従業員満足度福利厚生

updated: 2024 

ファミリーデーとは?メリット、実施方法、企画例を紹介

ファミリーデーとは?メリット、実施方法、企画例を紹介

社内イベントの1つであるファミリーデーを実施することで、社員とその家族のエンゲージメント向上や、社員同士・家族同士・家族内のリレーション構築などにつながります。

本記事では、ファミリーデーとは何か、実施するメリット、実施する際のポイント・注意点、おすすめの企画例・事例を紹介します

 

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会社のファミリーデーとは 

会社のファミリーデーとは、社員の家族が参加する社内イベントです。ファミリーデーとして実施できる社内イベントの例としては、社内運動会、社内パーティー、社内懇親会などが挙げられます。

会社のファミリーデーを行う目的

会社のファミリーデーは、「社員同士・家族同士・家族内のコミュニケーション促進・リレーション(関係性)構築」、「福利厚生の充実」、「社員・家族の会社理解の促進」などを目的として実施されます

社員の家族同士がコミュニケーションを取ることでリレーションを構築するだけでなく、ファミリーデーには「社員とその家族」におけるコミュニケーションを促進させ、関係を築く効果もあります。そのため、ファミリーデーはリレーション構築やチームビルディングなど、コミュニケーションに関連する効果を期待して実施されることが多い社内イベントです。

会社のファミリーデーを実施する3つのメリット

  • エンゲージメントの向上・リレーション構築
  • 会社理解の促進
  • 福利厚生の充実

会社のファミリーデーを実施することで、上記の効果が期待できます。

以下では、会社のファミリーデーを実施することで得られる5つのメリットを紹介します。

社員の家族を含むエンゲージメント(貢献意欲)や組織コミットメント(帰属意識)の向上

会社におけるエンゲージメントとは、一般的に「会社に対する貢献意欲」を含むモチベーションの高さを意味します。つまり、報酬や成長意欲などの自発的なモチベーションではなく、「会社や仲間の役に立ちたい」という貢献意欲がエンゲージメントです。

一方、組織コミットメントとは、一般的に「会社(組織)に対する帰属意識」を意味します。つまり、社員が会社に属しているという意識を持っている状態であれば、組織コミットメントが高い状態といえます。

エンゲージメントは「愛着心」と訳されることもあり、会社に対して愛着を持っている状態が前提にありますが、組織コミットメントにおいては愛着の有無や大きさが必ずしも前提にあるとはいえません。しかし、愛着を持つことで組織コミットメントが高まりやすくなるとはいえます。

ファミリーデーを実施することで、社員と社員、社員と自身の家族、家族と家族のコミュニケーションが促進され、それぞれのリレーション構築につながることで、人と人の結びつきを強めます。そうしたリレーション構築が、エンゲージメントや組織コミットメントの向上につながります。

福利厚生の充実・社員満足度向上

ファミリーデーは社内イベントの1つであり、福利厚生の充実につながります

福利厚生は、法的に定められた「法定福利厚生」と、法的に定められていない「法定外福利厚生」に分けられます。運動会、社内パーティー、懇親会などの社内イベントは法定外福利厚生に含まれます。法定外福利厚生は会社から社員に提供するサービスです。社員を労ったり、社員や家族への感謝を伝えたりするために、福利厚生の充実を図る会社は少なくありません。

福利厚生を充実させ、会社が社員を大切にすることが社員にとっての働くメリット(働きがい)の1つになることで、社員満足度の向上につながります。

社員の家族における会社理解の促進

一般的な退職理由の1つに「家庭の事情」が挙げられますが、そのなかには「家族からの反対」が含まれます。家族が社員に転職や退職を促す場合があるということです。

離職対策として、一般的にコミュニケーション活性化が有効な手段として挙げられます。誤解を持ったり、関係性が希薄化したりすることでネガティブな印象につながり、最終的に離職に至ることは少なくありません。そうした事態を避けるには、コミュニケーションを取ることが重要です。

ファミリーデーの形式で社内イベントを実施することで、社員の家族は「どのような社風の会社なのか」、「どのような社員と一緒に働いているのか」、「どのような経営者・役員がけん引しているのか」などを知ることにつながります。また、家族内のリレーション構築をすることで、会社との結びつきを強めます。つまり、ファミリーデーを実施することは、社員の家族が会社理解を深めることにつながります。

会社のファミリーデーを行う際のポイント・注意点

ファミリーデーを実施する際には、以下のポイントが重要です。

  • 子どもが一緒に楽しめること
  • コミュニケーションを促進させること
  • 体験型アクティビティを取り入れること
  • チームビルディングにつなげること
  • 参加ハードルを下げること

上記の5つのポイントについて、以下で詳しく紹介します。

子どもが一緒に楽しめる企画を立てる

ファミリーデーを実施する際には、社員とその家族が一緒に楽しめる企画を立てることが重要です。特に子どもが退屈せず、また学びや良い経験になるように配慮することで、社員や家族の満足度向上につながります。

子どもも一緒に楽しめる企画については、企画例の章で詳しく紹介します。子どもが楽しめる・一緒に学べるファミリーデーに適した企画としては、以下の2つが特におすすめです。

社員の家族内コミュニケーション促進

ファミリーデーを実施する目的として、「家族内コミュニケーション(社員とその家族とのコミュニケーション)」を挙げる会社も少なくありません。ファミリーデーは社員同士・家族同士に限らず、家族内のコミュニケーション促進もできます。

一例ですが、家族内で協力するアクティビティを活用することで、家族内コミュニケーションが促進されます。家族の形や特徴はそれぞれ異なりますが、会社や他の家族と接することでコミュニケーションに変化がみられることもあります。ファミリーデーを実施する際には、家族内コミュニケーションを促進させる取り組みを含めることが重要です。

体験型アクティビティを実施

ファミリーデーを企画する際には、コミュニケーション促進、参加者が楽しめることを重視して企画を立てることが重要です。体験型アクティビティを実施することで、コミュニケーションと楽しさを両立することができます。

ファミリーデー向け体験型アクティビティの例

  • 運動会
  • BBQ
  • 周遊型謎解き
  • SDGs・防災

一体感・達成感を通じたチームビルディング

チームビルディングやコミュニケーション活性化につなげるには、同じ目標に向かい、一体感・達成感のある体験をチームで共有することが大切です。そうした実感を持つことによって、共通認識・仲間意識などの醸成につながり、チームとしての結束力や互いに対する意識強化などの効果を期待できます。

社員・家族が参加するハードルを下げる

ファミリーデーを通じて目的を達成するには、可能な限り多くの社員・家族が参加し、全体としてのコミュニケーション活性化・チームビルディングなどにつなげることが重要です。そのためには、ファミリーデーへの参加する際のハードルを下げることが重要です。

参加するハードルを下げるためのポイント

  • 自宅から次回場所(会社の近く)で実施する
  • 土日祝日に実施する
  • 半日程度で終わるスケジュールにする
  • 子どもを優先した企画にする
  • 費用を会社が負担する
  • 実施日の23カ月前には実施をアナウンスする
  • 福利厚生の一環であることを周知する
  • 全員が楽しめる企画を立てる

会社のファミリーデーにおすすめの企画例6

以下では、会社のファミリーデーにおすすめの企画例を6つ紹介します。

チャンバラ合戦

チャンバラ合戦は、当たっても痛くないスポンジ製の刀で、肩につけたボールを落とし合う合戦アクティビティです。老若男女問わず、誰でも本気で楽しめます。

チャンバラ合戦は軍議、合戦、振り返りの軍議の流れでPDCAサイクルを回し、体験を通じてブラッシュアップする経験を積めることも特徴です。そのため、地域イベント・施設イベントのほか、研修の要素を含む社内イベントでも人気があります。

※会場手配、準備・搬入、当日の運用など、ワンストップでご支援させていただきます。

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水合戦

水合戦は、障害物を使いながら水鉄砲で撃ち合う合戦アクティビティです。胸につけた魂が濡れると落ち武者が浮かび上がるターゲットを撃ち合います。

圧倒的に楽しいことが特徴で、ルールがシンプルでわかりやすく、運動能力の高さに左右されないため、子どもから大人まで本気で取り組めます。また、水合戦はチャンバラ合戦と同様に、合戦の戦略性も楽しむことができます。

※会場手配、準備・搬入、当日の運用など、ワンストップでご支援させていただきます。

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NEW運動会

NEW運動会は、運動会の定番種目のほか、バブルサッカー、チャンバラ合戦、キンボール、脱出ゲームなどのユニーク種目も実施可能な運動会アクティビティです。

社内運動会でユニーク種目を実施することで、参加者が未体験の新鮮さを感じられる競技を通じて本気で楽しむことができます。

※会場手配、準備・搬入、当日の運用など、ワンストップでご支援させていただきます。

※昼食に最適なビジメシランチボックスなどのフードサービスもご利用いただけます。

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周遊型謎解きゲーム

周遊型謎解きゲームは、チェックポイントを歩き回る「周遊性」のある謎解きアクティビティです。テーマ性・世界観のある謎解きを楽しめることが特徴で、プランによってはSDGsや防災に関する学びを得られるものや、クリスマスシーズンに最適なものなど、バラエティに富んだ周遊型謎解きを実施することができます。

下記のパッケージプランのほか、完全オリジナルの謎解きを制作することも可能で、ファミリーデーで自社に合わせた内容の周遊型謎解きゲームを実施できます。

周遊型謎解きゲームのパッケージプラン例

  • 戦国宝探し(歴史)
  • 宝探しラリー(宝探し)
  • うっかりサンタと秘密のクリスマス(クリスマス)
  • 災害都市からの大脱出(防災)
  • SDGsナゾトキ探検隊(SDGs

※会場手配、準備・搬入、当日の運用など、ワンストップでご支援させていただきます。

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防災ヒーロー入団試験

防災ヒーロー入団試験は、頭と体を動かしながら家族で楽しく防災を学べる体験型防災アクティビティです。防災には「事前準備」、「災害発生」、「発災直後」、「避難生活」、「生活再建」の5つのフェーズがあり、体験を通じてそれぞれに関係するアクティビティを体験することで、防災意識の向上、興味・関心を持つことなどにつながります。

防災に取り組むうえでは、会社内・家族内それぞれで、日頃から話し合うことが重要です。防災ヒーロー入団試験を実施することで、防災について考え、取り組むための一歩を踏み出すきっかけになります。

防災ヒーロー入団試験の種目例

防災スリッパづくり

水消火器射的

防災ウォークラリー

スモーキー迷路

おうち安全間違い探し

防災リュック間違い探し

※会場手配、準備・搬入、当日の運用など、ワンストップでご支援させていただきます。

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SDGsアドベンチャー

SDGsアドベンチャーは、体験を通じて親子でSDGsを学べるアクティビティです。島に見立てたワークショップを体験することで、身近なところにあるSDGsに関する物事に触れ、子どもから大人までSDGsに対する意識向上や興味・関心を持つきっかけになります。

※会場手配、準備・搬入、当日の運用など、ワンストップでご支援させていただきます。

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会社のファミリーデーを実施した事例

ブリヂストン労働組合様が主催するフェスにて、防災ヒーロー入団試験とSDGsアドベンチャーを実施していただきました。開催目的は「家族で楽しめて、かつ学びのあるものにすること」、来場者は約540名にものぼり、「コンテンツの楽しさ」、「徹底した運営サポート」などをご好評いただいております。

イベントの詳細は以下の事例記事で紹介しています。

事例記事:ブリヂストン労働組合様主催のフェスにて防災ヒーロー入団試験とSDGsアドベンチャーを実施いただきました!

まとめ

ファミリーデーを行うことで、社員の家族を含めたエンゲージメント(会社への貢献意欲)や、組織コミットメント(帰属意識)などを向上させ、社員同士のリレーション構築などにもつながります。

株式会社IKUSAは、年間1000件以上の社内イベント・研修の企画から運営までワンストップで支援する「あそび総合カンパニー」です。自社開発の体験型アクティビティを中心に、運動会、謎解き、チャンバラ合戦、パーティーや社員旅行向けのアクティビティなど、60種類以上のサービスを提供しています。専任のMCやサポートスタッフが安心のファシリテート体制でイベント開催を支援し、自社事業として展開しているフードサービスの利用や会場手配サポートなども可能です。

ファミリーデーの実施・企画についてご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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この記事を書いた人

ともしど
コンテンツ制作ディレクター/IKUSA編集部ディレクター。寿司板前時代には魚をさばくパフォーマンスを毎日行い、マグロの解体ショーも積極的に実施。「お客様に感謝され喜ばれること」をモットーとして寿司板前の仕事をするなかで学んだ経験を生かし、Web業界で奮闘中。
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