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updated: 2024 

縁日でおすすめの出し物20選

縁日でおすすめの出し物20選

現在はおもに夏の風物詩の1つになっている「縁日」。お寺や神社の参道に建ち並ぶさまざまな屋台に、胸を躍らせた子供時代を過ごした方も多いことでしょう。そんな縁日は、そうしたお寺や神社で行うもののほか、学校や町内会などのイベントとして行われることも増えています。

本記事では、縁日でやるのにおすすめの出し物を20個紹介します。あわせて、縁日での出し物を選ぶ際のポイントも解説しているので、イベントとして縁日を開催しようとしている方は、是非参考にしてください。

 

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縁日とは

縁日とは、もともとは「神仏の降誕や救済、示現といった神仏との縁がある日」という意味の仏教用語です。この日にお寺や神社に参詣すれば特にご利益があると信じられていたため、人々は縁日にお寺や神社を参詣するようになりました。さらに、参詣者に対して商人たちが市を立てるようになったため、転じて、お寺や神社の参道に出店が出る日も「縁日」と呼ぶようになりました。

日本国内のさまざまな場所で縁日は存在しますが、たとえば、浅草寺の「浅草ほおずき市」や神田明神の「納涼祭り」、入谷鬼子母神の「入谷朝顔まつり」などが有名です。

縁日でおすすめの出し物20選

ここでは、縁日に適した出し物を20個紹介します。

飲食系

焼きそば

イベントでの飲食物の定番です。麺と具材をソースに絡めながら炒めるだけの簡単調理なうえ、一度で大量に作れることがおすすめポイントです。料理初心者でも対応しやすく、材料費も比較的安く済むでしょう。作った焼きそばを入れるためのパックや割りばしも用意する必要があります。

焼き鳥

縁日の出し物はいくつもあるため、物を食べながら回ることもあるでしょう。そのような場合は、片手で食べられる焼き鳥のようなメニューのほうが、ニーズが高いはずです。具材に串を打って焼くだけなので、火加減を間違えなければ失敗することもありません。皮やモモ、軟骨、レバーといった部位のほか、つくねやねぎまなどメニューを増やしやすく、ひと目を引くでしょう。

チョコバナナ

皮をむいたバナナに溶かしたチョコレートをコーティングした、シンプルなスイーツです。これも焼き鳥と同様に、片手で食べることができます。チョコをコーディングするのみでも良いですが、カラースプレーやナッツなどをトッピングしたり、チョコペンで飾ったりというアレンジを加えるのもおすすめです。

フルーツ飴

縁日の出し物で見かける定番の1つに「りんご飴」がありますが、他のフルーツでも同じように作れます。作り方は、白砂糖(またはグラニュー糖)を溶かしたものにフルーツを絡めて固めるだけです。りんごのほか、いちごやパイン、バナナ、みかんなどさまざまなフルーツで作れば、色どりも鮮やかになります。

かき氷

出し物を行うのが夏であれば、冷たい系も用意しておくとよいでしょう。かき氷を作るマシンもシロップも比較的簡単に入手できるうえ、作り方も簡単なので誰でも対応できます。また、フルーツをトッピングしたり、オリジナルのソースを作ったりして他と差別化するのもおすすめです。

ドリンク

食べ物だけではのどが渇くと思われるため、ドリンクを扱う出し物があってもよいでしょう。出し物向けの飲み物にはラムネやレモネード、フルーツティー、スムージーコーヒーなどがあるので、予算やニーズを分析して選びます。場合によっては、大人向けのドリンクとして、ビールやワインなどのアルコール類を用意するのもアリです。

体験系

スタンプラリー

縁日を行う会場内にある複数のスタンプを集めるラリーです。一般的なやり方としては、入口付近で専用のカードやマップなどを渡し、各ポイントに置かれたスタンプやスタンプを押す担当者を探して押していきます。スタンプがある場所を散らしておけば、会場全体をお客さんに回ってもらえるというメリットもあります。スタンプを凝った模様にしたり、全部のスタンプを集めたら景品がもらえたりと、さまざまなアレンジが可能です。

ストラックアウト

スポーツ系のバラエティ番組で見かけたことがある方もいるかもしれません。的にボールを投げて、当たるか否かを競います。的の形や大きさ、数を工夫することでレベルを調整できます。ストラックアウト用の的は販売されているので、予算に余裕があるなら購入がおすすめ。費用を抑えたいのであれば、ハンドメイドで的を作ってもよいでしょう。

お化け屋敷

暗くしたり、不気味な音楽を流したりとお化けが出そうなムードを作ったエリアのなかで、入ってきたお客さんを驚かせる出し物です。通路を整えたり、お化けの人形を作ったり、人がお化けに扮したりとさまざまな準備は必要になりますが、暗い中で急に現れたお化けにお客さんが悲鳴をあげたときの快感はたまらないものになるでしょう。

謎解き・脱出ゲーム

近年、知識ではなくひらめきで問題を解く「謎解き」がブームになっています。それを活かして、謎を解きながら出口を探す脱出ゲームを開催するのもおもしろいでしょう。頭を使いながら脱出するためにアレコレ動くので、心身ともに使う出し物になります。ただし、適切なレベルの謎を作ることが難しいポイントです。

宝探し

エリア内に宝を隠し、それをお客さんに探してもらうというルールの出し物です。前項で挙げた謎解きを、宝の隠し場所のヒントにするのもおすすめ。宝の地図や暗号を作るなどして、いかにもな雰囲気を醸し出すのもよいでしょう。レベルを抑えたい場合は、比較的ストレートななぞなぞをヒントにするのもアリです。

占い

出し物の担当者の中に占いが得意な方や興味のある方がいる場合は、占い師となってお客さんを占ってみてはいかがでしょうか。タロットカードや手相、姓名判断などさまざまな種類があるため、できそうなものやニーズの高そうなものを選ぶのがポイントです。

ミニゲーム系

射的

縁日の出し物の定番ともいえるゲームです。店の棚に並んだ景品をコルクガンで狙い、当たって棚から落とせばその景品をゲットできるというルールも説明不要なほど。棚と景品、コルクガンを用意するだけで済み、景品を駄菓子などにすれば費用を抑えることも可能です。

スーパーボールすくい

こちらも縁日の出し物の定番といえるでしょう。小さなプールにスーパーボール(ゴムで作られたおもちゃのボール)を浮かべ、金魚すくいで使うポイですくい上げるゲームです。色や大きさがさまざまなスーパーボールが浮かんだプールは見た目も鮮やか。用意するものは、スーパーボールとポイ、持ち帰り用の袋か容器くらいなので、比較的費用も抑えられます。

ダーツ

点数が書かれた的に向けてダーツを放ち、得点に応じて景品を渡すというルールが一般的なゲームです。得点の計算の手間を省きたい場合は、的に直接景品を書いてしまうのもよいでしょう。そのほか、的をボードではなく風船などにして、割れた個数を競うというルールにするといったアレンジもできます。

箱の中身は何だろな?

箱の中に手だけを入れて、その触れた感覚だけで箱の中身を当てるというゲームです。お客さんが恐る恐る手を入れる様子は、傍から見ている分にはとても楽しめます。箱に入れるものとして、食べ物や手を傷付けるもの、生き物などはおすすめできませんが、それでもさまざまなパターンを用意できるでしょう。

モグラ叩き

段ボールなどに空けた穴から不定期に出てくるモグラを、お客さんがおもちゃのハンマーを使って叩くゲームです。シンプルなルールですが、意外と盛り上がります。制限時間を設け、そのなかでモグラを叩けた回数をカウントし、回数に応じた景品を渡すというルールにするのがおすすめ。モグラ役は、両手にモグラをかたどったパペットなどを付け、できるだけ意表を突いたタイミングで穴から出すように心がけます。

展示系

フォトスポットの接地

スマートフォンの普及により、カメラにこだわらなくても誰もが美しい写真を撮れるようになりました。特に、「映える」写真を撮ることは多くの方の興味を引いています。それを狙って、お客さんが写真を撮りたくなるようなオブジェやセットを置いたフォトスポットを用意しておくのもおすすめです。そこで撮影した写真がSNSなどで拡散されれば、縁日を行なった場所の知名度アップにもつながります。

絵・イラストの展示

絵を描くことを趣味としてる方が複数人いる場合は、それぞれが作品を持ち寄り、個展のような会場に仕上げるのもよいでしょう。インスタ映えが期待できそうな美しい絵やイラストであれば、前項で紹介したフォトスポットにもなります。そのほか、多くの絵を集めて1つの絵にするモザイクアートを作れば、時間も手間もかかった分だけ達成感もひとしおでしょう。

オリジナル動画の上映

まさに今どきの出し物といえるのが、動画の上映会を開催することです。現在はスマホだけで動画をつくり、YouTubeTickTokなどにアップロードするのも珍しくありません。そこで、オリジナルの動画を上映し、お客さんたちに見てもらう場を設けるのもアリです。ただし、動画が長すぎると最後まで見てもらえなくなる可能性が高いので、サクッとみられる程度の時間でつくるようにしましょう。

縁日の出し物を選ぶうえでのポイント

ここでは、状況に適した出し物を選ぶうえで、意識しておきたい3つのポイントを解説します。

準備に手間がかからないか

縁日の出し物をする際は、備品のほか、テントなどの準備もしなければなりません。そのため、出し物そのものはできるだけ準備に手間がかからないもののほうがよいでしょう。

たとえば、空気を入れるだけで済むエア遊具を利用すれば、準備が楽なだけでなく、コンパクトで持ち運びにも簡単にできます。エア遊具の例として、プールやすべり台などが挙げられます。

予算内で準備ができるか

イベントとして縁日の出し物を行う場合、備品や設備などに多少の費用がかかります。出し物を選ぶ際は、あらかじめどれくらいの金額がかかるのか見積もりを出し、予算内でおさめきれるかを必ず確認しましょう。状況に応じて手作りをしたり、100円ショップを利用して費用を抑えたりする必要があります。

限られたスペース内で実施できるか

出し物のなかには、迷路やお化け屋敷のように、ある程度のスペースが必要になるものもあります。自分たちに割り振られたスペース内に、必要なものすべてを置けるのかも確認してください。もとからスペースが限られている場合は、省スペースでできる出し物に絞って選ぶ必要があります。

まとめ

縁日とは、もとは神仏との縁がある日を意味する言葉ですが、現在では、お寺や神社の参道にさまざまな屋台が出る行事をイメージする方がほとんどでしょう。さらに、学校や町内会などさまざまな場所で行われるイベントの1つにもなっています。

イベントとしての縁日を成功させるためには、そこでどのような出し物をするかが重要な要素です。本記事で紹介した20個の出し物や、出し物を選ぶ際のポイントを参考にして、縁日を楽しいイベントにしてください。

 

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この記事を書いた人

マッスー
元気な引きこもりWebライター兼Web編集者。出版社に約10年勤めた後、フリーランスとして記事を書いたり、編集や校正したり、社会の模擬テストをつくったりと、なんやかんやで文章に関わるよろづ仕事をしてます!
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