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【開催事例】「戦国ワークショップ」桑折西山城ライブ2020
年が明けて2021年になりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大はなかなか止まらないどころか、勢いが増しているようにも思います。2020年はまさに人との関わり方、触れ合い方を変えていかなければならない年でしたね。
弊社でもなかなか例年のように多くのリアルイベントを開催できず、やきもきした1年でした。しかしその中で安全かつ充実したイベントを開催できているのが、「ワークショップ」です。
先日も、「富山城フェス2020」で行われたワークショップの模様をお伝えいたしました。
https://ikusa.jp/2020120413028/
【開催事例】「戦国ワークショップ」富山城フェス2020
「外イベントでも非接触で盛り上がる」イベントとして、おすすめしています。
そして今回は、昨年10月に福島県桑折町で開催されたワークショップイベントの模様をお届けします。
今回のイベントについて
年が明けて本年・2021年の全国山城サミット開催を目指す福島県桑折町では、そのプレ大会として、昨年10月11日に「桑折町西山城ライブ2020」を開催しました。
「ライブ」と名のつくとおり、ライブ形式で様々なプログラムが行われました。また当日はYouTubeライブでの生配信を実施。リモート時代に合わせて、現地に来られなくても楽しめるライブイベントとなりました。
当日は目玉として、俳優・高橋英樹氏と城郭研究の第一人者である奈良大学教授・千田嘉博氏の「スペシャル歴史トーク」をはじめ、東北のご当地武将隊である『伊達武将隊』による演舞などが披露されました。みちのくの雄、伊達政宗公が生誕したこの地ならではの、歴史を絡めた充実のプログラムでした。
非接触イベントとしておすすめの「戦国ワークショップ」
そして会場では、われわれIKUSAオリジナルのワークショップ「戦国ワークショップ」も開催されました。子どもたちが刀や甲冑など戦国にちなんだアイテムを作ることができるコンテンツで、参加は桑折町民限定で行われました。
われわれが普段行なっている「チャンバラ合戦」や「戦国運動会」「戦国宝探し」などの場合、どうしても多くの人が一箇所に密集してしまう場面や、味方同士・仲間同士でおしゃべりが盛り上がってしまう場面、場合によっては会話が必要不可欠になってしまうような場面も出てきます。また、特にチャンバラ合戦や運動会などの場合、熱中してマスクを外してしまうような恐れもあります。それらのことを考えると、現在はなかなか開催できるコンテンツが限られてしまいます。
しかしワークショップの場合、参加者同士の距離をしっかり空けることができるほか、大きな声で話す必要もなく、またマスクをしていて支障のない作業であるため、感染リスクを最大限に抑えた運営が可能になっています。
今回の「桑折町西山城ライブ2020」では、
- 刀づくり
- 甲冑エプロンづくり
- 万華鏡づくり
- 缶バッジづくり
の4つのワークショップをご用意しました。
ここからは当日の様子について写真とともにご紹介いたします。
戦国ワークショップin桑折町西山城ライブ2020の様子をご紹介!
ワークショップは室内での実施。広いスペースをご用意いただき、会場入り口には「戦国」にちなんで甲冑が置かれました。
続々と会場へ訪れてくれるご家族連れのみなさま……!
受付もソーシャルディスタンスを保ち、検温と消毒をしっかり行います。
会場内はこのような感じ。
各ワークショップごとに十分なスペースをとり、参加者のワークスペースもご家族ごとに距離を空けることで、ソーシャルディスタンスを保つことができました。
各コーナーでも体験前にしっかり消毒。手を使って行うワークショップだからこそ、手の消毒は念入りに行うことが大切です。
ここからは各ワークショップを見ていきましょう。
こちらは刀づくり。戦国ワークショップの中でも、毎回とても人気のワークショップです。
スポンジでできたまっさらな刀を、みんな思いおもいに色づけていきます。
特に昨年目立ったのは、大人気アニメ『鬼滅の刃』をモチーフにしたもの。代名詞とも言える黒とグリーンのチェック柄や、「鬼滅」の文字など、その人気ぶりが子供たちの作り上げる刀から伝わってきます。
刀が出来上がると、さっそく構えたくなってしまいます。こちらの姉弟も、自作のお気に入りの刀を構えて一枚。
ちなみに真ん中に写っているのは、桑折町のゆるキャラ「ホタピー」です。
続いては、甲冑エプロンづくり。
甲冑デザインのエプロンに絵を描き、オリジナルの甲冑エプロンを作ります。
好きな色を作って、甲冑エプロンに描いていく。刀づくりのようにカラーペンで自由自在に描いていくのも楽しいですが、このように絵の具を使って描いていくのもまた違った楽しさがありますね。
こちらは万華鏡づくり。作り方の手引きを見ながら、専用のキットと和紙柄の折り紙を使って万華鏡を作ります。
万華鏡を覗いた時に現れる模様となる材料は、自分で選んで入れていきます。どの材料をどれくらい入れるかによって、現れる色も模様も変わってくるため、世界に一つだけの万華鏡を作ることができます。
最後のパーツをはめて、完成……と、出来上がったらすぐに覗き込んでしまいますよね。作る工程もなかなか簡単ではないため、実は達成感と満足度が高いワークショップです。
最後は缶バッジづくり。あらかじめ用意されたいくつかの絵柄の中から好きなものを選び、専用の工具を使って缶バッジを作ります。
豊富な十数種類の絵柄があるため、きっとお気に入りのものが見つかるはず。工具の使い方もスタッフがちゃんとレクチャーし、サポートしながら使用していくので、安心です。
缶バッジも、子供たちには大人気のグッズです。
手にする機会はたくさんありますが、なかなか自分で作ることのできる機会というのはないため、みんなワクワクしながら作ります。
ホタピーもご満悦の、とても楽しいワークショップでした!
まとめ
今回は、「桑折町西山城ライブ2020」にて開催された「戦国ワークショップ」の模様をお届けいたしました。
大勢が密になってしまうイベントがなかなか開催できなくなっている時代だからこそ、人と人とが触れ合うことのできる機会がこれまで以上に貴重で、大切なものになってきています。ワークショップのように飛沫対策やソーシャルディスタンスを徹底することのできるコンテンツは、いまの時代に“ぎりぎり”人との直接の関わりを楽しむことのできるものなのではないでしょうか。
ご家族を対象にしたワークショップの開催をお考えの自治体さまや企業さま、ぜひいちど株式会社IKUSAまでお問い合わせくださいませ。