updated: 2024
コミュニケーション能力の向上に効果的なゲーム20選│室内・屋外・オンライン
目次
業務を円滑に進めるうえでコミュニケーション能力は欠かせないものであり、「社員のコミュニケーション能力を向上させたい」と考えている担当者の方は少なくないでしょう。
しかし、さまざまな方法があり、「どのような方法でコミュニケーション能力を向上させたらよいかわからない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、はじめにコミュニケーション能力を構成する4つの主な要素について解説します。その後、楽しみながら実施できる方法として、コミュニケーション能力の向上に有効なゲームについて、室内・屋外・オンラインの3つに分けて紹介します。
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コミュニケーション能力を構成する4つの主な要素
「コミュニケーション能力」と一言でいわれても、人によって「会話力」や「傾聴力」など、様々な能力をイメージするでしょう。
まずはコミュニケーション能力を構成する4つの主な要素について解説し、本記事ではそれら4つをコミュニケーションとして定義します。
相手に伝える力
相手と齟齬のない意思疎通を図るには、自分の意見や考えを相手にわかりやすく伝える力が求められます。物事を伝える力を培うことで、相手の状況や事情に合わせて話の伝え方を工夫できるようになります。
他にも、相手に伝える力は、顧客へのプレゼンテーションや交渉、上司への報告、提案など、ビジネスシーンで幅広く求められる力であり、社会人として必須の能力といえるでしょう。
相手の話を聴く力
自分の考えや意見を伝えるだけではなく、相手の伝えたいことをしっかりと聴ける力もまた、コミュニケーションには必要な能力です。
気になる点があっても話を遮らず、最後まで聞くことや、「相手は何故そう思うのか?」など、相手のことを考えながら話を受け止める姿勢が聴く力の習得に求められます。
論理的に考えられる力
日々の業務を遂行する上で、物事の背景や状況から順序立てて、物事をわかりやすく伝えるための「論理的に考えられる力(論理的思考力)」が求められます。
論理的に考えられる力が乏しいと、話の要点がうまく伝えられず、受けての混乱を招いてしまうこともあります。
論理的に考えられる力を習得することで、物事の筋道立った説明や文章の構成案の作成などが可能となります。これらは企画のプレゼンテーションや顧客との交渉などの様々なビジネスシーンで活用できる能力です。
非言語を読み解く力
コミュニケーションとは、相手との会話だけではなく、ときに相手の表情や声のトーンなどの非言語の要素を読み解く力が求められます。
相手が表に出さない本心を汲み取ることも、齟齬のないコミュニケーションを図る上では非常に重要なポイントです。
非言語を読み解く力を培うには、コミュニケーションの際に相手をよく観察することと、日頃から「相手に興味や関心を持つ」ことが求められます。
【室内】コミュニケーション能力の向上に効果的なゲーム8選
室内で実施できるコミュニケーション能力の向上に効果的なゲームを紹介します。
1.謎解き脱出ゲーム
株式会社IKUSAが提供する謎解き脱出ゲームは、参加者自身が物語の主人公となり、制限時間内で与えられた謎を解いて閉鎖空間から脱出を目指すアクティビティです。
チームで協力しながら謎を解くため、参加者同士のコミュニケーションが必要不可欠です。
ゲームを楽しみながらも、自分の考えを分かりやすく伝える力や相手の意見を聴く力などを身につけられます。
- 所要時間:1〜2時間
- 参加人数:30人〜
- 費用(必要な物):基本料金30人30万円~
2.マーダーミステリー研修
マーダーミステリー研修は、株式会社IKUSAが提供する新感覚の推理ゲームです。ゲームの参加者は事件の登場人物になり、物語のなかで自分の役割を演じながら事件の解決を目指します。
制限時間内で参加者は、臨機応変に自分の意見を相手に伝えたり、さまざまな可能性を考慮しながら駆け引きしたりすることが必要であり、思考力や交渉力が求められます。
コミュニケーション能力が培われる社会的なゲームであり、社内研修のアクティビティとして活用できます。
- 所要時間:2〜4時間
- 参加人数:20人〜
- 費用(必要な物):基本料金20人36万円~
3.自分史ワーク
自分史ワークは、自分自身の過去や経歴について参加者へ伝え、その内容について質問を受けるゲームです。
伝える内容は学生のときの部活動や、前職での経験など、話しやすいテーマであればどのような内容でも構いません。
自分のことを伝える能力や、質問に対して返答が的確にできるかなど、コミュニケーション能力を高めることが期待できます。
- 所要時間:15〜30分
- 参加人数:3人〜
- 費用(必要な物):なし
4.他己紹介ゲーム
他己紹介ゲームは、自分自身のことを相手に紹介する「自己紹介」ではなく、相手のこと(他己)を第三者へ紹介するゲームです。
2人1組でペアを作り、制限時間内にペア相手のことを理解できるような質問を投げ掛けます。質問を通して相手のことをよく知ることができたら、他のペアへ紹介します。
制限時間内に必要な情報を集めて、相手に分かりやすく伝えられるようなプレゼンテーション能力が身につき、ペアで会話をすることでコミュニケーション能力の向上にも効果が期待できます。
- 所要時間:15〜45分
- 参加人数:4人〜
- 費用(必要な物):なし
5.伝言ゲーム
参加者全員で順番を決め、最初の人から順にお題となる話を次の人へ伝言してもらい、最後の人まで伝言した際にどれくらい正しく伝わったかを競うゲームです。
1チーム最大10人程度でチーム戦や部署別対抗戦などすることで、緊張感を持って楽しめるでしょう。
相手の話を聴き、それを齟齬なく伝える力が身につきます。
- 所要時間:15〜30分
- 参加人数:6人〜
- 費用(必要な物):なし
6.グッドアンドニュー
24時間以内に起こった出来事について発表するゲームです。出来事がない場合は、24時間に限らず、一週間などでも構いません。
よかったこと、新しく発見したことなど、話す内容は問いません。話を聞いたら全員で拍手をしましょう。
相手に伝える力や、相手の話を聴く力の向上に効果的です。
- 所要時間:15〜30分
- 参加人数:4人〜
- 費用(必要な物):なし
7.モンスタービルディング
株式会社ハートクエイクが提供するモンスタービルディングは、チームで協力してブロックのモンスターを完成させるゲームです。
それぞれの参加者に異なった角度から見たモンスターの絵のカードが配られます。カードは他の参加者へ見せられず、口頭のみで情報を交換し、チームでブロックを使ってモンスターを完成させなければなりません。
断片的な情報を読み取り、それを伝える力や、相手の伝えたいことを読み解く力が求められ、コミュニケーション能力向上に役立つでしょう。
- 所要時間:20分~1.5時間
- 参加人数:4人〜100人
- 費用(必要な物):20人5万円~
8.パートナーを探せ
参加人数分の紙を用意し、1枚ずつに単語を書きます。紙に書く単語は「塩」と「砂糖」、「太陽」と「月」など、それぞれが対となる単語にし、2枚1組のセットをつくりましょう。
紙に書かれた内容を参加者が見ないよう背中に貼ったら準備完了です。参加者は他の人に自分の背中に貼られた単語について質問し、質問された人は単語を答えるのではなく、ヒントを出すようにします。
色んな人に質問をし、ヒントをもとに自身と対となる単語の人物を推理できたら、ペアであることを宣言します。合っていればそのペアはクリアとなります。
大人数でも実施でき、コミュニケーション能力や発想力を鍛えることができます。
- 所要時間:15〜30分
- 参加人数:10人〜
- 費用(必要な物):紙、テープ
【屋外】コミュニケーション能力の向上に効果的なゲーム5選
屋外で楽しみながらもコミュニケーション能力の向上に効果的なゲームを紹介します。
9.チャンバラ合戦
株式会社IKUSAの提供するチャンバラ合戦は、スポンジ製の刀と、ボールを持ち主の「命」に見立て、自身のボールを守りながら、相手の腕につけたボールを刀で落とす合戦アクティビティです。
ルールはシンプルですが、戦略を立てて相手に攻め込んだり、相手の攻めを妨害したりと、当時の合戦さながらのアクティビティが行えます。
戦略を立てる際にチームメンバーに自分の考えを伝えたり、順序立てて作戦を伝えたりと、ゲームを楽しみながらもコミュニケーション能力を身につけられます。
- 所要時間:1〜2時間
- 参加人数:30人から、1,000人以上まで
- 費用(必要な物):基本料金35万円~
10.サバ研
株式会社IKUSAの提供するサバ研は、エアソフトガンとBB弾を使用し、銃撃戦を再現した日本発祥のスポーツ「サバイバルゲーム」を研修向けにアレンジしたアクティビティです。
サバ研では「OODA LOOP」と呼ばれるフレームワークが組み込まれており、迅速な意思決定や、先の読めない状況での臨機応変さを学ぶことができます。
瞬時に現状を判断し、最適な判断を下せる能力の醸成に繋がり、それらはビジネスシーンでも活用できる能力です。チームで協力して勝利を目指す過程で、組織成長やリーダシップを高められるゲームとなっています。
- 所要時間:3時間〜
- 参加人数:1チーム5〜6人
- 費用(必要な物):基本料金12人30万円~
11.脱3密運動会
脱3密運動会は、株式会社IKUSAの提供する「密閉空間」「密集場所」「密接場面」を避けて実施可能な運動会です。
約2mのバントを持って走るリレー「ロングバトンリレー」、1人ずつで縄の出入りを繰り返し、チームで何回飛べたかを競い合う「ソーシャルディスタンス縄跳び」など、3密を避けたユニークな種目が揃っています。
メンバー同士で交流を深めながら楽しめるアクティビティであり、コミュニケーション能力の向上にも繋がります。
- 所要時間:2〜3時間
- 参加人数:30人~
- 費用(必要な物):基本料金30人40万円~
12.目的地移動ゲーム
それぞれ役割の異なる3人でチームを組み、目的地を目指して移動するゲームです。
3人はそれぞれ「目隠しをする人」「目的地まで声による補助のみでサポートする人」「目隠しした人を直接サポートするが、発言はできない人」となり、協力して目的地を目指します。
限られたコミュニケーションのなかで、相手へ正確に情報を伝える力が培われます。
- 所要時間:30分〜1時間
- 参加人数:1チーム3人〜
- 費用(必要な物):目隠し
13.ブラインドサッカー
ブラインドサッカーは、音の出る専用のボールを使い、目隠しをしながら行うサッカーです。キーパー以外は全員目隠しをつけ、ボールの音やキーパーの声を頼りにゲームを進めます。通常のサッカーと同様に、得点を多く獲ったチームの勝利となります。
目隠しをしながらのチームワークや声を出すことによる積極的なコミュニケーションが試されます。
- 所要時間:1時間〜
- 参加人数:1チーム5人
- 費用(必要な物):専用のサッカーボール、目隠し
【オンライン】コミュニケーション能力の向上に効果的なゲーム7選
オンラインで実施できるコミュニケーション能力の向上に効果的なゲームを紹介します。
14.リモ謎
株式会社IKUSAの提供するリモ謎は、参加者同士で協力しながらオンライン上で謎を解き、閉鎖された空間からの脱出を目指すオンライン謎解きアクティビティです。
参加者同士で話し合いながら謎を解く過程で、伝える力や聴く力、物事を論理的に考える力などの醸成に繋がり、楽しみながらもコミュニケーションの能力に効果が期待できます。
参加者はインターネット環境があればどこからでも簡単に参加でき、リモートワーク環境のコミュニケーションの機会としてもおすすめです。
- 所要時間:1〜5時間
- 参加人数:10人〜
- 費用(必要な物):基本料金30人30万円~
15.リモ研
リモ研とは、株式会社IKUSAの提供するリモ謎に、リモートワークで活用できる基礎知識の習得やビジネススキルの実践といったオンライン研修が加わったプランです。
オンライン研修では、リモートワークの基礎、ビデオチャットツールの違い、効果的なオンライン商談の方法などを学べます。研修で得た学びをすぐにリモ謎で実践することで、効率よく学習内容を定着させられるのが大きな特徴的です。
- 所要時間:5〜5時間
- 参加人数:20人~
- 費用(必要な物):基本料金20人36万円~
16.リモ探
株式会社IKUSAの提供するリモ探は、与えられた情報をメンバー同士で整理・共有し、謎を解きながらゲームクリアを目指すゲームです。
リモ探には、参加者同士の協力や教え合いを促進し、学びを得ることができる「ジグソー法」が取り入れられています。
情報整理力や思考力、対話力など、ビジネスシーンで活かせる能力の醸成が期待できるゲームとなっており、社内研修としても有効に活用できます。
- 所要時間:1〜5時間
- 参加人数:30~200人
- 費用(必要な物):基本料金30人30万円~
17.合意形成研修コンセンサスゲーム オンライン
コンセンサスゲームとは、ゲームを進めるなかで相手との合意形成を得るまでの流れを体感できるアクティビティです。
合意形成を得るには、自分自身の意見を明確に伝えるだけではなく、相手の意見をしっかりと聴いたり、多くの意見を整理したりする能力も欠かせません。
株式会社IKUSAの提供するコンセンサスゲームには、「ジャングルサバイバル」「帰宅困難サバイバル」といった2つのプランが用意されています。それぞれのプランでゲームを通じてコミュニケーション能力を身にけられるため、ユニークな研修を探している方は活用してみてはいかがでしょうか。
- 所要時間:1〜5時間
- 参加人数:10~200名
- 費用(必要な物):基本料金30万円~
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18.ビジトレ
株式会社IKUSAの提供するビジトレは、“楽しい”だけではなく、ビジネスのヒントが見つかる新感覚のオンライン運動会です。
「ギジロクパニック」「ビジネスミステイク」をはじめとしたユニークな競技種目が10種類以上あり、好みの種目の組み合わせも可能です。
世代を問わずに誰でも楽しめるオンライン運動会として、社内研修としても活用できます。
- 所要時間:5〜2時間
- 参加人数:20人~
- 費用(必要な物):基本料金35万円~
19.ジェスチャーゲーム
選ばれた人がお題に沿ったジェスチャーを行い、その他の人がジェスチャーを見てお題を当てるゲームです。
お題さえあれば気軽に実施できるゲームですが、相手の意図を読み取ったり、相手に伝わるようにジェスチャーを表現したりといった工夫が求められます。
- 所要時間:15〜30分
- 参加人数:4人〜
- 費用(必要な物):なし
20.共通点探しゲーム
参加者同士で会話をしながら、全員の共通点を探すゲームです。「好きな食べ物」「好きな場所」「学生の頃の部活動」など、共通点の内容はなんでも構いません。
参加者全員が発言しなければ共通点を見つけられないため、コミュニケーション能力を鍛えながらも交流を深められます。
- 所要時間:15〜30分
- 参加人数:3人〜
- 費用(必要な物):なし
まとめ
コミュニケーション能力はビジネスシーンで必要不可欠な能力であり、円滑に業務を進めることや生産性の向上にも効果が期待できるでしょう。
今回紹介したような楽しみながらコミュニケーション能力を高められるゲームを取り入れた方法は、気軽に実施できるためおすすめです。
株式会社IKUSAでは、コミュニケーション能力の習得に繋がるゲームやアクティビティを数多く提供しています。コミュニケーション能力の研修でお悩みの方は、ぜひ一度、研修やイベント開催実績の豊富なIKUSAへお問い合わせください。
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