updated: 2024
オンラインイベントで集客する9つの方法と集客率を上げるコツ
オンラインイベントを開催する際には、適切な集客方法を活用することが大切です。
本記事では、オンラインイベントの集客方法と集客率を上げるためのポイント、集客事例を紹介します。
年間1000件以上のイベント・研修を支援。IKUSAのサービス総合カタログ【デジタル版】を無料配布中
⇒無料で資料を受け取る
幹事さん向け「会社のパーティー・宴会 進行台本集」とは?
⇒無料で資料を受け取る
イベントの企画から司会、会場装飾、食事手配まですべておまかせ!
社員の一体感を醸成する「懇親会・社内パーティープロデュース」とは?
⇒懇親会・社内パーティープロデュース ご紹介資料を無料で受け取る
オンラインイベントの集客方法
オンラインイベントの集客方法は、大きく分けて以下の5つが挙げられます。
- Webサイト
- イベントポータルサイト
- DM
- SNS
- Web広告
以下では、それぞれの集客方法の特徴や種類について紹介します。
1.Webサイト
Webサイトを利用した集客方法は、自社で運営しているホームページにイベント情報を掲載する方法と、イベント専用サイトを作成する方法があります。
自社ホームページ
自社で運営しているホームページがある場合には、無料で情報を発信することができ、すでに興味や関心を持っている人にアプローチできます。自社ホームページを訪れるユーザーは、すでに自社またはイベントに関心を持っている可能性があり、イベント情報を記載することで具体的なアクションにつながることを期待できます。
また、自社ホームページにイベント情報ページを作成することで、リスティング広告を活用することができます。リスティング広告とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンの検索結果のユーザーの目に留まりやすい位置にページタイトルとディスクリプションを表示することができるWeb広告の1種です。広告費用がかかりますが、イベントに関心を持つと期待できる顕在層に対する効果的な集客が可能です。
イベント専用サイト
イベント専用のWebサイトを作成することで、情報告知以外にも、チケット販売、参加申し込み、顧客の行動分析、アンケートなどを行うことができるようになる可能性があります。また、Webサイトをイベントに特化させることで、効果測定の精度が上がり、効果的な集客が可能になります。
2.イベントポータルサイト
イベントポータルサイトとは、イベントに関する情報をまとめて発信しているWebサイトです。オンラインからオフライン、大規模から小規模まで、さまざまなイベントに関する宣伝が可能です。すでにイベントを探しているユーザーに向けて情報を発信することができるため、効果的な集客が可能になります。
無料で利用可能なイベントポータルサイトもあり、「こくちーずプロ」、「Peatix」などが挙げられます。
3.SNS
Facebook、X(旧Twitter)、InstagramなどのSNSを活用し、イベントの告知を行うことができます。SNSは無料で手軽に情報を発信でき、すでに興味・関心持たれているユーザーに向けて情報を発信することができるため、効果的な集客が可能です。
SNSごとにユーザー層・特徴が異なり、イベントのターゲットに応じて利用するSNSを使い分けることが重要です。SNSは拡散性が高く、XのリポストやInstagramのハッシュタグ機能などを活用することで、フォロワー以外にも情報を届けられます。
4.DM・メールマガジン
DM(ダイレクトメッセージ)やメールマガジンは、おもに既存顧客にアプローチする方法です。SalesforceなどのMAツール(マーケティングオートメーションツール)を活用することで、イベントに対する関心の高いユーザーに対してDMの効果的に送付することができます。また、DMやメールマガジンの開封率やクリック数などを測定することができるMAツールもあります。
5.Web広告
Web広告は即効性の高さと適したターゲットに情報を届けられることが特徴です。広告の出稿から配信までの期間が短く、イベントの開催まで時間的余裕がない状況でも、集客効果を期待できます。
Web広告の方法としては以下の4つが挙げられます。
- 動画広告
- 検索連動型広告
- ディスプレイ広告
- SNS広告
以下では、それぞれの特徴を紹介します。
動画広告
動画広告はYouTubeの動画コンテンツを視聴中に流れてくる広告をイメージするとわかりやすいでしょう。動画広告はコンテンツに割り込んで再生されるため、ユーザーがストレスを感じやすい反面、注目を惹きやすいのがメリットです。
また映像とBGMを駆使し、広告対象の魅力を効果的に伝えられます。表現方法が豊かな動画広告はキャッチーな内容にして、活字慣れしていない子どもや外国人にもアピールでき、ターゲットを絞ったマーケティングもしやすいといえます。
検索連動型広告
検索連動型広告は、インターネットで特定のキーワードで検索をかけた人に対して、広告を配信する方法です。キーワードと関連性が高い広告が配信されるため、興味がある人に対して効果的なアピールが可能です。
たとえば「埼玉 飲食店」というキーワードで検索をした人は、埼玉でおすすめの飲食店はどこか気になって検索したと考えられます。そこで埼玉の飲食店に関する広告を配信すれば、クリックされる確率は高くなるでしょう。
対象を絞って広告を出すことができるので、無駄が少なく、優れた費用対効果を見込める方法です。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告はWebサイトなどの広告枠に画像や動画、テキストを表示させる広告で、バナー広告と呼ばれる場合もあります。Webサイトやアプリに表示され、イベントの認知を拡大する効果が見込めます。
ディスプレイ広告の大きな特徴は、イベントに対して関心を持つ可能性があるが具体的な行動を移すまでに至っていない潜在層に対して訴求できることです。
ディスプレイ広告は検索連動型広告と比較し、クリック単価が低いため、同じ予算でより多くの人を誘導しやすいという特徴もあります。ただし、ニーズが明らかで行動意欲が高いユーザーにアプローチする検索連動型広告と比べ、潜在層も含む幅広い対象に向けて配信するディスプレイ広告は、申し込み率は上がりにくいともいえます。
ターゲットとなるユーザーに合わせて検索連動型広告・ディスプレイ広告を使い分けることが重要です。
SNS広告
SNS広告は、FacebookやXなどのSNSに表示される広告です。SNSのアカウントを持っていれば広告を出せる手軽さが特徴です。SNS広告は細かく条件を設定することができるため、ターゲティングの精度は高いといえますが、SNSごとのユーザーの特徴に合わせて広告を出稿することが大切です。
オンラインイベントの集客率を上げるためのコツ
以下では、オンラインイベントの集客率を上げるためのポイントを紹介します。
イベントの目的やターゲットを明確にする
イベントの目的やターゲットによって、効果的な集客方法は異なります。集客方法を検討する前に、イベントの目的やターゲットを明確化させる必要があります。
たとえばSNSは、ターゲットに応じてツールを使い分ける必要があります。
- Facebook:実名登録必須でビジネスに活用している人も多い
- Twitter:比較的ユーザーの年齢層が低くユーモアある投稿が好まれる
- Instagram:画像や動画コンテンツを量産できる業界・職種と相性がいい
上記のようにそれぞれのSNSの特徴を踏まえ、イベントのターゲットとマッチするかを検討し、活用するSNSを選ぶことが重要です。
オンラインイベントに参加するメリットを提示する
オンラインイベントに参加するメリットがユーザーにマッチすれば、イベントに関心を持つきっかけづくりができます。たとえば、「関心はあったがやってみたかったことを体験できる」、「関心のある人とコミュニケーションを取ることができる」、「情報価値の高い情報が得られる」、「イベントに参加することで特典が得られる」などが挙げられます。
満足度が高いイベントを目指すなら、参加者に「いつもと違う」と思わせることが重要です。イベントの質を高めるには「トキ」に焦点を当て、その場でしか経験できないような体験を提供することを意識しましょう。イベントの企画で特に大切にしたいのは非再現性です。非再現性とは、同じイベントは二度と行われないであろう希少性の高さを意味しています。
ターゲットが参加しやすい日時を選ぶ
ユーザーが参加しやすくするために、開催日時はターゲットのライフスタイルを考慮して設定しましょう。たとえばビジネスマン向けのイベントなら、平日の昼間だと仕事との調整が必要となり、参加しにくいと考えられます。また専業主婦(専業主夫)の方がターゲットであれば、平日の昼間であれば参加しやすいでしょう。
参加しやすい開催日時の特定が難しければ、過去に開催した同様のターゲットに向けたイベントの参加率を分析するのが効果的です。
こちらの記事では、オンラインイベントの面白くて盛り上がるゲームや企画を20選紹介しています。ご興味がある方はぜひご覧ください。
オンラインイベントの面白い企画・アイデア21選
オリジナリティを出す際は自社・顧客双方のメリットを意識する
オリジナリティは重要な要素ですが、それだけでは参加者の満足度が高まらない場合があります。「ユーザーのメリット」という観点から、企画する意識を持ることが大切です。また参加者のメリットを追求しすぎると自社の利益が損なわれる可能性があるため、バランスを取ることも重要です。
たとえば参加者数の増加を目的に参加費を大幅に下げる施策を講じるとしましょう。顧客満足度は高まるかもしれませんが、十分な利益をあげることができなければビジネスとして成功したとはいいがたいでしょう。
また、新規顧客を増やすためにコンテンツの内容を変更すると、リピーターが離れてしまうおそれもあります。どこまで許容できるか、長期的にどのような影響が出るかという部分も踏まえて、検討することが重要です。
イベント実施後にはアンケートを実施する
イベントの実施後に参加者に対してアンケートへの回答を求めることで、次のような効果を期待できます。
- 意見や感想を次回のイベントに反映して集客率や顧客満足度の改善を図る
- 連絡先を入手し、次回以降のイベントの案内を送付してリピーターの獲得へ繋げる
アンケートを作成する際は、イベントの目的に沿って質問内容を考える意識が大切です。また答えやすいよう、質問文はできるだけシンプルに短く、また回答方法は選択式を採用しましょう。
リマインドメールを送付する
リマインドメールを送付することで、イベントの存在を忘れられる可能性を低下させることができます。1週間前や1日前など、感謝のメッセージを添えてリマインドメールを送付することが大切です。
オンラインイベントの集客事例
業界の垣根を超えて知識の共有や関係性の構築を図り、移動の進化の未来像について考えるイベント「Mobility Transformation」は、オンライン展示会の開催によって、高い集客効果を得ています。
一回目のオフラインイベントでは1,500名の参加者が集まったのに対し、2020年に行われたオンライン展示会では7,700名まで増加しました。
集客数アップの要因は、オンラインイベントに興味が高い人が登録するプラットフォームを利用したためだと考えられています。オンラインイベントに特化したツールを使うことで、効果的な集客につながったといえるでしょう。
出典:これを見れば一目瞭然!オンラインイベントの成功事例 | スポーツワンSPORTSONE
まとめ
オンラインイベントの集客方法は大きく分けてWebサイト、イベントポータルサイト、DM・メールマガジン、SNS、Web広告などが挙げられます。それぞれ効果が出るまでの期間、ターゲティング精度、費用感などが異なり、オンラインイベントのターゲットや内容に応じて適切な方法を選ぶことが重要です。
それぞれの集客方法のメリット・デメリットを考慮して、開催するオンラインイベントに最適な手段を取りましょう。
IKUSAでは、年間1000件以上のユニークなイベントや研修を支援しています。90種類以上のイベント・研修サービスからお客様のニーズに合わせてご提案させていただき、ご要望に応じたカスタマイズも可能です。サービスの詳細や具体的な事例は下記の資料でご確認ください。
⇒無料でサービス総合カタログ【デジタル版】を受け取る
幹事さん向け「会社のパーティー・宴会 進行台本集」とは?
⇒無料で資料を受け取る
【関連記事】
オンラインイベントの開催の流れが知りたい方はこちら。
オンラインイベント開催の流れを9ステップで紹介!成功させるポイントや具体事例、おすすめサービス
オンラインイベントの準備の流れが知りたい方はこちら。
オンラインイベントを企画しよう!準備の流れ・成功させるポイント・成功事例を紹介
オンラインイベントのおすすめ事例が知りたい方はこちら。
オンライン社内イベント・レクリエーションおすすめ事例11選