updated: 2024
地方創生イベントが革新的!地方行政を活性化するセミナーや展示会も
地方には、美味しい・面白い・楽しいモノ・コトがたくさんあります。「こんなに素敵なモノ・コトがあるんです!」と日本全土にアピールして、地方創生を目指すための下地が、地方にはあるのです。今回は、地方創生イベント・セミナー・展示会を始め、魅力的な企画・イベント、イベントと企業・個人を繋ぐサイトに至るまで紹介します!
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地方を盛り上げる企画・イベント10選
①オマツリジャパン
「お祭り」と聞いて、どんなものを思い浮かべますか? 老若男女が神輿を担ぐ。立ち並ぶ屋台。「ワッショイ、ワッショイ」の掛け声。情景としては、そういったものが思い浮かぶのではないでしょうか。でもお祭りの定義って、実はないのです。
人がたくさん集まって、みんなが楽しそうにしていれば、なんでもお祭りになる。最近では「女子」にフィーチャーしたお祭りが増えてきており、ユニークなものもたくさんあります。地域特有の「良さ」を活かしたお祭りの数々は、「人が集まる」という地方創生の意義そのものですね。
②旅で地方創生
地方創生には「人を集める」というキーワードがあります。それは移住に限りません。観光客や旅人が訪れる仕組みを作ることも、人を集めるための方策のひとつとなります。近年広がりを見せているゲストハウスひとつ取っても外国人が訪れる割合も増加傾向にあるようで、インバウンド(訪日外国人)の拡大に伴って、外国人の旅行と地方創生を組み合わせる動きも着実に増えてきているようです。
地域の魅力を知ってもらうこと。それは間違いなく地方創生の一助になります。楽しさや面白さを重要視する「旅行客・旅人」に、貴重な体験を提供する企画は、とても魅力的に見えますね。
③透明カヤック
ガラス張りの海中トンネルに感動した経験はありませんか? 内側から望む海には、神秘的な魅力が詰まっているように思います。「透明カヤックで空中散歩」と聞いて、どうです? ワクワクしてきませんか?
高知といえば、魚が美味しいことで有名ですね。養殖も盛んで、脂の乗ったシマアジやマダイが最高に美味です。そんな高知の海を堪能できる、柏島で楽しむ透明なカヤック。こうした「地域の魅力」を、フォトジェニックという言葉にドキドキする時代にマッチさせて伝える企画はとても面白いですね。
④朝ごはんフェスティバル
朝ごはんフェスティバル、通称「朝フェス」が地方創生とリンクするのは、「宿泊施設」のコンテストという点。地方の宿泊施設は、地域の特産物を活かした食事にプライドを持っているでしょうから、「朝ごはん」にも手を抜かず、魂を込めるのでしょう。料理について説明してくれる女将さんの姿が目に浮かびますね。
朝フェスは一次審査が「消費者の口コミ評価」をベースにしており、最も満足のいくサービスを提供していた宿泊施設による、都道府県の威信をかけたコンテストとなっています。それはすなわち、都道府県を代表する広告塔によるコンテスト。まさに地方創生の一助となる企画ですね。
⑤町おこし婚活
結婚は「誰とするか」が大切ですが、それと同じくらい「結婚後にどこで暮らすか」も大切。婚活イベントの普及に伴い、地方自治体による婚活イベントも増えてきているようで、「地域と夫婦が結びつく場」として注目されています。
町を形作るのは、人々の暮らしですよね。地域が人々の暮らしに関わるサポートをして、地方創生につなげていく。それは地方創生に向かう理想的な道筋です。「町おこし婚活」は、人々の暮らしに寄り添っています。
⑥忍術地方創生プログラム
人々の暮らしは急速に便利になっていますが、暮らしの根本は、今も昔もそう変わっていないのではないか。そう思うほど、仕事の役に立つ忍者の教えや能力を体験し、修行できるプログラムがあります。地方の魅力とは何か。それを考えてみると、地域に根付いている「文化」がその筆頭にあると気付きます。
そういう意味では、「和の心」を学び、忍者文化に触れることは地方創生と根本的な繋がりがあると言えます。地方創生プロジェクトにも積極的なようで、地方創生を目指す人が「地方創生のための考え方」を学ぶ手段としても役立つと思いますよ。
⑦恋する丸太プロジェクト
「恋する丸太プロジェクト」とは、林業アーティストと呼ばれる鳥居由佳さんによる林業とまちづくりを結び付けたプロジェクトのこと。見学ツアーやイベントを企画して、精力的に活動されているようです。林業は、人々に馴染みの少ない産業のひとつ。そのため「発見」が多く、人を惹きつける魅力となっているのでしょう。
また恋する丸太プロジェクトはメディアにも広く取り上げられ、地方創生に役立つ「注目」を大きく集めるきっかけも作りました。個人の熱意が地方創生につながった好例です。
⑧Villaging(ヴィレッジング)
Villaging(ヴィレッジング)は、橋村和徳さんによる村づくりを出発点に、現在では大手旅行会社とコラボした地方創生プロジェクトに発展した企画です。街から離れ、デザインされた空間の中で非日常的な体験をすること。
それは地方にしかない魅力を最大限に引き出す企画と言えるでしょう。日本には、人の少ない、魅力ある土地が溢れている。必要性に縛られない、居心地の良さがVillaging(ヴィレッジング)にはあります。資源を有効活用したプロジェクトの一例です。
⑨ゆるい移住
「移住」は熱意を支えとした行動力が起こす行動、というイメージですが、「ゆるい移住」は言葉の通り熱意の要らない移住です。移住したら、やってみたいこと。それは各々異なるはず。
ゆるい移住は、個人のスタイルや考え方を尊重した移住を形にする企画となっています。とりあえず家賃無料の家に住んでみて、合わなければいつでも出ていける画期的な仕組み。個人の意思を尊重した仕組みとして、地方創生を目指す人にとっても参考になることが多いと思います。
⑩チャンバラ合戦
本気になってチャンバラをする大人たち。時には武将や忍者のコスプレをして、戦略を立てて、戦国時代の戦(いくさ)のように真剣に取り組む姿は、最高にカッコいいです。安全設計のスポンジ製の刀を使用し、ルールも簡単なので、大人だけでなく子どもも安心して楽しめます。
そこには誰もが未体験の奥深さがあり、ゴルフに並ぶ週末の娯楽になるほどハマっている大人も多いようです。前述した忍者体験で心身を鍛え、その後にチャンバラで実践というのも素敵だと思います。
地方創生イベント・セミナー・展示会
①地方創生EXPO
「地方創生EXPO」は日本最大級の地方創生に関するイベントです。全国各地から人が集まり、個人や法人と地方行政を繋ぐ架け橋となっています。また姉妹イベントとして「イベント総合EXPO」、「ライブ・エンターテインメントEXPO」、「スポーツビジネス産業展」も開催され、問題点や強みを活かした適切な結びつきを得るきっかけとして期待できます。
地方創生は、これからの地方を豊かにするための重要課題のひとつ。まず参加してみることが大切ですね。また地方創生EXPOでは、各種セミナーも開催されています。地方創生を目指し、それに向けて勉強したいと思っている方にとっても有益なイベントとなっていますよ。
②INSPIRE
INSPIREは、新進気鋭のユニークな個人や団体が集まる地方創生イベントです。人を集めるには、魅力的な人物による、面白い企画が必要不可欠。
特にこれからは「企業」よりも「個人」に着目する時代になると言われており、今までにないユニークな人や団体と出会い、繋がることが地方創生においても大切な要素になると考えられます。そういった場を得たい方にとってはこれ以上ない地方創生イベントと言えるのではないでしょうか。
③自治体総合フェア
展示会の要素の強い地方創生イベントとしては、自治体総合フェアがオススメです。企業の展示に触れて、インスパイアされるも良し、実際に手を組んで企画を練るのも良し。自治体総合フェアは「地域社会に活力を与えるイノベーション」をテーマに据えており、従来の殻を破り、革新していくことを期待できるイベントです。
地方にとっての大きな悩みは「停滞していること」ではないでしょうか。新しいものを取り入れることにより起こる化学反応は、地方創生に向けた大きな要素になると言われています。次世代に向けた変化を得る場になり得るイベントだと思いますよ。
④企業立地フェア
自治体総合フェアと同時開催される「企業立地フェア」も注目のイベントです。こちらは「オリジナリティ」のある企業を誘致するための場。自治体総合フェアが地方自治体向けに開催されるイベントならば、こちらは地方が企業に向けてPRするために開催されるイベントです。地域の魅力を広くアピールできる機会を得たいときに有用ですね。
地方創生イベント・セミナー紹介サイト
①地方創生プロジェクト
「地方創生プロジェクト」は、アスリートのキャリア支援、人材紹介やコンサルティング、シングルマザーのサポート等を行うグリッドグループホールディングス株式会社が運営している、地方創生に関わる情報を得られるサイトです。
全国各地のイベントをはじめ、人材の募集等も紹介してくれていますよ。また魅力的な企業・団体への支援もしているようです。「地方創生」をキーワードにして動き始めたら、絶対に押さえておかなければならないサイトと言えます。
②地方創生|内閣官房・内閣府 総合サイト
内閣官房・内閣府によって運営されている地方創生に関する情報が掲載されているサイトです。イベントの紹介もされていますが、施策や会議・資料、関連法令等を知れる点が大きな長所。
特に資料や関連法令等は、地方創生を目指す上でしっかりと押さえておかなければならないポイントなので、そういった情報を得られるのはありがたいですね。
③新・公民連携最前線 PPPまちづくり
「新・公民連携最前線 PPPまちづくり」は、日経BP社が運営しているまちづくり情報サイトです。地方創生に関わる情報を発信しており、情報収集の手段としての有用性が非常に高いのでオススメですよ。
特に「実績のある人物の声」を情報として得られるというのは、地方創生に関わる人にとってはとてもありがたいのではないでしょうか。そういった必要な情報を得るための手段として利用できる素晴らしいサイトです。
まとめ
地方創生について知れば知るほど、「エンターテインメント性」が求められていることがわかります。行動力のある人は「面白い情報」にしっかりとアンテナを張っているためか、エンターテインメント性の高いイベント等の情報はしっかりと拡散されて広く伝わり、多くの人々が実際に集まっているようです。
また、企画に対する熱意が力になっているためか、そういった企画は必ずと言っていいほど人々の心を動かします。心が動けば、人は動く。地方の魅力を本気で伝えた地域が、地方創生を果たすのかもしれませんね。地方創生を目指したすべての人が笑顔になる、そういう社会になることを願っています。
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