updated: 2024
ケータリング・デリバリーの選び方・注意点を紹介
社内イベントの幹事には、告知や出欠管理、当日の進行など、さまざまな仕事があります。当日の飲食を担うケータリング・デリバリーサービスの選定や依頼も、大切な仕事のひとつ。料理やドリンクはイベントへの満足度にも繋がるため、「失敗したくない」と思っている幹事の方も多いのではないでしょうか。
本記事では、社内イベントの幹事さんに向けて、ケータリング・デリバリーサービスのメニュー選びのコツと注意点をご紹介します。
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ケータリングメニューのスタイル
まずは、ケータリングメニューのスタイルについて、あらためて把握しておきましょう。まずは、混同しやすい「ケータリング」と「デリバリー」について解説します。
デリバリーは、家庭でオーダーする出前と同じサービスをイメージするとわかりやすいでしょう。使い捨てのプレートに盛り付けられた料理を届けてもらうものですね。そのため、常温の状態でもおいしく食べられるメニューが前提となります。
一方、ケータリングは温かい料理は温かい状態で、冷たい料理は冷えた状態で提供されます。料理やドリンクの提供だけではなく、会場設営や装飾、サーブも合わせて依頼することが可能。オプションを利用すれば、司会者の依頼や料理人による実演料理もお願いできます。レストランのようなサービスを会議室や貸しスペースで受けられるサービスのため、価格帯はデリバリーより高めに設定されていることが多いです。
また、ケータリングメニューにもさまざまなスタイルがあり、主に以下の3つに分類されます。
- フィンガーフード、スプーンフードスタイル(立食メイン)
- ホテルビュッフェスタイル(着座メイン)
- コーススタイル(着座メイン)
フィンガーフードやスプーンフードは、会話をしながらでも食べやすい料理のスタイル。立食スタイルで好まれるメニューです。ホテルビュッフェスタイルは、和洋さまざまなメニューを取り揃えたもの。参加者が好きなものを自由に選べる点がメリットです。
コーススタイルは、ケータリングメニューのなかでもっともかしこまった会にふさわしいメニュー。ホテルビュッフェスタイルとコーススタイルは、基本的に着座となります。メニューの相場価格はフィンガーフードやスプーンフードがもっとも安く、コース料理がもっとも高い傾向にあります。
シーンごとのおすすめスタイル
イベントがどういったものなのかによって、適したケータリングメニューのスタイルは異なります。
- レセプション:フィンガーフード
- セミナー打ち上げ:立食(フィンガーフード等)
- 周年行事、株主総会:ホテルビュッフェ
レセプションやセミナーの打ち上げは、立食スタイルがおすすめです。フィンガーフードを選べば、参加者同士コミュニケーションを取りながらでも手軽につまんでもらえるでしょう。
一方、周年行事や株主総会といった社にとって重要なイベントにおいては、ホテルビュッフェスタイルがおすすめです。コース料理でも良いのですが、ビュッフェスタイルであれば和洋折衷さまざまな料理から参加者が好みのものを選ぶことができます。特別なイベントでは、握りずしなど実演料理の演出をオプションで依頼するなど、華やかさを加えても喜ばれるでしょう。
ケータリングメニュー決めの注意点
社内イベントの盛り上げりを左右するケータリング。参加者に喜んでもらうためにも、メニューを決める際にはどういった点に注意するべきなのでしょうか。次は、失敗のないメニュー決めを行うために意識したい4つの注意点をご紹介します。
コストパフォーマンス
まずは、コストパフォーマンスです。お金に関しては、参加者に負担してもらう会費のこともあり、判断が難しいところですよね。単純に豪華にすればいいわけでもありませんし、安易に価格を抑えた結果、「量が少ない」「料理のクオリティが低い」など不満足な結果になるのも避けたいところです。
失敗を防ぐためにも、安易に価格の安さばかりを重視せず、料理の量が十分なのか確認するようにしましょう。
また、特に人気なケータリングサービスやプランは、飲み物がフリードリンクになっているもの。会費の計算がしやすく、当日気兼ねなく飲んでもらえる点が人気の理由です。
このほかに注意したいのは、料理代・ドリンク代以外に別途発生する費用の有無です。会場の設営費用や撤収費用など、追加料金があとから発覚しないよう、見積もり時にきちんと確認をしておきましょう。
TPOへの配慮
ケータリングで利用できるメニューは、バラエティ豊かです。和洋中はもちろん、エスニック料理やヴィーガン向けの肉抜きの料理など、少し変わったジャンルのメニューも用意されています。一体、どのような料理を選べばいいのか迷ってしまうかもしれません。
メニューを選ぶ際に意識しておきたいのは、参加するゲスト層が好みそうな料理かどうかです。たとえば、野菜中心のヘルシーでおしゃれな料理は、健康や美容への意識が高い層には好評かもしれませんが、がっつり肉を食べたい層にとっては物足りなさを感じるものでしょう。参加ゲスト層やイベント内容に沿って考え、適したメニューを選ぶことが大切です。
「自分が食べたい」ではなく「参加者が食べたいと思ってくれるだろう」というメニューやTPOにマッチするメニューを選択しましょう。なお、どうしても困ってしまう場合は、プロに相談するのもひとつの手。相談に対応してくれるケータリング会社を選びましょう。
宣材写真以外の写真をチェック
ケータリング会社のホームページには、たくさんのメニュー写真が掲載されています。しかし、ここで注意したいのは、メニュー表の写真だけで判断しないこと。ホームページ用の写真は、多くの会社でプロのカメラマンにより撮影されています。撮影用にフードコーディネーターに依頼し、いかにもおいしそうな様子で撮ることもできるわけですね。なかには、実際の料理と写真とにギャップが生じている会社も……。
参考になるのは、事例写真です。ホームページやSNSに事例写真をこまめにあげている会社の方が、実際に依頼した時の雰囲気がイメージできてよいでしょう。依頼側によるSNS投稿も参考になります。口コミも含め、さまざまな情報を基に判断しましょう。
無料試食サービスの利用も検討
ケータリング会社のなかには、無料試食サービスを提供しているところもあります。無料試食とうたってはいても、試食した結果、本注文に至らなかった場合は配送料のみ負担しなければならないケースもあるため要注意。依頼前に無料試食になる条件をきちんと確認しておきましょう。
とはいえ、配送料を負担することになったとしても、事前に試食しておけるのは安心です。初めて依頼する会社で味に不安がある場合は、適宜利用するとよいでしょう。
オンライン懇親会や研修には、オンラインデリバリーサービスがおすすめ
新型コロナウイルス拡大を受けて、これまで対面形式で実施していた懇親会や研修をオンラインで実施する企業も増加しています。オンライン懇親会・研修を実施する際には、参加者の満足度アップのためにも、オンライン専用のフードデリバリーサービスやイベントサービスを活用するとよいでしょう。
株式会社IKUSAは、オンラインイベント専用のフードデリバリーサービス、「オンラインフードデリバリー」を新たにスタート。
元帝国ホテルシェフが作るハイクオリティな料理の提供だけでなく、自宅で謎解きをたのしめる「おみやげ謎」やノベルティ制作などの各種オプションが充実しているのも魅力です。
オンライン懇親会・研修などを検討中の方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
まとめ
ケータリングメニューを選ぶ際の判断基準は、あくまでも「ゲスト目線」であるべきです。若者世代から年配世代まで男女さまざまな参加者が集まる全社イベントでは、参加者一人ひとりが自身の好みに合ったメニューを選べる和洋折衷のビュッフェスタイルを選ぶなど、ゲストの気持ちを配慮して選びましょう。自分本位にならないメニュー選びが、失敗しないコツですよ。
会社によっては、ケータリングサービスについての相談に無料で応じています。迷った際には、まず相談をしてみて、その対応も含めて判断材料にしてもよいのではないでしょうか。パッと見の価格の安さや写真の綺麗さに惑わされず、冷静な目でケータリングメニューを選んでくださいね。
IKUSAでは、年間1000件以上のユニークなイベントや研修を支援しています。90種類以上のイベント・研修サービスからお客様のニーズに合わせてご提案させていただき、ご要望に応じたカスタマイズも可能です。サービスの詳細や具体的な事例は下記の資料でご確認ください。
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