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【開催事例】「チャンバラ合戦」鹿児島県 鶴丸城跡ふれあいフェスタ!
こんにちは!冬でもアイス大好きなたまこでございまする!
2021年11月6日(土)〜7日(日)、「鶴丸城跡ふれあいフェスタ!」にて、チャンバラ合戦を実施させていただきました。
合戦の舞台は、鶴丸城本丸前。
2020年に復元されたばかりなお城のシンボル・御楼門のすぐそばで合戦を行いました!
島津家の武将が各軍の大将を務めた大盛り上がりな合戦の様子を、とくとご覧あれ〜!
鶴丸城跡ふれあいフェスタ!とは
鹿児島県では、鶴丸城跡のにぎわい創出を図るため、鶴丸城跡「にぎわい」創出事業「御楼門フェスティバル」と題し、さまざまなイベントが開催されています。
その中の1つとして、11月6日(土)、7日(日)には「鶴丸城跡ふれあいフェスタ!」が行われました。
この2日間では、御楼門2階の一般公開ツアーをはじめとし、薩摩日置鉄砲隊による火縄銃の演舞、ひおき武将隊によるライブパフォーマンス・撮影会、そしてチャンバラ合戦などが行われました!
その他にも野太刀自顕流のパフォーマンスや垂水人形絵付け体験もあり、2日間でぎゅぎゅっと地域の魅力を発見できるイベントとなっていました。
チャンバラ合戦とは
チャンバラ合戦は、大人から子供まで楽しめる、世界一平和な合戦アクティビティです。基本ルールは、「スポンジ製の刀で腕についた『命』と呼ばれるカラーボールを落としあい、落とされた方が負け」というシンプルなもの。
チームに分かれ、軍議(作戦会議)と合戦を繰り返しながら勝利を目指していきます。
地域の武将や歴史に基づいたシナリオでオリジナルの合戦ができるので、地域のことを知るきっかけにもなるアクティビティです。
2日間にわたる白熱の戦い!チャンバラ合戦開催レポート
さて、ここからは当日のお写真も交えながら、チャンバラ合戦の様子をお届けしてまいります!
軍師に率いられ、侍たちが入場!
まずは、各軍の幟を持った軍師に続いて、お侍様たちが入場です!
皆、甲冑ビブスを着て意気揚々と行進しております。
強そうなお侍様ばかりで、合戦が楽しみですね!
合戦のイメージは伝統行事「手戦」!
今回の合戦は、日本遺産の構成文化財である入来麓(いりきふもと)の伝統行事「手戦(ていっさ)」をイメージ!
手戦のルールもチャンバラ合戦並に……いや、それ以上にシンプルです。「己の右手のみを使って相手に立ち向かい、先に相手に触れた方が勝ち!」という道具を使わない簡単な遊びのため、古くから親しまれていたようです。
チャンバラ合戦が始まる前に、手戦のデモンストレーションを披露。MC・しなのの実況のもと、軍師のあずきと千流(ちる)が戦います!
鹿児島では昔から子供たちが戦に備えて鍛えていたんですね!
親子喧嘩勃発!?島津義弘・家久が登場!
手戦から幕を開けた今回の合戦ですが、なんと1601年ごろにあの御楼門を建てた島津家第18代当主であり薩摩藩初代藩主・家久が来ているとのこと!
それではそっそく、皆で名前を呼んでみましょう!
「家久どの〜〜!」
ステージ後方の御楼門から、島津家久が登場です!
「どうだ、御楼門は立派じゃろ〜」と御楼門の魅力を自慢げに語っていると……
「チェストーーーーーー!!!!!」
………!?
どこからともなく大きな叫び声が……
「チェストチェストー!!!!」と言いながら突進してきたのは………
家久の父・島津家第17代当主である義弘どの!
戦国時代屈指の猛将であり「鬼島津」の異名でも知られる義弘どの、勢いが半端じゃありません……!
血気盛んに登場し、家久の顔を見るなり「戦は!戦はないのか!」と喚き立てております!
それに対し、「せっかく御楼門の魅力を薩摩の民に語っていたのに……」と家久どのが話かけますが、聞く耳を持ちません。
このままではらちが明かない!……というわけで、なんと家久軍、義弘軍の2軍に分けて戦うことに!
この親子喧嘩、一体どうなってしまうのか……!?
チャンバラ合戦、開幕でございまする〜!
両軍一歩も譲らず!激闘のチャンバラ合戦!
2日間、午前・午後の部に分けて開催されたチャンバラ合戦。
チャンバラ合戦は、ただ合戦を行うだけでなく、軍議の時間に作戦会議をしっかりと行うことが重要です。軍議と合戦を繰り返すことでチーム力を高めていくのです!
というわけで、まずは、各軍で軍議の時間です!
両軍ともに、大将を中心に本気で作戦を練っております!
お時間がきたら、「軍議そこまで!」の声とともに、ぼおぉ〜とほら貝の音が!
各軍、士気を上げるために「えいえいおー!」と刀を天高く突き上げます!
「戦、開始〜!」の合図と共に、各陣営からお侍様たちが出陣です!
はじめに実施したのは、全滅戦。
先に相手チームをすべて倒したほうが勝ちというシンプルなルールです。
初めは恐る恐る前に進んでいたお侍様も、何回か合戦を繰り返すと、ぐいぐい前に出て行くように。
大人も子供も一緒に楽しめるのがチャンバラ合戦の魅力です!
途中からはルールを「大将戦」に変更!
大将戦では、大将が命を両腕に1つずつつけ、両方とも落ちた時点でその軍は敗退となります。
合戦の前に、各軍の大将による口上合戦です!
お互いに宣戦布告しあい、各軍の士気はマックスに!
大将戦も終わり、戦の集大成として、すべての侍の名から最強の1人を決める「バトルロイヤル戦」を行いました!
人数がどんどん減るにつれて戦場も狭くなっていき、戦場には緊迫感が漂います。
最後には、皆で記念撮影!
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!
参加者様の声
今回、イベント実施後に参加者の皆様にアンケートをとらせていただきました。
その中から、参加者の皆様のお声を紹介させていただきます。
- 帰って今日のマネごとでお友だちと新聞紙で剣をつくり、カラーボールを腕につけて、チャンバラごっこを遊んで楽しんでました。ゲームばかりでない遊びのきっかけになりました。
- ちょうどいい回数で武将や進行の方に、ユーモアがあってよかった
- 雨だったため、参加者が当初の予定からだいぶ少なかったと思いますが、その分たくさん戦が出来て、とても楽しかったです。
- 娘も最初はしぶしぶ付き添っての参加でしたが、終わった後は楽しかった!と満足していました。
- 参加した子供も応援していた親の私もとても楽しかったです
今回は初めてチャンバラ合戦に参加されたかも多かったようですが、「楽しかった」とのご感想をたくさんいただくことができました。嬉しいお声の数々、誠にありがとうございました!
歴史イベントでチャンバラ合戦をおすすめする理由
ここからは、歴史イベントでチャンバラ合戦をおすすめする理由をお伝えします。
圧倒的な非日常体験
チャンバラ合戦は、戦国時代の合戦を追体験できる、唯一無二のアクティビティです。参加者は仲間とともに戦略を練り、雄叫びをあげ、刀を手にして果敢に敵に立ち向かいます。圧倒的な非日常体験ができるので、マンネリ化した歴史イベントを刷新できます。
地域の歴史を知るきっかけに
チャンバラ合戦の魅力は、地域の歴史を取り入れてオリジナルのシナリオを作成できる点です。過去実際にあった合戦を再現したり、地域の有名な武将を戦わせたりと、地域の歴史を知るきっかけを作れます。
大人から子どもまで、何人でも楽しめる
チャンバラ合戦はルールが非常にシンプルで、運動能力に左右されないアクティビティです。ときには小さな子供が大人を凌駕することもあり、年齢や性別を問わず誰でも楽しむことができます。また、今回のような数十名規模での開催から1000名まで、幅広い人数に対応しています。
プロの演出で、どこでも戦場に早変わり!
チャンバラ合戦の運営を行うのは、イベント運営を年間約500件行う株式会社IKUSA。参加者の気持ちを昂らせる専属MCや戦国の雰囲気を醸し出すBGM、のぼりなどの装飾で、戦場の空気感を作り出すことが可能です。また、城跡や公園、体育館など、屋内外問わずどこでも実施が可能です。
まとめ
この度は、鹿児島県・鶴丸城跡にて実施したチャンバラ合戦の様子をお届けいたしました!
立派な御楼門を見ながらチャンバラ合戦を行うことができ、感謝感激なたまこでございました。
ご参加いただいた鹿児島のお侍様たちは、誠にありがとうございました!
またどこかの戦場でお会いいたしましょう!