updated: 2024
子ども向けイベント企画10選!企画のポイントも解説
子ども向けイベントは、ファミリー世帯をターゲットとした集客において効果的です。
成功させるためには、子どもの好奇心をくすぐる楽しいイベントや、ファミリー揃って楽しめる企画がおすすめです。
本記事では、子ども向けイベントの概要や実施するメリット、企画時のポイント、事例として参考にしたい企画アイデアを紹介します。商業施設や博物館、自治体など、「ファミリー世帯や子どもを対象にしたイベントを開催したい」と考えているなら、ぜひ参考にしてください。
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子ども向けイベントとは
子ども向けイベントやファミリーイベントは、主に未就学児や小学生、またその家族を対象としたイベントです。体を動かして体験できるものや、人気キャラクターが登場するもの、知的好奇心をくすぐるものなどが人気で、大人も含め家族そろって楽しめるイベントが多数実施されています。
子ども向けイベントのほとんどは保護者の付き添いが必要なので、子連れ客、またはファミリー世帯の集客に効果を発揮します。
子ども向けイベントを実施するメリット
子ども向けイベントやファミリーイベントにはどのようなメリットがあるのでしょうか。企業が実施する場合と、商業施設が実施する場合に分けて解説します。
企業がファミリーイベント実施する場合
- 商品やサービスの認知度アップに繋がる
提供している商品やサービスが子ども、子育て世帯に関わるものの場合、積極的に子ども向けイベントを行うことで、ターゲットへ効率的にPRすることができ、認知度がアップするでしょう。
ペルソナ(=ターゲット層)を明確に設定することで、効率的なPRに繋げることが可能です。
- 商品やサービスのレビューを集められる
商品やサービスを実際にターゲットに試してもらうことで、利便性や有効性を確かめることができます。アンケート結果や感想を商品に反映することで、商品の改善にも繋がるでしょう。
- 企業のイメージアップに繋がる
子ども向けイベントの開催によって企業のイメージアップも可能です。
子どもやファミリー層が安心して楽しめる場であることで、明るく、健全なイメージを印象付けることに繋がります。企業としての良い印象が定着し、新たなファン層を獲得することにも繋がります。
商業施設が実施する場合
- 高い参加率が期待できる
子ども向けイベントは、大人のみのイベントに比べて高い参加率が期待できます。
特に魅力的な企画であれば、広告などを見た子どもが「行きたい」、「やってみたい」と感じるでしょうし、さらに保護者としても「参加させてみたい」という気持ちを抱くでしょう。
- ファミリー世帯の集客ができる
子ども向けイベントの大きなメリットは、ファミリー世帯を中心に集客できる点です。
小さな子どもには保護者の付き添いが必要であるため、子ども向けイベントは、親子揃ったファミリー世帯の集客効果が期待できます。
また、商業施設ではイベント前後に保護者が買い物や飲食をすることも多く、来店機会の創出効果もあります。商業施設にとって子どもも楽しめるファミリーイベントを実施することは、集客効果が期待できでしょう。
- 主催者のイメージアップに繋がる
子ども向けイベントの開催によって主催者のイメージアップも可能です。
子どもやファミリー層が安心して楽しめる場であることで、明るく、健全なイメージを印象付けることに繋がります。店舗や施設のイメージアップを図りたい場合、子ども向けにワークショップを実施することで印象を変えられるかもしれません。
子ども向けイベントの企画方法
ターゲットを明確にする
子どもの興味や行動は、年齢や月齢、発育状態によって著しく変化します。ターゲットとなる年齢層はできるだけ詳しく想定し、それに合わせて企画・準備をするとよいでしょう。
例えば「ハサミを使う」内容であれば、3歳以降の子どもなら参加ができそうですが、複雑な形を切り出すことはまだ困難でしょう。また、ハサミをもって走ったり、紙以外のものを切ってしまったり、ということもあるかもしれません。安全性をしっかり確保できるよう、環境を整える必要があります。
親子で楽しめるよう工夫する
子ども向けイベントでは保護者が付き添う場合がほとんどなので、保護者がどのように関わるかを企画時に想定しておくとよいでしょう。
たとえば「一緒に挑戦する」「親と子で協力してクイズに挑む」など一緒に遊べる内容でもいいでしょう。また、「子どものみ入場して、保護者は見学ができる」場合は、保護者の待機スペースや、近くで買い物ができるなど、保護者の動きも想定しておくことがおすすめです。
季節や場所に合ったテーマにする
商業施設や行政施設などでの子ども向けイベントでは、主な目的は施設への集客ということになります。たとえば水族館なら魚や海、自治体なら防災をテーマにするなど、わかりやすいテーマを設定すれば集客にも効果があるでしょう。
また、夏なら夏休みらしさ、冬ならクリスマスの雰囲気など、季節感や流行にも合わせた企画にすると話題になりやすいでしょう。
子ども向けイベント企画10選
具体的には、どのような子ども向けイベントがあるのでしょうか。ここからは、おすすめのイベント例をピックアップし、開催事例も交えてご紹介します。
戦国ワークショップ
戦国ワークショップは、株式会社IKUSAが展開している子ども向けイベントです。地域活性化や施設の集客などを目的としていたイベントとして人気があります。
戦国時代の歴史を学びながら親子で体感できるワークショップとなっていて、自分だけの刀をつくる「⼑ワークショップ」や「流鏑馬射的」、「甲冑着付け体験」を始め、女の子も楽しめる「万華鏡づくり」「かんざしづくり」など性別年齢問わず、幅広い層に楽しめる内容になっています。
【開催事例】「戦国ワークショップ」富山城フェス2020
防災ヒーロー入団試験
防災ヒーロー入団試験は、親子で楽しめる防災をテーマにしたイベント企画です。
体験型のワークショップであるのが特徴で、体と頭をたっぷりと動かしてしっかりと「緊急事態」に必要な知識を身につけていきます。単純に防災について学べるだけではなく、楽しく参加できる点が魅力で、遊び感覚で進めていけます。
もちろん、ただ楽しんで終わるわけではなく、実践的な内容にも触れられるため、より防災を身近に感じ日常の生活のなかでも役に立つでしょう。
「子どもの防災意識を高めたい」というママ・パパからも人気の企画なので、ぜひ企画として検討してみてください。
【開催事例】「防災ヒーロー入団試験」アリオ上尾様2020
SDGsアドベンチャー
SDGsアドベンチャーは、SDGsが学べる体験型ワークショップです。
SDGsを体験できるワークショップを島に見立てて、そのすべてをクリアすると缶バッジを受け取ることができます。
ワークショップの内容は、分別をテーマにした「ポイポイ島」、迷路でフェアトレードについて学べる「フェアトレード島」など、5種類以上。それぞれ5~15分ほどで体験できるので、飽きずに楽しみながらSDGsを学べると大人気です。このワークショップをきっかけに、日常生活でも親子でSDGsを意識するようになった、という声も。
SDGsをテーマにワークショップを開催したい方、大人も子どもも楽しめるイベントを企画したい方は、ぜひSDGsアドベンチャーをご検討ください。
【開催事例】「SDGsアドベンチャー」UNIMOちはら台様
キッズタウンビルダーズ
キッズタウンビルダーズは、子どもが熱中して取り組み、
事務職が体験できる「はんこの達人」、デザイナーのような体験ができる「カラフルクリエイター」など、ゲーム感覚で楽しみながらリアリティのある職業を体験することができます。ニーズに合わせたものを選んで開催することもでき、子どもたちの仕事観の育成や職業選びのヒントに繋げることができます。
ぼく・わたしの手作り動物園
「ぼく・わたしの手作り動物園」は、工作やモノづくりをベースとしたワークショップイベントです。
紙や布、木材など、あらゆる材料を自由に使って、自分だけの動物園を作り上げていきます。子どもならではの自由な感性が光るワークショップなので、「珍しい体験をさせてあげたい」というママ・パパからも人気を集めています。
人数分の材料を集めなければならないため、準備にやや時間がかかりますが、比較的手軽かつ安価に入手できる材料が多いため、開催はしやすいでしょう。あまり広いスペースがない場合には、空いている場所の一角でも実施できます。そのため、商業施設や自治体の敷地などでも取り入れやすいでしょう。
参考:東京のキッズ・子供向けのワークショップ:『ぼく・わたしの手作り動物園』 | Craftie
切り絵で色の魔術師マティスになろう!!
「切り絵で色の魔術師マティスになろう!」は、切り絵を楽しめるワークショップイベントです。フランスの画家として有名なマティスの作品を切り絵で表現していきます。
切り絵が楽しめるだけではなく、世界の美術作品に触れる機会となる点が子ども向けワークショップとして人気です。
もちろん、必ずしも世界の美術作品をテーマにする必要はありません。季節や食べ物、自由な発想など、別のテーマを設けて切り絵のワークショップイベントを企画するのもいいでしょう。
参考:東京のキッズ・子供向けのワークショップ:切り絵で色の魔術師(まじゅつし)マティスになろう!! | Craftie
カラフルモンスター キッズワークショップ
「カラフルモンスター キッズワークショップ」は、リアルだけではなくオンラインでも実施できるワークショップです。
風船や紙、糸などクラフトに必要な材料をあらかじめ配布したり、参加者自身に準備してもらったりして、それを材料に可愛らしいモンスターを作っていくだけ。怪談が盛り上がる夏やハロウィンが近いタイミングではとくにおすすめです。
参考:東京のキッズ・子供向けのワークショップ:オンライン開催:カラフルモンスターキッズワークショップ | Craftie
うちのなかのひみつきち
「うちのなかのひみつきち」は、オンライン環境だからこそ実現できるワークショップイベントです。
おうちを舞台にしたワークショップであり、家の中にあるもので工作や実験をします。オンラインでありながら、子どもがワクワクするような企画が盛りだくさんなので、開催時には毎回多くの参加者が集まります。
「オンライン環境」を準備すれば開催ができるため、比較的始めやすいワークショップだといえるでしょう。
参考:うちのなかのひみつきち【オンライン】1-3月幼児クラス – キッズクリエイティブ研究所
ロボットプログラミング教室 ロボ団
ロボットプログラミング体験会は、文部科学省が提唱するプログラミング的思考(論理的思考)を体験できるワークショップです。ロボットを動かすために必要な制御システムやセンサーの仕組みを学び、プログラミング言語を使いつくったプログラムで実際にロボットを動かします。試行錯誤する体験を通して、プログラミングの楽しさや奥深さを肌で感じられます。
2020年から小学校でプログラミング学習が必修化されたことにより、プログラミングへの関心は高まる一方です。多くの場合が親子参加型となっており、体験会を提供している団体とコラボしたイベントを実施すれば集客につながりやすいでしょう。
トレジャーハンター・化石鉱石発掘体験
「トレジャーハンター・化石鉱石発掘体験」は、化石発掘のプロセスのなかで重要な工程である「化石クリーニング」を限りなく実体験に近い形で体験できるワークショップです。
ハンマーとノミを使って、石膏プレートに埋められた本物の化石を発掘します。なかには恐竜の牙が入っているものも! 発掘した化石は持ち帰りOK。親子で宝探しに夢中になれます。
参照:トレジャーハンター・化石/鉱石発掘体験 | 株式会社アソビスキー | 習志野市
まとめ
子ども向けイベントは、ファミリー層の集客に効果的なので、企業や商業施設では取り入れてみることがおすすめです。
最近では子どもやファミリーに特化したイベント会社も多数展開されているので、「自分たちだけで対応するのは難しそう」といったときには、今回紹介した企画を運営しているイベント会社を検討してみてください。
IKUSAでは、年間1000件以上のユニークなイベントや研修を支援しています。90種類以上のイベント・研修サービスからお客様のニーズに合わせてご提案させていただき、ご要望に応じたカスタマイズも可能です。サービスの詳細や具体的な事例は下記の資料でご確認ください。
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