updated: 2025
炙りカルビゲームとは?進め方やルールを紹介

炙りカルビゲームは、「炙りカルビ」と3回連続で言えたら成功となる言葉遊びゲームの1種です。早口言葉を3回連続で噛まずに言うということが主となり、他の早口言葉をお題として設定することもできます。
早口言葉では言い間違いや噛んで正確に言えないことが起こりやすく、笑いが起こりやすいことが特徴です。ゲームを通じて笑いが起こったり、笑顔になれたりしやすいため、参加者同士で懇親を深めることを目的とした懇親会やレクリエーションなどに適しています。
本記事では、炙りカルビゲームの概要、お題の例、用意する物、ルール、進め方、実施する際のポイント・注意点を紹介します。
炙りカルビゲームとは
炙りカルビゲームとは、「炙りカルビ」と3回連続で噛まずに言えたら成功となるゲームです。
「炙りカルビ」と3回連続で言う際に、噛んだり、言い間違えたりした場合は失敗となります。笑いが起こりやすく、参加者が笑顔になりやすいことが特徴で、成功させることよりも、参加者全員が楽しめることが重視されます。
炙りカルビゲームを実施することで懇親を深めることにつながるため、懇親会や会社・学校などのレクリエーションに適しています。
炙りカルビゲームで用意する物
- お題
- お題を書く紙やカード
炙りカルビゲームを実施する際に用意する物は特にありませんが、「炙りカルビ」という早口言葉ではやや難易度が低いため、大人を対象として実施する場合は、より難易度が高い早口言葉で実施するのがおすすめです。
また、紙やカードに書かれた早口言葉を読む形式としたほうが参加者が噛まずに言いやすくなるため、お題を記載した紙・カードを用意しましょう。
炙りカルビゲームのお題の例
早口言葉は、文が長いほど難しくなります。早口言葉を失敗することで笑いが起こりやすくなるため、難易度をやや高めに設定するのがおすすめです。
主な早口言葉の例を以下にまとめて記載します。
- 生麦生米生卵
- 赤パジャマ青パジャマ黄パジャマ
- 赤巻紙青巻紙黄巻紙
- 隣りの客はよく柿食う客だ
- 東京特許許可局
- この竹垣に竹立てかけたのは竹立てかけたかったから竹立てかけた
炙りカルビゲームを実施する際のルール
- 早口言葉を連続で3回言う
- 早口言葉の途中で噛んだり言い間違えたりしたら失敗
- 紙やカードに早口言葉を書いた状態で読み上げる
- 難易度が低い場合は、やや難しい早口言葉を用意する
- 早口言葉を言う参加者以外は静かに聞く
- 早口言葉が成功したかどうかはファシリテーターが判定する
炙りカルビゲームは、「早口言葉を3回連続で噛んだり言い間違えたりせずに言う」というシンプルなルールで実施可能です。噛んだか言い間違えたかを判定する必要があるため、ファシリテーターがおこないましょう。楽しくおこなうことが重要なため、厳しく判定する必要はありません。
炙りカルビゲームで早口言葉を成功させるには、読み上げるということが効果的です。早口言葉を紙やカードに書き、参加者が読み上げられるようにするとよいでしょう。
また、早口言葉を言う際に、他の参加者が静かに聞くということも重要なポイントとなります。参加者の全員がゲームに集中できるようにするために、早口言葉を言う際には全員が静かに聞くようにファシリテーターが促しましょう。
炙りカルビゲームの進め方
- 炙りカルビゲームで使用する早口言葉を準備する
- ファシリテーターが早口言葉やルールを説明する
- 参加者に自分が言う早口言葉を振り分ける
- 早口言葉を3回連続で言う
- 早口言葉を噛んだり言い間違えたりせずに言えたかをファシリテーターが判定する
炙りカルビゲームはルールがシンプルなため、進め方も簡単です。ファシリテーターがルール説明や早口言葉の振り分けをおこない、参加者が順番に炙りカルビゲームにチャレンジできるようにしましょう。
参加者が早口言葉を言った後には、すぐにファシリテーターが判定をおこないます。失敗してしまった場合にも、ネガティブな言葉を言わずに、笑って流しつつ盛り上げるのがおすすめです。参加者が楽しく取り組めるようにファシリテーターがサポートしましょう。
炙りカルビゲームを実施する際のポイント・注意点
以下では、炙りカルビゲームをおこなう際に押さえておくとよいポイントや注意点について紹介します。
適切な難易度の早口言葉を設定する
炙りカルビゲームの醍醐味は「噛んだり言い間違えたりする瞬間」にあるため、簡単すぎる早口言葉は避けるようにするのがおすすめです。ただし、難しすぎると参加者の主体性が低下する可能性があるため、それもよくありません。「赤巻紙青巻紙黄巻紙」のように、程よい長さの文でやや単調な早口言葉を基準とするとよいでしょう。
参加者が異なる早口言葉を言えるようにお題を用意する
多くの参加者が同じ早口言葉を言う形にすると、他者と比較できてしまい、ネガティブな感情につながる可能性があります。大人数で実施する場合を除き、基本的には全員が違う早口言葉を言う形式にするのがおすすめです。参加者が多い場合には、なるべく同じ早口言葉を言う人が少なくなるようにしましょう。
ファシリテーターが楽しく盛り上げる
炙りカルビゲームはコミュニケーションの要素がなく、噛んだり言い間違えたりした際に盛り上がることが主な特徴となります。失敗した際に盛り上げ、楽しく笑い合えるようにすることが重要なため、ファシリテーターが率先して楽しく盛り上げるように意識することが大切です。
まとめ
炙りカルビゲームでは言い間違いや言葉を噛んだ際に笑いが起こりやすいため、初対面や関係性が薄い方々の懇親を深めることを目的とした際に効果的です。懇親会やレクリエーションなどで炙りカルビゲームを活用し、参加者が懇親を深められるようにサポートしましょう。