updated: 2024
社会人基礎力の鍛え方とは?メリット・方法を解説
目次
社会人基礎力は、若手だけでなくベテラン社員まで習得する価値のあるスキルです。社会人基礎力が身につくと、移り変わりの激しい現代社会でも価値を提供し続けられるようになるでしょう。
本記事では、社会人基礎力の概要から鍛え方、おすすめの研修まで網羅的に解説します。「社会人基礎直の鍛え方を知りたい」「社員の社会人基礎力を高められるような研修を実施したい」という方は、ぜひ最後までお読みください。
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社会人基礎力とは
社会人基礎力とは、経済産業省が提唱する「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」のことです。
学生や新入社員などの若年層だけでなく、中高年などのベテラン層まで幅広い年代を対象にしており、自己実現やキャリア形成に役立つと言われています。
参考:社会基礎力とは?構成要素や必要性、高めるために必要なこと | あそぶ社員研修
社会人基礎力が注目される背景とは
社会人基礎力が注目される背景には、「社会を取り巻く環境の変化」が挙げられるでしょう。代表的な例として「人生100年時代」や「第四次産業革命」が考えられます。
長い人生のなかで、階層別に適切なキャリア開発が求められるようになりました。また、DXや業務のIT化、働き方改革が行われるなかで、かんたんな仕事は自動化が進み、社員はよりレベルの高い業務をこなす必要が出てきました。こうした背景から「社会人基礎力」に注目が集まるようになったのです。
社会人基礎力の習得は、移り変わりの激しい現代社会でも対応できる「市場価値の高い人材」の育成に繋がるでしょう。また、雇用のミスマッチや早期離職など、社会的問題の解決策として大きな期待が寄せられています。
社会人基礎力を形成する3つの能力と12の能力要素
ここからは、社会人基礎力を形成する3つの能力と、具体的な12の能力要素について詳しく解説していきます。
社会人基礎力① 前に踏み出す力(アクション)
社会人基礎力の一つめは「前に踏み出す力(アクション)」です。経済産業省の定義によると、前に踏み出す力とは「一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力」を指します。
前に踏み出す力は、おもに3つの能力要素から構成されています。
- 主体性:物事に進んで取り組む力
- 実行力:目的を設定し確実に行動する力
- 働きかけ力:他人に働きかけ巻き込む力
仕事では答えのない問いに対して、試行錯誤しながら粘り強く取り組むことが求められます。「前に踏み出す力」を身につけることで失敗を恐れず、自ら積極的にチャレンジできるでしょう。
社会人基礎力② 考えぬく力(シンキング)
社会人基礎力の二つめは「考えぬく力(シンキング)」です。経済産業省の定義によると、考えぬく力とは「疑問を持ち、考え抜く力」を指します。
考えぬく力は、おもに3つの能力要素から構成されています。
- 課題発見力:現状を分析し目的や課題を明らかにする力
- 計画力:課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力
- 創造力:新しい価値を生み出す力
よりよい組織づくりや組織の拡大を図るには、常に仲間と問題意識を共有し、課題に対する的確なアプローチが求められます。「考えぬく力」を身につけることで、現状の課題を特定し、改善するまでの処理速度の向上が期待できるでしょう。
社会人基礎力③ チームで働く力(チームワーク)
社会人基礎力の三つめは「チームで働く力(チームワーク)」です。経済産業省の定義によると、チームで働く力とは「多様な人々とともに、目標に向けて協力する力」を指します。
チームで働く力は、おもに6つの能力要素から構成されています。
- 発信力:自分の意見をわかりやすく伝える力
- 傾聴力:相手の意見を丁寧に聴く力
- 柔軟性:意見の違いや立場の違いを理解する力
- 情況把握力:自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力
- 規律性:社会のルールや人との約束を守る力
- ストレスコントロール力:ストレスの発生源に対応する力
仕事は個人一人ではなく、チームの仲間、さらには組織の仲間との協働が欠かせません。「チームで働く力」が備わっている組織は、社員のエンゲージメントが高く、企業が目指す目標に向けて一丸となって取り組めるでしょう。
社会人基礎力における重要な3つの視点
2018年に「働き方改革」が提唱されたことにより、新たな3つの視点が社会人基礎力に追加されました。
社会人基礎力における3つの能力/12の能力要素を最大限に発揮するには、下記3つの視点からリフレクション(振り返り)をして、バランスを図る必要があります。
【学び】何を学ぶか
一つめの視点は、「何を学ぶか」です。具体的には「自身のキャリアや目標に沿って、何を学べばいいのか考えること」を表します。
長い人生のなかで、その時々に合わせて必要なスキルを磨いていく必要があるでしょう。そのためには定期的に自己分析をして、自身の強みや弱み、キャリアプランなどを明確にすることが大切です。特に、「考えぬく力」の習得が大きなカギになります。
【組み合わせ】どのように学ぶか
二つめの視点は、「どのように学ぶか」です。具体的には「さまざまな体験や経験、スキルやキャリアを組み合わせることで、目標の実現に向けて統合すること」を表します。
目標の実現には個人の能力だけでなく、仲間と協力し合う必要があるでしょう。そのためには「考えぬく力」や「チームでは働く力」の習得が大切です。
【目的】どう活躍するか
三つめの視点は、「どう活躍するか」です。具体的には「スキルや経験を活かして自己実現や社会貢献を行うこと」を表します。
時代に合わせて必要なスキルを磨いても、それを活かす場所がなければ意味がありません。
「自分のスキルや経験をどのように発揮させるか」を具体的に考えられるといいでしょう。そのためには、社会人基礎力の「前に踏み出す力」が重要になってきます。
社会人基礎力を鍛えるメリットとは
社会人基礎力を鍛えるメリットは、おもに下記の3つが挙げられます。
- 業務の効率化&業績UP
- 従業員エンゲージメントの向上
- 離職率の低下防止
それぞれのメリットを詳しく解説していきます。
業務の効率化&業績UP
社会人基礎力は仕事に必要なスキルのベースとなる基本的なスキルです。社会人基礎力を習得することで、より専門的なスキルを発揮しやすくなります。
つまり、社会人基礎力を鍛えることで、業務の効率化や業績の向上が期待できるでしょう。
また、社会人基礎力が身につくと仕事の幅が広がります。そのため、社員の主体性が向上し、仕事に対するモチベーションも高まるでしょう。
従業員エンゲージメントの向上
社会人基礎力の習得は、従業員エンゲージメントの向上にも効果的です。
社会人基礎力が身につくと、社内のコミュニケーションがより円滑になります。そのため、社内の雰囲気がよくなり「働きやすい職場環境」の構築に繋がるでしょう。
離職率の低下防止
社会人基礎力の習得を促すことで、社員たちの離職率の低下防止が期待できるでしょう。
昨今では企業の課題として、「人間関係づくり」や「定着率の低さ」が目立っています。社会人基礎力を鍛えることで、社員が仕事に対して働きがいを感じながら、仲間と協力して共通の目標に向けて切磋琢磨してくれるはずです。
社会人基礎力を鍛える方法とは
社会人基礎力を鍛える方法には、おもに下記の3つが挙げられます。
- 社会人基礎力の診断を受ける
- 自己分析によって自身の能力を客観視する
- 日頃の業務から「社会人基礎力」を意識して取り組む
それぞれの方法を詳しく解説していきます。
社会人基礎力の診断を受ける
社会人基礎力を鍛えるには、まず診断サービスを活用して、自分の社会人基礎力を図ることをおすすめします。
職場の上司や同僚から評価を受けるのもいいですが、専門的に診断してくれるサービスを活用すれば、より詳しい診断結果が得られるでしょう。
おすすめは「マイナビ研修サービス」です。マイナビ研修サービスでは、自分の診断結果に加えて全国平均と比較できるため、客観的に自分のレベルを把握できます。
また、改善に向けた具体的なアクションを提示してくれるため、効率的に社会人基礎力を鍛えることが可能です。詳しくは「マイナビ研修サービス 公式サイト」をご覧ください。
自己分析によって自身の能力を客観視する
社会人基礎力を鍛える上で、自身を客観的に捉えることも大切です。
社会人基礎力には「3つの能力/12の能力要素」が定義づけられています。自己分析によって、これらの能力のなかで自分の得意・不得意を把握しておくことで、対策が立てやすくなるはずです。
自己分析によって明らかになった弱点を元に社会人基礎力を鍛えれば、効率よくスキルアップが図れるでしょう。
日頃の業務から「社会人基礎力」を意識して取り組む
社会人基礎力は日頃の業務のなかで意識するだけでも大きな差が生まれます。
自己分析や社会人基礎力診断を通じて、自分の得意・不得意が明確になったら普段の業務のなかで意識的に改善していきましょう。
もちろん、社会人基礎力は実践したからといって、すぐに身につくものではありません。しかし、意識して取り組んだ日々の小さな積み重ねが大きな力となるはずです。
社会人基礎力を鍛えるためのおすすめ研修10選
社会人基礎力を効率よく鍛えるには、習得に役立つ研修を受けることも大切です。ここでは、社会人基礎力を高められる研修内容10選をご紹介します。
1.マーダーミステリー研修
株式会社IKUSAが提供する「マーダーミステリー研修」は、社会人基礎力に加えて交渉力が鍛えられます。
マーダーミステリーとは、参加者自身が登場人物になりきり、物語の中で役割を演じながら目的の達成や真実を明らかにすることを目的に行動しなくてはいけません。
限られた時間の中で、臨機応変に自分の意見や立場を相手に伝えたり、さまざまな可能性を考慮しながら駆け引きをしたりする必要があります。
マーダーミステリーでは「お互いに疑い合う」という非日常的な状況下、仲間と協力しながら事件を解決するなかで、楽しく社会人基礎力を身につけられます。
詳しい内容は下記からご覧ください。
2.チャンバラ合戦
チャンバラ合戦とは、片手にスポンジ製の刀を持ち、腕に「命」となるボールを装着して大人数で戦うリアル合戦ゲームです。
組織のチームビルディングにはもちろん、主体性や課題発見力、実行力などの社会人基礎力を鍛えるためにも非常に効果的な内容となっています。
また、チャンバラ合戦は老若男女国籍を問わず「多世代」にわたって楽しめるコンテンツなので、どの企業でも比較的導入しやすいのがポイントです。
年間100合戦以上のイベントをこなす世界で唯一無二の「合戦コンサルタント」が貴社の研修をサポートいたします。
詳しい内容は下記からご覧ください。
3.リモ探
リモ探では、アクティブラーニングの手法の一つである「ジグゾー法」を用いて、社会人基礎力を効果的に鍛えることが可能です。
参加者はチームの中で与えられた状況から推理を組み立て、正解までたどりつくことを目的とします。リモ探のポイントは「高度な論理的思考・情報分析力・推理力(仮説思考)」を発揮して、仲間と協力できるかどうかです。
Web会議システムを使用し、リモート環境で研修ができるため、オンライン研修や社内イベントにご活用いただけます。
リモ探のプログラムは下記の二つからお選びいただくことが可能です。
- 消えた資料と不明な持ち主-何階が難解な難事件-
- 関ヶ原大軍議-消えた石田三成の行方を探せ-
詳しい内容は下記からご覧ください。
4.合意形成研修 コンセンサスゲームONLINE
コンセンサスゲームは「社会人基礎力」を鍛えるのに最適な研修です。なかでも主体性や課題発見力、発信力、傾聴力、情報把握力が鍛えられます。
コンセンサスゲームでは、個人ワークからグループワークの流れで実施されるため、各メンバーの考えを深く理解し合えるのが特徴。メンバー同士の議論のなかで、相手との価値観の違いを認識し、コミュニケーションの必要性が理解できます。
株式会社IKUSAでは下記二つのパッケージプランをご用意しています。
- 合意形成ゲーム ジャングルサバイバルONLINE
- 防災コンセンサスゲーム 帰宅困難サバイバルONLINE
リアルでも実施可能です。詳しい内容は下記からご覧ください。
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5.The 商社
The 商社とは、チームで協力しながら、経営者として資産を積み上げていくカードゲームです。制限時間内に獲得した総資産の合計で勝敗が決まります。
最初に配布される「資金」と「カード」を戦略的に使ってビジネスを展開していき、更なる資産を獲得します。ゲームのなかでは、「交渉」を用いてカードを獲得せざるを得ない状況もあるかもしれません。
The 商社では、実際のビジネスモデルを学びながらも社会人基礎力の習得が期待できます。
また、The 商社を通じて、自然と社員同士のコミュニケーションが促進されるため、組織に一体感をもたらすでしょう。
6.2030 SDGs
2030 SDGsとは、国連が掲げるSDGs17の目標を達成するために、現在から2030年までの道のりを体験できるゲームです。
SDGsの目標を達成するには、多様な価値観を持つ人々が協力し合う必要があります。2030 SDGsを通じて「なぜSDGsに取り組む必要があるのか」「SDGsにはどのような可能性があるのか」を体系的に理解することができるでしょう。
ゲームに取り組む過程で、現代企業に求められるSDGsについて理解を深めつつ、社会人基礎力を鍛えられます。
「2030 SDGs」を開催する方法は、おもに下記の二つのパターンがあります。
- 自社で内製化して開催する方法
- 公認ファシリテーターへ依頼する方法
自社で内製化する場合は、計4日間(オンライン2日間・対面2日間)のファシリテーター養成講座を受講して、実技試験を修了する必要があります。懇親会で気軽に「2030 SDGs」を開催したいなら、公認ファシリテーターに依頼することをおすすめします。
7.ヒアリングチャレンジ
ヒアリングチャレンジとは、提案型の営業を楽しく体験できるカードゲームです。参加者は車の販売員という設定で、お客様へのヒアリングを通じて最適な車を提案します。
ヒアリングチャレンジでは、会話から相手のニーズを理解して価値を提供することで、「課題発見力・傾聴力・情報把握力」を始めとした社会人基礎力の習得に役立つでしょう。
また「どのような車が欲しいのか(What)」だけでなく、「なぜ欲しいのか(Why)」まで考えられると、普段の業務でも活かせる「顧客理解の重要性」の本質が理解できるはずです。
8.SDGs マッピング
SDGsマッピングは、自社の取り組みとSDGsを結びつけるワークショップです。 SDGsの目標を構造化して示した「ウェディングケーキモデル」に自社の取り組みを分類し、自社とSDGsのつながりを見つけます。 IKUSAのSDGsマッピングは、SDGsボードゲーム「ワールドリーダーズ」もしくはオンラインSDGs謎解き「ある惑星からのSOS」とセットで実施します。ゲームとワークショップをセットで行うことで、ゲームでの体験をより深い学びに落とし込むことができます。また、ワークに入る前に、SDGsの基礎的な内容について解説を行うため、SDGsの知識があまりない方でも気軽に取り組めます。 SDGsマッピングを行い自社とSDGsのつながりを感じることで、SDGsを身近なものとしてとらえ、自分ごと化することができます。
SDGsに関する課題を発見し、解決のために目標を考えていくことで、考え抜く力が大きく高まるでしょう。
⇒SDGsマッピングについて詳しく見る
9.SDGsビジネスゲーム ワールドリーダーズ
ワールドリーダーズは、企業経営を擬似体験できるビジネスゲームです。一チームが一企業となり、企業の利益をどれだけ上げられるかを競い合います。
利益は、労働力や資本を使って上げることができます。
しかし、このゲームは闇雲に利益を追求するだけでは勝利できず、勝利のためには、社会や環境など、様々なことを考える必要があります。
本ゲームでは SDGsにおける企業の役割だけでなく、戦略の立て方や情報共有、駆け引き、チームビルディングについて学ぶことができます。
主体性やメンバーに働きかける力が必要なので、前に踏み出す力の向上を特に期待できます。
10.SDGs カードゲーム「2030SDGs 」
カードゲーム「2030SDGs(ニーゼロサンゼロ エスディージーズ)」は、SDGs17の目標を達成するための“道のり”を体験できるカードゲームです。プレイ人数は最低5人から、最大で200人規模まで対応可能です。
このゲームは、SDGsの目的やゴールについて学ぶゲームではなく、「SDGsの本質」について体感的に学べる内容になっており、SDGsについての理解や興味がない人でも、プレイすることで「SDGsとはこういうものなんだ」と理解できます。
また、2030SDGsでは、参加者間でのお金や時間といった資源の交換を自由に行えますし、基本ルールに則ってさえいれば何をしてもOKということになっています。そのため、個人と世界の目標を達成するためにどうするべきかを参加者同士が自主的に考え、意見交換を行えるのです。
ゲーム内でコミュニケーションを多く取ることで、傾聴力や発信力が向上し、チームワークも高まるでしょう。
まとめ
本記事では、社会人基礎力の鍛え方からおすすめの研修内容まで解説しました。
社会人基礎力は仕事を成功させる上で土台となるスキルです。社会人基礎力診断を受け、自分の強み・弱みを明確にした上で、意識的に日々の業務に取り組むことで着実に習得できるはずです。
また、社会人基礎力が鍛えられる研修を定期的に実施すれば、社員の社会人基礎力の習得を効果的にサポートできるでしょう。
IKUSAでは、年間1000件以上のユニークなイベントや研修を支援しています。90種類以上のイベント・研修サービスからお客様のニーズに合わせてご提案させていただき、ご要望に応じたカスタマイズも可能です。サービスの詳細や具体的な事例は下記の資料でご確認ください。
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