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エアー遊具の種類・イベントで使用するときの注意点

エアー遊具の種類・イベントで使用するときの注意点

子どもや親子向けのイベントを開催するなら、会場にエアー遊具を設置してみてはいかがでしょうか。体を動かして思いっきり遊べるため、子どもたちに喜んでもらえるでしょう。また、大きくてカラフルなデザインのエアー遊具は、見た目にもインパクトがあります。会場に設置することで、多くの人が興味を持ってイベントに立ち寄ってくれることが期待できます。

本記事では、エアー遊具とはどのような遊具なのか、特徴や主な種類を紹介します。さらに、エアー遊具を設置・運営するために必要なもの、イベントでエアー遊具を使用するときの注意点についても解説します。


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エアー遊具とは?

エアー遊具とは、エアー(空気)で膨らませて使う遊具のことです。さまざまな種類があり、少人数で遊ぶ小型のエアー遊具であれば、自宅のお庭や屋内でも使用できます。本記事では、イベントや商業施設、レジャー施設などで使用される大型のエアー遊具について詳しく解説します。

エアー遊具の特徴

エアー遊具は、空気を入れるだけで簡単に組み立てることができます。そのため、設営や撤収に手間がかかりません。大きな遊具も、空気を抜けばコンパクトになりますので、持ち運びや保管がしやすいというメリットもあります。

また、エアー遊具はやわらかく破れにくい素材で作られており、安全性が高いというのも特徴です。衝撃を吸収してくれるため、転んだりぶつかったりしてもケガをしにくく、子どもを思いっきり遊ばせることができます。ただ、過去には大型のエアー遊具による事故も発生しているため、使用する際は安全対策を徹底する必要があります。これについては、のちほど詳しく解説します。

エアー遊具の種類

エアー遊具には多様な種類がありますが、大きくは「スライダー型」「トランポリン型」「アスレチック型」の3つに分けることができます。それぞれの特徴を、詳しく見ていきましょう。

スライダー型

スライダー型は、大きな滑り台が付いたエアー遊具です。大人も一緒に遊べるサイズや、水を流してウォータースライダーとして楽しめる種類もあります。屋外でのイベントや、海水浴場の砂浜、海上にも設置されることがあります。

スライダー型を屋外で使用する場合は、風や雨、日照りの影響にも注意が必要です。

トランポリン型

トランポリン型は、大きなエアマットの上で飛んだり跳ねたりして、トランポリンのように遊ぶことができるエアー遊具です。屋内でも、屋外でも設置できます。

トランポリン型は、一般的には屋根付きのドームタイプとなっており、キャラクターや乗り物、お城などさまざまな形をしたものがあります。子どもたちはドームの中で遊ぶことになるので、雨風などを気にせず遊ぶことができます。

ただ、出入り口を開ける際に気圧の影響を受けるため、運用の際は、安全のために出入り口の開閉を管理するスタッフを常に置いておかなければなりません。

アスレチック型

アスレチック型は、複数のアトラクションを組み合わせたエアー遊具です。滑り台、トンネル、障害物、ボールプールなど、遊具によってさまざまなアトラクションがあります。1つの遊具でいろいろな遊び方ができるので、子どもたちを飽きさせません。

屋内でも屋外でも設置可能で、商業施設やイベントなど、多様なシーンで用いられています。デザインもさまざまな遊具があるため、イベントで使用するなら、イベントのテーマや会場の雰囲気に合う遊具を選ぶとよいでしょう。

ここではエアー遊具の3つの種類を紹介しましたが、他にも大きなプールや迷路、愛犬と一緒に遊べるドッグランやペット用プールなど、さまざまなエアー遊具があります。

エアー遊具の設置・運用に必要なもの

エアー遊具の形状を維持するためには、常に空気を送り続けなければなりません。そのために、空気を送る送風機と、その送風機を動かし続けるための電気容量を確保する必要があります。

また、エアー遊具を屋外に設置する場合は、必ず風速計を取り付けなければならないことになっています。風によりエアー遊具が倒れ、事故が起きるのを防ぐためです。

エアー遊具のレンタル会社のなかには、送風機や風速計のレンタルも行っているところもありますので、一度聞いてみてはいかがでしょうか。

その他、エアー遊具を固定するための固定具も必要になりますし、イベントでエアー遊具を使用するなら、入場の整列レーンを作るためのポールや、受付のために机もあると便利でしょう。

エアー遊具を使用するときの注意点

エアー遊具をイベントなどで使用する際は、ケガや事故が発生しないように、安全管理を徹底する必要があります。ここからは、具体的に注意するべきポイントを解説します。

しっかりと固定する

エアー遊具は、しっかりと固定したうえで使用しなければなりません。

国内でも、過去に大型のエアー遊具が風で倒れ、10人以上がケガをする事故が発生しています。また、風の影響を受けない屋内でも、エアー遊具が倒れる可能性がないわけではありません。特にドームタイプは全体が加圧されているため、十分固定しなければ、ぐらぐらと不安定な状態になる恐れがあります。

エアー遊具のメーカーは、遊具の固定に必要な固定具や設置ポイント、設置方法などを取扱説明書に明示しなければならないことになっています。エアー遊具は、屋内・屋外のどちらで使用する場合であっても、取扱説明書に記載の方法でしっかりと固定しましょう。

利用制限を厳守する

エアー遊具は、遊具ごとに利用制限が定められています。利用制限とは、対象年齢や身長・体重の制限、定員などです。エアー遊具を使用する際は、その遊具の利用制限を理解し、厳守しましょう。

そのためには、参加者にも利用制限を守って利用してもらわなければなりません。遊具エリアの入り口などに利用制限をわかりやすく掲示して周知する、対象年齢でエリアを分ける、スタッフが定員をしっかり管理するなどの対策が必要です。

スタッフを配置する

イベントでエアー遊具を使用する際は、安全のために必ずスタッフを配置しましょう。スタッフは、エアー遊具内に入る人数のコントロールや、エアー遊具内及び周辺の監視を行います。これらが適切に行われるように、必要な人数のスタッフを配置してください。水上のエアー遊具を運営する場合は、スタッフを統括する管理責任者も配置しなければならないとされています。

そして、配置するスタッフには、あらかじめ研修を実施しておきましょう。安全に運営するためには、エアー遊具の取り扱い方、必要な知識や技能を身に着けた人をスタッフとして配置することが重要です。

また、万が一トラブルや事故などが発生した際に、スタッフが迅速に適切な対応ができるよう、緊急時の対応も含めたマニュアルを用意しておけるとよいでしょう。

正しい遊び方・ルールを説明する

子どもたちと保護者には、遊具の中に入ってもらう前に、正しい遊び方とルールを説明しましょう。

エアー遊具は、空気を送り続けることでその形状を保っています。穴が空くと当然空気が抜けてしぼんでしまいますので、基本的に土足厳禁です。また、ピアスや指輪、ヘアピンなどのアクセサリーも、外してから入場してもらう必要があります。ポケットの中のものも、すべて取り出してもらったほうががよいでしょう。エアー遊具は破れにくい素材が使われてはいますが、安全のために、このようなルールも徹底しましょう。

天候によっては運営を中止する

屋外のイベントでエアー遊具を使用するときは、天候次第では中止の判断が必要になる場合があります。

風については、一般社団法人 日本エア遊具安全普及協会が定めるガイドラインでは、瞬間風速8m / s超えで運営を中止できる準備をすること、瞬間風速10m / s超えで速やかに運営を中止することとされています。

参考:安全運営の10ヵ条(改訂 ver5. 2025.04)| JIPSA(PDF)

雨も、あまりに強いとエアー遊具で使用する電気機器が濡れ、感電や故障の原因になる可能性があります。また、滑りやすく視界も悪くなるため、転倒のリスクも高まり大変危険です。

速やかに中止の判断ができるように、運営中は天候にも常に気を配り、最新の気象情報の入手に努めましょう。

ガイドラインを守る

一般社団法人 日本エア遊具安全普及協会は、エアー遊具を安全に運営するためのガイドラインを定めています。イベントでエアー遊具を使用する際は、こちらのガイドラインを基準にするとよいでしょう。

ガイドラインは、以下のページから最新版をダウンロードできます。推奨点検リストなどもありますので、ぜひご活用ください。

協会ガイドライン | JIPSA

保険に加入しておく

どれだけ安全管理を徹底しても、ケガや事故が起きる可能性をゼロにすることはできません。万が一に備えて、傷害保険やイベント保険に加入しておくことをおすすめします。

保険に加入しておくことで、医療費や賠償金の支払いが必要になった際も、サポートを受けられます。また、保険に加入していると明示しておくことで、参加者(特に子どもの保護者)が安心できたり、イベントの主催者として信頼を得やすくなったりする側面もあるのではないでしょうか。

まとめ

空気で膨らませて使うエアー遊具には、スライダー型、トランポリン型、アトラクション型などの種類があります。大きさやデザインもさまざまな遊具がありますので、イベントで使用する際は、イベントのテーマや会場の雰囲気、ターゲットに合わせて適切な遊具を選びましょう。

エアー遊具を安全に運営するためには、屋内・屋外にかかわらずしっかりと固定すること、悪天候の場合は速やかに中止の判断をすることが重要です。また、イベントの参加者にも利用制限やルールをきちんと守ってもらうために、主催者側としては、利用制限やルールをわかりやすい場所に掲示する、入場前に説明をする、スタッフを配置するなどの対策も必要になります。エアー遊具は安全性の高い遊具ですが、ケガや事故のリスクがないわけではありませんので、しっかりと安全対策を実施したうえで利用しましょう。


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この記事を書いた人

IKUSA.jp編集部
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