updated: 2025
New!マラソンイベントの企画アイデア30選
目次
マラソンイベントとは、主に長距離を走ることを目的とした参加型スポーツイベントで、マラソンに加えて、自己挑戦、地域交流、観光促進など目的に応じた体験価値が加えられることが多いイベントです。
本記事では、マラソンイベントの企画アイデアを地域活性化・エンタメ系など4つに分類し、計30選紹介します。
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【地域活性化】マラソンイベントの企画アイデア11選

ここからは、地域活性化を促すマラソンイベントの企画アイデア11選を紹介します。
温泉地巡りマラソン
温泉地巡りマラソンは、温泉街をルートにし、ゴール後には温泉で汗を流すことができる企画です。疲労回復やリフレッシュ効果が期待できるほか、アフターイベントとして飲食や地元の特産品を提供するのも相性が良く、地域経済の活性化にもつながりやすいでしょう。また、参加者同士の交流が生まれやすい一方で、入浴施設の混雑対策やタオル・更衣スペースの確保、温泉街のルール周知などの配慮が必要です。
グルメマラソン
グルメマラソンは、マラソンと地域の食を掛け合わせた企画です。大会後に特産品やご当地グルメを味わってもらうことで、走る人だけでなく応援や観光目的の来場者も呼び込むことが期待できるため、地域活性化や地元産品のPRにも効果的なのではないでしょうか。なお、夏に開催する場合は熱中症対策や、提供する食品の衛生管理に注意しましょう。
名所を通る都市マラソン
名所を通る都市マラソンは、その地域にある名所やランドマークをルートに取り入れ、走りながら観光気分も楽しんでもらうことを目指す企画です。地域の魅力を発信でき、参加者の満足度向上や観光促進が期待でき、さらに飲食店の出店と組み合わせることで地域全体が盛り上がるイベントになる可能性があります。
なお、ルートを設計する際には交通規制や住民生活への影響を踏まえ、警備や誘導体制を十分に整えましょう。
侍の足跡をたどるマラソン
侍の足跡をたどるマラソンは、武将ゆかりの城跡や古戦場などを巡りながら走るマラソンイベントです。地域の歴史に触れてもらうことで、観光資源の認知向上や地域活性化にもつながる可能性があります。また、ガイドや解説パネルを用意すれば、歴史ファンはもちろん、歴史に詳しくない人の参加も見込めるでしょう。
一方で注意点として、史跡や文化財への立ち入り可能なエリアのリサーチや参加者への周知が必要です。
ナイトマラソン
ナイトマラソンは、夜景が美しいエリアを走る夜間開催のマラソンイベントです。比較的涼しい時間帯のため暑い時期にも参加しやすく、ライトアップや音楽演出を取り入れればエンタメ性の高い体験を提供できるでしょう。仕事終わりにも参加しやすく、リフレッシュや健康意識向上にもつながるといえます。なお、実施する際には、暗所での怪我防止のためスタッフの配備や照明を用意しましょう。
チャリティーマラソン
チャリティーマラソンは、参加費の一部を社会貢献活動団体に寄付するマラソンイベントです。走ることが支援につながるため、目的意識を持って参加してもらえる可能性が高まりやすく、企業協賛を募ることで募金効果を高めることもできるでしょう。
また、走る楽しさと社会的意義の両立により、参加意欲の向上や地域のつながりづくりに寄与する企画といえます。なお実施する際は、寄付先や寄付額を報告し、参加者が支援の流れを理解できる透明性を保ちましょう。
トレイルマラソン
トレイルマラソンは、舗装されていない山岳や林道を走るマラソンイベントです。走りながら地域の自然や景色を味わえるため、環境への関心を高めやすく、参加者による地域の新たな魅力発見にもつながるのではないでしょうか。
自然の起伏を活かしたコースは達成感が大きいためランナーのチャレンジ精神を刺激しつつ、観光振興にも寄与できる企画といえるでしょう。一方で、転倒リスクや天候変化の影響もあるため、安全を確保するための備えが必要です。
地域交流マラソン
地域交流マラソンは、地域住民とのふれあいを楽しむマラソンイベントです。1泊2日の滞在型やハーフマラソン形式にすることで、参加者が観光や地元の食に触れる時間を確保できるでしょう。地域経済の活性化や、参加者のリピーター獲得につながるほか、地域に対する愛着を深めてもらえる効果が期待できます。
実施する際には、初心者にも参加しやすい2km〜5km程度の距離設定がおすすめです。
フルーツマラソン
フルーツマラソンは、給水所で地元の特産フルーツを提供するマラソンイベントです。旬の果物を味わいながら走れることで参加者の満足度が高まりやすく、完走者への景品として地域のフルーツを用意すれば帰ってからも地域の魅力に触れてもらうことにもつながります。なお、実施する際は安全に食べられるよう衛生管理を徹底することや、食物アレルギーへの配慮が必要です。
聖地巡礼マラソン
聖地巡礼マラソンは、アニメや漫画、ドラマの舞台となった場所を巡るマラソンイベントです。作品のファンが楽しめるルートを設定することで、参加の動機づけにつながりやすいでしょう。また、観光促進や地域活性化にも寄与することが考えられ、地域への愛着や興味を深めてもらえる効果も期待できます。
なお、実施する際は、撮影スポットでは混雑による混乱や私有地への立ち入りに注意し、スタッフによるきめ細やかな運営が行えるとよいでしょう。
マルシェマラソン
マルシェマラソンは、イベント前後に地域の生産者が集うマルシェを楽しめるマラソンイベントです。参加者には新鮮な食材や特産品を楽しんでもらうことで、地産地消の推進や地域活性化にもつながるでしょう。また、地域交流を促すイベントとしても開催可能です。なお運営では、給水エリアでの混雑緩和が重要で、マイボトル・マイカップ推奨など環境配慮の工夫も効果的でしょう。
【エンタメ系】マラソンイベントの企画アイデア9選

以下では、エンタメ系のマラソンイベントの企画アイデア9選を紹介します。
バーチャルマラソン
バーチャルマラソンは、専用アプリを利用して好きな時間・場所で走るオンライン型のマラソンイベントです。大会期間中に走行データを計測・共有することで、イベントに参加可能、また天候や移動距離に左右されないため、初心者層の参加拡大も期待できるでしょう。
なお、実施の際の注意点として、遠隔での参加でスタッフの目が届かないため不正を防止する計測条件の明確化が必要になります。
障害物マラソン
障害物マラソンは、ネットくぐりや泥エリア、壁超えなどさまざまな障害物をクリアしながら走るマラソンイベントです。全身を使うため運動効果が高いですが、スピードだけでなく挑戦を楽しめるため、初心者や体力に自信がない人も参加しやすいでしょう。
なお、実施する際には、参加者の安全を確保するため障害物の難易度設定やスタッフ配置が必要です。
仮装マラソン
仮装マラソンは、参加者が自由に仮装して走るマラソンイベントです。季節や地域、イベントテーマに合わせた仮装で、コンテストを行うこともでき、観客も一緒に楽しめます。また、本格的なランナーだけでなく、普段走らない人も参加しやすく、交流促進や地域の盛り上げ効果が期待できるのではないでしょうか。なお、実施する際は、視界や動きが制限される衣装は避けるように告知しましょう。
キャンドルマラソン
キャンドルマラソンは、沿道にキャンドルを灯して走るマラソンイベントです。空間づくりが地域の魅力発信や集客にもつながることが期待でき、イベントの雰囲気を楽しめるため、初心者にも参加しやすいのではないでしょうか。実施する際は、風で火が煽られない工夫や誘導灯との併用などが必要です。
ミュージックマラソン
ミュージックマラソンは、走行区間ごとに異なる音楽を流すマラソンイベントです。イベント独自の体験価値が高まり、集客や地域活性にもつながることが期待できます。また、アーティストのライブと組み合わせて、フェスとしての開催も考えられるでしょう。なお、実施する際には、音量規制やイベント前後の交通整備と参加者の誘導が必要です。
紅葉フォトマラソン
紅葉フォトマラソンは、コースや周辺で撮影した写真を対象にフォトコンテストを行うマラソンイベントです。マラソンイベントではありますが、カメラが好きな人にも参加してもらいやすいため、地域の魅力を発信してもらいやすく、SNSでの拡散による観光促進効果も期待できるでしょう。なお、実施する際には、撮影のために立ち止まる場面があるため、コース上の安全確保が必要です。
ホラーマラソン
ホラーマラソンは、ゾンビなどホラーキャラクターから逃げながら、ゴールを目指すマラソンイベントです。走力だけでなく、非日常なスリルを味わえる体験によって参加満足度が高まることが期待できます。なお、明かりの少ないルートなど事前にリサーチしたうえで、誘導スタッフを配置し、参加者の安全確保に努めましょう。
宝探しマラソン
宝探しマラソンは、コース上に隠されたキーワードを集めながら宝を探すマラソンイベントです。走力だけでなく仲間との協力が重要なため、マラソン初心者でも楽しんでもらいやすく、家族・友人での参加を促進しやすいでしょう。なお、キーワードを探す際に参加者が立ち止まる場面が多くなるため、実施する際は、混雑や接触を防ぐ対策が必要です。
謎解きマラソン
謎解きマラソンは、チェックポイントでクイズやミッションをクリアしながら進むマラソンイベントです。体力に自信はないが謎解きは得意という人の参加も見込めるでしょう。また、チームで参加してもらえれば、仲間とのコミュニケーション促進にもつながることが期待できます。
【ファミリー層向け】マラソンイベントの企画アイデア5選

ここからは、ファミリー層向けのマラソンイベントの企画アイデア5選を紹介します。
水鉄砲マラソン
水鉄砲マラソンは、水鉄砲を撃ち合うファミリー向けのマラソンイベントです。運動へのハードルが下がりやすいことで家族や友人同士での、参加促進にもつながるのではないでしょうか。また暑い季節にぴったりで、遊び感覚で参加できる点も魅力です。一方で、水を扱うため滑りやすいルートは避け、安全に楽しめる運営を心がけましょう。
シャボン玉マラソン
シャボン玉マラソンは、シャボン玉が舞う中を走るファミリー向けのマラソンイベントです。視覚的に楽しく、小さな子どもでも遊び感覚で参加できる点が特徴で、親子で声を掛け合いながら進むため、家族の交流や記念写真の機会も増えることが期待できるでしょう。なお、滑りやすい場所での転倒を防ぐため、ルートの安全確保やスタッフを配置しましょう。
SDGsマラソン
SDGsマラソンは、SDGsに触れるファミリー向けマラソンイベントです。たとえば、チェックポイントで水をこぼさず運ぶ、分別クイズに挑戦する、手回し発電を体験するなど、親子で参加する教育的レジャーとして集客が期待でき、マラソンイベントの体験ブースとして併設するのもよいでしょう。なお、体験ブースに人が集中しないよう入場管理などの対応も考えられます。
防災体験マラソン
防災体験マラソンは、止血や応急処置、初期消火などを学ぶファミリー向けイベントです。発災時の対応を体験することで、子どもの興味を引き出し、防災意識を向上させる効果が期待できます。また、親子で防災について話したり、対策を考えたりするきっかけにもなり得るでしょう。
忍者修行マラソン
忍者修行マラソンは、忍者走りや手裏剣体験などの忍者修行をチェックポイントで行い、クリアしながら進むファミリー向けマラソンイベントです。親子で参加できれば、親子のコミュニケーション促進や信頼関係構築にもつながるのではないでしょうか。なお、実施する際は、安全に配慮した道具の使用や、混雑を避ける導線設計が必要です。
【健康維持系】マラソンイベントの企画アイデア5選

以下では、健康維持を促すマラソンイベントの企画アイデア5選を紹介します。
モーニングマラソン
モーニングマラソンは、早朝にスタートし、朝の運動習慣づくりを促すマラソンイベントです。涼しく走りやすい時間帯のため、距離を短めに設定すればマラソン初心者でも無理なく参加してもらいやすいでしょう。また、朝の運動によって健康意識の向上にもつながることが期待できます。なお、寒い時期は霧などで視界が悪くなる場合があるため、安全に誘導するよう心がけましょう。
継続マラソン
継続マラソンは、速さや距離ではなく続けることを目指すマラソンイベントです。3〜5km程度の短距離設定で、気軽に参加してもらいやすく、無理をしない運動習慣を身につけられることが期待できるため、継続的な参加につながることがきたいできるのではないでしょうか。なお、実施する際には、続けてもらいやすいようにペース管理や休憩ポイントの設置もおすすめです。
マインドフルネスワークショップマラソン
マインドフルネスワークショップマラソンは、マインドフルネスを促す呼吸法や姿勢を学んでから走る健康維持を促すマラソンイベントです。体と心の両方を整えることで、無理なく走るための心身のバランスを養い、継続的に運動を楽しむきっかけにもつながることが期待できます。
オフィスマラソン
オフィスマラソンは、企業敷地や近隣の公園で社員が実施するマラソンイベントです。短距離で設定でき、仕事合間や終業後でも気軽に参加してもらえる点が魅力です。たとえば家族参加を促すことで交流が生まれ、社員の健康意識向上や企業のウェルビーイング向上にもつながるのではないでしょうか。なお、実施する際には安全なルート設計と、周囲への騒音配慮などを行いましょう。
フォレストマラソン
フォレストマラソンは、森林を走るマラソンイベントです。森林成分フィトンチッドの効果でリラックスが期待でき、心身のリフレッシュと運動習慣のきっかけづくりを両立できます。森林は木陰が多いため暑い時期でも参加してもらいやすく、自然を楽しみたい人の集客も見込めるでしょう。なお、実施する際はルートを明確に示し、転倒防止のため足元が不安定な場所には配慮が必要です。
まとめ
ここまで、マラソンイベントの企画アイデアを健康維持促進系・ファミリー層向けなど4つに分類し、計30選紹介しました。ぜひ本記事を、目的にあったマラソンイベントの企画アイデアにお役立てください。
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IKUSA.jp編集部
孫市
赤坂大樹
佐々江 美也香
