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updated: 2024 

バブルサッカーとは?ルール、実施方法、コツを紹介

バブルサッカーとは?ルール、実施方法、コツを紹介

バブルボールとサッカーを融合させた、ノルウェー発祥の新しいスポーツ「バブルサッカー」。バブルボールのなかに入って行うため、ぶつかったり転んだりしてもケガの心配がなく、サッカー以外の楽しみ方もできることから、じわじわと普及が進んでいます。

本記事では、バブルサッカーの概要や実施方法、ルール、特徴などを紹介します。また、バブルボールを使ったサッカー以外の種目についても紹介するので、是非最後までお読みください。

 

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バブルサッカーとは

バブルサッカーとは、上半身と頭を覆うビニール製のバブルボールを付けた状態で行うサッカーのことです。バブルボールが衝撃を吸収してくれるため、相手選手と危険な接触をする可能性が低く安全です。

試合人数は44もしくは55で、ゴールキーパーはいてもいなくても構いません。試合時間は5分ハーフの前後半制か、7分の1本制です。基本的なルールは通常のサッカーと同じで、制限時間内に多くのゴールを決めたチームの勝ちとなります。

バブルサッカーの歴史

バブルサッカーは、2009年にノルウェーのテレビ番組で取り上げられたことが発祥とされています。体にバブルボールを身に付けるという斬新なスタイルが話題となり、ヨーロッパやアメリカ、アジアと広がっていきました。

日本には2014年ころに紹介され、幅広い世代で楽しめる新しいスポーツとして、数々のメディアで取り上げられてきました。さらに、「日本バブルサッカー協会」という団体も設立され、イベントを通したバブルサッカーの普及に取り組んでいます。コロナ禍では、相手とのソーシャルディスタンスを保ちながらできるスポーツとして話題にもなりました。

このように、バブルサッカーは世界的に見ても新しいスポーツで歴史はまだまだ浅いですが、見た目のインパクトや安全性などにより今後の発展が期待されています。

バブルサッカーの実施方法

ここでは、バブルサッカー使う道具と実施の流れについて解説します。

 用意するもの

バブルサッカーでは以下の道具を使います。

  • バブルボール
  • サッカーボール
  • 簡易ゴール
  • ビブス
  • ブロワー
  • 膝サポーター
  • レフリーフラッグ
  • ホイッスル
  • 得点板

なお、バブルボールについては購入するほか、レンタルも可能です。業者によっては、簡易ゴールのレンタルやインストラクターの手配などを受け付けているところもあります。

 バブルボールの着用方法

バブルサッカーの最大の特徴であるバブルボールの正しい着用方法は以下のとおりです。

  1. バブルボールにブロワーで空気を入れる
  2. バブルボールの正しい向きを確認する(取っ手が真ん中より上にくるほうが上)
  3. 膝サポーターやビブスを身に付ける
  4. 取っ手と反対側の穴より頭から入る
  5. 肩紐に腕を通し、ランドセルを背負うように着用する(必要なら肩紐の長さを調節する)

実際に背負ってみるとバブルボールの意外な重さに驚きを感じるかもしれませんが、肩紐を調節すれば簡単に立ち上がれます。

着用後は軽くぶつかったり転んだりする練習をして、その独特な感覚に慣れておくようにしましょう。

 実施する際の流れ

バブルサッカーの流れは以下のとおりです。

  1. 4名または5名のチーム(うち1名はキーパー)をつくる
  2. コートの中心にサッカーボールを置く
  3. ゴールラインを踏んだ状態で、各チームのメンバーが横一列に並ぶ
  4. レフェリーのホイッスルで全員がサッカーボールに向かって走り、ボールを奪い合う(バブルアタック)
  5. 一般的なサッカーと同じルールで試合を進める(ラインアウト時はキックインからスタートする)
  6. どちらかのチームが得点した場合は、2の状態から仕切り直す
  7. 制限時間内に多くのゴールを決めたチームの勝ちとなる

なお、メンバー交代はラインズマンに声をかけ、レフェリーの判断で行います。

 バブルサッカーにおけるプレイヤーの役割分担

1チーム4名または5名で行うバブルサッカーでは、プレイヤーごとに以下のような役割分担をすると、より戦略性のあるゲームを楽しめます。

  • クラッシャー:相手プレイヤーに体当たりを繰り返す役割
  • コースディフェンダー:サッカーボールを持っているプレイヤーの進路をふさぐ役割
  • シューターガード:シュートを打つ味方プレイヤーを守る役割
  • 守り神:ゴール前でひたすらガードする役割

とはいえ、上記の役割分担はあくまでも基本的なものなので、チームメンバーの特性やチームの作戦に合わせて組み合わせを変えてみましょう。

バブルサッカーのルール

前項で紹介した実施の流れからもわかるとおり、試合開始時のサッカーボールの扱いを除いて、基本的なルールは一般的なサッカー(もしくはフットサル)とほとんど変わりません。ただし、バブルボールという通常のサッカーでは使用しないものを着用していることから、以下のような専用ルールが定められています。

  • バブルボールの頭部分のくぼみにサッカーボールがハマった場合、試合を一時中断する(その状態で3歩移動するとファールになる)
  • バブルアタックからの直接ゴールは得点として認められるが、キックインからの直接ゴールは得点として認められない

そのほか、以下のようなファール(反則)も設定されています。ファールになった場合は、近いサイドラインからの相手チームのキックインとなります。

  • コート外にいるプレイヤーへ体当たりすること
  • 真後ろから体当たりすること
  • サッカーボールの上にバブルボールを着たプレイヤーが覆いかぶさり、他の選手がサッカーボールに触れられないようすること

なお、安全性の高いバブルボールを着用していることから、バブルサッカーではサッカーボールを持っていないプレイヤーへの体当たりはOKです。サッカーボールが回ってきそうなプレイヤーにぶつかることで、より戦略的に楽しめるでしょう。

さらに、以下のようなルールを追加し、レクリエーションとしての楽しさをアップさせることもおすすめです。

  • 女性がゴールしたら得点を2倍(もしくは3倍)にする
  • 特定の音楽を流している間だけ得点が2倍になる
  • 前半が終了したら作戦タイムを設ける

基本ルールを守りつつ、状況に合わせてより楽しめるように工夫してみましょう。

バブルボールを使ったサッカー以外の競技

バブルボールというツールは、サッカー以外の競技でも楽しく扱えます。ここでは、バブルボールで遊べる7つの競技を紹介します。

バブル相撲

バブルボールを着用したまま行う相撲です。2人が互いにぶつかり合って、土俵からはみ出たり、倒れたりしたほうが負けとなります。バブルボールの感覚に慣れるのにおすすめの競技です。

バブルロワイヤル

バブル相撲よりも規模を大きくした競技です。合計8名で押し合いをして、最後の1人になるまで続けます。コートからはみ出たり、倒れたりしたら負けです。

バブルリレー

バブルボールを着用したまま行うリレーです。そのまま走ってもよいですが、前回りをしてコーンをまわる、体当たりの妨害をOKとする、といったアレンジをしてもおもしろいでしょう。

バブルPK

文字通り、バブルボールを着用したまま行うPK戦です。思ったようにボールを蹴れず、外したり転んだりしてしまうことも楽しめるでしょう。バブルサッカーが同点で終わった場合の最終決着として行うのもおすすめです。

人間バブルボーリング

バブルボールを着用した人たちをボーリングのピンに見立てて行う競技です。サッカーボールなどを蹴ってピンに当てて、何本(何人)倒れるかを競います。このとき、ピン役が両足で踏ん張ってしまうと決着が付きにくくなるため、ピン役は片足で立つなど工夫するとより楽しめるでしょう。

人間バブル大玉転がし

バブルボールを着用した人1名を他のチームメンバーで転がし、そのスピードやタイムを競う競技です。大玉役の人は、バブルボールを着用してしゃがみます。チームワークが重要になる競技なので、社内イベントとして行えばチームメンバーとの仲を深められるでしょう。

バブルつむつむ

これまで紹介した競技とは異なり、バブルボールを人に着用させずに行う競技です。バブルボールを3つもしくは4つ、はやく積み上げたチームが勝ちとなります。

バブルサッカーの競技人口と普及のようす

バブルサッカーは、2014年ころに日本に上陸しました。それと同じ時期に「日本バブルサッカー協会」や「日本バブルサッカー連盟」が設立され、国内でのバブルサッカーの普及に努めています。

バブルサッカーの競技人口については、はっきりとした人数はわかりませんが、以下のような情報が公開されています。

  • 201510月時点で、毎月1,000名のペースで競技人口が増加していた
  • 日本バブルサッカー連盟主催イベントの参加者は45,000名を突破

全国規模のイベントも行われているうえ、バブルボールの購入・レンタルができる業者、インストラクターなどの派遣まで行う業者なども増えていることから、今後も競技人口の増加が期待されています。

また、購入やレンタルが難しいという方でも、ラウンドワンのスポッチャのように、バブルサッカーができる施設も増えています。イベントでバブルサッカーをするというより、友人たちと楽しみたいという方は、バブルサッカーができる施設を探してみるとよいでしょう。

まとめ

バブルサッカーは、ビニール製のバブルボールを装着してサッカーをするという、近年話題となっている新しいスポーツです。ケガの心配がないうえ、性別や年齢、運動新家、サッカー経験などにかかわらず楽しめるので、レクリエーションとしてもおすすめの競技といえます。

ルール自体は通常のサッカーと大きな違いはないため、初心者でもすぐに対応できるようになるでしょう。それどころか、バブルボールを付けたことで飛び跳ねたり転がったりと、サッカーとは違うエキサイティングな楽しみ方もできるはずです。

日本国内でも徐々に浸透してきている競技なので、社内レクリエーションや休日のレジャーなど、さまざまなシーンで取り入れてみてください。

 

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この記事を書いた人

マッスー
元気な引きこもりWebライター兼Web編集者。出版社に約10年勤めた後、フリーランスとして記事を書いたり、編集や校正したり、社会の模擬テストをつくったりと、なんやかんやで文章に関わるよろづ仕事をしてます!
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