updated: 2024
室内でできる面白いスポーツ20選
スポーツと聞くと屋外でするものと思われがちですが、室内でも楽しめるスポーツはいくつもあります。大人数でワイワイ楽しむもの、少人数で勝負するもの、道具なしでも簡単にできるものなど、種類もさまざまです。
本記事では、面白さを基準としたうえで、さらに参加人数や手軽さでジャンル分けして室内スポーツを紹介します。合わせて、20世紀後半以降に新たに考案された「ニュースポーツ」も紹介するので、やってみたい室内スポーツを探してみてください。
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大人数で楽しめる室内スポーツ6選
まずは、大人数で楽しめる室内スポーツを紹介していきます。
バブルサッカー
バブルサッカーは、上半身と頭を覆うビニール製のバブルボールを付けた状態で行うサッカーのことです。バブルボールが衝撃を吸収してくれるため、相手選手と危険な接触をする可能性が低く安全です。
試合人数は4対4もしくは5対5で、ゴールキーパーはいてもいなくても構いません。試合時間は5分ハーフの前後半制か、7分の1本制です。基本的なルールは通常のサッカーと同じで、制限時間内に多くのゴールを決めたチームの勝ちとなります。
風船バレー
風船バレーは、その名のとおり、風船を使って行うバレーボールです。一般的なボールではなく風船を使うため、ケガをする心配がほとんどなく、子どもがいても遊べます。
試合人数は6対6で、15点先取したほうが勝ちとなります。制限時間内にどちらも15点取れなかった場合は、終了時点で得点が多いチームの勝ちです。なお、チーム内のメンバー全員が風船にふれ、なおかつ10回以内に相手コートへ風船を返す必要があります。
フロアホッケー
フロアホッケーは、アイスリンクがなくてもホッケーを楽しめるように考案されたスポーツです。基本的なルールは通常のホッケーと同じで、スティックとパック(ボール)があれば始められます。
試合人数は6対6で、各チームの人数は11~16人です。1試合は1ピリオド9分の3ピリオド制で、ピリオドとピリオドの間には1分間の休憩を設けます。制限時間内に多くの点を入れたチームの勝ちです。
ウィッフルボール
ウィッフルボールは、誰でもキレのいい変化球が投げられる「ウィッフルボール」を使って行う、野球のようなスポーツです。
球種ごとの握り方を守ってウィッフルボールを投げれば、野球経験がなくても、シンカーやカーブ、ナックルボールなどの変化球を投げられます。ウィッフルボールのほかに必要なのはバットだけで、グローブは不要です。基本的なルールは野球と同じなので、用具さえそろえば気軽に始められます。
ドッヂビー
ウレタン製のフライングディスク(ソフトディスク)を使って行うドッジボール形式のゲームです。
試合人数は13対13、試合時間は15分で、制限時間内に内野に残っている人数が多いチームの勝ちとなります。基本的にボールがディスクに変わっただけなので、「ディスクが当たった人は外野に出る」「外野が相手チームにディスクを当てれば内野に戻れる」といったルールが適用されます。
ソフトディスクを使っているため、当たったとしてもケガをする心配はほとんどありません。
ハンドソープボール
ハンドソープを付けて、ツルツルになった状態の手で行うハンドボールです。試合人数は6対6(フィールドプレイヤー4人、ゴールキーパー1人、ソーパー1人)で、試合時間は前後半10分ずつ。なお、ソーパーとはプレイヤーの手にハンドソープを塗る係のことです。
基本的なルールは通常のハンドボールと同じですが、ボールを落とすたびにハンドソープが手に追加されます。ほかにも細々としたルールはありますが、最終的に制限時間内に多くゴールを決めたチームの勝ちです。
少人数でも楽しめる室内スポーツ6選
次に、室内スポーツのうち、少人数でも楽しめるものを紹介していきます。
トランポリン
バランス感覚や体幹などを鍛えられるトランポリンは、子どもから大人まで幅広い人ができるスポーツです。
ぴょんぴょん飛ぶだけと思われがちですが、全身の筋肉を使うのでかなりの運動量になり、ダイエットの有酸素運動としても人気を集めています。特にルールなどはありませんが、飛ぶスピードや高さなどを調整しながら体を鍛えていきます。
近年は、トランポリンを置いているスポーツ教室や、自宅用のミニトランポリンも増えているので、自分に合った取り組み方を選びましょう。
ビーチフラッグ
ビーチフラッグと聞けば砂浜で行うものと思う方が多いでしょうが、やり方を工夫することで室内でも行えます。といっても、「笛が鳴ったらフラッグに向かってダッシュし、1番にフラッグをゲットした人が勝ち」というルールは、通常のビーチフラッグと同じです。
ただし、室内で行う場合は、「滑って転ばないように裸足になる」「隣同士の間隔を空ける」といった安全面での配慮をしましょう。場所の広さにもよりますが、試合人数は最大でも5人ほどです。
ビーンバッグゲーム
ビーンバッグゲームは、2チームに分かれ、布地に穀物などを詰めて作った小さなボール(ビーンバッグ)をボードに向かって投げ、ボールが落ちた場所によって点数が入る的入れゲームです。たとえば、ボードにあるホール(穴)にボールが入った場合は3点、ボードの上に乗った場合は1点が加算されます。チームごと交互に投げていき、合計得点が先に21点になったチームが勝ちです。
なお、試合時間に制限をもうけたり、勝利条件の点数を変えたりアレンジするのもいいでしょう。
フープダンス
フープダンスは、フラフープを使ったダンスのことです。一般的には腰で回すフラフープですが、リズムにのりながら腕や足などさまざまな場所で回すことで、フラフープの流れるような動きを楽しみながら踊ります。一般的なダンスでは物足りないという方におすすめです。
フラフープを扱うのは全身の運動にもなるうえ、体幹も鍛えられるため、姿勢が良くなったり、運動能力が向上したりする効果も期待できます。
スピードスタッキング
スピードスタッキングは、「カップスタッキング」とも呼ばれる、複数のプラスチック製のカップを積み上げたり崩したりして、そのスピードを競うスポーツです。最近、女優の森川葵さんが日本代表となり、アジア大会でメダルを獲得したことでも話題になりました。
1/100秒単位でスピードを競うシビアなスポーツなので、記録に挑む場合はかなりの練習が必要になります。ただ、正確に積んだり崩したりする分には、コツさえつかめば比較的早くできるようになるでしょう。力は不要なので、性別や年齢問わず取り組めるスポーツです。
インディアカ
インディアカは、羽が付いたボール(インディアカボール)を手で打ち合う、バレーボールのようなスポーツです。ラケットなどは使わず、手で打ち返すのがポイントです。羽が付いている分、通常のバレーボールよりもスピードは遅いため、初心者でもそれほど怖がらずにできるでしょう。
試合人数は4対4で、ネットを挟んで羽根付きボールを打ち合い、先に21点を取ったほうがセットを取ります。最終的に、3セットを先に取ったチームが勝ちです。
簡単にできる室内スポーツ3選
これまでに紹介した室内スポーツは、ほとんどが何かしらの道具が必要になるものばかりでした。ここでは、道具なしで簡単にできる室内スポーツを紹介します。
100cm走
100cm走は、「100m」ではなく「100㎝」の記録を競うスポーツです。しかも、速く走るのではなく、どれだけ遅く走れるかを競うのがこのスポーツのポイント。
試合人数は2~10人程度で、スタートラインを踏んでつま先を合わせ、合図と共に片足を上げます。その後は、常にゴールを目指してゆっくり足を動かし続けます。
着地したつま先がゴールラインを越えたらゴールです。なお、足の動きが止まるのは反則なので、ゆっくり足を動かし、なおかつ片足で立ち続けるバランス感覚が勝負の行方を左右します。
からだじゃんけん
からだじゃんけんは、通常のじゃんけんで出す手を、体全体で表現して行うじゃんけんです。具体的なポーズは以下のとおりです。
- グー:体全体を小さく縮める
- チョキ:手と足を前後に出す
- パー:大の字を作るように大きく広げる
基本的なポーズは上記のとおりですが、始める前に相談してポーズを変えてみてもいいでしょう。2~3人ずつでグループを作ってトーナメント戦にすると、さらに盛り上がります。
レトロランニング(バック走)
レトロランニング(バック走)は、前ではなく後ろを向いて走って順位を競うスポーツです。走り方が通常とは異なるため、足が遅い人でも上位に食い込める可能性は十分にあります。
参加人数は8~48人と幅広く、ルールも合図に合わせてスタートし、後ろ向きに走って1番速くゴールした人が優勝というシンプルなものです。
ただし、進行方向が見えないため、足がもつれて転んでしまうかもしれません。ケガを防止するために、走るのではなく速歩き程度のペースで行うようにしましょう。
室内でできるニュースポーツ5選
1980年代以降に考案された比較的歴史の浅いスポーツを「ニュースポーツ」といいます。ここでは、大きな話題になったことのあるニュースポーツを紹介します。
囲碁ボール
囲碁ボールは、囲碁の盤面をイメージした縦5m、横2mの人工芝マットにある49個の穴を目掛けて、直径7㎝のプラスチック製のボール(白・黒)を木製のスティックで打ち、同じ色のボールで縦・横・斜めのいずれかで5個並べることを競うスポーツです。
兵庫県柏原町で考案された囲碁ボールは、「囲碁ボール 普及指導グループ」という団体により普及活動が行われており、その活動は内閣府にも認められています。ルールが簡単で動きも激しくないため、老若男女で楽しむことができます。
スポーツ枕投げ
スポーツ枕投げは、修学旅行などで枕投げをやったことがある人もいるでしょう。その枕投げに厳密なルールを設けて競技化したのが「スポーツ枕投げ」です。現在では、地方予選会と全日本大会が開かれるほどの規模になっています。
試合人数は8人1チームで、試合時間は2分1セットの3セットマッチです。相手チームのメンバーに枕を当てて眠らせていき、制限時間内に相手チームの大将を眠らせるか、より多くの選手を眠らせるかしたチームの勝ちとなります。
一見すると単純ですが、「先生がきたぞ~」というコールを使うと、相手チームの枕を回収できるといった一発逆転のルールもあるため、意外と戦略性が鍵となります。
HADO
HADOは、頭にヘッドマウントディスプレイ、腕にアームセンサーを付けて戦うARスポーツです。子どものころ、「かめはめ波」や「波動拳」といった必殺技を真似した人も多いでしょう。このスポーツでは、自分の手から必殺技を出したような気分を味わえます。
試合人数は3対3、試合時間は80秒というのが、公式大会でおもに採用されているルールです。相手チームのメンバーにエナジーボールを当てていき、より多く相手チームのライフを削ったほうが勝ちとなります。
現在はまだ実施できる施設が限られていますが、世界規模で競技者が増えているため、今後の普及が期待される新時代のスポーツです。
HADOについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
HADOとは?ルール・イベント企画例を紹介
キンボールスポーツ
キンボールスポーツは、直径122㎝、重さ1㎏という巨大なバルーンボールを、チームで協力しながら床に落とさないようにサーブとレシーブを繰り返すスポーツです。
試合人数は4人1チームで、3チームが同時にコートに入ってプレイします。試合時間は、1ピリオド7分の1ピリオドマッチです。制限時間内にボールのサーブとレシーブを繰り返し、レシーブに失敗すると他の2チームに1点ずつ入ります。最終的に、最も得点の多かったチームの勝ちです。
キンボールスポーツは世界最大級の球技であるとともに、現在では世界大会も開催されるほどに注目を集めています。
キンボールスポーツについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
キンボールスポーツとは?ルール、やり方を紹介
モルック
モルックと呼ばれる木の棒を投げて、点数が書かれたスキットル(木製のビン)を倒し、獲得した点数の合計が50点になるのを目指すスポーツです。「棒を投げてビンに当てるだけ」というシンプルなルールではありますが、投げて的に当てる技術のほか、ぴったり50点にするための戦略も重要になってきます。
まだまだ知名度の低いスポーツではありますが、最近、お笑いコンビ「さらば青春の光」の森田さんが日本代表として世界大会に出場したことで話題になりました。
まとめ
室内スポーツは、屋外でするものと比べて規模は小さめになるかもしれませんが、天候を気にせず行えるのが大きなメリットです。一緒にスポーツに取り組むことで、メンバー同士のコミュニケーションが活発になり、その後の人間関係も良好になることが期待できます。
スポーツの内容が珍しく面白いものであればなおさらです。本記事で紹介した20個の室内スポーツを参考にして、楽しい時間を過ごしてくださいね。
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