企業研修

2021 05.13

リモ研研修

集合研修とどこが違う?オンライン研修のメリットとデメリット

チョビベリー
集合研修とどこが違う?オンライン研修のメリットとデメリット

新入社員研修、内定者研修、OJT研修など、会社員が受講する研修は数多くあります。しかし、新型コロナウイルスの影響により、これらの研修はオンライン上での開催に移行する企業が増えてきました。

今までは受講者が1つの会場に集まって行われていた研修がオンラインに変わった場合、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。主催者はその特徴をしっかりと理解した上でオンライン研修を開催する必要があります。

 

会議・研修・説明会はオンライン開催が主流になった

企業にとって、社員の学びや成長の機会に研修という制度は欠かせません。1つの会場に参加者が集まって同じ研修内容を受講していた集合研修ですが、現在では新型コロナウイルスの影響により、大勢の人が顔を見合わせて研修を行うことが難しくなりました。研修はすべてオンラインで開催され、参加者がPCやスマートフォンを使い自席や自宅など、離れた場所からWeb上で受講する「オンライン研修」が主流になってきています。

同様に、社内外で行われる会議や説明会などもオンライン上で開催することが一般的になりつつあります。これは何度かオンライン上で会議や説明会を繰り返すうちに、主催者が感染症対策に加えて「参加者が1か所に集まる必要がない」という点に気づいたことが挙げられます。そのため、新型コロナウイルスが収束した後も引き続き研修や会議はオンラインで行われるようになるでしょう。

 

集合研修をオンラインにした場合のメリット

集合研修をオンラインで開催した場合、メリットとデメリットがいくつかあります。まずはオンライン研修のメリットを紹介します。

 

1.全国どこにいても受講できる

オンライン研修は、ネット環境とWeb会議ツールさえあればどこにいても受講できます。在宅からでもリモートで参加できるため、当日の天候が悪くて公共交通機関が動いていない場合、体調が悪くて会場まで直接足を運べない場合などでも参加することが可能です。

また、外出中に混雑した公共交通機関を使うことでウイルスに感染するといった心配がないため、受講者はストレスを感じず安心して参加することが可能です。集合研修の場合は大勢の人数が集まることによるクラスターの発生を防ぐことにつながるため、リスク回避にもなります。オンライン研修は特に全国に支社がある、社員の数が多い企業にとってメリットが大きいといえるでしょう。

 

2.コストが大幅に削減できる

オンライン研修は、集合研修と比べて大きなコスト削減の機会となります。たとえば全国に支社がある企業が研修のために社員を本社に集める場合、社員の交通費や宿泊費、昼食代などの費用が大幅に削減できます。また、受講者全員が入れる広い会場が必要なくなるため、レンタルスペースなどの場所を確保するコストも削減できます。研修が数日にわたる場合などはさらに経費が削減できるでしょう。

オンライン研修では当日の受付や案内係、照明やマイク係など会場に必要な運営スタッフも減らすことができ、人数分必要な大量の資料を印刷するコストも必要ありません。会場を探すことや連絡といった準備に関する事務手続きの負担も大幅に削減できるため、人件費も減らすことが可能です。

 

3.情報や教育の均一化につながる

受講者が会場に集まるタイプの研修の場合、場所の遠さや時間の都合で受講できなかったり、同じ研修内容でも日程が分かれることで情報収集のタイミングが遅れてしまったりというデメリットがあります。

オンライン研修の場合はどこにいてもリアルタイムの受講ができるため、本社にいる人間と支社の人間で教育格差が生まれてしまうといったことが生じません。社内間で不満が出るリスクも避けられるため、特に社員を多く抱える企業や支社・支店を複数持つ企業にとっては一般的な集合研修よりもオンライン研修を導入するべきでしょう。

 

4. 時間を効率的に使うことができる

オンライン研修の場合は直接会場まで行く必要がありません。そのため、支社の社員が本社に到着するまでの時間などを考慮する必要がありましたが、オンライン研修では参加者が移動や準備といった時間を省けるため、そういったタイムロスが生じず効率的に研修を受講することができます。今まで遠方の研修会場まで前泊が必要だった場合など、往復の時間を考えると大幅に時間を短縮できるでしょう。

また、集合研修の場合は会場を確保している時間の都合などで研修内容や受講者からの質問時間に制限がありましたが、オンライン研修であれば研修時間そのものを自由に設定することができます。天変地異や講師の体調不良など、急なリスケにも対応しやすいのはオンライン研修の大きなメリットでしょう。

 

5. マスクなしで研修・受講できる

コロナ禍ではマスク着用がエチケットのため、集団研修を行う場合は講師と受講側でお互いの表情が分かりにくいというデメリットがあります。集団研修では感染リスクを避けて一定の距離を保つ必要がありますが、オンライン研修であればお互いの距離や会話中の飛沫を心配する必要がなく、マスクを着用する必要がありません。そのため、カメラワーク次第で講師の表情を見ながら研修を受けることが可能です。

 

6.再受講がしやすい

オンライン研修では、研修内容を録画して保存することで、当日他の用事や体調不良などで参加できない人も研修の終了後に受講したり、研修内容をもう一度聞きたいといったときに再受講したりといったことができます。複数の人間が参加できない場合でも大幅にスケジュールを調整する必要がなく、比較的スムーズに日程を決めることが可能です。

毎年同じ講義を行う場合などは、コンテンツとして保管しておくことで講師が何度も同じ講義をする必要がなく、研修の開催費用や準備の負担が大幅に削減できます。もともとカメラワークはオンラインやリモート受講を前提としている場合、研修内容はより受講者にとって分かりやすい内容になっているため、集合研修よりも再受講しやすいというメリットもあります。

また、再受講の際には倍速再生をしたり、自分が聞きたい内容だけ集中的に受講したりといったことも可能です。研修が長時間にわたる場合など、時間を効率的に使うことができるでしょう。

集合研修をオンラインにした場合のデメリット

オンライン研修にはたくさんメリットがありますが、オフラインで開催する集合研修と比べてデメリットもいくつかあります。どのようなデメリットがあるのか、しっかりと把握した上でオンライン研修を導入しましょう。

 

1.情報漏洩のリスクがある

オンライン研修では自席や自宅のPC、スマホで受講するため、一般的な集合研修と比べると情報漏洩やウイルス感染、サイバー攻撃などのリスクがアップします。受講にはパスワードを設けるほか、受講側の各PCにセキュリティーソフトを入れておくなどできる限りの対策を行うことが必要です。

また、オンライン研修ではすべての受講者の様子を確認することも難しいため、研修前に基本的な情報の取り扱いについてルールを徹底するなど、受講側のコンプライアンスの意識を高めておくことも重要でしょう。

 

2.環境が整わないと受講できない

オンライン研修を受講するためには、快適なネット環境とWeb会議ツールを使えることが前提です。研修の当日までに最低限の機材(デバイスやネットワーク)のほか、ヘッドセットやイヤホンを用意し、事前に動作確認をする必要があるでしょう。特に初回の研修はすべての受講者が最初からスムーズに接続できる可能性が低いため、準備のための時間を設けたりマニュアルを作ったりといった、不慣れな参加者に対しての配慮が必要です。

また、支店などの研修を受ける場所でWi-Fiなどの機材を購入するといった、オンライン研修用の新たなコストが発生する場合もあるでしょう。

 

3.実習型の研修は難しい

オンライン研修では参加者が直接手や体を動かしたり、五感を使ったりという実習型の研修ができません。また、ロールプレイングやグループワーク、ワークショップといった、その場で話し合いって発表を行うような集合研修にも不向きです。他の参加者と同時にリアルな体験ができるオフラインでの研修と比べると、オンライン研修は受講者の理解度も落ちてしまうというデメリットがあるでしょう。

グループワークなど他の参加者との交流が必要な場合は、今まで通り集団でのオフライン研修も並行して行うといった工夫が必要です。

 

4. 受講者の集中力が持続しない

オンライン研修は、対面で受講する集団研修よりも集中力やモチベーションが落ちやすいといわれています。これは他人が大勢いる会場での研修と、自分が落ち着く場所で受講することを比べると当然といえるでしょう。

同じ画面を長時間見続けることのストレスもあるため、研修が数時間にわたる場合は運営側が途中に休憩を挟むことや、受講者が飽きてしまわないような工夫が必要です。研修後に内容を理解できているか、レポート提出やテストを実施するのもいいでしょう。

 

5. 他の参加者と交流できない

集合研修では近くに座った人と雑談したり名刺交換をしたり、研修後の懇親会に参加したりといったコミュニケーションを取ることができます。そこで社内外の情報交換を行い、業務に効果的な影響を与えることも珍しくありません。しかし、個別に参加できるオンライン研修ではそうはいきません。すべて自席や自宅でのリモート参加で完結できるため、オンライン研修は集合研修と比べて他の参加者との交流がなく、仲間意識や社内間のネットワークの構築ができないというデメリットがあります。

全国に支社や支店がある企業などでは、集合研修がオンラインに変わることで他の社員との交流の機会を奪ってしまうことにつながります。今まで研修と合わせて交流会を行っていた場合、社員同士の交流の場は別でイベントを設けるなどの工夫が必要です。

 

6. 強制力がない

オンライン研修では、受講側が「参加するかしないか」を選択することができます。また、研修が終わるまでモニターの前にずっと座っていなければいけないという強制力もありません。必要であれば実際に受講しているかどうかをチェックできるようなシステムを導入する、支社からのリモート受講であれば自宅や自席よりも各支社の会議室を使って少人数で受講するなど、複数名での受講を検討してもいいでしょう。

 

社外のオンライン研修サービスも検討しよう

研修の対象が新入社員なのか、社外向けなのか、研修内容がビジネスマナーなのかPDCAなのかなど、参加者や内容によって研修の方法は異なります。また、研修には知識を学ぶ講習型と、学んだ知識を実際に活用する実習型が存在しますが、オンライン研修でできることは限られています。

実際にどのような研修方法が向いているか分からない場合は、オンライン研修のサービスを行っている専門業者に委託するのもオススメです。現在はオンライン研修を導入する企業が増えたため、プロの講師陣が研修を行う企業や独自のプログラムを組んでもらえるサービス、リモートワークでもチームビルディングができるサービスなど、さまざまな種類のオンライン研修が存在します。

自社にオンライン研修用の機材がない場合はレンタルサービスも依頼できるため、オンライン研修に不慣れな場合は一度検討してみるといいでしょう。

株式会社IKUSAは、オンラインで楽しく学べる、体験型研修サービスを展開しています。

代表的な研修プログラム「リモ研」では、オンラインコミュニケーションのポイントやビデオチャットツールの使い方等に関する講義を受けた後、チームビルディング型謎解きゲーム「リモ謎」を体験できます。学びを即実践に移せるので、スキルの定着を図れる研修となっています。また、ゲームを通して参加者同士のコミュニケーションも深められます。

そのほかにも、合意形成の過程を体感できる「合意形成研修 コンセンサスゲーム ONLINE」や、防災研修として活用可能な「おうち防災運動会」などのユニークな体験型研修をご用意しています。ご興味をお持ちの方はお気軽にご相談ください。資料ダウンロードはこちら

まとめ

オンライン研修はどこにいても受講できる、時間を効率的に使えるなどさまざまなメリットがある反面、内容が実習型の研修は難しいなどのデメリットもあります。感染症対策としてオンライン研修が一般的になってきている現在、研修を開催する主催者はそれぞれの特徴を把握した上で自社の内容に合ったオンライン研修を行うようにしましょう。

この記事を書いた人

チョビベリー
1982年生まれ。京都市立芸術大学日本画専攻卒業。柔道・ボクシング・極真空手の経歴をもつ普通のOL。複数のWEBサイトで記事を執筆するかたわら、自身の恥をかきさらす意識ぬるい系ブログ『チョベリグ!』を更新中。特技は速読、ダメ出し、絵を描くこと。

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