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updated: 2024 

「飲み会がつまらない」と社員が感じる理由│飲み会の盛り上げ方や誘い方を解説

「飲み会がつまらない」と社員が感じる理由│飲み会の盛り上げ方や誘い方を解説

お酒を飲みながら社員同士のコミュニケーションを促進することを目的に、職場の人たちとの「飲み会」がこれまで多く活用されていました。

しかし、最近では若者を中心に飲み会を「不要」や「つまらない」と感じる人が増えている背景もあります。

本記事では、社員が「飲み会がつまらない」と感じる理由と、社員を飲み会に誘うときに気をつけるべきポイントを解説します。

併せて、飲み会が盛り上がる方法やゲームを紹介しますので、自社で飲み会を検討している方は、参考にしてみてください。

 

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職場での飲み会の必要性が低下している

日本社会では昔から、お酒を飲みながら職場の人たちとの交流を深める習慣があります。これは、お酒を飲む+コミュニケーションを合わせた「飲みニケーション」という造語も作られ、今でも定期的に飲み会を開催する職場は少なくないでしょう。

しかし、日本生命保険相互会社が実施している「飲みニケーション」の調査によると、近年では、飲みニケーションの必要性を感じない人たちが増えているとされています。

20211117日に発表された、男女7,774人を対象とした最新の調査では、飲みニケーションを「必要だとする人(必要・どちらかといえば必要の合計)」は38.2%、「不要だとする人(不要/どちらかといえば不要の合計)」は61.9%という結果でした。

昨年度における同様の調査では、必要派は54.3%、不要派は45.7%であり、最新の調査で初めて不要派が必要派の数を上回りました。

不要派の男女の割合をみると、男性が55.8%だったのに対して女性は67.8%と、女性の方が飲みニケーションを不要とする割合が多い傾向でした。

年代別の回答では、不要派が最も多いのは20代までの若者で66.1%。次いで60代以上の63.7%でした。一方で、必要派が一番多かったのは30代で39.8%、次いで50代の39.7%となりましたが、全年代で不要派の方が多い結果となりました。

それぞれの意見の理由については、不要派の多くは「気を遣うから」が一番多く、必要派は「本音を聞ける・距離を縮められる」ことが挙げられています。

参考:ニッセイ インターネットアンケート│日本生命保険相互会社

20代の4人に1人はお酒を「まったく飲まない」

株式会社バザールが運営するワイン情報サイト「ワインバザールニュース」では、20歳以上の男女6,553人を対象に、「お酒を飲む頻度」に関する調査を実施(期間:2019211日~13日)しました。

同調査の「お酒をどのくらいの頻度で飲むか」という質問に対し、回答者の24.7%(約4人に1人)が「まったく飲まない」と回答。同社が2016年に行った前回調査と比較すると、最新の2019年での調査では「まったく飲まない」の回答が1.6ポイント増加しました。

また、お酒を飲む頻度の質問に対しては、2029歳では「毎日飲む」が10.6%であるのに対し、60歳以上では28.5%と3倍近い差がひらくという結果になりました。

近年の「若者の酒離れ」が徐々に進行していることも、飲みニケーションの必要性が低下している一つの要因と考えられるでしょう。

参考:4人に1人が「まったく飲まない」。日本人のアルコール離れは進んでいる? 若い世代は特に顕著に│ワインバザールニュース

社員が「飲み会がつまらない」と感じる5つの理由

職場の人を飲み会に誘いたいと思っても、相手が飲み会に前向きでなければ良いコミュニケーションや相互理解につなげるのは難しいでしょう。

双方が気持ちよくコミュニケーションを図るためにも、まずは「飲み会がつまらない」と感じる理由についてしっかりと理解することが大切です。

周りの人に気を遣う

先程紹介した日本生命保険相互株式会社による「飲みニケーション」の調査にもあるように、飲み会がつまらないと感じる一番の理由として「気を遣うから」ということが挙げられます。

特に新入社員や中堅社員などは、自身の置かれている立場からも、上司や先輩へ気を遣わなければならないという思いがあります。それがストレスとなり、飲み会を純粋に楽しめないことが「つまらない」と感じてしまう原因となっています。

また、「一杯目はビールを頼む」「お酒がグラスの1/3以下になったらお酌をする」などの、いわゆる飲み会のマナーを苦痛に感じ、気疲れして純粋にお酒を楽しめないことも理由として上げられます。

仕事の延長と感じる

職場の飲み会が仕事の延長と感じてしまうことも、飲み会がつまらない一つの理由となっています。

形式上は飲み会であるものの、上司や先輩などの職場の人がいると「仕事感」が抜けず、仕事後のプライベートの時間を職場に拘束されていると感じてしまう人は一定数存在します。

お酒が好きではない

先程紹介した、株式会社バザールの「お酒を飲む頻度」に関する調査からも、主に若手世代を中心に、日常的にお酒を飲む頻度が減少傾向にあることも飲み会の必要性が低下する一つの原因です。

好きでもないお酒を飲むだけで疲れてしまうこともあり、飲み会がつまらないと感じてしまいます。

拘束時間が長い

職場の飲み会が行われるのは、基本的には業務時間外(業務後)です。本来であればプライベートの時間であるのにも関わらず、その時間を飲み会で拘束されることがストレスに感じてしまうことも理由のひとつでしょう。

プライベートの時間を重視する社員も存在し、貴重な時間を職場の飲み会に費やすのを避けたいと思う人も少なくありません

お金がもったいない

飲み会に参加するにはある程度のお金が必要になりますが、「お金がもったいないから飲み会に参加したくない」と思う人も一定数存在します。

国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、会社員(給与所得者)の平均年収は、ここ20年ほどは400万円台で推移し、昭和の時代に比べても給与が上がりにくい状況が続いています。

参考:民間給与実態統計調査│国税庁

一回の飲み会に参加すると3,0005,000円程度の参加費が必要であり、それが二次会、三次会へと進むに連れて出費は増えます。特に新人、若手社員は上司と比べても給与が低いことがほとんどであり、飲み会への出費が負担に感じることも多いでしょう。

「飲み会がつまらない」と感じる社員を誘うときに意識したい3つのこと

飲みニケーションが不要と感じる人がいる一方で、飲みニケーションによる交流促進の効果を期待できる場面はあります。

これから紹介する内容を意識しながら相手を誘うことで、お互いが有意義な時間を過ごせることにつながるでしょう。

お酒を「飲む・飲まない」の自由を尊重する

飲み会に参加しても、お酒を強要することは避けるのが望ましいでしょう

特に新入社員や若手社員は、上司からお酒を勧められると断りにくく、それが気疲れに繋がってしまいます。また、場合によってはアルハラ(アルコールハラスメント)につながる危険性も考えられます。

お酒の強要以外にも、「一杯目はビールを頼む」「お酒がグラスの1/3以下になったらお酌をする」などの飲み会のマナーも撤廃することで、好きな物を食べ飲みしながら楽しい飲み会を過ごすことに繋がります。

終了時間を明確にする

プライベートを大切にしたい人、家事・育児などの家庭のことをしなければならない人など、職場にはさまざまな価値観や事情を持つ人がいます。

そのため、飲み会の時間を過ぎても飲み続けたり、二次会へ半ば強制的に声をかけたりするのは避けましょう。

飲み会の冒頭に終了時間を明確に伝えることで、家庭の事情がある人も安心して飲み会に参加できるようになります。

参加費を会社側が負担する

社内コミュニケーションの一環として飲み会を開催する場合には、可能であればそれらの費用を会社側で負担するのも、飲み会に参加してもらうための一つの工夫です。

社員の「飲み会への出費」を減らす工夫ができれば、飲み会へ参加するハードルも下がるでしょう。

飲み会を盛り上げるおすすめの方法

社内コミュニケーションの促進として飲み会を開催するなら、会が盛り上がった方がメンバー同士の交流も深まります。ここでは、飲み会を盛り上げるおすすめの方法を紹介します。

全員が楽しめるゲームを企画する

年齢や性別などに関係なく、参加者全員が楽しめるゲーム企画は飲み会を盛り上げられます。ゲームであれば、お酒が苦手な人でも楽しめるという利点も魅力的です。

ゲームをしながら自然な会話やコミュニケーションが図れ、普段はなかなか話せない人とも会話でき、相互理解の促進にも期待できるでしょう。

若手社員へ積極的にコミュニケーションを図る

交流の場ではあるものの、新入社員や若手社員から上司へ話しかけるには気を遣ってしまうものです。

職場の飲み会では、まずは上司や先輩から部下へ積極的にコミュニケーションを図ることで、新入社員や若手社員が話しやすいような雰囲気を作ることができます

参加者全員が話しやすい雰囲気になることで会話も弾み、飲み会を盛り上げることにつながります。

飲み会が盛り上がるゲーム3

ここからは実際に飲み会が盛り上がるゲームを紹介します。

1.マジョリティゲーム

2択のお題を出し、人数の多い回答を選んだ人が残っていくゲームです。例えば、「朝食はご飯派かパン派か?」というお題を出し、「ご飯」と回答した人が多ければその人たちは次のお題に進みます。

最後まで残った2人が勝利となります。お題され用意できれば、誰でも気軽に参加できるゲームです。

2.名前の漢字あてゲーム

選ばれた社員の名前の漢字を当てるゲームです。普段、職場では苗字で呼ぶことが多く、下の名前の漢字まで明確に覚えている人は多くはないでしょう。

選ばれた人は話題や自己紹介の機会として活用でき、簡単なアイスブレイクとしてもおすすめです。

3.ビンゴ大会・クイズ大会

ビンゴ大会やクイズ大会は、飲み会の定番ゲームといえるでしょう。景品を用意することで、飲み会への参加意欲も高まるでしょう。

また、クイズ大会であれば社員のことに関係するクイズを出題することで、チーム内で相互理解が深まることも期待できます。

オンライン飲み会が盛り上がるゲーム3

オンライン飲み会で実施できるゲームを紹介します。

1.リモ謎

リモ謎は、株式会社IKUSAが提供するオンライン謎解きアクティビティです。参加者はチームで協力しながら謎を解き、制限時間内にミッションクリアを目指します。チームで謎を解いていく中で自然とコミュニケーションが図れ、チームワークの向上に繋がります。

参加者は、パソコンとインターネット環境があればどこからでも気軽に参加できるため、オンライン飲み会のゲーム企画としてもおすすめです。

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2.オンラインクイズ・ビンゴ大会

株式会社IKUSAが提供するオンラインクイズ・ビンゴ大会では、数々のオンラインイベントで経験を積んだプロのMCが司会進行を務めます。

プロのMCによるゲーム進行でオンライン飲み会に楽しい雰囲気を作り出すことができます。

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3.オンラインフードデリバリー

オンライン飲み会ではお酒や料理の準備が必要です。参加者自身で用意するのも良いですが、せっかくならみんなで同じものを食べた方が会話も弾むでしょう。

そんなときに活用できるのが、株式会社IKUSAが提供する企業向けのフードデリバリーサービスオンラインフードデリバリー」です。

有名店で修行を重ねたプロのシェフがプロデュースした本格的な料理を、和食・洋食・中華などから好きなメニューを選び、参加者全員の自宅で楽しむことができます。

料理だけではなく、飲み会で実施するオンラインイベントの企画から運営までもサポートしてもらえるのが、オンラインフードデリバリーの大きな特徴です。

4品の料理から1品ずつ食べて、各料理の金額と合計金額を当てる「グルメチキンレースゴチバトルONLINE」をはじめとする様々なゲームが、美味しい料理と一緒に楽しめます。

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まとめ

職場の飲み会がつまらないと感じる方は一定数いますが、その一方で、コミュニケーションの促進や交流の機会として飲み会を活用できる場面も多くあります。

飲み会に誘う側は、相手が「飲み会がつまらない」と感じる理由をしっかりと理解し、誘う側(主催者側)と誘われる側のどちらも楽しめる飲み会を企画することが大切です。

オンライン・オフラインを問わずに、飲み会では参加者全員が楽しめるゲームを取り入れることがおすすめです。飲み会を盛り上げられ、メンバー同士のコミュニケーションを促進させることにつながります。

 

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この記事を書いた人

IKUSA.jp編集部
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