updated: 2025
New!他己紹介とは?進め方やルールを紹介

新入社員や新入生など、周囲の方々と関係性を構築できていない参加者が集まるイベントや研修では、自己紹介ゲームを活用し、コミュニケーションを促進させることが大切です。
本記事では、自己紹介ゲームの1種である「他己紹介」の進め方やルールについて詳しく紹介します。
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他己紹介とは
「他己紹介」は、ペアを組んで互いに自己紹介をしたうえで、全体に向けて相手を紹介する自己紹介ゲームです。
1対1のペアで互いに自己紹介をすることで互いに多くのパーソナル情報を引き出すことができるため、相互理解が深まります。また、自己紹介をするのではなく他者のことを紹介することで、聞く側も集中しやすくなり、新たな関係性を構築するきっかけ作りにつながります。
他己紹介は、新入社員や新入生を対象としたイベント・研修や、プロジェクト発足時のキックオフなど、メンバーにおける関係性の構築が進んでいないシーンに適しています。他己紹介を実施することでコミュニケーションが促進され、互いにパーソナル情報を得て共通点が見つかることで、関係性の構築が期待できます。
他己紹介を実施する際に用意する物
- 紙
- ペン
他己紹介を実施する際に必要な物は特にありませんが、ペアで自己紹介をする際にメモを取るための紙・ノートやペンは用意しておくとよいでしょう。
他己紹介のルール
- ネガティブな情報は発表に含めてはいけない
- なるべく初対面の人とペアになる
- ペアの相手に質問をして傾聴する
- 互いに自己紹介をする際に自分が感じた良いところも含めて発表する
他己紹介をおこなう際のルールのなかで順守することが望ましいのは、「ネガティブな情報を発表しない」ということです。発表内容を自分で決めることができないことに配慮し、ペアになった相手が嫌な気分になったり、恥ずかしく感じたりしないようにすることが重要です。
また、参加者のコミュニケーションを促進させ、関係性の構築につなげることが他己紹介の重要な目的となるため、初対面同士でペアになることや、積極的傾聴を促すこと、聞き手の主観を含めて発表することなども重要です。
他己紹介の進め方
- ファシリテーターが他己紹介のルール説明をおこなう
- 参加者が二人一組のペアに分かれる
- 5~10分間で互いに自己紹介をしながらメモを取る
- メモを参考にして全体に向けて相手のことを紹介する
- 参加者は他己紹介を聞きながら自分と共通点がある・似ているポイントをメモする
- 全員が他己紹介を終えるまで続ける
他己紹介を進める際には、まずルール説明をおこないます。ネガティブな情報を含めないことや、積極的に傾聴してペアになった相手の良いところについて主観を含めて発表することなどを参加者に伝えましょう。
また、互いにパーソナル情報を十分に引き出せる十分な時間を設けることや、発表を聞く際に自分との共通点を意識して聞くことなども大切です。相互理解を深めたり、コミュニケーションを促進させたりするために重要なポイントを促しながら進めましょう。
他己紹介を実施する際のポイント・注意点
ここからは、他己紹介をおこなう際に押さえておきたいポイントや注意点について紹介します。
自己紹介の項目を準備しておく
ファシリテーターが適切にサポートをしないと、積極的にコミュニケーションが取れない方もいます。ペアでコミュニケーションを取る際のヒントになるように、自己紹介項目を事前に用意しておくとよいでしょう。
【自己紹介項目の例】
- 出身地
- 学生時代の部活動
- 趣味・特技
- 休日の過ごし方
- 学生時代に力を入れていたこと
- 会社を志望した理由・惹かれたポイント
また、会話が弾んでいないペアがいる場合に、会話を促すサポートする方がいると安心です。全員がしっかりとコミュニケーションを取り、パーソナル情報を引き出せるように進めることが大切です。
ペアで互いに自己紹介をする時間を十分に取る
互いに自己紹介をする際の時間が不十分であると、参加者が上手に情報を含めて発表することができなくなる場合があります。10分程度を目安として、ペア同士がしっかりとパーソナル情報を引き出し合すために必要な時間を確保しましょう。
発表者は相手の良いところや長所に関する気づきを含めて発表する
他己紹介ゲームでは、聞き手としての自分の主観を含めて発表することが重要です。相手から得た情報をそのまま発表するのではなく、自分の気づきや感想も含めるようにすることで、発表に深みがでて、聞き手が関心を高めることにつながります。
たとえば、「会話をしていて感じた相手の良いところ」という項目を設けて、他者評価が発表に反映されるようにする方法がおすすめです。そのようにすることで、他者から見たその人の良いところを全体が知れるため、コミュニケーションが活性化されやすくなります。
発表を聞いている間に自分との共通点をメモするように促す
関係性が十分に構築されていない段階では、共通点を見つけることがコミュニケーションを促進させるために効果です。他己紹介の発表を聞いて、自分との共通点をメモするように参加者に促しましょう。聞いているだけでは忘れてしまいやすくなるため、紙とペンを渡してメモを取るようにするのがおすすめです。
懇親会の時間を設けて関係性の構築につなげる
他己紹介はコミュニケーションのきっかけ作りという面が強く、実際に懇親を深める時間を別で設けることで、関係性の構築につなげることができます。食事やゲームをして親睦を深めるための懇親会を別で設定し、参加者が関係性を構築できる機会を提供するのがおすすめです。
懇親会をする際は、4~6人程度のグループでテーブルを囲み、コミュニケーションを取れるようにするとよいでしょう。少人数でのコミュニケーションを見ることで人柄や長所、グループにおける役割などが見えてきます。
まとめ
他己紹介は、参加者の関係性を構築させるためのアイスブレイクに最適な自己紹介ゲームの1種です。ペアで相互理解を深めてから他者を紹介するというゲーム要素を取り入れることで、参加者が主体的に取り組むようになり、コミュニケーション促進や関係性の構築などにつながります。他己紹介を活用し、社内イベントや研修におけるコミュニケーションを活性化させましょう。
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