updated: 2024
コミュニケーションゲーム22選!チームビルディングにもおすすめ!
目次
一人ひとりが最大限に能力を発揮できるようなチームを作ることを、「チームビルディング」といいます。ビジネス研修にコミュニケーションゲームをプログラムとして組み込むと、チームビルディングに効果的です。本記事では、まずコミュニケーションゲームの効果について解説します。そのあと、おすすめのコミュニケーションゲームを20個、「短時間でできるもの」「室内でできるもの」「屋外でできるもの」「オンラインでできるもの」の4つのカテゴリーに分けて紹介します。
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コミュニケーションゲームの効果
コミュニケーションゲームとは、話す・聞く・読む・書くなどメンバー同士でコミュニケーションを取りながら行うゲームのことです。多くのコミュニケーションゲームはチームで協力しないといけない仕組みになってるので、自然とコミュニケーションが活発になります。ビジネス研修に取り入れることで、相互理解の促進や信頼関係の構築、チームビルディングといった効果が得られるでしょう。
短時間でできるコミュニケーションゲーム5選
まずは、短時間でできるコミュニケーションゲームを5つ紹介します。研修の導入のアイスブレイクとしてもおすすめです。
1.伝言ゲーム
「伝言ゲーム」は、チームのメンバーに順番にお題を伝えていき、どのチームが最後の人まで正しい内容を伝えられるかどうかを競うゲームです。
- 効果:親近感の向上
- 人数の目安:1チーム4~6人
- 所要時間:20分程度~
- 用意するもの:紙・マジック×チームの数
- 基本の流れ:
- ファシリテーター(ゲームを進行する人)は、参加者に見えないようにお題の文章を紙に書く
- チームで順番を決めて、一列に並ぶ
- ファシリテーターが合図をしたら、1番目の人が前に出てきて、紙に書かれたお題を確認する(この時声を出さないこと)
- 「よーい、ドン!」の合図で、1番目の人はグループの列に戻り、2番目の人に耳打ちでお題を伝える。同様に、2番目の人は3番目の人に、3番目の人は4番目の人に……と、伝言をつなげていく
- 最後の人が、伝えられた内容を紙に書く。書かれた内容がお題のとおりであれば、成功。
2.GOOD&NEW
「GOOD&NEW」は、24時間以内(無ければ数日以内)にあった「良かったこと(GOOD)」と「新しいこと(NEW)」を発表するというゲームです。
- 効果:相互理解の促進
- 人数の目安:1チーム2~6人
- 所要時間:30分程度~
- 用意するもの:特になし
- 基本の流れ:
- チームに分かれ、一人ずつ順番に24時間以内(無ければ数日以内)にあった「良かったこと」や「新しいこと」を発表していく
- 一人の発表が終わったら、他のメンバーは拍手をしたり言葉を投げかけたりして反応する
- チーム全員の発表が終わったら終了
3.条件プレゼンゲーム
「条件プレゼンゲーム」は、各チームにいくつかのキーワードを与え、チームで協力して、それらをすべて盛り込んだプレゼンを時間内に完成させるというゲームです。
- 効果:チームビルディング
- 人数の目安:1チーム4~6人
- 所要時間:30分程度~
- 用意するもの:特になし
- 基本の流れ:(例を入れながら紹介する)
- いくつかのキーワードを決める(例:ふるさと 観光地 グルメ)
- チームに分かれ、キーワードをすべて盛り込んだプレゼンを一人ずつ発表していく
(例:私のふるさとは京都市左京区です。下鴨神社や貴船神社など、有名な観光地がたくさんあります。おすすめグルメはラーメンです。一条寺エリアはラーメン激戦区になっています。)
4.陰褒めゲーム
「影褒めゲーム」は、一人のメンバーがこの場にいないという設定で、その人のことをとにかく褒めるというゲームです。
- 効果:信頼関係の構築
- 人数の目安:1チーム4~8人
- 所要時間:30分程度~
- 用意するもの:特になし
- 基本の流れ:
- チームに分かれ円になって座る。この時一人だけ外側を向き、他のメンバーは内側を向いて座る
- 外側を向いた人がこの場にいないという設定で、その人の長所や魅力について2~3分語り合う
- 全員を褒め終わったら終了
5.似顔絵当てゲーム
「似顔絵当てゲーム」は、チームのメンバーが書いた似顔絵が誰なのかを当てるゲームです。
- 効果:アイスブレイク
- 人数の目安:1チーム5~6人
- 所要時間:30分程度~
- 用意するもの:紙、ペン
- 基本の流れ:
- チームに分かれ、回答者を一人決める
- 回答者以外のメンバーは、誰かの似顔絵を描く。似顔絵はチームのメンバーもしくはチームとかかわりの深い人とする。描いている途中は、他のメンバーに絵が見えないように注意すること。
- 全員が描き終わったら、一斉に見せ合う。回答者はそれぞれが誰の似顔絵なのかを当てる。
室内でできるコミュニケーションゲーム6選
次に、室内でできるコミュニケーションゲームを6つ紹介します。
1.謎解き脱出ゲーム
「謎解き脱出ゲーム」は、チームで協力して複数の謎を解き、ある空間からの脱出を目指すゲームです。株式会社IKUSA(以下、IKUSA)が提供するの謎解き脱出ゲームは、実際の空間から脱出する「リアル脱出ゲーム」ではなく、机と椅子さえあればどこでも実施可能ですので、研修に気軽に取り入れていただけます。
- 効果:チームビルディング、リーダーシップの向上など
- 人数の目安:1チーム4~6人(全体で30~300人まで)
- 所要時間:2.5時間~3.5時間
- 用意するもの:机、椅子、ペン
- 基本の流れ:
- ストーリー(世界観)とルールの説明
- チームで協力して複数の謎を解き、脱出を目指す
- 結果発表と謎の解説
2.ヘリウムリング
「ヘリウムリング」は、フラフープを使ったユニークなゲームです。
- 効果:チームワーク向上、コミュニケーション活性化など
- 人数の目安:1チーム6~10人
- 所要時間:5分×3回
- 用意するもの:フラフープ×チームの数、ストップウォッチ×1個
- 基本の流れ:
- チームに分かれて全員でフラフープを囲み、それぞれの人差し指にフラフープを乗せる
- 「スタート」の合図で、フラフープを地面へ下ろしていく
- 誰の指からもフラフープが離れることなく地面へ下ろすことができれば成功!指からフラフープが離れてしまったら最初からやり直し
3.ドミノ倒し
「ドミノ倒し」は、チームで時間内にドミノを並べて、どのチームが最も長い時間ドミノを倒れ続けさせることができるかを競うゲームです。
- 効果:創造性やチームワークの向上
- 人数の目安:1チーム4~6人(全体で5~100人まで)
- 所要時間:1時間~2時間
- 用意するもの:ドミノ(各チーム100~200個)
- 基本の流れ:
- チームに分かれ、作戦を立てる(5分)
- ドミノを並べる(10分)
- 1チームずつドミノを倒していき、時間を測定する。最も長い時間ドミノを倒れ続けさせることができたチームが優勝
4.ストロータワー
「ストロータワー」は、ストローを曲げたり切ったり、セロハンテープで貼ってつなげたりして、できるだけ高いタワーを作るというゲームです。
- 効果:創造性やチームワークの向上
- 人数の目安:1チーム4~6人(全体で最大100人まで)
- 所要時間:30分~2時間
- 用意するもの:先の曲がるストロー(12~200本)・ハサミ(1本)・セロハンテープ(1本)×チームの数
- 基本の流れ:
- チームに分かれ、作戦を立てる(5分)
- 試作品を作る(15分)
- 試作品を踏まえて、再度作戦を立てる(5分)
- 競技本番(15~60分)
- 各チームのタワーを測定する。最も高いチームが優勝
- 主催者側の総評・チームで振り返り
5.マーダーミステリー研修
「マーダーミステリー研修」は体験型の推理ゲームです。参加者は事件の登場人物になりきり、物語の中で役割を演じながら目的の達成や、真実を見つけ出すことを目指します。参加者は臨機応変に自分の意見や立場を相手に明確に伝えたり、時には駆け引きする力も試されます。
社会人の基礎的な力をはじめ、主体的な行動力、論理的な思考力、交渉力を身に付けられる内容になっています。
6.マシュマロチャレンジ
「マシュマロチャレンジ」は、マシュマロとパスタの乾麺などを使って、できるだけ高いタワーを作るというゲームです。
※基本ルール:タワーの上にはマシュマロを置く、テープで足場を固定するのはNG、パスタ・テープ・紐の切り貼りはOK
- 効果:PCDAサイクルの習得、チームビルディング
- 人数の目安:1チーム4人(全体100人まで)
- 所要時間:1.5時間~2時間
- 用意するもの:マシュマロ(1個)・パスタの乾麺(20本)・テープ(90cm)・紐(90cm)・ハサミ(1本)×チームの数
- 基本の流れ:
- チームに分かれて作戦を立て、与えられたもののみを使ってタワーを立てる(18分)
- 各チームのタワーを測定する。最も高いチームが優勝。
- 振り返りの時間を設け、2、3を数回繰り返す
屋外でできるコミュニケーションゲーム5選
次に、屋外でできるコミュニケーションゲームを5つ紹介します。
1.チャンバラ合戦
「チャンバラ合戦」は、スポンジの刀を使って相手の腕についた命(カラーボール)を落とし合うというゲームです。ルールがシンプルなので、役職や年齢・性別に関係なく楽しんでいただけます。軍議(作戦タイム)と合戦を繰り返す中で、自然とチームワークも高まるでしょう。
- 効果:PCDAサイクルの習得、チームビルディングなど
- 人数の目安:10~1,000人まで
- 所要時間:2時間~2.5時間
- 用意するもの:特になし(IKUSAがすべて用意します)
- 基本の流れ:
- ルール説明(※合戦MCがデモンストレーションを交えながら行います)。
- 準備運動&チャンバラ合戦の練習
- チームに分かれて戦略を立てる軍議タイム
- 合戦本番
- 3、4を繰り返す
- 順位発表と表彰式
2.サバ研
「サバ研」とは、IKUSAが提供する「サバイバル研修」の略称です。サバイバルゲームを通して、近年注目を集めるフレームワーク「OODA LOOP」を学ぶことができます。
- 効果:OODA LOOPの習得、チームビルディングなど
- 人数の目安:1チーム4~6人(全体で20~80人)
- 所要時間:3時間~7時間
- 用意するもの:着替え、靴、タオル、帽子、水分
- 基本の流れ:
- ルール説明
- チームに分かれて戦場のチェックポイントを回りながらミッションを遂行する
- ブリーディング(作戦タイム)
- 2,3を繰り返す
- 振り返りミーティングと結果発表
3.ロゲイニングカード
「ロゲイニングカード」は、街の中からカードに書かれたお題をどれだけ見つけられるかを競うゲームです。
- 効果:チームビルディング
- 人数の目安:1チーム3~4人(全体で5~100人以上)
- 所要時間:2時間~4時間
- 用意するもの:専用のキット※レンタルの場合は5万円(20人まで)~です。
- 基本の流れ:
- スタート地点で各チームに45枚のお題カードを配布する
- チームで街の中や自然の中を歩き回り、カードに書かれているものを見つける
- カードに書かれているものを見つけたら、カードと一緒に写真を撮る。写真1枚につき10ポイント獲得。カードは1度しか使えない。
- 制限時間内に最も多くのポイントを獲得できたチームが優勝
参考:アウトドアでチームビルディング研修「ロゲイニングカード」 | ゲーム研修なら株式会社HEART QUAKE
4.目的地移動ゲーム
「目的地移動ゲーム」は、チームで協力して、その名の通り目的地を目指して移動するゲームです。バスやタクシー、電車などの交通機関を利用することはできません。
- 効果:チームワーク向上、信頼関係の構築
- 人数の目安:1チーム3人
- 所要時間:半日程度
- 用意するもの:アイマスク(またはハチマキ)×チームの数
- 基本の流れ:
- チーム内で「目隠しをする人」「声かけのみでサポートする人」「声を出さずにサポートする人」の役割を決める
- 目隠しをした人を2人でサポートしながら、目的地に一番早くたどり着くことができたチームが優勝
5.ピンポン玉リレーゲーム
「ピンポン玉リレーゲーム」は、スプーンを使って、ピンポン玉をリレー形式でゴールまで運んでいくゲームです。
- 効果:チームワーク向上、信頼関係の構築
- 人数の目安:1チーム4~6人程度
- 所要時間:数十分程度
- 用意するもの:ピンポン玉・スプーン(お箸でも可)×チームの数
- 基本の流れ:
- チームに分かれて走る順番を決める
- スプーン(またはお箸)にピンポン玉を乗せ、リレー形式でゴールまで運ぶ。ピンポン玉を落としてしまったら、その地点からやり直し。最も早くゴールできたチームが優勝。
オンラインでできるコミュニケーションゲーム6選
日本でもテレワークが普及しました。メリットも多いテレワークですが、コミュニケーションの機会が減ってしまったと悩む企業も少なくありません。最後に、オンラインでできるコミュニケーションゲームを6つ紹介します。
1.リモ謎
「リモ謎」は、IKUSAが提供する「リモートワーク謎解きチームビルディング」の略称です。チームで協力して謎を解き、ある空間からの脱出を目指します。
- 効果:オンラインでのコミュニケーション活性化、チームビルディングなど
- 人数の目安:1チーム4~6人(全体で20人~1,000人まで)
- 所要時間:1時間~2.5時間
- 用意するもの:パソコン(スマートフォン、タブレットでも可)、インターネット環境、Zoomなどのビデオチャットツール
- 基本の流れ:
- ストーリー(世界観)とルールの説明
- チームで協力して複数の謎を解き、脱出を目指す
- 結果発表と謎の解説
2.リモBako
「リモBako」は、前項で紹介した「リモ謎」と、オンラインイベント開催プラットフォーム「reBako」がコラボレーションした謎解きパーティーゲームです。
※「reBako」とは……オンラインイベント開催プラットフォームです。実際の会場のように、好きなところに自由に移動することができます。事前のアプリダウンロードは不要です。
- 効果:オンラインでのコミュニケーション活性化、チームビルディングなど
- 人数の目安:1チーム4~6人
- 所要時間:1時間~2時間(入場時間除く)
- 用意するもの:パソコン(スマートフォン、タブレットでも可)、インターネット環境(Wi-Fi環境または有線続必須)、reBako
- 基本の流れ:
- オープニング・ルール説明
- 断片的な謎の情報が与えられる
- reBakoの会場に集まり、チームで協力しながら会場内に隠されたヒントを探しながら謎を解いていく
- 結果発表と謎の解説
3.リモ探
「リモ探」とは、チーム(大グループ)内で情報を共有・整理して、制限時間内に「あるミッション」のクリアを目指すというゲームです。
- 効果:リーダーシップやファシリテーション能力の向上など
- 人数の目安:1チーム3~20人(全体で10~200人)
- 所要時間:1時間~1.5時間(入場時間除く)
- 用意するもの:パソコン(スマートフォン、タブレットでも可)、インターネット環境、Zoomなどのビデオチャットツール
- 基本の流れ:
- 大グループの中でさらに小グループに分かれる。各小グループには、それぞれ異なる情報が与えられる。
- 小グループ内で話し合い、対処法を考える
- 大グループで各小グループの情報を共有して、推理する
- 一旦小グループに戻って話し合い、分析したり仮説を立てたりする
- 大グループで最終的な答えを出す
- 結果発表と解説
- 解説をもとに小グループで振り返り
4.合意形成コンセンサスゲームONLINE
「合意形成コンセンサスゲームONLINE」は、チームで話し合い、ある物語においてどのアイテムが重要か、優先順位をつけていくというゲームです。
- 効果:リーダーシップやファシリテーション能力の向上など
- 人数の目安:1チーム5~8人(全体で10~200人)
- 所要時間:1時間~1.5時間(入場時間除く)
- 用意するもの:パソコン(スマートフォン、タブレットでも可)、インターネット環境(Wi-Fi環境または有線接続)、Zoomなどのビデオチャットツール
- 基本の流れ:
- オープニング・ルール説明
- 予期せぬ事態が発生したという設定で、まずは個人でアイテムの優先順位を考える
- チームで話し合いながらアイテムの優先順位を決める
- 解説・要点まとめ
- チームで振り返り
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5.オンラインクイズ大会
「オンラインクイズ大会」は、その名の通りオンラインで実施するクイズ大会です。クイズはカスタマイズもできるので、社内の人にしかわからないようなネタを取り入れれば、自然とコミュニケーションも活発になるでしょう。テレワークにより減ってしまった「気軽なコミュニケーション」の機会を増やしたいという方におすすめです。
- 効果:オンラインでのコミュニケーション活性化
- 人数の目安:10~1000人
- 所要時間:30分~1時間(入場時間除く)
- 用意するもの:パソコン、スマートフォン、インターネット環境(Wi-Fi環境または有線接続)、Zoomなどのビデオチャットツール
- 基本の流れ:
- オープニングとルール説明
- スマートフォンからクイズシステムにアクセスする
- パソコン(ビデオチャット)上で出題されるクイズを見ながら、スマートフォンで回答を送信する
- 順位発表と表彰(※システムが自動で集計します)
6.謎パ
謎パはリアルでもオンラインでもできる謎解きとパズルを組み合わせた「全員協力必須」の謎解きゲームです。参加者全員でチームを組んで、謎のかけらを集めて謎を解いてミッションのクリアを目指します。
参加者同士で一丸となってパズルを解くので、達成感を味わうことができます。参加者全員で交流できて、社員の士気向上に繋がるゲームです。リモートワークで希薄化したコミュニケーションの改善を図りたい企業様におすすめです。
- チーム人数:全員で1つのチーム
- 全体人数:10〜600人
- 求められるスキル:コミュニケーションスキル(要点を伝える・ほかの人の話を聞くなど)、ひらめき力など
まとめ
コミュニケーションゲームには、本記事で紹介した以外にもさまざまなものがあります。チームビルディング、相互理解の促進、アイスブレイクなど、得られる効果もゲームによって異なりますので、まずはゲームを導入することでどんな課題を解決したいのか、目的を明確にすることが大切です。
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