2020 10.05
初対面でも盛り上がる!懇親会で使える自己紹介系ゲームをご紹介

社員の交流の場として、さまざまな企業で節目節目に懇親会が行われています。基本的には楽しい場であり、会社としての一体感や社員同士のつながりをより深めるためにとても大切な社内行事でしょう。
しかし場合によっては、初対面同士の多い懇親会もあるかもしれません。初めて話す人たちが多い中で盛り上がるのは、なかなか簡単なことではありませんよね。今回はそんな状況下で打ち解ける方法として、自己紹介系のゲームをご紹介します。
初対面が多い懇親会では、ゲームによる空気作りが重要
懇親会というのは、参加者同士が親睦を深めてその後に活きる関係性を構築するためのコミュニケーションの場ですが、もし参加者の中に初対面同士の人が多い場合、なかなかコミュニケーションのきっかけを作ることができません。特に企業の新入社員の懇親会などでは、参加者が緊張していてなかなか打ち解けることができず、十分なコミュニケーションが図れないまま会が終わってしまう可能性もあります。
そこで凍った空気を溶かすために必要なのが、ゲームです。懇親会の本題に移る前に、参加者にアイスブレイクの意味合いでゲームを行ってもらうことで、緊張が解けて会話のきっかけにもなり、その後の研修などにも良い状態で進むことができるでしょう。
そして初対面が多い懇親会で最適なのが、自己紹介系ゲームです。この記事では、そんな自己紹介系ゲームを10選ご紹介します。
自己紹介系ゲーム10選
積木式自己紹介
積木自己紹介は、参加者全員の名前を順番に覚えていくアイスブレイクです。
参加者には1列に並んでもらい、1人ずつ自分の名前を言います。その際には、ただ自分の名前を言うのではなく、自分よりも前に並んでいる人全員分の名前も言っていきます。
順番の1番最初の人は簡単ですが、最後の方になると言わなければならない名前が増えてくるので、徐々に難易度が上がっていきます。
他己紹介
他己紹介は、その名前の通り、“自分以外の他の人”を参加者に向けて紹介するアイスブレイクです。
2人〜3人でチームを組んでもらい、ペアの人に向かって5分程度のインタビューをします。インタビューの内容は、名前や出身地、趣味、特技など、基本的なもので構いません。
チーム全員がお互いにインタビューし終えたら、今後はその内容をまとめて参加者全員に向けて紹介します。参加者全員が他の人から紹介されるので、初対面の人たちが集まる場所でも盛り上がるアイスブレイクです。
GOOD or NEW
普段行うような自己紹介にプラスして、24時間以内にあった「よかったこと」もしくは「新しい出来事」を話します。普通の自己紹介では堅いことしか言えない人も、これだとプライベートな内容が出てくることもあり、自己紹介がよりおもしろくなります。
共通点探し
共通点探しゲームは、参加者に2人1組のペアになってもらい、相手と自分の共通点を10個見つけてもらうアイスブレイクです。
このゲームは、通常の自己紹介に比べると、相手のことを深く知らなければ目的を達成できないので、自己紹介を兼ねて、より相手との距離を縮めることができます。
全てのペアが共通点を見つけられたら、今後はそれを、参加者全員の前で発表するのも面白いですよ。
名前リレー
自分の自己紹介の前に、自分より前に自己紹介をした人の名前を1人ずつ言っていく自己紹介ゲームです。積木式自己紹介と似たシステムになります。
「△△さんの隣の、□□さんの隣の、〇〇です」という形で、自分より前の人たちの名前を積み重ねていきます。
5人目くらいまではなんとか覚えられるかもしれませんが、それより先はかなり至難の技です。特に最後の人はその場で全員分の名前を覚えなくてはいけないため、かなり大変でしょう。
妄想自己紹介
「もし、〇〇だったら、△△がしたい!」などの妄想を取り入れた自己紹介方法が、妄想自己紹介です。
妄想なので、「もし宝くじで100億円が当たったら、〇〇が欲しい」、「もし魔法が使えたら、△△したい」などの話を組み込んだり、実在しない架空のキャラクターや事件などを取り入れても大丈夫。
初対面の人同士で行うと、その自己紹介が妄想なのか本当なのかが分からなくなる人もいて、アイスブレイクとしても盛り上がります。
ウソ・ホントゲーム
ウソ・ホントゲームは、自己紹介に1つだけ嘘を盛り込んでもらい、それを参加者が当てるアイスブレイクです。
参加者全員に紙とペンを配り、自分についての事実を4つ書いてもらいます。4つの事実のうちの1つには嘘を盛り込んでもらい、書き終えたら順番に発表して、他の参加者はどれが嘘なのかを当てていきます。
4つの事実には、嘘か本当かわかりにくい事実を入れることで相手の意外な一面を知ることができ、アイスブレイクとしても盛り上がりますよ。
ヒーローインタビュー
ヒーローインタビューとは、相手の成功体験を自分がインタビューして、その内容を参加者の前で発表するアイスブレイクです。
ヒーロー役とインタビュアー役の2役を選出し、インタビュアーは相手(ヒーロー)の成功体験を聞いていきます。成功体験を聞き出すには、質問や会話の流れをしっかりと考えて進める必要があります。
私は誰でしょう
私は誰でしょうゲームは、参加者一人ひとりに名前を伏せた“自己紹介メモ”を書いてもらい、それを誰が書いたかを当てるアイスブレイクです
自己紹介メモには、名前以外であれば、自己紹介につながることは何でも書いてもらうことができます。全員が書き終えたら一度メモを回収し、ファシリテーターがランダムに選んで読んでいき、そのメモが誰の自己紹介なのかを当てていきます。
実は〇〇です
通常の自己紹介に加えて、「実は〇〇です」という自己PRを行うのが、実は自己紹介です。
実は、の後は何を言っても大丈夫で、「実は帰国子女です」、「実は全国〇〇の大会で優勝しました」など、珍しい体験や意外な一面を組み込むことで、自己紹介を盛り上げることができます。
まとめ
今回は、自己紹介系のゲームをご紹介してきました。
ただの自己紹介ではなかなかラフに打ち解けることができないかもしれませんし、ただのゲームではお互いのことを知らない状態でいきなり盛り上がるのも難しいでしょう。
自己紹介を交えたゲームを行うことで、お互いのことを知りながらラフに打ち解けることができるため、懇親会やその後の業務にも活きる関係性を構築する手助けになるでしょう。