、どうすれば目標を達成できるのか、どうすれば世界のバランスを保つことができるのかを考えながら進めていきます。
- 効果:SDGsに関する知識の習得、チームビルディング
- 人数:1チーム5人(全体で200人まで)
- 所要時間:約3.5時間
- 基本の流れ:
- 各チームに「ゴールカード」を与える
(※ゴールカードにはその人の価値観と、達成するための条件が書かれています) - ゴールを達成するために、プロジェクトを実行していく
(※プロジェクトカードには、それを実行するために必要なものと得られるもの、プロジェクトが経済・環境・社会へ与える影響が書かれています)
参考:ビジネスゲーム「2030SDGs」 | 株式会社プロジェクトデザイン
参考:カードゲーム「2030 SDGs」の紹介 | 一般社団法人イマココラボ
2.野球のポジション当てゲーム
「野球のポジション当てゲーム」は、チーム内で情報を共有・整理しながら、野球のポジションを当てていくゲームです。カードには、「〇〇選手はキャッチャーと仲が良い」「△△選手はファーストより背が低い」などの情報が書かれています。
- 効果:情報を伝達する力・整理する力の向上
- 人数:1チーム4~6人(全体で2~100人)
- 所要時間:約1時間
- 基本の流れ:
- 各チームにカードを配布する
- カードに書かれ情報をチーム内で共有し、誰がどのポジションなのかを特定していく(約30~40分)
- 答え合わせ・チームで振り返り
参考:野球のポジション当てゲーム実施の流れ|コミュニケーション研修 | ゲーム研修なら株式会社HEART QUAKE
3.短所を長所に変えたいやき
「短所を長所に変えたいやき」は、株式会社アイアップが販売するユニークなカルタです。たいやきの形をしたカードに、短所と長所を表す言葉が裏表に書かれています(例:長所・「粘り強い」 短所「しつこい」)。
- 効果:社内コミュニケーション活性化
- 人数:3人~
- 基本の流れ:※逆パターンも可能です
- 取り札を「なりたいやき(長所)」の面を表にして広げる
- 読み札の「やめたいやき(短所)」の面に書かれた例文を読み上げる
- 読まれた例文を長所に置き換えたら何になるかを考え、札を探して取る
参考:【アイアップ公式通販】【誕生日プレゼント】NEW短所を長所に変えたいやき【ラッピング可能】|バラエティ
【ボードゲーム】ビジネスゲーム2選
最後に、ビジネスゲームとしても活用できるボードゲームを紹介します。
1.パンデミック:新たなる試練
「パンデミック:新たなる試練」は、Z-MAN Gamesが製造するボードゲームです。日本語版はホビージャパンから販売されています。チームで協力してワクチンを見つけ、感染症の根絶を目指すというゲームです。
- 効果:チームビルディング
- 人数:2~4人
- 所要時間:約45分
- 基本の流れ:
- 一人ひとりに「役割カード」を与える(科学者・研究員・衛生兵・通信司令員・作戦エキスパート・危機管理官・検疫官)
- 全員で協力しながら、研究施設を作ったり、各都市を移動したりして、治療薬を見つける
参考:パンデミック:新たなる試練 日本語版 ‐ ホビージャパン
2.カタン
「カタン」は、ドイツで生まれたボードゲームです。日本語版は株式会社ジーピーから販売されています。カタンという無人島に拠点を設け、島全体を開拓していくゲームです。
- 人数:3~4人
- 所要時間:(準備)約10分 (プレイ)1時間~1.5時間
- 効果:コミュニケーション能力や創造力の向上
- 基本の流れ:
- まずは拠点となる家を建築する
- サイコロを振り、資源を手に入れる
- 手に入れた資源を使って陣地を広げていき、最終的に10点獲得した人が勝利
まとめ
「アクティビティ」「研修」「カードゲーム」「ボードゲーム」の4つのジャンル別に、おすすめのビジネスゲームを紹介いたしました。一口に「ビジネスゲーム」といっても、簡単なアイスブレイクからチームビルディングにつながるもの、近年注目のSDGsを学べるものまで、さまざまな種類があります。ただ「楽しかった」で終わらせないために、研修の内容や自社の課題に合わせて、適切なものを導入しましょう。
IKUSAでは、年間1000件以上のユニークなイベントや研修を支援しています。90種類以上のイベント・研修サービスからお客様のニーズに合わせてご提案させていただき、ご要望に応じたカスタマイズも可能です。サービスの詳細や具体的な事例は下記の資料でご確認ください。
「あそぶ社員研修」は、受講者全員が没入して取り組むアクティビティ・振り返り・講義をブリッジすることで学びを最大化させ、翌日から業務で活かせる知識・スキルが身につく講義・アクティビティ一体型の研修プログラムです。
アクティビティが受講者の主体性を高めてコミュニケーションを促進させ、スキルアップやチームビルディングをはかれます。
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