【関東】子どもが楽しめる体験イベント・施設20選

子どもが楽しめる体験イベントには、工作や伝統工芸、フルーツ狩り、動物との触れ合いなど、子どもの心に残るようなさまざまなテーマがあります。今回は、関東にある子どもが楽しめる体験イベントや施設を紹介します。親子で楽しめるイベントをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

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ハンドメイドが体験できる施設・イベント5選

まずはハンドメイドや工作の体験ができる施設やイベントを紹介します。

1.【ステンドグラス体験】那須ステンドグラス美術館（栃木県）

「那須ステンドグラス美術館」は、栃木県那須高原にある英国のマナーハウスをモチーフとされた美術館です。1800年代を中心としたアンティークステンドグラスが楽しめます。コンサートなどのイベントも多く開催し、パイプオルガンの美しい音色やステンドグラスから注ぐ柔和な光など、五感で楽しめる美術館です。

ステンドグラス体験教室では、色とりどりのガラスを使ってストラップや小物作りが楽しめます。40分と60分の2つコースがあり、ハートや星など自分の好きなモチーフを選んで挑戦できます。

2.【おもちゃ作り】東京おもちゃ美術館（東京都）

東京都新宿区四谷にある「東京おもちゃ美術館」は、古今東西さまざまな遊びを通じてその文化や知恵を伝承しています。親子の触れ合いの時間はもちろん、おもちゃを介して老若男女が交流できる環境が整っています。3階建ての館内は、「ゲームの部屋」「グッドトイてんじしつ」などエリアごとにテーマが分かれ、それぞれおもちゃが展示されています。

季節に合わせたおもちゃを作るイベントは、毎日開催されており、親子で楽しんで参加できるでしょう。工作のほかにも、紙芝居やミニコンサートが開催されています。

3.【藍染め体験】川崎市立日本民家園（神奈川県）

神奈川県川崎市にある「川崎市立日本民家園」は、古民家を将来に残すことを目的に運営されている野外博物館です。古民家のほか、水車小屋、歌舞伎舞台などが保存され、さまざまな日本文化に触れられます。

多摩川に近く、湧水も豊富な川崎では、江戸時代の頃から藍染めが盛んに行われており、「紺屋（こうや）」と呼ばれる染物屋が多くありました。日本民家園のなかにある「伝統工芸館」では、川崎の紺屋技術に触れられる、藍染め体験ができます。制作はハンカチやエコバッグのほか、持ち込みの布地に染色ができるので、希望のものがあれば持参してみましょう。

4.【サンドブラスト体験】ガラス工房砂あそび（千葉県）

千葉県千葉市若葉区にあるガラス工房「砂あそび」では、オーダー品の製作や、パワーストーンなどの展示販売、小学生から参加できる体験教室を開催しています。

サンドブラスト体験では、細かい砂をガラスに吹きつけて表面を彫刻加工する「サンドブラスター」という機械に挑戦します。グラスや小皿などのガラス製品に、自分の好きなデザインを選んで加工します。普段使いできる作品ばかりなので、体験の後も長く楽しめるでしょう。

5.【ろくろ体験】陶芸教室陶八さん（埼玉県）

埼玉県熊谷にある陶芸教室「陶八さん」では、電動ろくろを使う陶芸体験が楽しめます。作れる作品は、ぐい呑みや湯呑み、茶碗などがあります。小学生以下の小さな子どもは、保護者と同じろくろを使って体験ができます。講師はYouTubeで発信を行っている「コウウン先生」。気になる方は、YouTubeチャンネルをチェックしてみてください。

自然や動物と触れ合える施設・イベント5選

自然や動物と触れ合いながら、親子で楽しめる施設やイベントを紹介します。

1.【自然観察ガイド】神奈川県立あいかわ公園（神奈川県）

「神奈川県立あいかわ公園」は、神奈川県愛川町にある県立公園です。宮ヶ瀬ダムの近くにあり、51ヘクタールもの豊かな自然と愛川町の文化が楽しめます。

あいかわ公園では毎月さまざまなイベントが開催されていて、なかでも「自然観察ガイド」では、公園で生息する生き物や植物など、あいかわ公園の自然を専門職員に案内してもらえます。

そのほか、公園内にある工芸工房村にて、季節の工作や陶芸などが月替わりで行われています。

2.【自然工作教室】埼玉県自然学習センター北本自然観察公園（埼玉県）

埼玉県北本市にある自然学習センターは、自然学習や環境教育の拠点施設です。自然学習の機会の提供や人材育成などの活動を行っています。センター内にある北本自然観察公園では、自然学習指導員が毎週末と祝日に、その季節の見どころを案内してくれる「定例自然かんさつ会」を実施しています。雨や雪でも開催されるので、ありのままの自然を親子で感じられるでしょう。

かんさつ会後には、生き物をモチーフにした工作や、自然の材料を集めて作る「しぜん工作教室」が開催されます。「竹でマイはしを作る」「ノコギリ教室」など、多様なテーマで工作体験ができます。

3.【乗馬体験】マザー牧場（千葉県）

千葉県富津市にある牧場型のテーマパーク「マザー牧場」。250ヘクタールもの広大な敷地に、牛や羊などさまざまな動物と触れ合える牧場や季節ごとに咲く花畑、味覚狩りが楽しめるフルーツ農園などがあります。

あらゆる自然体験のなかでも、「乗馬体験」は3歳から体験でき、スタッフが馬を引いてくれるので安心して参加できます。

乗るのが少し怖いという場合は、エサやり体験に挑戦してみてはいかがでしょうか。さまざまな形で動物と触れ合える工夫が凝らされていて、親子で一日中楽しめる施設です。

4.【シープドッグショー】伊香保グリーン牧場（群馬県）

群馬県渋川市にある「伊香保グリーン牧場」では、ポニーやヤギ、うさぎなど、さまざまな動物たちと触れ合えます。特に、日本一のスケールを誇るシープドッグショーは圧巻です。牧羊犬が羊飼いのホイッスルを合図に羊たちをリードします。羊飼いと牧羊犬の見事な掛け合いや、100頭以上もの羊たちが山の斜面を駆けていく様子は大人も子どもも夢中になって楽しめるでしょう。

5.【飼育体験】アクアワールド茨城県大洗水族館（茨城県）

茨城県東茨城郡の水族館「アクアワールド茨城県大洗水族館」では、海洋生物に触れ合う機会や生態に関する講演会の場を作っています。

「自然体験塾」では、イルカやアシカ、ペンギンなどの飼育員の仕事体験ができます。たとえば、イルカの飼育体験では、ベテラン飼育員からイルカについての説明を受けた後、実際にイルカプールへ移動して体温測定の見学やエサやりなどに参加できます。

学びが深まる体験施設・イベント5選

施設見学などを通して、子どもの関心ごとがより深まるような施設やイベントを紹介します。

1.【アクアアカデミー】すみだ水族館（東京都）

東京都墨田区にある「すみだ水族館」は、「公園のような水族館」をコンセプトに、水槽前のベンチやカフェでくつろぎながら海の生き物たちを心ゆくまで楽しめます。

子どもたちに海の生き物を通じた学びの場を提供する「アクアアカデミー」を運営していて、工作やお絵かきなど、季節ごとのプログラムが毎日開催されています。たとえば、好きな色を塗って仕上げる「ゆらゆらクラゲちょうちん」は、揺らして遊びながらクラゲがどんな動きをするか学べます。

2.【飛行機格納庫見学】ANA Blue Hangar Tour（東京都）

東京都の羽田空港にあるANA（全日本空輸株式会社）の整備場では、飛行機の整備の様子を見学できるツアーが開催されています。

展示ホールでは、一等航空整備士になる方法の紹介や、作業の模擬体験ができる施設も用意されています。子どもも大人も充実した時間を過ごせるでしょう。

3.【艦船見学】YOKOSUKA軍港めぐり（神奈川県）

神奈川県横須賀市は古くから海軍港として発展し、現在もさまざまな艦船を見られます。

株式会社トライアングルが提供している「YOKOSUKA軍港めぐり」は、海上自衛隊の潜水艦、米海軍のイージス艦や空母、砕氷艦（南極観測艦）、潜水艦艦船など、横須賀港を出入りする艦船を間近で見られるクルージングツアーです。事前に、出入りする艦船がわからないため、見られる艦船はタイミング次第となりますが、ここでしか楽しめない出会いを満喫できるでしょう。

4.【職業体験】キッザニア東京（東京都）

東京都の豊洲にある職業体験アクティビティ施設「キッザニア東京」。施設内では独自の通貨「キッゾ」を使います。職業体験で得られるキッゾを使って、買い物やレンタカー、スポーツクラブなどのサービスを受けます。一連の流れを通じて子どもは社会の仕組みや職業を体験でき、学びを深められるでしょう。

職業体験の内容は多岐に及び、消防士、警察官などの公務員から、メーカー、コールセンター、工場など実にさまざまな種類が揃っています。実際の企業がスポンサーとなっているので、リアリティのある体験を楽しめます。

5.【ドームシアター】「日本科学未来館」（東京都）

東京都江東区にある「日本科学未来館」は、最新の科学技術を通じて未来を考え語り合う場として、さまざまな展示やイベントを開催しています。

3Dメガネを使うドームシアター「ガイア」では、空全体が立体で体験できるため、圧巻の映像が楽しめるでしょう。小惑星探査機をモチーフとした作品や、物理学をテーマとした作品など、上映作品は定期的に入れ替わるため、子どもと見たい作品は事前にチェックしておくのがおすすめです。ほかにも、展示の見どころを紹介してもらえるガイドツアーや実験体験イベントなどが用意されています。

食の体験ができる施設・イベント5選

工場見学や収穫体験など、食を通じて親子で楽しめる施設やイベントをチェックしてみましょう。

1.【インスタントラーメン作り】カップヌードルミュージアム横浜（神奈川県）

神奈川県横浜市にある「カップヌードルミュージアム横浜」。日清食品創立者の安藤百福が発明したインスタントラーメンは、世界の食文化に革命をもたらしました。ミュージアムの展示では、安藤百福の「創造的思考」に触れられ、発明の面白さが体感できる施設になっています。

館内では、小麦粉を捏ねる所から始まり、「瞬間油熱乾燥法」でチキンラーメンを手作りできる「チキンラーメンファクトリー」や、カップや具材を自分の好みで手作りできる「マイカップヌードルファクトリー」などの有料アトラクションが楽しめます。

2.【お菓子工場見学】ロッテおかしの学校（埼玉県）

埼玉県さいたま市にある株式会社ロッテの浦和工場では、「ガーナチョコレート」「パイの実」いずれかの製造ラインを見学できます。普段食べているお菓子がどのように作られているのか、食の安心・安全はどのように守られているのか、配布される「おかしの教科書」のクイズに挑戦しながら楽しく学べるでしょう。

見学の最後にはロッテのお菓子をプレゼントしてもらえます。何がもらえるかは当日のお楽しみ。製造について深く知れた後に味わうお菓子は、子どもの心に深く残るものとなりそうです。

3.【果物狩り】みなかみフルーツランド モギトーレ（群馬県）

群馬県利根郡みなかみ町にある「みなかみフルーツランド モギトーレ」は、約6.5万m²の広大な施設で、季節を通じていちごやぶどうなど計8種類のフルーツ狩りが楽しめます。

園内には農園で採れたフルーツを使って作るケーキが楽しめるカフェや、バーベキューや食事ができるレストランもあり、季節の旬をあらゆる形で楽しめます。プランによっては近くの温泉施設がセットで楽しめ、大人も子どもも大満足のひとときを過ごせそうです。

4.【手作り＆農業体験】らぽっぽなめがたファーマーズヴィレッジ（茨城県）

茨城県行方市にある、体験型農業テーマパーク「らぽっぽなめがたファーマーズヴィレッジ」。茨城県行方市は日本有数のさつまいも産地で、パークは廃校になった小学校の跡地をそのまま利用して運営されています。

焼き芋についてじっくり学べる「やきいもファクトリーミュージアム」では、申込者を対象に手作りスイートポテト教室（もしくは季節のおいもスイーツ教室）を開催しています。ミュージアム見学順路の最後なので、焼き芋のことをよく知ったうえで楽しく挑戦できるでしょう。

そのほか季節の果物収穫や料理教室など、農業に触れられる体験イベントがたくさん開催されています。

5.【醤油工場見学】キッコーマンもの知りしょうゆ館（千葉県）

醤油メーカー・キッコーマンの千葉県野田工場では、醤油の製造工程を見学できます。もろみの発酵・熟成の過程における色や香りの変化を観察でき、普段の生活で身近な調味料がどのように作られているのかを学べます。

見学後には、醤油のおいしさを体験できる「まめカフェ」を楽しみましょう。「まめカフェ」及び売店は工場見学者のみが利用できます。

まとめ

実際に体験をすることで、その事柄が一層深く心に残るものです。子どもが体験を楽しめる施設やイベントが関東近郊にはたくさんあるので、子どもが興味を持ちそうなテーマを選んで、ぜひ親子で楽しんでみてください。

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