updated: 2026
New!イベントのオープニング演出の基本的な構成や演出の種類などを紹介
イベントのオープニング演出とは、イベントの冒頭に行う企画で、イベントのなかで参加者が1番に触れるコンテンツのことです。映像やパフォーマンスなどを活用して、どのようなイベントなのかを体現する必要があり、社内イベントにおいては、自社の企業理念やメッセージなどを伝えることが多いでしょう。
そこで本記事では、社内イベントのオープニング演出の基本的な構成や役割、種類、オープニング演出のポイントを紹介します。
イベントのオープニング演出の基本的な構成

ここからは、イベントのオープニング演出の基本的な構成を解説します。
1. 導入
オープニング演出の導入では、イベントが始まることを参加者に示すため、参加者の視線を集める必要があります。たとえば、照明を落とし、ステージ上にのみライトを点灯する・音楽の音量を変えることで、今から始まるという雰囲気を体感的に伝える方法などが考えられるでしょう。
2.メッセージ
オープニング演出におけるメッセージでは、イベント主催者から参加者に向けたメッセージを挿入します。たとえば、社内向けの周年記念パーティーや表彰式では、企業のスローガンや簡単にこれまでを振り返るような内容を掲載するとよいでしょう。
なお、メイン演出で映像上映やプロジェクションマッピングを行う場合は、テキストでメッセージの提示がスムーズです。オープニング演出としてパフォーマンスを実施するなど、テキストで示すのが難しい場合はナレーションを活用するのもおすすめです。
3.メイン演出
オープニングのメイン演出です。メイン演出で盛り上がりを生んだり、会場の雰囲気を作ったりすることでイベントをどのようなスタンスで開催するのかが体感的に伝わりやすくなることが期待できます。詳しくは後述しますが、企業のことが伝わる映像コンテンツや、ショー・パフォーマンス系、特殊効果を駆使しての演出などが考えられるでしょう。
4.締め
オープニング演出の締めでは、そのままイベントのプログラムにスムーズに入れるよう進めるのがおすすめです。メイン演出によって生まれた会場の一体感や活性化された空気感を維持したまま、イベントのメイン企画に移行できるように進行できるとよいでしょう。
社内イベントでのオープニング演出の役割

以下では、社内イベントにおけるオープニング演出の役割を解説します。
イベントへの期待感をかき立てる
オープニング演出は、参加者がイベントで一番に触れるものです。オープニング演出で参加者の高揚感を高めることで、イベントのメイン企画への期待感をかき立てるでしょう。また、イベントに期待してもらうことによってイベントに集中してもらいやすくなり、最終的なイベント参加満足度に紐づくとも考えられるでしょう。
ブランドメッセージを伝える
オープニング演出では、さまざまな演出方法によってブランドメッセージを伝えることが可能だと考えられます。たとえば映像では、テキストや写真・映像によって、視覚的に企業理念やメッセージを伝えやすいでしょう。
また、音楽やパフォーマンスなどでも、「ダイナミックな演出で挑戦の姿勢を示す」「落ち着いたトーンの演出で信頼や安定を示す」など、空気感として企業のメッセージを伝えることもできるのではないでしょうか。オープニング演出を行うことによって、自社の価値観、雰囲気や在り方を伝える手段として活用できるともいえます。
社内イベントのオープニング演出7種と演出例

ここからは、社内イベントのオープニング演出を7種とそれぞれの演出例を紹介します。
映像系
映像系のコンテンツは、定番のオープニング演出です。3分〜10分程度のオープニング映像を上映するというもので、イベントの目的や内容によって映像に使う素材を変更するのが無難です。たとえば帰属意識を高めることを目的とする場合は、日常の業務風景や社内の雰囲気が伝わる素材が活用できるでしょう。
イベント内容で考える場合は、たとえば社内向けの周年記念イベントでは、企業理念・歴史・業績が分かる映像、賀詞交歓会では、昨年1年間の出来事・業績をまとめた映像などのパターンが考えられます。
ショー・パフォーマンス系
ショー・パフォーマンス系のオープニングの演出例は以下のとおりです。
演出例 | 特徴 |
ダンスパフォーマンス | イベントの内容にあわせたダンスのジャンルを選ぶことで、イベントの雰囲気づくりに効果的な演出です。会場の雰囲気を華やかにしたい場合はヒップホップ、外国とのやり取りが多い場合は、日本の文化を伝える日本舞踏などが考えられるでしょう。また、音楽や人の動きがあることで、参加者の高揚感を高める効果も期待できます。 |
イリュージョンショー | ステージ上で大掛かりなセットを用いたイリュージョンを行う演出です。空中浮遊、鉄の檻からの脱出マジックなどダイナミックな内容が多く、インパクトのあるオープニングになるのではないでしょうか。また、イリュージョンは緊張感があるため、緩和した瞬間に盛り上がる空気感が生まれやすいでしょう。 |
音楽演奏 | 歌手やピアニスト、オーケストラなどを招き、演奏を行ってもらう演出です。イベントや企業の雰囲気に合わせて依頼しやすく、格式高い印象を与えやすい演出といえるでしょう。 |
式典系
オープニングにおける式典系の演出には、テープカットや主催者・来賓からの挨拶、企業理念・方針の読み上げや宣言、ゲストスピーカーによる講演などが挙げられます。式典系の演出を行うことで、企業としての信頼感や安心感を示す効果が期待できるでしょう。
サプライズ系
オープニングでサプライズゲストを登場させる演出です。会場を巻き込んで盛り上げたり、期待感を高めたりする効果が期待できます。また、登場の仕方としては、以下のような例が考えられます。
- 幕やスモークの向こうにシルエットを浮かび上がらせて登場
- 司会者が視線を誘導して会場後方から登場
- 映像メッセージでゲストの存在に触れてからの登場
- イリュージョン演出のなかで登場
特殊効果演出系
特殊効果演出とは、機械を用いて人為的にスモークや炎、光を発生させる舞台装置のことで、イベントの演出を強調する効果が期待できます。特殊効果演出系のオープニングの演出例は以下のとおりです。
特殊効果演出系の演出例 | 特徴 |
LED演出 | フェードイン、フェードアウト、光で動きを生むことで視線の誘導が可能です。 |
炎、煙の演出 | プロジェクションマッピングやゲストの登場などと組み合わせることで、演出を際立たせる効果が期待できます。 |
最新技術系
最新技術系のオープニングの演出例は以下のとおりです。
最新技術系の演出例 | 特徴 |
ドローン | 複数のドローンを飛行させてのドローンショーが考えられます。また、特殊効果演出と組み合わせることでより立体的な構造になることが期待できるでしょう。 |
プロジェクションマッピング | 企業ロゴや企業理念、スローガン、メッセージを投影することも可能で、没入感や迫力のある演出ができるでしょう。一方で、高額になりやすいので予算との兼ね合いを考える必要があります。 |
AR | 現実世界にCG映像・音声・テキストなどのデジタル情報を重ね合わせる技術で、ポケモンGOを考えてもらうと分かりやすいでしょう。スマートフォンをかざすと、会場にキャラクターやゲストが登場する仕掛けなどが考えられます。 |
VR | 仮想現実を意味し、仮想空間で現実のように体験できる技術です。オープニング演出として、ヘッドセットを装着して仮想空間でオープニングセレモニーを行う方法などが考えられるでしょう。 |
参加者一体型
参加者一体型のオープニング演出としては、参加者で合唱やウェーブなどを行う演出が考えられます。参加者全員で行うため、一体感が醸成しやすかったり、声出し・体を動かすことで会場の空気が活性化したりすることが期待できます。
自社でオープニング演出を行うポイント

ここからは、自社でオープニング演出を行うポイントを解説します。
コンセプトを決める
オープニング演出のコンセプトが抽象的な場合、イベントのメイン企画や雰囲気とオープニング演出の印象が異なってしまい、ちぐはぐな印象を与えてしまう可能性が高まります。たとえば、インナーブランディングのなかでも、モチベーションを向上させる・企業理念やビジョンを浸透させるなど詳細に方向性を定めると食い違った印象を避けやすいでしょう
参加者層を考える
オープニング演出をする際は、参加を予定している人の年齢層、興味・関心を加味して演出内容を考える必要があります。参加者層に注目してもらえる演出であると、オープニング演出の効果を活かすことができるでしょう。
長くしすぎない
オープニング演出は、もっと見たいと思ってもらえるくらいの長さで止めることがポイントです。長いと冗長な印象を与えるだけでなく、イベントへの集中力を途切れさせてしまうため、オープニングは導入から締めまで10分程度の長さが妥当でしょう。また、映像を挿入する場合は、映像自体の長さと映像の前後の演出に要する時間をあわせて考えるのがおすすめです。
リハーサルを行う
実際の会場で、なるべく本番通りの演出をリハーサルしましょう。進行の確認や練習は当日の会場でなくても可能ですが、会場の広さや音の聞こえ方で効果が変わってしまう可能性があるため、見え方や聞こえ方の確認のために実際の会場でのリハーサルが大切です。また、会場でリハーサルすることで当日使用する機器の接続や導線の確認も行えると安心でしょう。
まとめ
ここまで、イベントのオープニング演出の基本的な構成や役割、種類、オープニング演出のポイントを紹介しました。オープニング演出には、イベントの雰囲気や目的を示す役割があり、演出の種類や演出方法によって伝えられる内容も変わってきます。
ぜひ本記事を、イベントのオープニング演出を考える際にご活用ください。
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IKUSA.jp編集部



