updated: 2025
New!マイノリティゲームとは?進め方やルールを紹介

目次
マイノリティゲームは、2つの選択肢のうち、少数側になることを目指すゲームです。最終的な答えがでるまでどちらが少数側になるかがわからず、コミュニケーションにおける駆け引きや工夫が求められます。懇親会や飲み会、レクリエーションなど、懇親を深めることを目的としたシーンにおすすめのゲームです。
本記事では、マイノリティゲームの概要、目的・効果、用意する物、ルール、進め方、実施する際のポイント・注意点を紹介します。
社員同士の交流を深めたい、思い出に残るイベントを企画したい。
年間1,400件以上の開催実績をもとに、目的やシーンに合わせて選べる体験型企画を紹介した資料をご用意しています。
⇒アクティビティ総合資料を見てみる
「まだ企画が決まっていない」「何から始めればいいかわからない」そんなご相談からでも大歓迎です。
⇒まずは相談してみる
マイノリティゲームとは
マイノリティゲームは、意味が近しい2つの選択肢のうちいずれかを最後に選択して、少数側になれれば勝ちとなるコミュニケーションゲームです。逆に、多数側になれれば勝ちとなるゲームをマジョリティゲームと言います。
たとえば、「迫力がある映画と言えば?」というお題に対し、「邦画」、「洋画」のように解答として意味が近しい2つの選択肢を用意します。5~7人程度のグループで、どちらの選択肢が適切か、自分が選ぶ選択肢などの会話をしたうえで、最終的に各々の解答を発表します。5人の参加者であれば、2人以下となった選択肢を選ぶことができれば勝ちとなります。
マイノリティゲームは言語コミュニケーションを主としたコミュニケーションゲームであり、初対面や関係性を構築できていない方々であっても、自然と会話をすることができます。また、会話を通じて相互理解が深まるため、チームビルディングも期待できます。
マイノリティゲームを実施する目的・効果
ここからは、マイノリティゲームを実施する目的や得られる効果について紹介します。
コミュニケーション促進
マイノリティゲームでは、「自分が少数側になる」という目標を達成するために、会話を通じて駆け引きをする必要があるため、自然とコミュニケーションが促進されます。そのため、初対面の方々が多い親睦会やレクリエーションなどでのアイスブレイクに適しています。アイスブレイクは、コミュニケーションにおける緊張感を緩和させるためのゲームや運動の総称です。
相互理解の促進
マイノリティゲームをおこなう際には、最終的に自分が少数側になるために工夫することが求められ、参加者自身の個性が発揮されます。たとえば、「自分は最終的な答えをこちらにすると宣言する人」、「全員の好みを聞いてから多いほうに逆張りする人」など、自由な発想で、その人の個性が表面化します。
また、コミュニケーションの取り方についても、参加者によって個性があります。マイノリティゲームのコミュニケーションを通じて、その人の特徴が部分的にわかり、参加者同士で相互理解を深めることにつながります。
マイノリティゲームを実施する際に用意する物
- お題と解答の選択肢
マイノリティゲームを実施する際に用意する物は特になく、道具なしで実施できますが、お題と解答の選択肢は必要となります。「○○と言えば?」というお題に対し、2つの選択肢を用意しましょう。複数のグループに分かれる場合や、複数回にわたって実施する場合は、お題と解答の選択肢も必要な数だけ準備する必要があります。
マイノリティゲームを実施する際のルール
- グループでの会話や最終的な解答を選ぶ際に嘘をついても問題ない
- 一部の参加者ばかりが話すのではなく全員が会話に参加する必要がある
- 5人、7人、9人など、引き分けを避けるために奇数の人数で実施する
- ゲームであることを参加者自身が自覚して全員で楽しく取り組む
マイノリティゲームでは、自由に会話をすることができます。嘘をついても問題がなく、駆け引きや戦略を楽しめます。どちらかの選択肢が少人数側になる必要があるため、奇数の人数で実施しましょう。
また、コミュニケーションに対して消極的な参加者や、勝ちにこだわりすぎている参加者がいる場合は、マイノリティゲームを実施することによるコミュニケーション促進の効果が薄れてしまう可能性があります。マイノリティゲームはコミュニケーションゲームであり、楽しく取り組むように促すことが大切です。
マイノリティゲームの進め方
- 5、7、9人のように奇数の人数になるようにグループ分けをする
- マイノリティゲームのルールやお題・解答の選択肢をファシリテーターが説明する
- お題についてグループ内で5~10分程度会話をする
- 参加者の各々が最終的な解答を決める
- 少数側となった参加者の勝ちとなる
マイノリティゲームを進める際には、ファシリテーターがルールやお題・解答の選択肢について説明する必要があります。ファシリテーターとは、進行役を指します。ゲームの進行を先導したり、会話をサポートしたりする役割を担います。ファシリテーターを配置して円滑な進行やコミュニケーション促進につなげましょう。
マイノリティゲームの進め方については、以下の動画で詳しく紹介しています。
マイノリティゲームを実施する際のポイント・注意点
以下では、マイノリティゲームをおこなう際に押さえておきたいポイントや注意点を紹介します。
勝ち負けよりもコミュニケーションが重要であることを説明する
マイノリティゲームは楽しく懇親を深めるためのコミュニケーションゲームであり、参加者にとっても勝ち負けは重要ではありません。ゲームに対して積極的に取り組むには、勝つように行動することが重要ではありますが、それ以上に、「コミュニケーションを通じて懇親を深めること」を重視して楽しむように促すことが大切です。
全員が発言し、積極的にコミュニケーションを取るように促す
マイノリティゲームを実施する際に、発言することに対して消極的な参加者がいると、浮いてしまったり懇親を深められなくなったりする可能性があります。ゲーム中に発言することができていない参加者がいる場合には、ファシリテーターが積極的発言を促し、コミュニケーションを促進させることが大切です。
まとめ
マイノリティゲームを実施することで、参加者同士のコミュニケーションが促進され、懇親を深めることにつながります。マイノリティゲームを実施し、コミュニケーション活性化につなげましょう
交流が生まれ、記憶に残る社内イベントを。
IKUSAでは、謎解きやチャンバラ合戦、運動会、パーティーゲームなど、参加者同士の会話や一体感が自然に生まれる体験型アクティビティを多数ご用意しています。
⇒社内イベントに使える!アクティビティ総合資料を見てみる
「まだ企画が決まっていない」「何から始めればいいかわからない」そんなご相談からでも大歓迎です。
⇒まずは相談してみる