updated: 2024
リモート研修におすすめのアイスブレイク11選
リモート研修でありがちな緊張感。適度な緊張感はパフォーマンスを高めたり、集中力を高めたりするなど、さまざまなメリットがあります。
しかし緊張感が強すぎると、コミュニケーションに問題が生じたり、伝えるべきことが伝えられなかったりといった弊害が起きるのが現状です。
緊張が高まりやすいリモート研修では、リモート環境に適したアイスブレイクが欠かせません。
そこで今回は、リモート研修の雰囲気を和ませるための、おすすめアイスブレイクネタをご紹介します。
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アイスブレイクとは
アイスブレイクとは、緊張や不安を和らげるためのプロセスのことです。
具体的なアイスブレイク内容はさまざまですが、参加者同士でコミュニケーションを図ったり、かんたんなゲームを楽しんだりといったスタイルが多い傾向にあります。
参加者同士が初対面であったり、リモート研修への参加が初めてであったりすると緊張するもの。
言いたいことがうまく言えない、受講中も緊張で内容が頭に入ってこないなど、さまざまな問題が生じてしまいます。
これでは、せっかく研修に参加しても、自分の身にはなりません。こんな時こそ、アイスブレイクが必要なのです。
アイスブレイクのメリット
アイスブレイクには具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここからは、アイスブレイクを取り入れることで得られるメリットを紹介します。
緊張を和ませる
リモート研修がスタートした直後は、参加者はみんな緊張感を抱いていることがほとんど。
なかには緊張しすぎて自己紹介もままならなかったり、積極的に発言できずに不完全燃焼で終わってしまったりという方もいるかもしれません。
ベストな状態でリモート研修を受けてもらうためにも、アイスブレイクで緊張を適度に和らげることが大切です。
緊張を緩和するためにアイスブレイクを取り入れるなら、ただ気分転換になることではなく、笑顔になれるような内容がおすすめ。
笑顔は緊張感を軽減しやすいアクションなので、楽しいことや笑えること、おもしろいことにフォーカスしてアイスブレイクを取り入れるとよいでしょう。
コミュニケーションを円滑にする
取り入れるアイスブレイクの内容によっては、参加者同士でコミュニケーションを交わします。
アイスブレイクでコミュニケーションに慣れておくと、いざ研修がスタートした後も、積極的に発言しやすくなります。
「アイスブレイクでも話せたから大丈夫」という自信につながるため、発言に対するハードルが低くなるでしょう。
お互いのことを知れる
アイスブレイクを通してコミュニケーションを交わしたり、自己紹介をしたりすることで、参加者の雰囲気や特徴などがわかるもの。
まったく知らない人同士でリモート研修を受けるよりも、少しでもお互いの情報を知ったうえで研修を受けたほうが、リラックスして臨めるはずです。
また、参加者同士でディスカッションを設ける研修の場合は、お互いのことを知っておけば、質問や指摘などもしやすいでしょう。
リモート研修でおすすめのアイスブレイク11選
具体的に「どんなアイスブレイクを取り入れればいいのか」「何をすればいいのか」にお悩みの方もいるでしょう。
アイスブレイク選びを誤ると、緊張感を和らげるどころか、かえって緊張をあおってしまうリスクもあります。
次からご紹介するネタを参考にしながら、自社の特性や研修内容に合わせて選んでみてください。
ヒーローインタビュー
「ヒーローインタビュー」は、場を和ませるのに効果的なネタです。
進め方は、複数人ごとにグループ分けをして、そのうちの一人に対しヒーローインタビューを実施。インタビューされている方の意外な一面を知ることにつながったり、本人の自己開示につながったりして、参加者同士の交流を深められます。
また、インタビューする側も質問する、発言する、指摘するなどのプロセスを体験でき、実際の研修の場での発言が円滑になるでしょう。
グループ全員がインタビューする側・インタビューされる側の役割を果たしたら終了です。最後はすべてのグループを交えて、「どんな方だったか」を発表するのもいいでしょう。
合意形成研修コンセンサスゲームONLINE
「コンセンサスゲーム」は、合意形成の過程を実感できるゲームです。参加者はあるシチュエーションのもと、課題解決に向けてチームで話し合いを行い、一つの結論を導き出します。
例えば、IKUSAが提供するオンラインのコンセンサスゲーム「ジャングルサバイバル」は、ジャングルで船が大破したという設定のもと、安全に生き抜くために、手元にある12個のアイテムの優先順位をつけていきます。初めに個人で考え、その後にチームで話し合うので、チームビルディングになるのはもちろんのこと、論理的思考力や課題解決力など、個人レベルでの力も身につきます。
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コンセンサスゲームは、合意形成・アサーティブコミュニケーションの講義・ワークとセットで研修として実施することもできます(対面形式・オンライン形式)。
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共同編集機能でしりとり
リモート研修で活用するツールが「共同編集機能」に対応していれば、こうした機能を活用して、しりとりをするのがおすすめです。
ドキュメントを活用してしりとりをすれば、どのような流れでしりとりが進んでいるのかがわかりやすく、人数に関係なく実施しやすいでしょう。
とはいえ、ただしりとりをしていくだけではかんたんすぎるので、少し難易度を高めるために「縛りルール」を設けることが大切です。
たとえば「ビジネスに関する用語のみでしりとり」「一文で自分を紹介するようなしりとり」などがいいでしょう。また、かんたんなイラストを描いた絵しりとりもおすすめです。
非言語コミュニケーションの活性化にも繋がり、結果的にコミュニケーションスキルの向上が期待できるでしょう。
GOOD&NEW
「GOOD&NEW」は、「自分の身に起きたこと」を話していくもの。ただし、うれしかったこと、よかったことなどポジティブな出来事と、24時間以内に起きた新しい出来事限定です。
たとえば「運試しに宝くじを買ってみたら1万円が当たりました!」「先ほど新しい契約が成立しました」など、いい出来事と新しい出来事であれば基本的に何を発表してもOK。
明るい雰囲気でリモート研修を進められるよう、素敵な出来事を共有し合うことが狙いのアイスブレイクです。
一人ひとり発表するごとに拍手を贈ると、より雰囲気の良いアイスブレイクタイムになるでしょう。
キープスマイル
ビジネスにおいて重要なポイントである「笑顔」をテーマにしたアイスブレイクです。
ルールは、参加者に1分間笑顔をキープしてもらうだけ。途中で口角が下がってくる参加者もいるので「○○さん口角が下がっています」と声をかけたり、しっかりと笑顔をキープできている参加者には「○○さん素敵な笑顔ですね!」と声をかけたりしましょう。
声をかけていくことで、参加者に刺激を与えることにつながり、笑顔がキープしやすくなります。参加者の笑顔が増えると、緊張感も和らぎ、リラックスした雰囲気へと導けるでしょう。
似顔絵を描き合う
参加者一人一人が紙とペンを用意し、ペアになった相手の似顔絵を描いていきます。
リモートでお互いにどのように見えるのかがわかるだけでなく、「似ている」「似ていない」で盛り上がることも。
また、参加者同士で似顔絵を描く際に意識したポイントなどを発表し合うと、発言の機会になるのでおすすめです。
ポジティブフィードバック
ポジティブフィードバックは、一人ひとり成功体験やうれしかったことなどを話していき、それに対して他の参加者がポジティブにフィードバックをしていくというもの。
たとえば「先週初めての登山で登頂に成功しました!」というエピソードがあれば「○○さんは根性があるから納得です」「チャレンジ精神が素晴らしいですね」など、ポジティブなコメントをしていきます。
アイスブレイクとはいえ、他人からポジティブなフィードバックがあれば自信につながりますし、相互理解を深めることにも繋がるでしょう。
バーチャル背景で雑談
バーチャル背景とは、研修やミーティング中の自分の背景に使用できる画像素材のことです。さまざまな種類があり、宇宙の背景やゲームの背景、イラスト背景などがあります。
バーチャル背景は個性が出るので、「その背景おもしろい」「○○さんに似合う」など雑談が弾みやすくなるもの。研修前のアイスブレイクとしてアクセントになるので、ぜひ参加者に活用するよう声をかけてみてください。
ただし、アイスブレイクが終了した後もバーチャル背景を使用していると、背景のデザインによっては集中力の妨げになることがあるため注意しましょう。
チャットニョッキ
「たけのこニョッキ」をベースとした「チャットニョッキ」は、進行役などが「たけのこ、たけのこ!にょっきっき」と声をかけた後、参加者が一人1回ずつ「1ニョッキ」「2ニョッキ」とチャットに入力し、カウントアップしていきます。
この時、事前に「自分が何番目に入力するか」を事前に相談してはいけません。
複数人がカウントで重複したらゲーム終了です。参加者全員が1回ずつカウントに成功するまで、繰り返しましょう。
場合によっては成功しないケースもあるので、あらかじめ時間を決めて切り上げ、研修へと移行しましょう。
笑顔でGO!
笑顔でGO!では、進行役の「せーの!」の声に合わせて、参加者が一斉に笑顔を作ります。
ただ笑顔になるだけでも十分緊張が和らぎますが、「笑顔のメリット」について意見交換し合うのもコミュニケーションのきっかけとなるのでおすすめです。
また、変顔バージョンで行う方法もあります。和やかな雰囲気になりやすく、研修前特有のかたい空気感をやわらかくできるでしょう。
ある惑星からのSOS
「ある惑星からのSOS」は、オンラインでできるSDGsと謎解きを掛け合わせたイベントです。参加者は、ある惑星を救うために環境や社会に関する問題を解決していく、というストーリーです。謎を解きながらある惑星の現状を知っていき、チームで解決策を考えます。
チームで楽しく謎を解いていくのでアイスブレイクになることはもちろん、今どんどん重要になっているSDGsについての意識を高めることができます。
学びも得られるゲームをお探しなら、特におすすめです。
アイスブレイクの成功ポイント
アイスブレイクは、研修前に取り入れたからといって必ずしも成功するとは限りません。
研修前のアイスブレイクを成功させるためにも、以下のポイントを参考にしてみてください。
参加者同士のコミュニケーションを重視する
参加者同士のコミュニケーションを重視したアイスブレイクは、緊張感の軽減だけではなく、研修の場での発言へのハードルを下げるといった効果も期待できます。
アイスブレイクの中には、進行役や講師がおもしろい話をして場を和ませたり、心理テストを出したりするものもあります。
これらもアイスブレイクの一種ですが、参加者同士でのコミュニケーションがほとんどないため、研修中の意見交換がスムーズにできない可能性があります。
とくに研修の目的が意見交換や参加者同士のディスカッションであれば、アイスブレイクではコミュニケーションを重視しましょう。
「意外な一面」が見られるものを選ぶ
一つのテーマに対して他愛もない意見を交換するのではなく、お互いに意外な一面が見られるようなアイスブレイクにすることで、より相互理解を深められます。
団結力やチームワークなどの意識を持つことに繋がるので、リモート研修の雰囲気をより和ませられるでしょう。
意外な一面を見られるアイスブレイクとしては、「ヒーローインタビュー」「ポジティブフィードバック」「バーチャル背景での雑談」などがおすすめです。
仕事に関する内容は避ける
アイスブレイクの場で仕事に関する内容を盛り込んでしまうと、緊張感を和らげるどころか、かえって緊張が増してしまう可能性があります。
たとえば、「自社の成績についてどう思うかを自由にディスカッションしてみてください」「自社の課題について一人一つずつ発表してみてください」などは、アイスブレイクには好ましくありません。
あくまでもリモート研修の場を和ませることが目的ですので、仕事と無関係なテーマを選びましょう。
まとめ
今回は、リモート研修の雰囲気を和ませるためのアイスブレイクネタや成功ポイントを紹介しました。
リモート研修は、「普段とは異なる環境」が影響して、緊張しやすいといえます。
参加者にリラックスして研修に臨んでもらうためにも、アイスブレイクをうまく取り入れてリモート研修を実施してみてください。
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アクティビティが受講者の主体性を高めてコミュニケーションを促進させ、スキルアップやチームビルディングをはかれます。
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