updated: 2023
【開催事例】「SDGsアドベンチャー」UNIMOちはら台様
こんにちは!
2023年5月6日、千葉県の商業施設UNIMOちはら台にて、体験型ワークショップ「SDGsアドベンチャー」が開催されました。本記事では、実施背景や当日の様子、参加者様・イベントご担当者様の声を紹介します。
地域住民にSDGsを身近に感じてもらいたい
UNIMOちはら台は地域住民に馴染み深い商業施設で、毎月様々なイベントが開催されます。最近ではSDGs推進の取り組みにも注力されています。
今回はイベントご担当者様が地域住民にSDGsを身近に感じてもらえるイベントの開催を検討されていたところ、IKUSAのSDGsアドベンチャーに興味を持っていただき、開催にいたりました。
親子で楽しく学べるSDGsアドベンチャーとは?
SDGsアドベンチャーとは、体験を通じてSDGsの基礎を学べるワークショップです。「世界を大冒険!SDGsアドベンチャー」というテーマのもと、参加者様には冒険家として、島に見立てたいくつかのワークショップを体験していただきます。
ワークショップは以下の5種類があります。
- ゴミの分別とリサイクルについて学べる「ポイポイ島」
- 仲間と協力することの大切さを学べる「つみつみ島」
- 廃材を自分たちで再利用する方法を学べる「ロゼット島」
- 海の環境について学べる「フィッシング島」
- フェアトレードへの理解を深められる「フェアトレード島」
この中から実施するイベントの属性に合わせて、主催者様側でお好きなものをお選びいただけます。小さなお子様から大人まで楽しくSDGsを学べるコンテンツになっており、親子でSDGsについて考えるきっかけになります。
当日の様子
本イベントではSDGsアドベンチャーの5つのワークショップのうち、「ポイポイ島」「つみつみ島」「フェアトレード島」の3つを実施しました。
500名以上の方々にご参加いただき、大変大盛況でした。以下、当日の様子をご紹介します。
受付でスタンプカードをもらおう!
まずは受付でルール説明を聞き、スタンプカードを受け取ります。
スタンプカードの裏面にはスタンプを押す箇所が3つあります。3つの島を巡ってスタンプを全て集めると、宝物がもらえます。
それでは冒険に出発進行!
ポイポイ島でゴミの分別とリサイクルについて学ぼう!
初めにポイポイ島へ到着しました。
ボールプールの中にカプセルが混ざっています。カプセルにはアルミ缶、ビン、牛乳パックなど、ゴミの種類別にイラストが入っています。制限時間1分間でできるだけ多くのカプセルを分別していきます。
マジックハンドでカプセルを掴み…
ゴミ箱に分別します。ゴミ箱にはスマートフォンやティッシュペーパーなど、分別したゴミから新たに作られるもののイラストが貼られています。ゴミが何に生まれ変わるのか想像しながら分別していきましょう!
ゲーム終了後は、分別したゴミが何に生まれ変わるのかをスタッフが解説します。
ポイポイ島では、体を動かしながらリサイクルについて考え、解説を聞くことで学びを深く定着させることができます。
つみつみ島で協力することの大切さを学ぼう!
次につみつみ島へ到着しました。
机の上にはイラストが描かれたブロックが置かれています。探検服を着た子どもたちはお金や電球を手に持っています。電球は「ひらめき」を示し、ひらめきもお金も幸せに暮らすために欠かせないものであるとします。制限時間1分間で、「ひらめき」と「お金」が全ての島に行き渡るようにブロックを並べていきます。
ひらめきとお金が平等に行き渡るためには、どのように並べるのが良いでしょうか?1人で取り組むには難しいゲームです。
時間内に正しく組み合わせるために、皆で協力して取り組みましょう!
つみつみ島では、パズルゲームで物資を満遍なく行き渡らせる方法を考え、皆で協力することの大切さを学ぶことができます。
フェアトレード島でフェアトレードについての理解を深めよう!
最後はフェアトレード島に到着。
迷路の中にフェアトレードマークがいくつ貼られているか数えていきます。
フェアトレードマーク以外にも、フェアトレードに関連したイラストが貼られています。正解を目指して1つ1つ慎重に見つけていきましょう!
迷路を出たあとは、スタッフにフェアトレードマークの個数を報告します。
迷路に貼られていたマークの数は、全部で17個でした!
これはSDGsの目標の数と一致しています。
最後に、スタッフがフェアトレードマークは日常生活のどんなところにあるのかを解説します。
フェアトレード島では、フェアトレードマークにはどのようなものがあるのか知ることができ、日常でフェアトレードについて意識するきっかけになります。
宝物を獲得!
スタンプが全て揃ったら再び受付へ。冒険家になった証として、オリジナルの缶バッジを作ることができます。
台紙に自分の名前を書き、自由にデコレーションして、世界で1つだけの缶バッジが完成!
参加者様からは「親子で楽しく取り組むことができた」「楽しくSDGsを学べた」「ポイポイ島が特に勉強になった」などのお声をいただきました。
また、イベントご担当者様からは「今後はこのコンテンツを他の施設でも取り入れたい」との評価をいただき、大変ご満足いただくことができました。
SDGsアドベンチャーは、体験を通して楽しくSDGsを学べるコンテンツです。SDGsの基礎知識を得られるのはもちろんのこと、SDGsの身近な例についても知ることができるため、日常生活でSDGsを意識するきっかけになります。
また、IKUSAではイベントの企画、集客、当日運営などすべてワンストップで行っております。
自治体や商業施設で「地域住民にSDGsを浸透させられるイベント」「楽しく取り組めて、何か学びが得られるイベント」を実施したいイベントご担当者様、ぜひお気軽にご相談ください。