updated: 2025
心理的安全性を高めるゲーム23選!特徴・進め方・費用
心理的安全性とは、組織の中で「自身の考え方が否定されず、安心して発言できる」と個人が感じている状態を言います。心理的安全性が確保されている職場では、社員が萎縮せず安心感を持って発言でき、チームワーク向上により仕事の効率やパフォーマンスも向上するといわれています。
心理的安全性は、ゲームを通じて高めることも可能です。
本記事では、心理的安全性を高めるために効果的なゲーム20選を紹介します。
心理的安全性を高めるゲーム23選
心理的安全性を高めるゲームには、さまざまな種類があります。ここでは、取り入れやすいゲームを23選紹介します。
1.合意形成研修コンセンサスゲーム

合意形成研修コンセンサスゲームは、参加者同士が合意形成をしながら物語を進めるゲームです。多数決ではなく、話し合いでチームとしての答えを決めて、ゲームを進めていくため、自身の意見を相手に理解してもらう伝え方や協調性の大切さを学べます。心理的安全性を高める効果が期待できるでしょう。
合意形成研修コンセンサスゲームを行う際には、多くの場合に個人が考えた答えよりも、チームで話し合うことで導き出した答えのほうが正解に近づくという特徴があります。そのため、成果を向上させるための合意形成の重要性に気づき、具体的なプロセスを主体的に学ぶことができます。
合意形成研修コンセンサスゲームには、「ジャングルサバイバル(遭難)」、「帰宅困難サバイバル(防災)」、「ゾンビパンデミック(ゾンビ)」などのテーマを設定したパッケージをご用意しています。ゲームに参加する方々の特徴や実施目的などに応じて、適切なパッケージを選択することができます。
進め方
合意形成研修コンセンサスゲームでは、予期しない問題が発生するところからスタートします。まずは、参加者個人で問題の対策法を考え、その後チームで意見を交わし、最善策を決めます。チームとしての答えが決まったら、専門家の意見と見比べながら妥当性を判断します。最後に合意形成を得るための要点について解説を聞き、各チームで振り返りを行います。
人数
- 1チーム:5~8人
- 参加人数:10~200人
費用・必要なもの
- イベント会社などに依頼する場合 300,000円~
2.リモ謎

リモ謎は、ビデオチャットツールとWebサイトを使って行う謎解きゲームです。参加者同士で協力し合って謎を解くため、自然とコミュニケーションが活発になります。ゲームを通して信頼関係を築くことで心理的安全性が高まるでしょう。
リモ謎ではチームで協力し、助け合いながら謎解きを進めていくことが必須となります。また、制限時間内に謎解き脱出ゲームをクリアするには、チームごとに役割分担をして効率よく進めていくことが求められるため、コミュニケーションが促進されます。新入社員や内定者などの初対面の方々が多く参加する懇親会や研修などの他に、同期社員や他部署の社員同士の関係構築を目的とした社内レクリエーションとしても人気があります。また、テレワークにともなう社内コミュニケーション不足の解消を目的としたリモートコミュニケーション促進にも効果的です。
リモ謎を実施する際には、専任のファシリテーター(MC)がついて進行や演出を行い、運営スタッフがサポートを行うため、オンラインでも円滑な進行が可能です。
進め方
リモ謎にはいくつかのパッケージプランがあり、ゲームはストーリー仕立てとなっています。参加者は物語の登場人物となり、お互いに情報を共有しながら謎を解いていくゲームです。制限時間以内に謎を解き、無事に脱出できればクリアです。
人数
- 1チーム:4~6人
- 参加人数:20~1000人
費用・必要なもの
- 300,000円~
3.リモBako

リモBakoは、オンラインイベントを開催できるプラットフォームを運営するreBakoとリモ謎がコラボした「謎解き探索型パーティーゲーム」です。参加者はバーチャル空間のパーティー会場を歩き回り、隠されている謎を解きます。チーム内で情報を共有しながら課題を解決することによって、リモートでありながらチームビルディングの効果も期待できます。
進め方
リモBakoは、バーチャル空間のパーティー会場に仕掛けられた爆弾を制限時間内に解除するストーリー。参加者は協力しながら爆発を止めるための謎を解き進めます。
人数
- 1チーム:4~6人
- 参加人数:10~200人
費用・必要なもの
- 400,000円~
4.謎解き脱出ゲーム

謎解き脱出ゲームは、制限時間内に謎を解いて物語のクリアを目指すゲームです。いつも使っている会議室で行えるゲームのため、建物を貸し切ったりレンタルスペースを借りたりする必要はありません。
ゲームの謎を解き進めるうちに、参加者同士が自然と自分の役割を把握して協力するため、チームビルディングとしての効果も期待できます。
進め方
ストーリーの登場人物になりきり、制限時間内に与えられた謎を解いてきます。謎解き脱出ゲームは複数のパッケージが用意されており、プロの演者が進行を行ったり謎解きに必要なアイテムが配られたりと、内容や仕様はさまざまです。
ゲームで与えられたアイテムや演者の言葉をヒントに、チームで協力しながら設定された空間や制限時間の中でゲームのクリアを目指します。
人数
- 1チーム:5~6人
- 参加人数:10~1000人
費用・必要なもの
- 300,000円~
5.混乱する捜査会議からの脱出

混乱する捜査会議からの脱出は、名探偵となり事件解決を目指す推理型ゲームです。
参加者の目の前で発生した事件を、チームで協力して解決していくことから、コミュニケーションの促進が期待できます。
ゲーム内ではたくさんの情報を分析・共有する必要があるため、客観的かつ論理的な思考・批評が求められます。
そのため、クリティカル・シンキング能力の向上が見込まれます。
進め方
本物の役者が演じる個性豊かなキャラクターが登場し、参加者の目の前で実際に事件が発生するところからイベントがスタートします。チームで様々な情報を分析して犯人が誰かを推理していきます。
人数
- 1チーム4~6人
費用・必要なもの
- 30名45万円~
6.リアル探偵チームビルディング

リアル探偵チームビルディングは、推理ゲームを用いたチームビルディング研修です。チームで真相に辿り着くことを目指すため、参加者には論理的思考・情報分析・リーダーシップはもちろんのこと、他の参加者への教えあいも求められます。
この研修では、「ジグソー法」と呼ばれる参加者同士の協力を促進し、学びを深める手法が用いられているおり、研修での学びを付けながら社内コミュニケーションを促進することができます。
進め方
大グループの中に小グループが存在した状態(小グループごとに異なる情報がある)からスタート。小グループごとに異なる情報をもとに推理を始め、グループ内で考察を深めます。その後、大グループで情報を共有して推理を進め、再び小グループに戻ります。最後に答え合わせと振り返りを行います。
人数
- 最大20名の大グループの中に、4名~6名の 小グループを構成
費用・必要なもの
- 30名35万円~
7.謎パ

謎パは、参加者全員が一つのチームの謎解きゲームです。
参加者全員との交流が求められるため、主体的に周りの人に話しかけることから、初対面の人とでも協力しなければなりません。謎を解くための論理的思考力や洞察力だけでなく、他者とのコミュニケーション能力も必要になります。コミュニケーション能力の向上に重点を置くワークショップには、特にその効果が期待できます。
進め方
参加者には最初、各自にバラバラの問題が配らます。お互いの情報を共有し、同じかけらを持っている人と協力して問題を解きます。問題を解くとミッションが現れ、全てのミッションクリア後に最終問題を解けば、ゴールとなります。
人数
- 10~600人
費用・必要なもの
- 30名45万円~
8.メカナゾ

メカナゾとは、アタッシュケースや箱などに作られた仕掛けや謎をチームで協力して解く体験型の謎解きゲームです。1人では解決が難しい課題に対し、チームで協力しながら乗り越えます。ゲームを通して、情報共有の大切さが学べ、信頼関係の構築も期待できます。
進め方
参加者は、アタッシュケースの中に設置された「光るボタン」「スイッチ」「AI画像判別センサー」などの装置を実際に作動させながら謎を解いていきます。制限時間内に仕掛けや謎を解明し時限爆弾を解除して機密文書の奪還を目指します。
人数
- 1チーム:3~5人
- 参加人数:10~50人
費用・必要なもの
- 450,000円~
9.心理的安全性ゲーム
「心理的安全性ゲーム」はチーム内の心理的安全性を高めるために考案されたカードゲームです。心理的安全性が高いか、低いかで、チームにどのような影響を与えるかを疑似体験ができます。
進め方
心理的安全性ゲームは、状況カードと発言カード、Optionカードの3つを使用します。状況カードにはアクシデントの内容が、発言カードとOptionカードにはアクシデントに対して伝える発言が書かれています。「平和を乱す役」の人が状況カードを引き、残りの参加者は手持ちのカードから発言するカードを選びます。例えば、「大事なアポをすっ飛ばしちゃった!」といった状況カードに対して「わたしに言わないで」といった内容の発言カードで反応します。全員の反応が終わったら、「平和を乱す役」の人がどのように感じたかを発表します。参加者全員が平和を乱す役を1回終えたら、ゲーム終了です。
人数
- 参加人数:4~5人
費用・必要なもの
- 2,500円
10.ベストチーム
「ベストチーム」は、ビジネスゲーム型のチームビルディング研修ができるカードゲームです。メンバー間の心理的安全性を理解し、それを高めることを目的としています。
進め方
ベストチームは、青色の行動カードを既定の枚数集め、赤色の得点カードと交換し、合計得点を競うゲームです。参加者は、各3~5人のチームに分かれ、チームごとに7枚の行動カードが配られます。チームに配られた行動カードだけでは得点カードに交換できないため、他チームから行動カードを得なければなりません。
他チームの行動カードを得るための作戦を立てたら交渉開始。他チームの行動カードを探り、お互いが損をしないような交渉を提案しながら行動カードを集めます。行動カードを必要枚数揃えたら、各カードに応じた赤色の得点カードを得られます。これを繰り返し、得点計算シートを使って決算を実施。各チームのポイントをホワイトボードに記入し、全員で確認します。
人数
- 1チーム:3~5人
- 参加人数:15~100人
費用・必要なもの
- 講師派遣の場合 150,000円~
- 道具のみレンタル 50,000円~
出典:心理的安全性を知り、高めるゲーム型研修「ベストチーム」
11.ジェスチャーゲーム
ジェスチャーゲームは、与えられたお題をジェスチャーのみで相手に伝えるゲームです。同じお題でも伝え方や受け取り方に個性が現れるため、参加者のことを知るきっかけになります。ゲームを通してコミュニケーションが促進されるため、良いチーム作りが期待できるでしょう。
進め方
お題を与えられた参加者はジェスチャーでお題を表現し、他の参加者は回答します。1つのお題につき5分程度の制限時間を設けると、テンポよくゲームを進められるでしょう。
ジェスチャーをする人は、参加者全員が1度は担当できるようにすると、ゲームが盛り上がります。
人数
- 参加人数:3~8人
費用・必要なもの
- 特になし
12.絵しりとりゲーム
絵しりとりゲームとは、絵を使ってしりとりを行うゲームです。参加者同士で盛り上がりながら進められるため、緊張がほぐれやすく、お互いのコミュニケーションを促進する効果が期待できます。特に、会議などの前に行うと発言がしやすくなるのも特徴です。
進め方
まずは、順番を決め、最初の参加者が紙などに絵を描きます。次のメンバーはしりとりが続くように、新たな絵を作成しましょう。例えば、アイス→スイカ→柿と続けていき、ゲームの最中に「ん」で終わったり、意味が分からずに停滞したりしたら、ゲーム終了です。「10秒以内に絵を描く」といった制限時間を設けると、より一層盛り上がるでしょう。
人数
- 参加人数:2人~
費用・必要なもの
- 特になし
13.夢中ポーカー
夢中ポーカーとは、カードに書かれた内容が参加者にとって本当に夢中になっていることかを当てるゲームです。ゲームを通して自己開示が進むため、相手の考えがよく理解でき信頼関係が構築されます。心理的安全性の向上が期待できるでしょう。
進め方
参加者は、夢中になっている6つのことをカードに書き出します。書き出すテーマに決まりはなく、テレビで見たドラマや好きな場所などを書きましょう。作成したカードのうち2枚をゲームマスター(ゲームを進行する人)に預けます。ゲームマスターはカードをよく混ぜて、無作為に2枚ずつメンバーに配り、参加者の手持ちのカードを6枚にします。
カードを引く順番を決めゲームスタート。最初の人は左隣の人のカードを引いて見える位置に置きます。カードを引いた人(親)は「なぜこれに夢中なのか?」を尋ね、引かれた人(子)はあたかも自分が夢中であるかのように返答します。カードを引いた人(親)は、引かれた人(子)の回答から「夢中である」または「夢中ではない」を予想します。
正解なら、カードを引いた人(親)が引いたカードもらい、カードを引かれた人(子)に手持ちのカードを1枚渡します。不正解ならカードを引かれた人(子)が引いたカードを回収します。
これを繰り返し、手持ちのカードがすべて「他の人が作ったカード」に揃えた人が勝ちです。
人数
- 1チーム:2~7人
費用・必要なもの
- 名刺カードとサインペン
14.アンガーマネジメントゲーム
アンガーマネジメントとは、1970年代にアメリカで考えられた不適切な怒りをコントロールするメソッドです。不適切な怒りとは、特別に腹を立てる必要のない怒りのことを指します。例えば、事故で電車が遅延したからと言って、一人でイライラしても問題は解決しません。アンガーマネジメントとは、自分の力だけで変えようのない怒りを上手くコントロールすることによって、不都合な腹立たしさの軽減ができるメソッドです。
ゲームを通してアンガーマネジメントを体験することで、相手の怒りのきっかけを発見したり、自身が怒りを感じにくくなったりする効果が期待できます。自分や相手が怒りを感じるポイントを客観視できるため、チーム内でトラブルやミスが起こったときの振る舞いを学べるでしょう。
進め方
「怒りのできごとカード」と「温度計カード」を使用します。まずは回答者となる人が「怒りのできごとカード」を1枚引き、記載されている出来事が起こったときに、どの程度の怒りを感じるのかを「温度計カード」で現します。回答者は0~10まで記載された11枚の温度計カードの中から、当てはまるカードを選び、裏返して他の参加者の前に置きます。他の参加者は、もう一組ある温度計カードを使い、回答者の怒りの度合いを予想します。一番予想が近かった参加者が1点を獲得。回答者を変えながらゲームを繰り返し、一定の合計得点を最初に得た参加者が勝利します。
人数
- 参加人数:3~12人
費用・必要なもの
- 2,000円(税抜)
出典:一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会開発 世界初“怒りのツボ当てカードゲーム” 『アンガーマネジメントゲーム』5月5日に発売!
15.職業診断ゲームわくわくワーク
職業診断ゲームわくわくワークは、ゲーム内のお金チップを使って経験を積み、憧れの職業を目指すカードゲームです。自身や他の参加者がどのような体験にお金を使うのかがわかるため、参加者の価値観を知るきっかけになります。参加者同士の考え方を理解できるため、心理的安全性の向上が期待できるでしょう。
進め方
参加者はお金チップを使って体験カードを買います。体験カードには、「からだ」「こころ」「ことば」「かがく」のポイントが記載されており、それぞれの合計ポイントが既定のポイントを満たすと、職業カードを獲得できます。場の体験カードがなくなるとゲーム終了。体験カードと職業カードには、「ハピ」と呼ばれるポイントが記載されており、ハピの合計が高い人が勝利します。
人数
- 参加人数:1~5人
費用・必要なもの
- 2,750円(税込)
16.スポーツかるた
スポーツかるたは、通常のかるたとは異なり、取った札に書かれているお題をクリアすることで札が得られます。ゲームを通してエンゲージメント能力を高められるでしょう。
進め方
読み手とゲームに参加する人を決めます。個人戦でもチーム戦でも構いません。読み手が読み上げたかるたを参加者が探し、書かれているお題に挑戦します。お題を成功すると札を得られ、失敗すると読み手に没収されます。最終的に多くの札を得られた人またはチームが勝利します。
人数
- 参加人数:2人~
費用・必要なもの
- 巨大かるたレンタル:33,000円(2泊3日)
出典:スポーツかるた
17.じゃれ本
じゃれ本とはリレー形式で小説を作成するための本です。参加者が数行ずつ書き足していき小説を作るため、最終的には不思議な物語が完成します。参加者が共同作業をすることで連帯感が生まれ、今まで目にすることがなかった参加者の能力や才能に気が付くきっかけになるでしょう。
進め方
最初にお題を決めます。お題に沿って、1人50文字程度の文章を2分程度でじゃれ本に書きます。書き終わったら次の人に渡し、文章を書き足していくという流れを繰り返します。前の人の文章しか見ることができないため、どういった作品になっているかは完成するまでわかりません。最後の人が書き終えたら、仕上がった作品をみんなで読んでみましょう。
人数
- 参加人数:3~8人
費用・必要なもの
- 820円(4冊入り)~
18.ワークスタイルトランプ
ワークスタイルトランプは、理想的な働き方を考えるためのカードゲームです。参加者が理想とする働き方や仕事に対する期待について知ることができます。参加者同士の価値観を共有できるため、心理的安全性が高まるでしょう。
進め方
52枚のトランプカードには、それぞれ理想の働き方が記載されています。参加者は、52枚のカードの中から大切だと思うものを10枚選びます。
カードは、トランプと同様に「ハート」「ダイヤ」「クローバー」「スペード」の4つに分かれており、以下のような意味があります。
- 【ハート】大企業的かつ生活重視タイプ
- 【ダイヤ】ベンチャー企業的かつ生活重視
- 【クローバー】大企業的かつ仕事重視タイプ
- 【スペード】ベンチャー企業的かつ仕事重視タイプ
上記のトランプに記載されている数値(1~13)は、数値が小さいほど、その分類の特徴が強くなります。また、赤のカードであるハートとダイヤは生活重視タイプ、黒のカードであるクローバーとスペードは仕事重視タイプとなっており、視覚的に理想の働き方がわかる仕様になっているのが特徴です。参加者同士がお互いに選んだカードを見せ合い、自己紹介や質疑応答を行います。
人数
- 参加人数:6人程度
費用・必要なもの
- レンタル:30,000円(5セット)~
- 購入:40,000円(1セット)~
出典:「理想の働き方」を見える化するトランプ型キャリア支援ツール ワークスタイルトランプ
19.質問ゲーム
参加者同士が、制限時間内にできる限り質問と回答を繰り返すゲームです。信頼関係の構築やコミュニケーション能力の向上が期待できます。
進め方
最初に2人のペアを作り、質問者と回答者に分かれます。1分程度でやり取りし、短い時間で相手の情報をどれだけ引き出せるのかを競います。
人数
- 参加人数:2人以上~
費用・必要なもの
- 特になし
20.新聞ちぎりゲーム
新聞ちぎりゲームとは、新聞紙をできる限り長くちぎるゲームです。参加者はもっとも長く新聞紙をちぎる方法をチームで話し合うため、脳の活性化を助けると同時に、場の雰囲気をなごませ、安心感を生み出す効果があります。心理的安全性の向上も期待できるでしょう。
進め方
参加者は、チームごとに縦に並びます。一人につき制限時間10秒として、新聞をできる限り長くちぎります。最後の参加者までつなげ、一番長く新聞をちぎることのできたチームが勝利です。
人数
- 1チーム:5~10人
費用・必要なもの
- 新聞紙
21.アイスブレーカー「2つの真実と1つの嘘」
アイスブレーカー「2つの真実と1つの嘘」は、3つのエピソードのうち「1つの嘘」を見破るゲームです。参加者は他の人が知らないエピソードを伝えるため、コミュニケーションを深められ、チームワークの向上が期待できます。
進め方
参加者全員が、自分自身に関することを紙に3つ書き出します。3つの事柄は他の参加者が知らないようなことを選びましょう。3つのうち2つは本当のことを、1つは作り話を記載します。
発表者は順番に3つを読み上げ、他の参加者は真実と嘘のエピソードを考え回答します。その後、発表者が答えを伝え、嘘を当てた参加者が次の発表者となります。参加者全員が発表者になるまでゲームを続けることで、参加者同士の理解が深まるでしょう。
人数
- 1チーム:10~20人
費用・必要なもの
- 特になし
22.箱の中身はなんでしょう?
「箱の中身はなんでしょう?」とは、その名の通り、箱の中身を当てるゲームです。回答者はもちろん、見ている参加者も楽しめるため、アイスブレイクとして会議などの前に実施することで、参加者の緊張をほぐし、意見を発しやすくする効果が期待できます。
進め方
食べ物や雑貨など入れた箱を用意し、箱の中身を当てる回答者を決めます。他の参加者は箱の中身が見える位置に移動して、回答者が箱に手を入れる様子を楽しみます。回答者は、手の感触を頼りにそれが何であるのかを答えてください。回答者が行き詰っている場合は、他の参加者からヒントを出しましょう。正解したら別のメンバーが回答者となり、ゲームを続けます。
人数
- 回答者:1人~
費用・必要なもの
- 箱と中身に入れる物
23.伝言ゲーム
伝言ゲームは、簡単に参加者とコミュニケーションがとれるため、アイスブレイクのネタとしても人気のゲームです。参加者同士の連携力を強める効果があり、親近感や達成感も向上させます。
進め方
お題を決め、チームごとに整列します。各チームの先頭者が次の人に耳打ちをしてお題を伝言します。この際、他の参加者には聞こえないように注意しましょう。その後は同様に、次の人へと伝えて行き、最後の人が伝言内容を発表します。最後の人まで正しく伝言できたチームが勝利します。
人数
- 1チーム:4~6人
費用・必要なもの
- 特になし
まとめ

心理的安全性を高めるゲームは、さまざまなものがあります。まずは、取り入れやすいものから選び、心理的安全性を高めるために役立ててはいかがでしょうか。

IKUSA.jp編集部
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マッスー
りょう
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ともしど