updated: 2024
リモート研修にゲームを取り入れるメリット、適したツール
研修というと、講師の話に参加者が耳を傾けたり、特定の課題に対して参加者同士でディスカッションして解決策を見出していくなど、勉強要素の強い内容が定番です。
しかしそこにゲームを取り入れることによって、より有益な時間にすることができます。
参加者にとっても主催者側である企業にとってもメリットが多いので、リモート研修を検討している担当者の方にはぜひ検討をおすすめします。
今回は、リモート研修でおすすめのゲームコンテンツを紹介。盛り上がるだけでなく、ためになる10のゲームをピックアップしているので、ぜひ参考にしてみてください。
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リモート研修で「ゲーム」を取り入れるメリット
リモート研修で「ゲーム」を取り入れると、どのようなメリットが得られるのでしょうか。一つずつ見ていきましょう。
集中力が途切れにくい
ゲームは楽しみながら進められるコンテンツが多いため、参加者の集中力が途切れにくいことが特徴です。
座学スタイルの研修とは異なり、ゲームではストーリーを進めていったり、ゴールを目指したりなど、つい熱中してしまうようなコンテンツが多くなっています。
集中力を維持したままリモート研修を行えるのは、ゲームならではのメリットでしょう。
コミュニケーションが活性化されやすい
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、通常業務をリモートへと移行する企業が増加傾向にあります。
それに伴い社内の交流が減少し、仕事のパフォーマンス低下やモチベーションの低下などが問題視されている状況です。
リモート研修でゲームを取り入れれば話し合いに発展しやすく、コミュニケーションも積極的に交わされやすくなるでしょう。
参加者同士のコミュニケーションを目的とした研修の場合は、とくにゲーム要素の強いコンテンツを取り入れることをおすすめします。
年齢・性別を問わずに交流しやすい
ゲームは、年齢や性別を問わずに交流できるのも魅力の一つです。
ディスカッションの場合、上司や先輩などに気を遣ってしまい、若い世代が他人の発言に対して積極的に指摘できなかったり、共感せざるを得ない状況に陥ったりすることがあります。
しかしゲームであれば、解決を目的として、みんなで協力していかなければなりません。「こっちのほうがいいのでは?」「これだと難しいかも」など、年齢性別問わず交流しやすくなるでしょう。
リモートならではのコミュニケーション方法を学べる
リモート環境でコミュニケーションを図る際には、タイミングがつかみにくい、意思疎通が図りにくいなどの問題が少なくありません。
しかし、同じ目的を果たすことを目標としたゲームを進めていくと、次第にリモート環境でのコミュニケーションにも慣れていきます。
「ゲームを楽しんでいるうちに、いつの間にかスムーズに交流できるようになった」といった効果が期待できるでしょう。
参加率の向上を期待できる
あらかじめ、リモート研修でゲームを実施することを通知しておけば、参加率の向上が期待できます。
退屈そうなイメージを与える講義スタイルの研修とは異なり、ゲームなら楽しそうなイメージが持たれやすいはず。社員同士で「おもしろそうだし参加しようよ」と、声を掛け合うこともあるかもしれません。
結果的にリモート研修の参加率向上が狙え、社内での研修内容の定着率を高めることに繋がります。
「これまでの研修は参加率が低かった」「社員が研修に意欲的でない」などの問題を抱えている企業担当者の方は、ぜひゲームを取り入れた研修を検討してみてください。
リモート研修におすすめのゲーム11選
ここからは、リモート研修におすすめのゲームをご紹介します。
「どんなゲームを取り入れたらいいのかわからない」という方は、こちらで紹介するゲームも参考にしながら、自社の研修が盛り上がるようなものを探してみましょう。
リモ謎
リモート研修におすすめのゲームとして、まずご紹介するのが株式会社IKUSAのリモ謎です。
リモ謎は、リモート環境で楽しめる謎解きゲーム。
企業向けに設計されたチームビルディング用の研修ゲームで、思考力の向上やチームワークの向上、コミュニケーションの活性化、リモートへの適正化など、さまざまな効果が期待できます。
謎解きゲーム初心者でも楽しめるよう、工夫が施されたゲームです。難易度を選んだり、ストーリーをカスタマイズしたりもできるので、より自社に合わせた形で導入することも可能です。
最近では、ビジネス現場のほか、インフルエンサーの交流イベント、芸能人やスポーツ選手などとの交流機会としてリモ謎が検討されるケースも。
あらゆるシーンで活用できる研修ゲームなので、初めて研修にゲームを取り入れる企業にもおすすめです。
おうち防災運動会
おうち防災運動会は、リモート研修のゲームとして楽しめるのはもちろんのこと、企業に必要な防災知識を身につけることにもつながるゲームです。
文字通り「運動会」をテーマとしたゲームで、チーム対抗で進めていきます。
おもな種目はVTRを活用した「防災間違い探し」、耐震システムの復旧を目指す「脱出ゲーム」、共助を学べる「ジェスチャーゲーム」などです。
多種多様な種目を楽しめるのはもちろんのこと、企業の位置する地域の特性に合わせて、内容をカスタマイズできます。
水害や地震、火災など、企業にとって課題となっている防災対策があれば、おうち防災運動会を検討してみてはいかがでしょうか。
コンセンサスゲーム
コンセンサスゲームは、「合意形成」を行うことが目的のゲームで、ビジネスにおいて重要なスキルを身につけたり、体験したりできます。
選択肢に優先順位をつけていくというシンプルなルールではありますが、参加者同士で合意を得ながら進めるのはなかなか難しいことも。
コミュニケーションの活性化にもつながるので、リモート研修にピッタリです。
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ある惑星からのSOS
「ある惑星からのSOS」は、オンラインでできるSDGsと謎解きを掛け合わせたイベントです。参加者は、ある惑星を救うために環境や社会に関する問題を解決していく、というストーリーです。謎を解きながらある惑星の現状を知っていき、チームで解決策を考えます。
楽しく謎を解く中でチームビルディングができ、かつ現代においてとても重要になっているSDGsを気軽に取り入れることができます。
目指せ上場!謎解き会社経営オンライン
目指せ上場!謎解き会社経営オンラインは、謎解きゲームがベースとなったコンテンツです。
上場を目指して会社のさまざまな謎を解き、プロジェクトを成功させていきます。複数のチームに分かれ、制限時間内に会社の時価総額がより大きくなったチームが勝利です。
ゲームとして楽しめるのはもちろんのこと、会社の基本である人材採用や資金調達、新商品開発など、実践的な部分を学べるのも魅力。
新人研修でも選ばれることが多いゲームです。
砂漠からの脱出オンライン
砂漠からの脱出オンラインは、合意形成を目的としたコンセンサスゲームの一つ。
砂漠で遭難してしまうというシーンを舞台に、12の選択肢に優先順位をつけていきます。NASAゲーム同様、参加者同士で話し合いをしながら合意形成することを目的としています。
具体的なゲームの進め方は、まずストーリーを理解し、自分の意見を発表した後で参加者同士で話し合いを進めていくという流れです。
多数決などのように、合意形成とは異なる選択方法はルール違反。とことん深堀りして話し合いができるゲームです。
LEGO®Serious Play®
LEGO®Serious Play®は、レゴ社のプラスチック製ブロックを活用したユニークなリモート研修コンテンツがです。
事前に配布されたレゴブロックを使って、参加者が作品を作っていきます。そうは言っても、ただ単純にブロックを組み立てて好きなように作品を作るわけではありません。
設けられた課題に沿って、レゴブロックを使って表現していくのです。これにより、ビジョン設計やコミュニケーション活性化などが期待できるでしょう。
参加者全員の作品が完成したら、それぞれが作っていて気が付いたことやレゴブロックで表現していて得た情報などを共有していきます。
オンライン4コマプレゼンテーション研修
プレゼンの極意やノウハウなど、必要なスキルのベースとなる能力を得られる研修ゲームがオンライン4コマプレゼンテーション研修です。
一つのお題に対して、参加者がそれぞれ紙とペンで自由に4コマ漫画を作成していきます。
ただ遊んでいるだけのように思えますが、実は「お題に対して4コマを作成する」というプロセスでは、「伝えたいことを伝える能力」を伸ばすことにつながります。4コマ漫画は、自分の体験や経験の中からしか生み出すことができないからです。
また、「描く」というプロセスがアウトプットにもなります。結果的に、プレゼンに必要なスキルを身につけることに繋がるため、企業の研修内容としておすすめです。
Oh! TEAM(おうちーむ)
参加者同士のコミュニケーションを重視している企業におすすめなのがOh! TEAM(おうちーむ)です。
頭と体を使ったチームビルディング研修であり、チームワークの向上や相互理解などが期待できます。
Oh! TEAMのなかでも、とくに人気なのが「エアネームトス」です。このゲームでは、自分の名前と今現在の気持ちをかんたんに説明し、ボールをトスするような動きをしながら次の人にバトンを渡していきます。
バトンを受け取る側も、ボールを受け取るような動きをして、自分の名前と気持ちをかんたんに説明します。
参加者同士で息を合わせて繋げていく必要がありますので、一体感を感じられるでしょう。
人狼ゲーム
かつて大ブームを引き起こした人狼ゲームは、チームビルディングや新入社員研修のコンテンツとしてもおすすめです。
まず、狼役一人と、複数の村人役で構成します。狼は人の姿をしているため、見た目には分からないという設定です。
話し合いと推理だけで、狼を暴いていき、最終的には村が全滅するか・狼を倒すかという2つの結果があります。
話し合いをしないことには狼を探し出せないため、必然的にコミュニケーションが促されます。
マーダーミステリー
マーダーミステリーは、殺人現場を舞台として繰り広げられるストーリーをもとに、配役済みの参加者の中から犯人を探し出していくゲームです。
人狼ゲーム同様、話し合いと推理が必要ですので、積極的なコミュニケーションが重要になります。
お互いに駆け引きをしながらゲームを進めていくため、相手の背景を想像する、嘘を暴くなど、深く考えていくことができるようになるでしょう。
リモート研修に取り入れるべきツール
最近ではさまざまなリモートツールが登場しています。
リモート研修を実施するにあたっては、どんなツールを導入すればよいのでしょうか。
Zoom
Zoomは、リモート研修で定番のツールです。カメラ機能を活用してお互いの表情を確認し合ったり、音声でやり取りをしたりできます。
シンプルな機能性で、直感的に操作できるのも魅力。「複雑な機能は不要」「細かい設定は自分では変更できない」といったツール初心者でも安心です。
BIZMEE
BIZMEEは、ブラウザ上でテレビ会議を実施できる便利なサービスです。
特別なアプリやシステムをインストールする必要はなく、URLを発行して共有すれば、かんたんにリモート研修をスタートできます。
ワンアクションで使用できるホワイトボード機能や見やすい議事録は、リモート研修にピッタリ。
適度に必要な機能がそろっているので、使いやすいでしょう。
Google ドキュメント
Google ドキュメントは、オンライン上でファイルの共同編集・共有ができるサービスです。
リモート研修で導入するコンテンツによっては、「リアルタイムで編集できたら便利なのに」と感じることがあるでしょう。
Googleドキュメントでは、テキストの入力や画像共有など、かんたんにオンライン上で共同編集や共有ができます。
まとめ
今回は、リモート研修におすすめのゲームコンテンツをご紹介してきました。
スキルアップやコミュニケーション活性化、体験など、ゲームによって目的はさまざまですので、自社に合ったゲームを取り入れましょう。
現在、リモート研修を検討している企業担当者の方は、本記事も参考にしながら適切なコンテンツを見つけてください。
IKUSAでは、年間1000件以上のユニークなイベントや研修を支援しています。90種類以上のイベント・研修サービスからお客様のニーズに合わせてご提案させていただき、ご要望に応じたカスタマイズも可能です。サービスの詳細や具体的な事例は下記の資料でご確認ください。
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