グループワーク企業研修

updated: 2024 

グループワークとは?研修で実施するメリット、企画・準備の方法を解説

グループワークとは?研修で実施するメリット、企画・準備の方法を解説

グループワークは、グループ形式で課題に取り組む学習手法で、アクティブラーニングの1種です。主体性を高め、学びを深める効果が高いため、研修などに導入されています。

本記事では、グループワークとは何か、グループディスカッションとの違い、研修への導入状況、実施するメリット、企画・準備の流れ、高められるスキル、具体例まで網羅的に紹介します

 

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グループワークとは

グループワークは、アクティブラーニングの1種で、グループ形式で課題・ワークに取り組む学習手法です導入・説明、ワーク、振り返りの流れで行われ、研修で行う場合には受講者の主体性を引き出し、より学びを深められることが特徴です。

厚生労働省によると、アクティブラーニングは以下のように定義されています。

アクティブラーニング……アクティブラーニングとは、講義形式の教育と異なり、学習者の能動的な学習への参加を取り入れた学習法。発見学習、問題解決学習、体験学習、調査学習などが含まれ、グループディスカッションやグループワークで取り入れることができる。

グループワークとグループディスカッションの違い

グループワークとグループディスカッションの違いは、取り組みの軸が作業(ワーク)であるか、議論(ディスカッション)であるかです

グループディスカッションは、グループで議論(ディスカッション)をしたうえで発表をすることが趣旨となります。一方、グループワークは作業(ワーク)と振り返りが趣旨となります。

アクティブラーニングの種類

厚生労働省が公開している「キャリア教育実践講座(PDF)」によると、アクティブラーニングの内容・種類として以下の5つが紹介されています。

  • グループワーク……グループ形式で課題・ワークに取り組む学習手法
  • ワークショップ……ワークを含むグループ体験を行う学習手法
  • チュートリアル……11または1対少人数で行う個別学習手法
  • ロールプレイ……実際に起こりうる場面を想定して役割を演じる学習手法
  • ケーススタディ……事例を基に状況把握、分析、解決策の検討などを行う学習手法

上記のアクティブラーニングの手法はいずれも研修に取り入れられています。目的に応じて、適した手法を選ぶことが重要です。

 

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グループワーク研修の導入状況に関する調査

202310月に2228歳の男女計500名を対象としたアンケート調査によると、対面のグループワークを1回以上経験したことのある方は全体の68.2%、オンライン形式のグループワークでは56.6%となりました。

対面・オンラインともに半数以上がグループワークを経験していることがわかります

研修でグループワークを実施するメリット

ここからは研修にグループワークを取り入れることで得られるメリットを紹介します。

受講者の主体性が高まる

研修における講義とグループワークの最も大きな違いは、講義は受け身となる一方、グループワークでは主体性が高まることです

主体性とは、自らの意思や判断に基づいて行動することができる状態です。主体的に行動できる状態であれば、「主体性が高い」といいます。グループワークでは、グループ内の各々が自然に役割を持ち、自身の意志で判断することが求められるため、主体性が高まります

受講者が実践的に学ぶことができる

研修における講義では、講師の話を聴いて自身で考え、理解します。一方、グループワークでは、作業を通じて実践することができるため、実践的に学ぶことができます

グループワークには、コミュニケーションスキル、リーダーシップ、ロジカルシンキング、交渉力、戦略的思考力などのさまざまなビジネススキルを実践的に学べるものがあります。受講者に身につけてもらいたいスキルを取り入れたグループワークを選ぶことで、スキルアップにつながります。

受講者のグループで発揮できるスキルが可視化される

グループワークを実施することで、受講者のグループでのコミュニケーションスキル、傾聴力などのスキルをはかることができます。内定者や新入社員などの「スキルをはかること」が研修を実施する目的の1つになる場合には、グループワークを実施することでビジネススキルが可視化されます。

研修でグループワークを実施する際の企画・準備の流れ

以下では、研修でグループワークを行う前の準備や流れを紹介します。

研修を実施する目的や対象者を整理する

研修を実施する際には、有効な研修テーマを決めるために、まずは「研修を行う目的」、「対象者」を整理することが重要です

具体例①内定者研修

内定者研修では、知識・スキルの習得よりも、内定者同士、内定者と先輩社員とのリレーション構築が重視される場合が多いです。そのため、「コミュニケーションが促進されること」、「没入して楽しめること」などが重要です。また、内定者懇親会(食事会)を合わせて実施することで、さらにリレーション構築を促すことができます。

具体例②新入社員研修

新入社員研修では、知識・スキルを得られる研修内容が重視される場合が多いです。また、「実際に業務に役立つ知識・スキル」を得られる研修に期待する新入社員が多いため、業務に役立つ学びがある研修テーマをグループワークや、OJT(業務に関して先輩社員が新入社員を指導する)を研修に取り入れることが効果的です。

テーマ決め

対象者や目的が決まったら、次にグループワークのテーマを決めます。一般的には、受講者に学んでもらいたい業務スキルやビジネススキルなどの個人が対象となるテーマと、チームビルディングなどの全体が対象となるものに分けられます。

個人が対象となるテーマ

  • 業務スキル(OJT
  • ビジネススキル(論理的思考力、ビジネスマナー、コンプライアンスなど)

全体が対象となるテーマ

  • チームビルディング
  • コミュニケーション活性化

会場や物品の手配

グループワークのテーマ・内容まで決まったら、会場や物品の手配を進めます。一般的には2~3カ月前には会場の手配を追える必要があるため、グループワークを実施するまでの期間に応じて、テーマ決めと順番が前後する場合もあります。

  • 会場・物品手配時のチェックリスト
  • 会場の手配(受講者全員が着席できる、プロジェクターなどの機材が使用できるなど)
  • 備品の準備(ホワイトボードや模造紙、ペン、司会者のマイク、受講者のネームカードなど)
  • 司会者の手配
  • スライド・配布資料の作成
  • 司会台本の作成
  • 受講者への案内メール
  • 受講者への直前リマインド

振り返り

グループワークを実施した後には、振り返りを行うことが重要です学んだことを整理したり、正解を理解できる機会になったりするため、グループワークによる学びの定着につながります

また、グループワークの実施後にアンケートを取り、次回以降に改善していくことも重要です。

グループワークにおける受講者の役割

グループワークを実施する際には、役割分担をするかしないかに関わらず、自然にグループ内で役割が分担されます。それは効率よくワークを進めたり、誰かが先導したりするために受講者が自ら考え、行動するためです。

グループワークにおける役割は、リーダーシップを発揮する人や、ファシリテーター(進行する人)などが主要なものといえますが、その他にも積極的に意見を出す人、情報を整理する人、アドバイスをする人など、実施する内容によってさまざまなものがあります

グループワークで求められるスキル

グループワーク研修を行うことで高められるビジネススキルとしては以下のスキルが挙げられます。

コミュニケーションスキル

研修において、講義と異なり、グループワークではグループ内でのコミュニケーションが必須となります。そのため、初対面の人や普段はあまり交流のない人とも円滑にコミュニケーションを取ることが求められます。

コミュニケーションスキルとは、「伝える力」と「聴く力(傾聴力)」をもって、意思の疎通や情報の共有を行うスキルです。グループワークではグループ内の受講者と協力して作業を行うため、それらの2つの力の両方が求められます。

リーダーシップ

グループワークでは、グループ内の役割分担が重要となり、リーダーシップを発揮する人、フォローや助言をする人、アイデアを出す人、与えられた作業を迅速にこなす人など、各々が自然と役割を担います。

グループワークの役割のなかで、重要なスキルの1つとしてリーダーシップが挙げられますリーダーシップとは、統率力を意味する言葉で、グループワークにおいては「グループが目標を達成するために受講者を先導し、同じ方向へ率いていく力」といえます。

グループワークでは、課題に対して取り組み、達成することを目指します。そのため、リーダーの存在が不可欠です。普段の業務や日常でリーダーシップを発揮する機会が少ない人が集まって研修を行う場合でも、グループワークを行うことでリーダーの役割を担う人がでてくるため、グループワークを研修に取り入れることでリーダー適性のある人を発見することにつながります。

論理的思考力(ロジカルシンキング)

グループワークでは、論理的に考える力・伝える力の両方が重要となり、論理的思考力が求められます。また、論理的に伝える力はプレゼンテーションスキルとも関係します。グループワークを実施することで、論理的思考力の向上を期待できます。

研修に適したグループワークの具体例2

ここからは、研修で実施する場合におすすめのグループワークを紹介します。

謎解き脱出ゲーム

謎解き脱出ゲーム」は、受講者自身が物語の主人公になり、決められた時間や空間の中で与えられた謎を解いて物語のクリア(=脱出)を目指すグループワークですグループで協力して謎解きに取り組むことでコミュニケーションが促進され、相互理解が深まるためチームビルディングにつながることが特徴です。

謎解き脱出ゲームは、没入してグループで謎解きを楽しみながらコミュニケーションを取ることができるため、内定者研修や新入社員研修など、アイスブレイクを含めてリレーション構築やチームビルディングを目的とした研修で人気があります。

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1グループあたりの人数

  • 56人程度

実施時間

  • 52時間程度

求められるスキル

  • ロジカルシンキング
  • コミュニケーションスキル
  • リーダーシップ
  • 傾聴力

ワールドリーダーズ

「ワールドリーダーズ」は、SDGs経営を擬似体験できるグループワークです1チームが1企業となり、利益の最大化を目指します。

「史上最も生々しいビジネスゲーム」というキャッチフレーズの通り、リアリティがあることが特徴です。たとえば、環境や社会に配慮した事業ばかりを選択するだけでは不十分で、SDGsと利益の両立が重要となります。また、グループ内で戦略を練って他のグループと交渉をしたり、さまざまなイベントが発生したり、実際のSDGs経営に近しい体験ができます。

ワールドリーダーズを実施することで、チームビルディングや本質的な学び、戦略的思考力や交渉力などのビジネススキルの習得などにつながります。

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1グループあたりの人数

  • 56人程度

実施時間

  • 52時間程度

求められるスキル

  • ロジカルシンキング
  • コミュニケーションスキル
  • リーダーシップ
  • 傾聴力

まとめ

グループワークを実施することで、受講者の主体性を高め、没入感をもって取り組むことで学びを深めることができます。

 

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この記事を書いた人

IKUSA.jp編集部
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