updated: 2025
New!招待旅行の企画例29選!対象別に盛り上がる企画を紹介
招待旅行とは、企業や団体が社員や取引先、顧客などを招き、旅費を負担して実施する特別な旅行です。感謝や表彰、関係強化を目的として行われます。非日常の体験を共有することで、参加者との信頼関係を深め、モチベーション向上やブランドへの愛着促進に効果的なイベントといえるでしょう。
そこで本記事では、招待旅行の企画例を社内向け・顧客向けなど4つに分類し、計29選紹介します。
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【社内向け】招待旅行の企画例9選

ここからは、社内向け招待旅行の企画例を9選紹介します。
表彰式
表彰式は、業績を上げた社員やチームを称える招待旅行の企画です。社員のモチベーションや組織への帰属意識を高める効果が期待できるのではないでしょうか。また、会場の装飾や映像演出、アフターパーティーなどを組み合わせることで、特別感のある華やかな雰囲気を演出することも可能です。
参考:ハワイ表彰式・招待旅行
オプショナルツアー
オプショナルツアーは、招待旅行の中で観光やアクティビティなどを参加者に自由に組み合わせてもらう企画です。社員が自分の興味や体力に合わせて選択できるため、満足度の高い体験を提供できることが期待できます。
また、団体行動の中にも個人の自由を取り入れることで、リフレッシュ効果が高まり、旅行全体の印象も向上しやすいでしょう。多様な選択肢を設けることで、社員一人ひとりに特別感を感じてもらえる機会になるのではないでしょうか。
個人旅行プレゼント
個人旅行プレゼントは、成果を上げた社員に対し、個人または家族で楽しめる旅行を贈る企画です。行き先や日程を自由に選べるようにすれば、社員のライフスタイルに合わせた体験を提供でき、満足度も期待できます。社員一人ひとりの努力を称えることで、達成感や会社への信頼感が高まりやすく、モチベーション向上や離職防止にも効果が期待できる企画といえるでしょう。
参考:近畿日本ツーリスト
パーティー
パーティーは、招待旅行中に社員同士の交流を深める目的で行う企画です。リラックスした雰囲気の中で上司や同僚と語り合うことで、部署や世代を超えた関係構築が促されやすく、旅行全体の満足度を高める効果が期待できるのではないでしょうか。また、立食形式の懇親会やテーマを設けた演出型のパーティーなど、会場や目的に応じて多様なスタイルを選ぶことも可能な点でもおすすめです。
テーマパーク回遊
テーマパーク回遊は、社員がチームや家族単位でテーマパークを自由に巡り、アトラクションやショーを楽しんでもらう企画です。たとえば、グループ対抗のミッションラリーやフォトコンテストを組み合わせることで、交流が生まれやすくなるでしょう。また、実施前にテーマパークの希望を募ることで満足度の向上が期待でき、思い出づくりとチームの一体感を促す効果が期待できます。
ドローンショー
ドローンショーは、招待旅行の夜に実施するのがおすすめの企画です。高性能LED装備のドローンで会社のロゴやメッセージを空中に描き出せば、社員のモチベーション向上やブランドへの帰属意識強化につながることも期待できるのではないでしょうか。また、ドローンショーは煙や騒音を出さない環境負荷が低い演出ともいえるため、環境保護の観点からも企業の演出としておすすめです。
打ち上げ花火
打ち上げ花火は、招待旅行の締めくくりとして実施されることがある企画の1つです。企業ロゴやメッセージを花火で表現するなど、オリジナル要素を加えることも可能で、社員が同じ瞬間を共有することで一体感が生まれやすく、思い出に残る時間になるのではないでしょうか。また、感謝や祝福の気持ちを視覚的に伝えられる印象的な企画といえるでしょう。
参考:東武トップツアーズ|商品事業会社セールスインセンティブ
SDGs体験
SDGs体験は、持続可能な社会づくりをテーマに学びと実践を組み合わせた企画です。たとえば、ビーチクリーンや植樹体験、地産地消を学ぶワークショップなどを実施して、社会課題を体感してもらうことで、SDGsへの理解を深めることが可能になるのではないでしょうか。また、招待旅行を通じて企業が持っているSDGsへの意識を伝えることで、ビジョンの共有と社員の意識向上を促す効果が期待できます。
チームビルディング企画
チームビルディング企画は、招待旅行の参加者全員で取り組む企画です。街を巡るラリー系のゲームやスポーツなどを通して、コミュニケーションを取り合い、連帯感やチームビルディングを育むことが期待できます。また、チーム構成やプログラム編成を工夫すれば、普段関わりの少ない部署同士の交流が生まれやすくなるでしょう。帰社後の業務や社員の関係性にも良い影響を与える企画といえるのではないでしょうか。
【顧客向け】招待旅行の企画例7選

ここからは、顧客向けの招待旅行の企画例を7選紹介します。
CSR活動
CSR活動は、企業の社会的責任をテーマに、顧客とともに社会貢献を体験する企画です。たとえば、製薬会社ががん領域の薬を販売するにあたり、ピンクリボン運動加盟のホテルに滞在し、ホテル責任者から加盟の経緯を聞く事例が挙げられます。社会的価値を感じられる体験は、企業への信頼向上にもつながると考えられるでしょう。
参考:近畿日本ツーリスト|アジア各国から参加者を招いた製薬会社のインセンティブ旅行
観光ツアー
観光ツアーは、招待旅行先で名所を巡ったり、食事を行ったりして顧客との関係を深め、ブランドへの好感度を高める効果が期待できる企画です。海外から日本に招待する場合には、名所観光を中心に構成しながらも、特別感や体験価値を加えることで印象に残るプランにできるでしょう。たとえば、通常は非公開の施設見学や伝統文化体験を組み合わせることで差別化が可能です。
企業施設見学
企業施設見学は、顧客に自社の技術力やブランドの歴史を直接見てもらうことで、理解と信頼を深めることを目的とした招待旅行の企画です。製造工程や研究開発現場の見学を行えば、企業のこだわりや品質への姿勢を体感してもらうことも期待できます。また、たとえば社員との交流を加えることで、より親近感を持ってもらうことも可能になるのではないでしょうか。
新商品発表会
新商品発表会は、自社の新しい製品やサービスを披露する企画です。イベント性が高く、ブランド力を印象づけやすいのが特徴で、発表に加えて試用体験やワークショップなど体験型の要素を取り入れると商品への興味を高めるのに効果的でしょう。また、これまでの商品の展示や紹介も行うことで、自社の進化をより伝えられるのではないでしょうか。
スパ体験
スパ体験は、顧客に癒しと特別感を提供することで、満足度の向上やブランドイメージの強化などを目的とした招待旅行の企画です。たとえば、リゾート地や高級ホテルのスパを利用し、心身のリフレッシュを図る時間を設け、上質な体験と時間を提供します。また、リラクゼーションだけでなく、滞在中にビジネス交流や商品体験の場を組み合わせることで、ビジネスとしてもより価値のある時間にできるのではないでしょうか。
芸術鑑賞
芸術鑑賞は、旅行先の美術館や文化財を訪れ、芸術や歴史に触れる顧客向け企画です。現地ガイドや専門家による解説を加えることで、顧客の関係をより豊かに育むことができるのではないでしょうか。知的好奇心を刺激し、上質な時間を提供することで、ブランド価値の向上にもつながる企画といえます。
商品体験
商品体験は、顧客にブランドの世界観を直接体感してもらうことで、ブランド価値を印象づけることを目的とした企画です。たとえば、ワイナリーでの新ボトル試飲会や、ラグジュアリーホテルでのスキンケア体験などが考えられます。実際に、体験する場所の演出も込みで製品に触れることで品質や魅力をより感じてもらうことが期待でき、ブランドへの信頼感や愛着が高まることが期待できるのではないでしょうか。
【訪日向け】招待旅行の企画例6選

ここからは、外国から日本に訪れる招待旅行の企画例を6選紹介します。
禅体験
禅体験は、日本の精神文化を体感してもらえる企画です。寺院などで僧侶の指導を受けながら座禅や写経を行い、単なる観光では得られない日本の精神に触れる体験をしてもらい、日本独自の価値観や美意識を知ってもらうことで、文化理解を深めやすく、旅行全体の満足度を高めることが期待できるでしょう。訪日ならではの特別感と精神的な充実を提供できる企画といえるのではないでしょうか。
ご祈祷体験
ご祈祷体験は、神社や寺院で僧侶や神職によるご祈祷を受け、企業や参加者の発展、安全、良縁などを祈願する企画です。厳かな雰囲気の中で行われる儀式は、日本文化の精神性や礼節を感じられる体験となるのではないでしょうか。体験を通じて、日本への理解と親しみを深められる企画といえます。
参考:平安神宮会館|海外のお客様を招いたインセンティブツアー
忍者体験
忍者体験は、日本の伝統文化とエンターテインメント性を同時に楽しんでもらう招待旅行の企画です。忍者の衣装に身を包み、手裏剣投げや隠れ身の術などの忍術を体験します。たとえば、サプライズとしてプロの忍者によるパフォーマンスを組み込むと、場の雰囲気がよい盛り上がることが期待できるのではないでしょうか。日本らしい体験として、写真映えや思い出作りにも適した企画といえます。
温泉街ツアー
温泉街ツアーは、日本ならではのお風呂文化を体験してもらう企画です。温泉街を散策しながら地元の名物を食べ歩いたり、源泉かけ流しの湯に浸かったりします。また、四季折々の景観や情緒ある街並みを堪能できるのも魅力といえるでしょう。心身をリフレッシュしながら地域の文化に触れてもらえるため、滞在満足度を高める効果が期待できます。
酒蔵見学
酒蔵見学は、日本の伝統的な酒造文化と職人の技を体感してもらう企画です。解説を受けながら酒造りの工程を見学したり、出来たての日本酒を試飲したりすることで、日本文化への理解がより深まるのではないでしょうか。また、たとえば、見学後に地元料理とのペアリングや酒器づくり体験を加えるとより充実した企画になるのではないでしょうか。
ローカル線巡り
ローカル線巡りは、ローカル線を乗り継ぎ、日本各地の自然や地域文化を体感してもらう企画です。車窓からの四季折々の風景を眺めながら、途中下車して地元の名物料理や温泉、伝統工芸体験などを楽しむといったプログラムが考えられます。また、観光地だけでなく、地方の日常に触れられることができれば、日本の原風景を感じられる企画になるのではないでしょうか。
【ユーザー向け】招待旅行の企画例7選

以下では、ユーザー向けの招待旅行の企画例を7選紹介します。
新商品先行体験
新商品先行体験は、ユーザーやブランドのファンを対象に、新商品を一般発売前に体験してもらう企画です。ブランドの想いや開発背景を伝えるプログラムを組み込めば、共感や信頼を深めることが期待できます。また、実際の使用感や印象を直接感じてもらうことで、リアルなフィードバックを得られやすくなるでしょう。さらに、特別感のある体験を通じて、ブランドロイヤリティを高めるのに効果的な企画といえるのではないでしょうか。
リトリート
リトリートは、ウェルネスブランドなどにおすすめの、心身のリフレッシュを目的としたユーザー向けの企画です。自然豊かな環境でヨガや瞑想、ヘルシーな食事などを通じて、自分と向き合う時間を提供し、リラックスしてもらうことで、ストレス軽減が期待できます。ブランドの理念や価値観を体感してもらうことが期待でき、さらに体験型プロモーションとしても効果的な企画といえるでしょう。
ユーザー交流
ユーザー交流は、ブランドやサービスを愛用するユーザー同士が集まり、交流を深めてもらう企画です。ユーザー同士が、商品やサービスについてエピソードを共有する場を提供することで、ファンコミュニティの活性化を促します。また、たとえば、企業担当者とのトークセッションや共同アクティビティを取り入れることで、相互理解も深まるではないでしょうか。ブランドへの愛着を高め、さらに長期的な関係構築につながる効果が期待できる企画といえるでしょう。
長期ユーザー限定招待旅行
長期ユーザー限定招待旅行は、長期間サービスを利用しているユーザーを対象とする企画です。利用頻度や会員ランクを基準に選出することで、アクティブユーザーに感謝を伝える機会にできるのではないでしょうか。また、招待旅行を通してブランドへの愛着を深めてもらいやすく、継続利用や口コミ促進にもつながることが期待できる企画といえます。
サプライズエクスカーション
サプライズエクスカーションは、当日まで行き先を参加者に伝えずに実施する企画です。驚きと期待を生むことで招待旅行の体験価値が高まりやすく、ブランドの印象をより強く残す効果が期待できます。なお、実施する際は、期間や持ち物など、必要な情報は事前に案内し、参加ハードルをなるべく下げるフォローも必要になるでしょう。
展示会
展示会は、ユーザーを対象に自社製品や新サービスを紹介する企画です。商品の魅力を実際に見て触れてもらうことで、ブランドへの理解や信頼を深めることが期待できます。さらに、開発者トークや体験ブースを設けると、より満足度の高い体験を提供できるのではないでしょうか。また、旅行と組み合わせることで特別感を演出しやすく、ブランドへの愛着を一層強める効果が期待できる企画といえるでしょう。
ラグジュアリーホテル体験
ラグジュアリーホテル体験は、高品質なホテルでの滞在を通じて特別感を味わってもらうユーザー向けの企画です。特別ディナーやホテル内スパなどの上質な体験を提供するだけでなく、自社ブランドならではの要素や演出を加えることで、特別感と満足度が高まることが期待できるでしょう。高品質の体験で、ブランドへの信頼と憧れを深める効果が期待できる企画といえます。
まとめ
ここまで、招待旅行の企画例をユーザー向け・訪日向けなど4つに分類し、計30選紹介しました。招待旅行では、基本的な快適さを確保しつつ、思い出に残る演出や交流の場を設けるなど、印象に残る体験で参加者の満足度の両立することが大切です。
ぜひ、本記事を目的に合った招待旅行の企画にお役立てください。
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IKUSA.jp編集部

たまこ
佐々江 美也香
