updated: 2024
簡単にできるコミュニケーションゲーム20選│室内・屋外・オンライン向けまで
目次
コミュニケーションゲームは、メンバー同士の交流を促進できるプログラムとして、社内研修やチームビルディングなどの場面で活用されます。
しかし、様々な種類のゲームがある中で、どのようなゲームを選べばいいか悩んでいる方もいることでしょう。
本記事では、簡単にできるコミュニケーションゲームについて、室内・屋外・オンラインのそれぞれに区分して合計20例紹介します。
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室内で簡単にできるコミュニケーションゲーム10選
まずは室内で簡単にできるコミュニケーションゲームを紹介します。
1.盛り上がる自己紹介3選
誰でも一度は初対面の人に「自己紹介」をしたことがあるでしょう。自己紹介は、ちょっとしたアレンジを取り入れることで、コミュニケーションゲームとしても活用できます。ここでは3つのアレンジ例をお伝えします。
- 他己紹介:2人でペアになり、相方へインタビューした内容を他のメンバーへ紹介する。
- サイコロ自己紹介:お題を記載したサイコロを振り、出た目の内容に沿って自己紹介をする
- 嘘つき自己紹介:3つのキーワードの中に1つだけ嘘を混ぜて自己紹介をし、他のメンバーはどれが嘘かを当てる。
このようなアレンジを加えることで、これまでの自己紹介とは少し異なるゲームとなり、楽しみながらコミュニケーションがとれます。
2.自分史ワーク
自分史ワークとは、自分自身の育ちや経歴、学生のときの部活動、会社に入った理由などを制限時間内に他のメンバーへ伝えるゲームです。
相手の考え方や価値観を知ることでメンバー同士の相互理解の促進に繋がると同時に、時間内に話の要点をまとめて簡潔に話す練習にもなります。
3.私は誰でしょうゲーム
参加者全員に、自分の意外な一面や特技・趣味、経歴などを一枚ずつ紙に書いてもらいます。司会者は集めた紙をシャッフルし、無造作に紙を一枚取り出して書かれている内容を読み上げます。
参加者はその内容が誰のものなのかを考え、「この人だ」と思う人を一斉に答えるというゲームです。他のメンバーの意外な一面を知ることができるため、会話のきっかけになるでしょう。
紙とペンを用意できれば簡単にできるゲームのため、自己紹介も兼ねたアイスブレイク、チームビルディングとしても活用できます。
4.グッドアンドニュー(Good & New)
グッドアンドニューは、一人ひとりが24時間以内に起きた嬉しいニュースを他のメンバーへ伝えるゲームです。
アメリカの教育学者ピーター・クライン氏が考案したゲームで、チームビルディングやコミュニケーションの促進などを目的に実施されています。
自分史ワークと同様に、発表者の考え方や価値観を知ることができるため、メンバー同士がお互いを理解するきっかけになるでしょう。
また、コミュニケーションゲームは、楽しく進めることが大切です。最初は3日間や1週間と期間を長めに設定し、慣れてきたら24時間以内にするなど、メンバーの様子を見ながら条件を決めると良いでしょう。
5.十人十色
十人十色は、お題の回答を決める人を1人選び、各チームで協力して答えを当てるゲームです。
例えば、「国民的アイドルと聞いて思い浮かぶ人(グループ)は?」という問いに対して2〜3つほど選択肢を用意し、「お題の回答を決める人」の回答とチームの回答が一致したら得点を獲得できます。
お題は「好きな食べ物」「出身地」「趣味」など、自己紹介に紐付けた出題も可能です。簡単なルールながらも、ゲームを通してチームの一体感が高まるでしょう。
6.マシュマロ・チャレンジ
マシュマロ・チャレンジは、マシュマロと乾燥パスタを使い、一番高い塔を作ったチームが勝利となるゲームです。
マシュマロと乾燥パスタだけで自立した塔を作り、さらに塔の上にマシュマロを置かなければなりません。チームでコミュニケーションをとりながら、協力していく必要があるでしょう。
ゲーム中は自然と全員が会話に参加できるようになり、交流やチームワークが深まります。
マシュマロ・チャレンジを実際にやってみた動画はこちらです。ご興味のある方はぜひご覧ください。
7.新聞ちぎりゲーム
一枚の新聞紙を制限時間内に一番長く切ったチームが勝利となるゲーム。新聞紙があれば、どこでも手軽に実施できるので、事前準備が必要ないのが魅力でしょう。また、指先を動かすことで脳が活性化されるので、研修や会議前のアイスブレイクとしても最適です。
個人戦でも十分に楽しめますが、チーム戦で行うのもおすすめです。新聞をバトンとしてリレー方式に切り取っていくルールにすることで、コミュニケーションの促進も期待できます。
チームで「どのような形に切り取れば長くできるか」を話し合うことで、発想力や協調性の向上が期待されます。
8.紙ヒコーキ飛ばし
折り紙で紙飛行機を作ることは、誰もが小さい頃に一度は遊んだことがあるのではないでしょうか。紙ヒコーキ飛ばしはその名の通り、チームで協力して折り紙で紙飛行機を作り、一番遠くに飛ばせたチームが勝利となります。
折り方の工夫などをメンバー同士で教え合うことで自然と会話も広がり、コミュニケーションの促進に繋がるでしょう。
9.共通点探しゲーム
共通点探しゲームは、メンバー同士で会話をしながらお互いの共通点を探すゲームです。参加者が多い場合には数人のチームに分けて、制限時間内で会話をしながら共通点を見つけます。
ゲーム後にお互いの共通点をいくつ見つけられたかを発表します。複数のチームで分かれて行う場合には、より多くの共通点を見つけたチームが勝利となります。
お互いの共通点を見つけるために自然と会話が広がり、活発なコミュニケーションが期待できます。メンバー同士で意外な共通点が見つかることもあり、初対面の人同士の交流のきっかけとしても活用できるゲームです。
10.バースデイライン
バースデイラインは、メンバーが制限時間内に、誕生日順に一列に並ぶゲームです。一見するとシンプルなルールですが、ゲーム中は口頭でのコミュニケーションが禁止されています。
そのため、アイコンタクトや身振り手振りなどのコミュニケーションのみで相手と意思疎通を図ることが求められます。
ゲームを通して、非言語コミュニケーション(ノンバーバルコミュニケーション)のみでの意思疎通の難しさを実感できると同時に、相手の意志を汲む能力を育めますよ。
屋外で簡単にできるコミュニケーションゲーム4選
続いて、屋外で簡単にできるコミュニケーションゲームを紹介します。
1.チャンバラ合戦
「チャンバラ合戦」は、株式会社IKUSAが提供する大人数参加型の合戦アクティビティです。スポンジ製の刀を使って、相手の肩に付いたボールを落とすというシンプルかつ簡単なルールです。
老若男女問わずに楽しる一方で、戦(いくさ)のときには、当時の合戦さながらの真剣な戦いが繰り広げられ、ゲームも盛り上がります。戦で勝利を手にするには、チームで戦略を練り、目標に向かった協力が必須です。
メンバー同士でコミュニケーションを図りながら、チームワークの向上に繋がるゲームとしておすすめです。
2.ブラインドスクエア
ブラインドスクエアは、リーダー以外のメンバー全員が目隠しをしながら、制限時間内に一本のロープを使って真四角の形を作ることを目指すゲームです。
声がけのみのコミュニケーションでロープを真四角にすることは意外と難しく、リーダーによる指示の正確さやメンバー同士の連携が求められます。ゲームを楽しみながらもリーダーシップやチームワークの向上が期待されるため、チームビルディングに繋がるでしょう。
3.エビバディ・アップ
エビバディ・アップは、メンバー同士で手を繋ぎ、足先を揃えた状態から一緒に立ち上がることを目指すゲームです。
最初は2人1組からスタートし、徐々に3人1組、4人1組と参加人数を増やし、最終的にはメンバー全員で立ち上がることを目指しましょう。
「一緒に立ち上がるだけ」という簡単なルールですが、立ち上がるタイミングを合わせるために声を掛け合うといった協力が必要です。同じ目標に向かって行動するため、チームワークの向上が期待できます。
4.目的地移動ゲーム
3人1組でチームを構成し、メンバーで協力しながら目的地を目指すゲームです。
3人はそれぞれ「目隠しをする人」「声を出さずに、目隠しをした人をサポートする人」「声を出して目的地まで誘導する人」に分かれます。
コミュニケーションの方法が異なるメンバー同士が、各々の役割を理解した上で目標に向かって協力していくことで、チームでの役割分担やチームワークの大切さを学べるゲームとなっています。
オンラインで簡単にできるコミュニケーションゲーム6選
リモートワークの普及に伴い、オンライン研修を導入するケースも増えています。次は、オンラインで簡単にできるコミュニケーションゲームを紹介します。
1.リモ謎SHORT
リモ謎とは、株式会社IKUSAが提供するオンライン謎解きゲームです。参加者は物語の主人公になり、メンバーと協力しながら出題される謎を解いてゲームクリアを目指します。一人では解けない謎もあり、メンバー同士でのチームワークやコミュニケーションが求められるため、チームビルディングが期待できます。
リモ謎にはいくつかのプランがありますが、短時間で実施したい場合におすすめなのが、全ての行程を含めて60分以内で完結する「リモ謎SHORT」です。リモ謎の面白さはそのままに、短時間でサクッとコミュニケーションゲームを取り入れたいときには、ぜひ活用してみてください。
2.書き出しゲーム
お題に関連するキーワードを連想し、ひたすら紙に書き出していくゲームです。例えば「赤い食べ物」というお題であれば、りんご・トマト・イチゴ……と、思い浮かぶキーワードをひたすら紙に書いていきます。
制限時間内に一番多くのキーワードを書き出せた人が勝利となり、チーム対抗戦としても楽しめます。
ゲームの後は、一人ひとりがお題に対してどのようなキーワードを思い浮かべたのかを共有することで、その人の考え方や価値観を知るきっかけとなります。簡単なルールながらも、メンバー同士の相互理解やチームビルディングとしての効果が期待できるゲームです。
3.ヒーローインタビュー
1人がヒーロー役、その他のメンバーはインタビュアー役となり、スポーツ中継のヒーローインタビューを疑似体験するゲームです。
「これまでの人生で一番嬉しかったこと」「思い出に残っているエピソード」「学生時代の面白い話」など、インタビューのテーマは自由。相手のことを深く知ることができる質問をすることで、メンバー同士の距離も縮まり、相互理解やチームビルディングの促進が期待できます。
一回のインタビューの時間を5分程度に設定し、メンバー全員がヒーロー役になるまで順番を回しましょう。
4.流れ星
参加者が「流れ星」「月」「木」のイラストを一枚の紙に描き、完成した絵を一斉に見せ合います。おそらく、同じテーマで描かれた絵であっても、絵のタッチや構図は描き手によって異なることがほとんどでしょう。
流れ星は、ゲームを通じて「メンバー各々の考え方や価値観は違う」ということを実感できるコミュニケーションゲームです。
ゲームを楽しみながらも、適切なコミュニケーション方法を考えるきっかけになるでしょう。
5.ハートマークを作る
ZoomやGoogle Meetなどのオンラインビデオチャットツールの画面上にて、メンバー全員で協力して1つのハートマークを作るゲームです。
多くのオンラインビデオチャットツールには、自身の姿を他のメンバーのパソコン画面上に映し出すギャラリービュー機能が搭載されています。この機能を活用して、メンバーでハートマークを作っていきます。
オンライン上でのコミュニケーションはリアル(対面)と異なり、相手の状況がわかりづらいことがあります。そのような中で協力してハートマークを作るには、全員が正確に情報を共有する必要があるでしょう。ギャラリービュー機能は人によって並び順が異なる場合があり、その場の状況判断と情報交換がゲームクリアのカギになります。
簡単なルールですが、ゲームを通してオンラインでコミュニケーションをとることの難しさと、正確な情報交換の大切さを学べます。
6.ジェスチャーゲーム
ジェスチャーゲームはその名の通り、参加者の一人がお題に沿ってジェスチャーを行い、他のメンバーが制限時間内にそのお題を当てるゲームです。
ゲーム中の会話は禁止で、非言語コミュニケーション(ノンバーバルコミュニケーション)のみ可能です。ゲームをクリアするには、ジェスチャーをする人は表現力が、その他のメンバーには情報を正確に汲み取る能力が求められます。
ジェスチャーゲームはチーム戦としても楽しめます。チーム戦で行う場合には、参加者の中からジェスチャー役を選出し、チームで協力してお題を当てます。正解したら別の人がジェスチャー役となり、元々ジェスチャー役をしていた人は回答側に回ります。
このサイクルを繰り返し、全員にジェスチャー役が回ったところでゲーム終了。お題を当てた回数が多いチームの勝利となります。
ゲームを通して、コミュニケーション能力やチームワークの向上に効果が期待できますよ。
ジェスチャーゲームを実際にやってみた動画はこちらです。ご興味のある方はぜひご覧ください。
コミュニケーションゲームの効果を高める3つのポイント
それでは最後に、コミュニケーションゲームの効果を高めるポイントについて解説します。
1.目的を明確にする
コミュニケーションゲームの効果を高めるには、「なぜコミュニケーションゲームを実施するのか」という目的を明確にする必要があります。
「チームの仲を深める」「相互理解の促進を目指す」など、コミュニケーションゲームを研修やチームビルディングに取り入れる目的を明確にすることで、その目的の達成に適したゲームを選べます。また、ゲーム終了後に振り返りを行いやすくなるのも、目的を明確にするメリットです。
2.誰でも楽しめるゲームを選ぶ
知識、経験、能力などによっては、一部の人が楽しめないこともあります。 例えば、運動系のコミュニケーションゲームは、運動が苦手な人にとって楽しむことが難しいかもしれません。
そのため、研修やチームビルディングとしてコミュニケーションゲームを選ぶ際には、参加者の誰もが楽しめるゲームを選びましょう。
3.ゲームの後には振り返りをする
単に研修やチームビルディングを目的に、コミュニケーションゲームを取り入れただけでは、参加者が楽しんだだけで終わってしまうかもしれません。ゲーム終了後は目的が達成できているかの確認作業が必要です。
ゲームを通して、参加者一人ひとりがどのような発見や気づきを得られたのかを振り返りましょう。ゲーム後にしっかりと振り返りを行うことで、ゲームで得られた知識や経験を客観的に見ることができます。ゲームの効果をさらに高められるでしょう。
まとめ
コミュニケーションゲームにはさまざまな種類があり、チームワークの向上や相互理解の促進などの効果が期待できます。社内研修やチームビルディングなどでコミュニケーションゲームを選ぶ際には、目的や参加人数に合ったゲームを選びましょう。
また、コミュニケーションゲームを実施した後には必ず振り返りを行うことで、参加者自身が新たな気づきを得られ、より効果的な研修の実施に繋がります。
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