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updated: 2024 

おうち防災運動会

【開催事例】「おうち防災運動会」品川区防災まちづくり部防災課様

【開催事例】「おうち防災運動会」品川区防災まちづくり部防災課様

「おうち防災運動会」は、オンラインで行う防災アクティビティです。運動会ならではのチーム種目に、防災の知識が身につく内容となっており、おうちにいながらでも、みんなで防災意識を高めることができるオンラインイベントです。

2022年3月12日(土)、品川区役所防災まちづくり部防災課様で「しながわ おうち防災運動会」を実施させていただきました。

品川区にお住まいの方を対象にした本イベントは、午前の部・午後の部に分けて開催され、100以上の方にご参加いただきました。

実施に際しては、防災課ならではのイベントということも重視し、しながわ防災キャラクターである「ジージョくん」を用いた進行や景品のご用意や、防災課で配布している「しながわ防災ハンドブック」や「品川区防災地図」の内容紹介もイベント中に行わせていただきました。

実施後には、防災課 啓発・支援係の室原彩子様に感想をいただけましたので、今回はそちらをご紹介できればと思います。

オンラインでできる防災イベントの開催を考えている自治体のご担当者様は、ぜひご覧ください。

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★インタビューの様子は動画でもご覧いただけます!

品川区防災まちづくり部防災課とは

−品川区防災まちづくり部防災課ではどういうことをしているのでしょうか。

(室原様)防災課は、発災時の対応のための防災計画策定や整備を主に行っています。他にも日ごろの備えの啓発をしたり、地域の方への防災の支援を行ったりをしていますね。

−計画から支援まで幅広く行っているのですね。たとえばですが、室原様が進められているプロジェクトなどはあるのでしょうか。

(室原様)令和4年度の話になりますが、「防災フェアという3月に行われるイベントに向けて一年をかけた大きな啓発事業を計画しています。SNSの活用や、単発のイベントを開催することで防災をより身近に感じてもらおうという啓発の事業を担当することになっています。

−対象の地域は決まっているんでしょうか?

現在は、品川区にお住まいの皆様を対象としています。

−なるほど。品川区民の防災の知見が上がるかどうかは室原さんにかかっているということですね。

(室原様)そのつもりで現在も精一杯取り組んでおります!

防災課のキャラクター「ジージョくん」で防災を推進

−品川区防災まちづくり部防災課には、独自のキャラクターがいると聞きました。どんなキャラクターなのでしょうか?

(室原様)品川防災課には「ジージョくん」というキャラクターがいます。災害の時の「自助、共助、公助」の「自助」を可愛くもじったものが名前の由来になっています。

−なるほど、「自助」で「ジージョ」なんですね。ジージョくんは何をモチーフにしたキャラクターなのですか?

(室原様)カメをモチーフにしています。背中には甲羅があって、その中に防災ハンドブックや地図、水や食料に懐中電灯と、さまざまな防災グッズを持ち歩いているんですよ。

−何故、カメをモチーフにしたのでしょうか?

(室原様)カメは背中の甲羅で自分を守りますよね。それと同じように私たちもヘルメットで身を守ったり、自分の身は自分で守りましょうという意味を込めて、カメをモチーフとしました。

これまでのイベントと、今年のイベント

−毎年3月に大きなイベントをされていますが、具体的にどんなイベントを実施されているのでしょうか。

(室原様)品川区役所の前の大きな公園にさまざまな関係機関のブースを置いています。そこでは、防災の体験ができたり、区の備蓄しているものの展示で普段の備えで何が必要かを確認してもらったり、お子さんから大人まで楽しんでいただけるとイベントを行っています。

−防災の体験ですか。どういったものが人気なのでしょうか。

(室原様)そうですね、消防のはしご車に実際に乗ることができる体験が一番人気ですね。他にも震度7までの地震の体験や、プロのレスキューの方と一緒に建物の外壁を降りられる「ハイパーレスキュー」も人気です。−令和4年3月は「おうち防災運動会」を実施いただきましたが、今回はどうしてオンラインイベントを実施したのですか?

(室原様)今年度は新型コロナウイルスのことも踏まえて、オンラインイベントに代替しようという方針に決まり、IKUSA 社の「おうち防災運動会」を実施させていただきました。リアルタイムのオンラインイベントをみんなで行うのは初めてで新鮮でした。

「おうち防災運動会」を選んだ理由

−最終的に弊社の「おうち防災運動会」を選んだ理由があれば教えてください。

(室原様)防災は「やらなければいけないけど、なかなかとっつきにくい」というイメージがあって、学ぼうとしても抵抗があると思うんですね。だから、「楽しんで気軽に防災に触れてもらえる」ことを目的にしていて、そうすることで防災に対するハードルも下がれば良いと考えていました。そういった点で、「おうち防災運動会」には名前から楽しそうなイメージがあって選ばせていただきました。ただ、当初は楽しそうだけれど、何が学べるのか、どれくらい学びがあるのか、というところで少し不安はありました。

−開催した率直な感想はいかがでしょうか。

(室原様)実際に体験したところ、本当に楽しんでもらいながらも、防災の知識も身につけらもらい、また防災に対して積極的に発言している人もいて本当に開催してよかったです。

     イベント当日は「防災間違い探しオンライン」「防災謎解きクイズ」「非常食捜索トライアル」の3種目を実施しました。

イベント内容もジージョくんのクリアファイルやミニボトルなどのグッズを景品にしてもらったり、しながわ防災ハンドブックや防災地図をイベント中に紹介してもらえたり、防災課ならではのイベントとなっていて嬉しかったです。

  

防災謎解きクイズもプロの防災課でも驚くような知識や発見があり、お子さんは目を輝かせて楽しんでいましたし、大人でも学べる内容でした。目的も達成できたので大変良かったです。

−ありがとうございます。楽しんでもらえたようで何よりです。

しながわ防災ハンドブック、品川防災地図について

−今回イベント内で紹介させていただいた「しながわ防災ハンドブック」「品川防災地図」について、内容をお聞きしてもよろしいでしょうか。

(室原様)しながわ防災ハンドブックは家庭の中で備えていただけることについてや、区で実施している防災についての事業などを一冊に分かりやすくまとめたものになっています。

防災地図はハザードマップや近くの避難所の確認ができますので、ハンドブックに書いて家族で共有するなど、ハンドブックと合わせて使うことをおすすめします。

−しながわ防災ハンドブックや品川区防災地図はどこで手に入りますか? 品川区に住んでいる方の家に届けられるのでしょうか?

(室原様)それぞれ全戸に配布していますが、転入してきた方に戸籍住民課や地域センターでのお渡しもしていますし、防災課に来ていただいてもお渡しできます。また、区のホームページかpdf形式や電子書籍でのダウンロードもできますので、区外の方でも気軽に見ていただきたいと思います。

しながわ防災体験館とは

−品川区にも防災を体験できる施設があるとお聞きしました。

(室原様)この品川区役所の第二庁舎の2階に「しながわ防災体験館」という施設があります。防災に関するさまざまな体験をしてもらいながら、日ごろからの備えや、発災時の対応を学ぶことができます。

−具体的にはどのような体験があるのでしょうか。

(室原様)いろいろありますのでいくつか紹介しますね。まず、「初期消火体験」では、消火器や消火栓などの訓練用のホースを使った放水体験が行えます。画面に映し出された火や文字の映像に水をかけて消化活動を疑似体験できます。「防災体験 VR 」ではVRゴーグルを使用して、火災からの避難の体験、高層マンションでの長周期地震動を体験してもらえます。他にも、車いすを使った避難体験や防災にまつわる展示、シアターでの防災体験の視聴も行っています。

−いろいろな体験ができるのですね。開館日や時間、入場料も具体的に教えてください。

(室原様)開館日は火曜日から金曜日、そして日曜日ですね。※祝日はお休み 開館時間9時から17時までで、入場料はかかりません!ぜひ、お越しになってください。

まとめ

品川区防災まちづくり部防災課様にとって初のオンラインイベントでしたが、皆様とても楽しんでいただけたようで私たちも嬉しく思います。

IKUSA の「おうち防災運動会」は、おうちにいるからこそ考えたい防災を、家族で楽しく学ぶことができます。地域に合わせたカスタマイズも可能で、「ハザードマップについての解説を行いたい」「地形的に発生しやすい災害に特化した内容を盛り込みたい」などのご要望にもお応えできます。

オンラインでの防災イベントにお困りの方はお気軽にIKUSA までお問い合わせください!

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この記事を書いた人

IKUSA.jp編集部
IKUSA.jpでは、楽しさを主軸にした体験型のイベントや研修に関する情報をご紹介していきます。オンラインでもリアルでも、参加者全員が楽しめるイベントはIKUSAにお任せください。
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