posted:2020 02.27
updated: 2023 03.26
防災について学べるゲーム・アプリ6選!メリットや学び方も紹介

近年は、防災への意識が高まってきていますが、中でもゲームで学べるグッズやアプリはとくに注目を集めています。防災に関する知識を深めるのは退屈……と感じてしまう人が多いものですが、ゲームとして楽しく学べれば飽きずに防災意識を高めることができるでしょう。
そこで今回は、子どもから大人まで楽しめるおすすめのグッズやアプリをご紹介します。
防災がゲームで学べる!?
防災対策というと、防災訓練や防災に関する講習などが一般的でしたが、最近はゲームとして楽しみながら学べるようになりました。そのうえ、ゲームのように楽しめるグッズやツールは近年増えてきていますので、さまざまなタイプやジャンルから、自分に合ったものを選ぶことができます。ゲーム感覚で防災情報に触れることができれば、親子で楽しみながら学べるようになるでしょう。また、楽しければ「もう1回やりたい!」とゲームを繰り返すことにもなり、飽きることなく防災について理解を深めることができます。
とはいえ、防災が学べるゲームは、現在さまざまなものがありますので「どれが良いのか分からない…」といった悩みを抱える人もいるでしょう。次項から、防災を学べるゲームとして、おすすめのグッズをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
防災を学べるゲーム一覧
一口に「防災を学べるゲーム」といっても、グッズによって「災害に遭ったときに身を守る方法」「災害時の実践的な対処」など、学べることが異なります。
まずは、どのようなグッズがあり、それぞれにどのような特徴があるのかをご紹介しますので、グッズ選びの参考にしてみてください。
ぼうさいダッグ
「ぼうさいダッグ」は、シンプルなタッチのイラストが描かれているのが特徴のゲームです。
1枚のカードの裏表に「実際の災害」と「そのときにとるべき行動」が描かれていて、それぞれをセットで覚えることができます。そのうえ、直感的に理解できるようなシンプルイラストが描かれてるので、幼児でも理解しやすいのが魅力です。
防災は小さいうちから触れておくことで、年齢関係なく「いざ」というときにとっさに身を守れるようになります。「小学生未満の子どもにも防災について知ってほしい」と考えている人は、ぼうさいダッグをおすすめします。
このつぎなにがおきるかな?
防災ゲームとして、定番でもあるのが「このつぎなにがおきるかな?」です。
「このつぎなにがおきるかな?」では、いくつかシリーズがあり「すいがい編」「どしゃさいがい編」「つなみ編」などに関する防災に触れることができます。1枚1枚に短文が書かれているのが特徴ですが、明確なルールはありません。そのため、1枚1枚に書かれている「短文」を組み合わせて文を作る、かるた感覚で読み手に合わせてカードをとる、など自由に遊ぶことができます。
参加者の性格や年齢層などに合わせて、自由にルールを作ってみてください。
なまずの学校
近年注目を集めている防災ゲームが「なまずの学校」です。
なまずの学校はお題に対して、手持ちのカードから適切な行動を選ぶというルールがあります。例えば「怪我人がいるときどう対処するか」「自分には食料があるが、周りの人には食料がないときにどうするか」など、実際に役立つような防災知識を得ることができるのです。
ちなみに、適切な答えが出せた場合「ナマーズ」といった通貨をゲットできます。持っている通貨が多ければゲームで勝利となるため、「いかに適切な行動を選べるか」がゲームの勝敗を左右します。
シャッフル
「シャッフル」は、防災に関する幅広いジャンルの知識を得られるゲームです。
例えば「災害用ダイヤルのかけ方」「ペットボトルのろ過機の作り方」など、カードゲームを通して被災生活で役立つ知識も身に付きます。
一般的に、防災ゲームのほとんどは「身を守る」に特化しているものが多いですが、シャッフルであれば万が一の被災生活でも安心できる防災スキルが身に付くといえるでしょう。
ダウンロードするだけで防災を学べるアプリ一覧
ここからは、ダウンロードするだけで防災を学べるアプリについてご紹介します。スマートフォンやタブレットなどでアプリをダウンロードし、さっそく防災について知識を深めてみませんか?
今回ご紹介するアプリは下記の2つのアプリです。防災アプリに関する情報をお探しの方は、以下を参考にしてみてください。
東京防災アプリ
スマホやタブレットで防災について学びたい方におすすめなのが「東京防災アプリ」です。
アプリ名に「東京」と特定の地域の名前がついていますが、東京都民に限らず、日本全国民に有益な防災情報を得られるアプリです。主なメニューには「クイズ形式で防災について学ぶ」「防サイくんのおうちのアイテムを増やす」といったものがあります。
東京防災アプリは、クイズを通して防災に関する知識を深められるだけでなく、キャラクターの「防サイくん」のお部屋をゲーム感覚で自分好みにカスタマイズすることができるのです。東京防災アプリを使うことで、防災グッズをはじめとしたアイテムがゲットでき、自由に防サイくんのお部屋に設置することができます。アイテムをコンプリートする楽しみもあり、充実したコンテンツが魅力です。
じしんだ!どうする?-BabyBus 子ども向け防災アプリ
子どもに防災知識を深めてほしいのであれば「じしんだ!どうする?-BabyBus 子ども向け防災アプリ」がおすすめです。
このアプリは、かわいいパンダを操作して災害から身を守るゲームであり、小さな子どもでも直感的に操作できるシンプルな内容となっています。「地震がきたらどうするか」「こんなときには何を持っていると安心か」などをゲームを通して学ぶことができます。
じしんだ!どうする?-BabyBus 子ども向け防災アプリ(iOS)
防災をゲームで学ぶメリット
防災をゲームで学ぶにあたり、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここからは具体的なメリットについて、詳しく触れていきます。
防災を楽しく学べる
防災をゲームで学ぶメリットとして、まず挙げられるのが「防災を楽しく学べる」というものです。
防災に関する知識を深める場合、テキストを読んだり、ニュースなどで情報を得たりするのが一般的でしょう。しかし、これでは退屈してしまったり、そもそもイメージしにくくて理解できない……といった問題に陥ってしまう場合があります。
しかし、防災ゲームなら楽しいコンテンツが豊富であるため、子どもでも飽きずに学べるのです。また、「楽しかったからまたやりたい」と、繰り返し遊ぶことで、自然と防災対策が身に付きます。
絵やイラストが多いためイメージしやすい
防災ゲームの多くは絵やイラストが多いため、実際の行動や必要なものををイメージしやすいというメリットがあります。文章だけを読んでいるよりも、絵やイラストが多いほうが直感的に理解しやすいものです。
とくに、小さな子どもは「読んで理解する」というよりも「見て理解する」というケースが多いといえます。家族や教育の場で防災について教えるのであれば、「防災ゲーム」が適しているといえるでしょう。
防災は正しく学びましょう
現代は、防災について楽しく学べる環境が整っています。さまざまなグッズやツールはすでに豊富ですし、今後も新たな商品やアプリなどが展開される可能性が高いでしょう。
現在、防災ゲームについて興味がある人は、今回ご紹介した内容を参考にしながら、自分や子どもに合った防災ゲームを取り入れてみてください。
ゲーム感覚で防災が学べる「防災運動会」
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