従業員満足度福利厚生

updated: 2024 

モチベーションを高める福利厚生10選|種類別に人気の高いものを厳選して紹介

モチベーションを高める福利厚生10選|種類別に人気の高いものを厳選して紹介

会社の業績を上がるためには何をすればよいのでしょうか。新しい施策を打つことやビジネスのアイデアを出すことはもちろん重要なことです。しかし、社員の働きがあるからこそ結果が出るともいえます。社員が仕事に専念できる環境を構築し、高いモチベーションを保ってもらうこと。これは福利厚生について考えるうえで目標となる点です。


また、福利厚生を充実させることは、社員の労働環境の改善やプライベートの負担を軽減することにつながります。会社から提供されるサービスが社員に適切に届けられれば、モチベーションを維持でき、業績アップへとつなげられるでしょう。

今回はモチベーションを高める福利厚生をテーマに、種類別に10の制度を紹介していきます。

 

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福利厚生を導入するメリット

まずは導入するメリットについてくわしく解説します。そのなかで実際に取り入れる際の考え方や視点を押さえておけば、自社の福利厚生を整える場合に活かすことが可能です。

本記事の情報を最大限吸収するためにも、一つひとつ確認していきましょう。

社員のモチベーションを向上させる

福利厚生は社員に対する給与以外のサービスです。会社を働きやすい環境にするための施策や、社員の負担を軽減するための制度など、モチベーション維持には欠かせないものといえます。

仕事をしていれば多くのストレスが押し寄せてくるでしょう。そこで会社がどれだけ社員を守ってあげられるのか。これを測るのが福利厚生の充実度といえます。

社員のモチベーションが高い状態が続けば、仕事の質も上がり業績アップにもつながるでしょう。ただ漠然と作業をこなしている状態から、目的意識を持った動きに変えることが可能です。社員が会社の中で生き生きと働けること。これを目指すためにも福利厚生には注力していきましょう。

採用活動を強化できる

優秀な人材の確保は会社が次の世代に生き残るために重要です。しかし、会社の選択肢は多く、多くが大企業や勢いのある会社に流れていきます。そこで福利厚生が大きなアピールポイントになるでしょう。

福利厚生は、会社がいかに社員に尽くしているのかを示す度合です。働きやすく自己成長につながる場所であると認識されれば、採用活動がしやすくなるといえます。

また、終身雇用が当たり前ではない時代となっているため、社員が転職することも想定しておくことが重要です。スキルアップを助けたり、副業を推奨したりと、社員がスキルを高められる環境を提供することも福利厚生の役割となります。

羽ばたいた社員が活躍すれば、間接的に自社の評価が上がることもあります。時代に対応した柔軟な福利厚生を取り入れて、優秀な人材を獲得していきましょう。

業務の効率化につながる

社員が働きやすい環境を手に入れるということは、業務の生産性も向上するということです。効率よく作業を進めることができれば、少なからず業績にも影響していきます。福利厚生によって社員に与えられるものは、まわりまわって会社の成長につながるのです。そのため、福利厚生について考える際は会社の成長のための施策と思って取り組んでいきましょう。

もし、社員が会社の業務に対してマンネリを感じているなどの課題がある場合には、ぜひ新しい刺激を取り入れてみてください。ニーズのある制度を導入することになれば、会社の雰囲気を変えることにもなり、多くのメリットが享受できるでしょう。

社員が喜ぶ福利厚生10

モチベーション向上のために導入する、社員が喜ぶ福利厚生について紹介していきます。用途別に確認ができるようになっているので、必要な項目を中心に読み進めてください。

食事に関する福利厚生

まずは食事に関するものから紹介します。食事は健康と関係が深く、集中力やモチベーションにも大きく作用する要素です。そのため、福利厚生として会社がサポートする意味は大いにあるといえます。どのような形でのサポートが喜ばれるのかを確認していきましょう。

コーヒースペースなどの設置

コーヒースペースなどの設置は、ちょっとした休憩をする際に役立ちます。作業中の飲み物を確保するためにも活用できるので、長時間の作業のお供として重宝されるでしょう。

仕事に疲れてちょっと一息つく時間は、集中力を回復させるためには必要なものです。休憩をとるきっかけを与えることも、会社としての厚意といえるでしょう。

 

食料・飲料の提供

コーヒースペース設置と関連しているものとして、食料や飲料の提供があります。休憩スペースなどを設けてドリンクやちょっとしたお菓子などを用意すれば、仕事の合間にリフレッシュをする機会を取れます。

仕事を進めているとなかなかアイデアが浮かばず、行き詰まってしまうこともあるでしょう。そういったときに会社側から休憩場所が与えられていれば、適切なタイミングで休息を取れます。

 

社員食堂

意外にも出費がかさむのがランチ代です。会社が提供する社員食堂で低価格で安定した品質の食事ができることは、社員の財布にも身体にも優しい制度といえます。

また、会社がコンセプトを決定してメニュー考案なども進めていけば、独自性の高い社食の実現も可能です。社員交流の場としても活用できるので、ぜひ検討してみてください。

 

休暇に関する福利厚生

では次に、休暇にフォーカスを当てていきましょう。休むことは仕事を円滑に進めていくためには欠かせません。

しかし、忙しくなればなるほど休息に必要な時間は増えていき、結果としてプライベートを圧迫することになってしまうでしょう。そこで会社として社員の生活を守るためにできる制度を紹介します。

 

育児支援をする

育児支援は、子どもの世話をしている社員に法定以上の休暇や時短勤務を認める制度です。子どもにとって親の存在は絶大です。

子どもの急な体調不良でも仕事だから対応できないなどという事態は、極力避けたいもの。会社として柔軟に対応できる体制を作っておくことは、この会社で働く意味や感謝にもつながります。

休暇取得に手当をつける

有給休暇など休暇を取ることに手当をつけるのもよいでしょう。仕事を熱心に進めるのもよいですが、無理をしてしまうのは長期的に見ておすすめできません。会社として有給休暇を取るよう推進すれば、社員が率先して休暇を取得しやすくなるでしょう。

休みを取りづらい雰囲気が和らぐことで、業務へのストレス値も下げることが可能です。

就業時間を短縮する

次に紹介するのが、定期的に休息やプライベートの時間を作るための就業時間の短縮です。少し早めに仕事を切り上げることで、プライベートの時間を長めに取ることを目的としたものです。

意外にも少しプライベートが充実するだけでも、疲れの取れ具合は変わっていくもの。手軽に実践できる制度の一つなので、条件設定をしっかり行い試してみましょう。フレックスタイム制なども、自由な働き方を促進するため人気の制度の一つです。

 

社員の選択肢を広げる福利厚生

福利厚生によって社員の成長が促進されれば、会社の業績にもプラスに作用します。そこで、社員が人生においての選択肢を増やすための制度を見ていきましょう。いかに社員の成長を助けられるかも、労働環境と同じくらい重要であるといえます。

副業の奨励

副業を奨励することも時代として重要な要素です。新しいスキルの取得や将来を見据えたビジネスの開始など、自社だけでは得られないスキルアップの機会が得られます。

業務に支障が出ない範囲で、プライベートの時間に働くことは本来問題ありません。そのため、自己成長の場を提供するという意味合いで、副業について寛容な体制を取り入れてみるとよいでしょう。

社員間のコミュニケーションの促進

会社内の雰囲気を活発にするための施策として、社員間の交流の促進があります。社員旅行や合宿などもそうですが、普段関わらない部署の人とコミュニケーションを取るなど、刺激を適度に取り入れていくこともモチベーション向上には必須です。

会社全体の団結力を高めるためにも、社員交流について考えてみてください。

各種サービスの割引・サービス

施設の利用や買い物などの際に割引や優待が適用されることも、福利厚生として有効です。会社に勤務していることによって、お得にプライベートを充実させられるので、勤務する理由を簡易的に生み出せます。

さらに、ジムなどの施設などの割引を導入すれば、健康の増進も望めるでしょう。社員の活力を高めるための施策として考えてみてください。

資格支援

仕事を行ううえで資格の取得が必要な場合、資格取得に対して手当を出すなどのサポートをするのもよいでしょう。教材や試験費用を負担するなど、資格を取ることへの負担を少しでも軽くできれば、社員としても集中して勉強を進められます。

知識が身につけば業務にも活かせるので、積極的なサポートを行っていきましょう。

 

福利厚生を導入する際のポイント3つ

福利厚生を導入する際には、いくつかポイントがあります。何を中心に考えていけばよいのかを知っておくと、質の高い福利厚生につながるでしょう。

ここでは3つのポイントから、社員のモチベーション維持や労働環境の改善を進めるためのポイントを紹介します。

 

社員のニーズを把握する

会社で働くためのモチベーションを高めてもらうことを目的としたとき、重要となるのは社員が何を求めているのかという点です。制度を導入することで悩みを解決し、仕事に集中できる環境を作れれば、福利厚生は充実しているといえるでしょう。


そこで行ってほしいのがリサーチです。社員が何を求めているのかを複数の視点から知ることで、自社に本当に必要な制度が何か特定できます。会社で現在困っていることを定期的に聞いてみるなど、少しずつ情報を集めていってください。

 

種類は偏りのないようにする

制度を選定していくときに、特定のサービスに偏ってしまうことも避けましょう。社員が求めているものは人によって異なり、すべてを採用するのは難しいことです。

そのため、ニーズが多いもののなかでも、バランスのよい選定を行うことが必要となります。

もし偏った制度の導入を行った場合は、不満が生じてしまう恐れがあります。福利厚生の本来の目的は、社員が安心して働ける環境を作っていくこと。不満を極力減らすためにも、最大公約数のような選定を進めていってください。

 

導入後の社員の様子を確認する

一度完璧な体制が完成したと思っても油断してはなりません。めまぐるしく変化している現代で、人の感じ方も同様に変化が進んでいきます。かつて100点だったものも時が経てば80点になってしまうことがあるのです。

そのため、定期的に社員の様子を確認しておきましょう。定期的に軌道修正を行うことで、満足度の高い環境を維持できます。


また、福利厚生の改善に関わらず社員の動向を知ることで、会社が今どのような状況に置かれているのかも理解できるでしょう。ビジネスを成長させるために必要な体制を整えるためには、社員の働きがどうであるかも重要なファクターとなります。

内側から会社を変革できるように、社員の反応は必ずチェックしておきましょう。

福利厚生は社員のモチベーション維持につながる

社員のモチベーションを高めることをテーマに、福利厚生案を紹介してきました。制度によって環境を整えれば、モチベーションのみならず業績まで高めることが可能です。まずは社員のニーズを知ること。そのなかで自社に合ったものを見極めていくことが、重要となります。本記事で紹介したポイントも踏まえながら、自社に適した福利厚生を整えていってください。

 

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参考サイト:

この記事を書いた人

Zukxy
ライター兼映像クリエイターとして活動。年間100記事以上の執筆実績があり、マーケティング分野のビジネス記事でSEO上位掲載も複数回経験。最近は、映像制作にも力を入れ、企業や個人のマーケティングのサポートを多角的におこなっている。
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