updated: 2024
【開催事例】「防災ヒーロー入団試験」アリオ上尾様
防災ヒーロー入団試験とは?
防災ヒーロー入団試験とは子供から大人まで楽しめる体験学習型アクティビティです。
子供たちは災害時に「自分で助かる、他人を助ける」ヒーローになるために、防災にまつわるいくつかのワークショップを体験します。頭と体を駆使しながら、防災に関する様々な知識を遊びとして体験し学ぶことできます。
「何か実りのあるイベントをやりたい」「防災のイベントをやりたいが人が集まらない…」そんなお悩みを持つ担当者の方、必見のコンテンツです!
みんなで楽しむ!当日の様子
当日はあいにくの雨。「はたしてお客様は来てくれるのだろうか…」
スタッフも不安に思いながら雨の中頑張って設営しました。
ここからは、防災ヒーロー入団試験inアリオ上尾で行われた3種目について、当日の様子をお伝えいたします!
新聞紙で簡単!防災スリッパづくり
第一種目は「防災スリッパづくり」。災害直後はガレキや落ちたガラスの破片などが散らばり、裸足で歩くのが大変危険です。そんな時は、簡単に作れる防災スリッパがあればもう安心。実際に、東日本大震災で被災した方々も使っていた便利なスリッパの作り方をここでは学べます!
ガレキやガラスの破片に模したこの足ツボマットを、スリッパを履いてゴールまでたどり着くことができればクリアです。
まずはスタッフのお姉さんから防災スリッパの作り方を伝授してもらいます。
簡単に作ることができるので、小さいお子様でもスイスイっと折れちゃいます。
もちろんお母さんやお父さんと一緒に作ってもらうことも可能です。
さあ、折れたらいざスリッパを履いて出陣!
お兄ちゃんはこんな道でもへっちゃらな様子。「全然痛くない~」と言いながらささっとゴールしちゃいました。
おとうとくんもお母さんに手を引いてもらいながら難なくクリア。
段差や山があってもどんどん前へ前へ。子供たちはさくっとクリアしちゃいます。
簡単そうに見えるので「ここのコース楽なんじゃないか?」と思ったそこのあなた!
これ、実は大人が乗るとかなり痛いのです。スタッフがスリッパを履かずテストプレイをしたときは阿鼻叫喚…。改めて、若さと防災スリッパの凄さに驚愕です。
クリアしたらハンコをもらって次の種目へ!
狙え!水消火器で消火訓練!
第二種目は、水消火器を使った消火訓練です。火が描かれた3枚の的を水の入った消火器で消していく射的ゲームです。消火器は普段みんながいる幼稚園や小学校、マンションや会社に必ず設置されているものです。消火器の使用方法を順番に解説するので、正しい消火器の使い方を身に着けることができます。実際に消火器を使う貴重な体験ができますよ!
まずは消火器の使い方をしっかりとレクチャーします。
幼いお子様でも身につけられるよう、一から丁寧にお伝えします。
身長の半分ぐらいある消火器も使い方さえわかれば簡単に使えちゃいます。
ホースとノズルを本体から外して持ち、利き腕でしっかりレバーを握ります。
そして狙いを定めて……発射!
もちろん水には限りがあります。しっかりと狙いを定めて的を倒さないと火をすべて消すことができません。もし災害直後に火災が起きていたら、焦らずしっかりと狙って火を消すことが大切です。
一人で3枚一気に的を倒してしまう頼もしいヒーローもいました!
有事の際には、消火器を使えば被害リスクを最小限に抑えることができるでしょう。
歩いて学ぼう!防災クイズラリー
第三種目は、謎解き型のクイズラリーです。アリオ上尾内のいたるところに配置されたパネルを解き進めて最後のキーワードを導き出します。
最後のクイズを解きすすめることができれば、真の防災ヒーローとなることができます。
もちろん、家族みんなでアリオ上尾を楽しみながら合間にクイズラリーを楽しむこともできます。みんなで知識を深めて防災について考えるきっかけを作りましょう。
災害時に必要な荷物のクイズや、避難時の心得などクイズの種類は多岐に渡ります。
重要なことばかりなので、覚えておくととても便利です!
さあ、すべての種目を終えることができたら受付に戻りましょう!
これでばっちり!防災ヒーロー認定証バッジ
すべての種目を終えて三つのはんこを手に入れることができたら
ついに防災ヒーロー認定です!
まずは隊員の証であるバッジを作っていきましょう。
みんな思い思いの認定証を作って、缶バッジにしていきます。
機械のレバーを頑張って押し込めば……完成です!
完成したバッジを持ってみんな笑顔の防災ヒーロー達。
もうたくさんの人々を助けることができる、立派なヒーローです!
みんなの笑顔を見ていると、スタッフたちばかりかお天道様も笑顔になったらしく……
アリオ上尾の上にはいつの間にか分厚い雲をかきわけて太陽がキラキラと輝いていました。
参加してくれた防災ヒーローのみなさん、ありがとうございました!
防災ヒーロー入団試験を行うメリット
今回防災ヒーロー入団試験は株式会社IKUSAの「あそび防災プロジェクト」の一環として開催されました。「あそび防災プロジェクト」とは防災に興味がない、興味があるけど動き出せない人に、防災に触れるきっかけをつくるためのプロジェクトです。
日本の防災の課題である「自助」「共助」の経験値を「あそび」を通じて増やしていくことを目的としています。
では、防災ヒーロー入団試験を行うメリットについて、3つの点に分けてご紹介いたします。
子供から大人まで楽しく遊べる
防災ヒーロー入団試験で体験できる種目はそのほとんどが子供も大人も楽しめるものになっています。身体能力や学力などは必要なく、楽しい「あそび」を通じて防災知識を学べるため参加ハードルがかなり低いです。競技のカスタマイズも可能なためイベント担当者様のご要望に合わせたご提案が可能です。
フェーズごとに防災を学べる
防災ヒーロー入団試験では、「事前準備」「災害発生」「発災直後」「避難生活」「生活再建」という5つのフェーズごとに防災を学べます。防災はフェーズによって必要な知識やスキルが異なるため、それぞれのフェーズに合わせた学びと体験が必要です。特に今回実施した「防災スリッパづくり」や「消火訓練」は「発災直後」の競技です。他にも様々な種目があるのでぜひご相談ください!
家族・地域の交流になる防災
防災ヒーロー入団試験では座学や映像を見るのではなく、楽しい「あそび」を通じ参加者様に防災について考えるきっかけを与えるコンテンツです。普段あまり防災について考えていなかったご家族の中で防災について話し合うことで、より「自助」「共助」できる人々を増やすことができるでしょう。また、防災の日や特別な日に開催することによって過去の災害体験をより多くの次の世代へと伝えていくことができます。個人だけでなく家族・地域の交流となる防災イベントです。
まとめ
防災ヒーロー入団試験は、防災の各フェーズにおいて、体験型のあそびを通じて子供から大人まで楽しく学べる家族・地域の交流になる防災イベントです。
防災の日や過去の災害体験を風化させず、防災を自分自身で考えるきっかけを作ります。
防災イベントといえば、防災へ興味のない人の集客に苦労したり自分たちの地域や対象に合った内容を求められたりすることもあるかと思います。そういった機会に防災ヒーロー入団試験はとてもおすすめです。
防災イベント、その他集客イベントなどをご検討の商業施設さまや自治体さま、ぜひ一度イベント運営実績の豊富な株式会社IKUSAまでお問い合わせくださいませ!